2008年06月30日

【高齢者介護事業の危機】

【高齢者介護事業の危機】



「政権の疑惑を追求せよ」第三十三弾
福田政治に物申す。(H20・06・30)


元々人間には、裏と表がある。
典型的な事象は職業の選択で、火事が好きな放火魔消防士(消防団員)や幼児・少年少女が好きな変態教員、こう言う事例は沢山有るが、いずれも当人は「仕事熱心」と言う評価である。
つまり「好きな事」だからこそ熱心なのだが、「好きにも裏と表がある」と言う事で、「仕事熱心」な相手に「全幅の信頼」が置ける訳ではない。
この理屈で行くと、本来犯罪を取り締まるべき人間(司法関係者や警察官)があるまじき犯罪を犯しても不思議は無い理屈である。
いや、むしろ「仕事熱心な相手」こそは、疑って掛かるべき相手かも知れない。
勿論宗教家も半分は真面目な方も居られるのだが、人の心を操るのであるから半分は邪(よこしま)な心から宗教家に成った者がいて、性に生臭であっても不思議は無い。
しかし待てよ、性に生臭である事が本当に邪(よこしま)な心なのだろうか?
「良いSEX」をして居る人間に「絶望」は無い。
これを言い代えれば、貴方が「良いSEX」をして居なければ、貴方には明るい未来が無い理屈である。
人生において、性は生に通じる大事な脳内シグナルであり、人間も生物で有る以上は法律や信仰だけではその影響を避けられない。
つまり性を制御するだけではその影響が避けられない以上、本来なら人間社会は素直に誰にでも「なるべく良いSEX」が出来る環境を、精神思想において慈愛の中で醸成すべきだった。
にも関わらず性本能が避けられないもので有るからこそ、言わば知恵の浅い宗教家の陰謀で、主に「禁欲」を信仰上のもったいを付ける為の手段として禁欲的な性に対する考え方が広がった。
性欲が人間にとって大問題だったから哲学や宗教の中で処理しようとするのだが、元々本能に起因する事を理論でねじ伏せようとするのは無理があり、制御できないから性欲を問答無用で「恥ずかしいもの」にしてしまった。
男女平等を誤解して男女の生物的特性まで否定する事は、他の動物同様に持ち合わせている人間の「生態系を壊す」と言う事に成る。
つまり人間は、生き物としての自らを否定するほど傲慢な恥ずかしい存在なのである。

「公僕」と言われる官僚や「選良」と言われる議員先生もそんなところで、半分くらいの人間が白々しい建前の善意ばかりで、裏に潜む本音の心は別の価値観(己の欲)に生きている。
つまり官僚や議員先生が、「ある制度の立法」に必要以上に熱心になる時には「何か裏がある」と思って間違いはない。
言い方を代えれば、彼らの得にならない事には酷く冷淡であるから良く見ておいて欲しい。
肩書きが立派なほど「裏」のある奴が多いのがこの世の中で、現在の政治家や官僚が建前の善意の後ろで本音の甘い汁を吸っていては、正しい社会など出来る訳が無い。
とにかく、政府のほとんどの政策が国民に対する見せ掛けだけの格好(ポーズ)造りで、「実効性などは二の次」と言う一種のアリバイ造りである。
介護事業者の倒産は平成二十年に成って最悪のデーターを示している。
平成十二年に介護保険制度導入以来、最悪の介護事業者の倒産を招いているのは二年前の「小泉政権下」で給付費抑制目的の改定(改悪)が為され、介護報酬が引き下げられた事が主因である。
この改定で訪問介護は報酬引き下げが直撃し、施設系は食費と居住費が全額利用者の負担となった影響で退所者が増加、施設経営を圧迫している。
今日の混乱が在る事は、「小泉政権下」で給付費抑制目的の改定(改悪)が為された時から充分に予測ができた。
ところが、国民も野党議員までも小泉パホーマンス人気の威力に騙されて、介護報酬改定の本質と影響を問う事をしなかった。
そもそも、単語の中には無数のメッセージがあり、単語だけしか話さない男を「解り易い」と評する人間は、頭を使う事から自分を避けて生きている人種であり、小泉氏にバカにされている事に気が付かない。
高齢者介護制度だけではなく、今になって小泉パホーマンスに惑わされたその「無知の付け」が庶民に沢山回って来ている現実に、この事が「小泉政権の仕業」と気がついているのだろうか?
最初に感じたのは、訪問介護におけるヘルパーの収入の問題である。
実態から言うと時給は八百〜九百円ほどだが、業者の事務所からその要介護対象者のお宅へ伺って帰って来るまでで、時給対象になるのはその要介護者宅での介護時間だけで、訪問に要する時間とその経費(交通費や燃料費)は一円も出所が無いのである。
元々訪問介護ヘルパーは食事時に集中するケースが多く、要介護対象者の介護希望時間は集中するから、職業として一日平均した訪問の機会には最初から恵まれない仕事でも有る。
勿論生計は立てられず、食べては行けないからヘルパーの資格者がどんどん他業種に流出して人手不足に陥り、介護事業者の倒産件数が膨らんでいる。
施設業者も、給付費抑制で努力だけでは対応できない限界に達しており、業界全体が悪循環に陥って、いくら良い理念でも「理念だけでは経営が成り立たない処に至っている。」のである。
介護事業者の経営が苦しければ人件費を抑えざるを得ず、そうなれば人材が確保できない悪循環のスパイラルが待っている。
こうした劣悪の条件下では、介護従事者に独立した生計を立てるだけの収入とは結びつかないボランティア精神が前提のようである。
高齢者介護制度における介護ヘルパーへの建前の精神論・・・何処かで聞いた気がする事ではないか?
そう、圧倒的な敵戦力を前にして、「武器も食料も送れないが精神力だけで戦え」と言って無理に戦わせ、死人の山を築いた第二次世界大戦時の指導者達の無策を、日本政府は今また再現しているのである。
こんな酷い制度でも、実態を知らない庶民は「国会で立派な制度が制定されている」と騙されてしまう。
つまり政府と厚生労働省は見せ掛けだけの格好(ポーズ)造りで、最初から「高齢者介護事業」をまともにやる気など無いのである。
この高齢者介護事業のみならず、見せ掛けの「仏造って魂入れず」が、政権党の政治家と官僚の本心だからあらゆる事にその弊害が噴出して来る。
地球温暖化で、もはや米国型の競争経済社会は行き詰まっていたにも関わらず、古ぼけつつあった米国かぶれの経済学者・竹中氏を内閣に取り込み、あらゆる業種を規制緩和して無謀とも言える過当競争社会を招き、結果社会に貧困がはびこって残虐な事件が起こっている。
当然ながらこの規制緩和競争社会は、「地球温暖化対策」にもっとも遠いモデルの「周囲や将来など構っては居られない競争型社会」を構築した点で、明らかに間違いだったのである。

小泉改革の正体

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