2008年05月13日

【公務員制度改革法案】

公務員制度改革法案


「政権の疑惑を追求せよ」第二十弾
福田政治に物申す。(H20・05・13)


大胆かつ有効な制度改革法案でなければ、公務員制度改革法案は意味が無い。
今回は、ただの国民に対する言い訳のアピール程度の制度改革で済まさせてはいけない。
天下りの禁止程度では、「無駄使いを止めろ」と言って止めるような相手ではないから、またぞろ次の手を考えるのが官僚の本質である。
そこで大胆な提案をする。

現在問題に成っているあらゆる事案に大きく関わっているのが、「官僚制度のあり方」とその運用である。
「年金問題(含む境保険庁の責任問題)」しかり「医療制度(含む後期高齢者)」しかり「道路特定財源」しかりその他全てに共通するのは「税の使い道の不透明さ」である。
これらを個別の論議にすり替え、「ああでもないこうでもない」と言っているが、禍根の根を絶たねば形を変えるだけで本質は変わらない。
そもそも天下りの為に増殖して行く「特殊法人」に批判が集中しながら、「公務員制度改革法案」に関して政府は消極的である。

理由は簡単で、現在の制度の下では「既得権益」の為にスクラムを組んだ役人にサボタージュされては何も出来ないからである。
しかし塩川元財務大臣が言った「母屋でおかゆ、離れですき焼き」に表現される別枠財源(特別会計)の使途が役人の甘い生活を支えるようでは、主権者の国民は何の為に納税しているのだろうか?

「特別会計」については、一般会計の四倍が「特別会計」でこれは国会審議は通らない勝手に使える予算で、無駄使いの温床である。
国会の予算審議とは別枠で各省庁が勝手に使える金で、正直そちらの方が額が多いのだから国会の予算審議が茶番劇に見えて来る。

考えて見て欲しいが、各省庁及び天下り特殊法人で次々明らかになる「目的外流用」や「不当厚遇おてもり使用」と「私的流用」・・・。
これらは民間企業だったら「株主に対する背任行為」で「立派な犯罪」である。
つまり役人のこうした行状は「納税者で主権者」である国民に対する「背任行為」なのだが、政府の役人に対しての対応は甘く「今後はさせません」や「これからは気付けます」で済ませてしまう。
こうした事に毅然たる態度が出来ない政府や公務員制度では、国民は納得しないだろう。

この国会でも「公務員制度改革法案」が審議入りしたのだが、どうも遅々として進む様子がない。
もう何年も前に【官僚大国日本から脱出する方法】と言う提案をしたが、ここで再び提案する。
政治家vs官僚の一番の問題点は、政治家一人にせいぜい十から二十人の秘書、対する官僚は一省で数万人の職員と外郭団体、情報量や機動力で最初から勝負には成らない。
その上公務員上級職採用試験に合格するほどずる賢いと来ている。
この状況で公務員制度を改革するにはどうすべきか?

政治改革の本丸は、「公務員制度改革法案」と「官僚の裁量権の監視強化」である。
万が一にも、この「元凶」が手付かずで温存されては真の改革は成されない。
まず各省庁をスリム化し、余剰人員は国会議員の議員特別補助官スタッフとして各省庁から議員一人に十名の割りで移籍させる方が余ほど国の為になる。
どうせ現在も公務員の人件費は掛かっているのだから、各省庁をスリム化すれば議員に付ける「議員特別補助官」の人件費はまかなえる。

それこそ、天下り特殊法人(公社・公団の類)から本省に至るまで、血税の無駄使いに対し「強制力のある調査権」を【与野党の別なく】国会議員一人ずつに権限付与し、更に各省庁のスリム化をし、各省庁のスリム化で余り出て来る人件費予算で議員特別スタッフとして一名の有識者と十名の各省庁から移籍の補助官を「裁量権議員監視官」として任命し配置する計画案である。
予め念押しするが、野党の議員にこの権限を持たせないで、政府の御用機関だけでこれをやらせようとするのは実務的に役に立たない。
政権維持や政権攻撃為の「裁量権議員監視官」ではなく、純粋に官僚の犯罪的悪行を与野党一致で権限を獲得し、無駄使いさせない構造改革法案を成立すべきである。

裁量権議員監視官と議員特別補助官は、いずれの省庁にも所属せず、別に庁舎を設けて調査指揮権は独立して議員にある事とする。
与野党を問わず、どんな政権が出来たとしても、ここに手を入れねば過去の二の舞である。
現在の「国政調査権」では実質的に限界が有るのは現状の有様が立証済で、政治家が今の官僚と五分に戦える様になるにはこれしかない。
政変があってもここが変わらないと、意味を成さないのだ。

「裁量権議員監視官」一名は、行政改革担当相が民間から登用し直接任命する。
法学、経済学分野の若手助手、助教授辺りに供給源を期待したい。
正義感に燃えて使命を果たせば彼らの生きた実務の勉強にも成り、人材の養成にもなる。
郵政改革などの各論より、総論であるこの法案「裁量権議員監視官法案」を、総選挙後の国会で是非成立して欲しい。

小泉改革の正体

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