2008年08月26日

【蟹工船】

【蟹工船】


「政権の疑惑を追求せよ」第四十弾

福田政治に物申す。(H20・08・26)

最近大きく報道されたが、非常に残酷な「知的障害者を虐めて金を巻き上げる事件」が表面化して逮捕されると、「弱い者を虐めて何が悪い」と開き直る少年がいた。
とんでもない事であるが、良く考えて欲しい。
彼等の言い分は、「金(小使い)が無いからだ」と言う、身勝手な言い分だが「政府の姿勢」とどこが違うのだろうか?
つまり子供達の感性は口先だけで誤魔化されないから後期高齢者に対する保険料天引き徴収や、障害者支援法と言う名の改悪法にしても、金が無い(歳入不足)のだから「弱い者にも負担させて何が悪い」と言う小泉・竹中論理の政治を見本にしているのではないのか?
五十歩百歩のこれを、絶対に分けて考えるべきではない。

つい最近、竹中元大臣が某テレビ局に出演して「日本の国内景気の拡大など世界はどこも望んではいない。」と言い放った。
つまり竹中氏は、世界(彼の言う世界は主に米国だが)が望まないなら、国民が食べる為に国内景気の拡大を望んではいけない事らしい。
喰えない国民が増加傾向にある現在でも、彼は怪しげな「改革路線を進めるべきだ」と頑迷に持論を言い、それで喰えなくなる国民には一顧だにしない。
国民の居ない国家は成り立たないのに、「改革、改革」と聞こえは良いが、竹中氏がしでかした経済改革は国際競争力一辺倒で、その為に国民生活など無視している。

最近「蟹工船(小林多喜二)」や「野麦峠(山本茂実)」が話題になる。
この題材の小説の事の起こりを一言で言うと「生まれ育った土地で、先祖代々の生業では食えないから」である。
そんな時代に昔帰りし、資本家ばかりが「利」を貪る世界が「まともだ」と竹中元大臣は言う。
どうやら竹中経済理論で言うと、中小零細企業や小規模農林漁業は無くても良いらしく、大企業ばかりを優遇して我が国の大切な基礎産業(中小零細企業や小規模農林漁業)を見事に立ち行かなくしてしまった。
確実に大企業を優遇する政策で、体力の弱い中小零細企業や小規模農林漁業にシワ寄せをしておいて、「彼等の企業努力が足りない」と竹中氏は言う。
何を言っても結果を見れば一目瞭然で、とても経済学者が言う事とは思えない愚挙である。
本来派遣労働が許されるのは「高度な技術を有する高収入の働き手」だけの筈であるのに、大企業を儲けさせる低賃金労働者の供給窓口にさせてしまった。
そして何よりも、この小泉政権が元凶の「規制緩和」が、労働法の派遣労働者の適用範囲の緩和分野をドンドン広げた事により、大企業の製造分野は企業側の都合で直ぐに就労契約を停止させる事が出来る期間工や派遣労働者のウエイトを増やして行った。
これは、ワーキングプア(働く貧困層)を大量に出現させたに留まらず、いざとなれば人間を人間とも思わない企業の論理「一方的解雇」がまかり通る事を意味している。
大企業がこう言う低賃金労働者で儲けていては、働き手が身内主体の中小零細企業や小規模農林漁業がやって行ける訳が無いのである。

「蟹工船(小林多喜二)」や「野麦峠(山本茂実)」がリバイバルで読まれるようになったのは、小泉氏と竹中氏の経済対策と労働対策にある。
アメリカ型の勝った者勝ちの大企業優遇策の一環として、派遣労働などの非正規社員の規制を緩くしたのも小泉・竹中政権で、結果若者の就業条件は極端に悪化して大きな社会問題に成っている。
小泉政権は大企業優先の米国型モデル経済推進の為に若者の未来(ニート急増の影に)をも切り捨てた。
米国型モデル経済は勝ち負けを鮮明にするから、僅かな勝ち組と多くの負け組みを生み出し、社会に格差が広がる。
所が、政治の主導権は「勝ち組」が握っているのだから始末が悪い。
自分達の未来に夢が持てなくなった多くの若者達が、あてども無く人生を彷徨っている。

竹中氏が盛んに言う米国は、弁護士ばかりが儲かる私権主義の訴訟大国で、そんなに良い国とも思えない。
移民国家で他民族混在の米国の事情ではそれも仕方が無い事かも知れないが、この二千年の歴史中で単一化した我が国の事情では米国の私権主義は馴染まない筈だった。
ところが、この六十年間の自民党政治が米国式の私権主義教育が行き過ぎた為に単語社会に成って、小泉氏の単語演説のみが判り易い中身の吟味が出来ない若者が増えている。
小泉氏の郵政解散選挙ではこの単語解釈が功を奏して若者が乗せられて小泉自民党が大勝し、衆院で三分の二と言う議席を得て何でも出来る状況作り出し、五年間を確定的な物にした。
単語選挙と読解力
その付けは、長い期間をかけてその単語社会世代の若者達が中心で払わされ続ける事になる。

それもこれも長文の読解力が極端に落ちた結果であるが、その証拠に未だに小泉元総理の熱烈なフアンは単語社会世代の若者と難しい事を考えるのが苦手なノー天気なオバサンである。
彼らは単純に単語の意味に囚われて、単語の用法としての文章を読み取る能力に欠けて居る事に気が付かず、単語の意味だけをを持って成否を決めようとし、それが戦後教育の負の部分である事など理解の他である。
福田内閣は、小泉・竹中路線の歪みを早急に解消しなければ、「日本の未来は無い」と考えるべきである。

小泉改革の正体

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