2009年06月23日

【続・不穏な社会と孤独死】

【続・不穏な社会と孤独死】


麻生総理に物申す。

「不穏な社会」で平等負担(平等格差)の話をし、「孤独死と群れ社会」で中高年の孤独死の話をした。
実はこの二つの命題には或る重大な接点が在る。
その接点を考えると、意外な問題点が生々しく浮かんで来た。

「不穏な社会」で指摘した、入り口では公平だが出口では不公平になる性質(たち)が悪いものが平等負担であるが、実はこの孤独死問題を簡単な発想の綺麗事で「地域社会の協力関係が良くなれば孤独死は無くなる」などと言っている内は考えが浅い。
問題点は地域の自治組織の考え方の基本が平等負担の発想に基づいているからだ。
つまり自治会費も自治会活動の参加も平等負担の考え方で、各戸幾ら幾らの会費、各戸必ず一人づつは最低参加などと余裕がある世帯(家庭)を基準に入り口での「公平」が幅を利かす。
そして勿論の事、それに参加出来ない世帯(家庭)は「不公平だ」と非難される対象に成る。
社会変化に対応せず、未だに昔の大家族時代の「公平感」で自治会が物を考えるから、高齢者(老々)世帯や独居世帯にも平等負担を持ちまわる。
しかしこの事は、収入に劣る世帯(家庭)や自治会活動に参加出来ない何らかの事情を抱える世帯には免除されても重荷になる。

小泉政権以来の自民党の政策で、高齢者の年金収入は減らされ医療負担は重くなり、普通の家庭でも孫に小使いをやりたくてもやれない中高齢者は増え、中には生活費に窮して親戚縁者、友人知人との付き合いに包む金のも事欠く世帯(家庭)も増えている。
非正規労働者は生きて行くに精一杯で、近隣や親戚縁者、友人知人との付き合いに金も余裕もない。
そこから始まるのは、近隣や親戚縁者、友人知人との接触を絶つ事である。
何か事が在れば「言ってくれれば良かったのに」と建前を言うが、人間誰だって自尊心はある。
「言ってくれれば良かったのに」と建前を言えるのは余裕がある世帯(家庭)で、皆が貧乏な時代は言えた事が、「格差社会」と言う社会構造の中でもがきながら埋没して行くしか無いのである。

最初に起こり得る可能性を考えて立法するのが本来のセーフティネットである。
散々に酷い政策を強行して問題が大きくなってから「良く検討してセーフティネットを始めます。」は余りにも酷い「弱者切捨て」ではないか?
現在の年金問題でも、「わざと意図的に解決を遅らせ」て支給対象者がお亡くなりになるのを待っている様に感じるのは小生だけだろうか?
自民党の幹部連中の発言では、こうした様々な失政の指摘に対して「重箱の隅を突く」と言う無責任な発言が多いのである。

 />にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ<=このブログのランキング順位確認できます。クリック願います(ランキング参戦中)。
★未来狂 冗談の公式HP(こうしきホームページ)
未来狂冗談のもうひとつの歴史・時代小説ブログ
皇統と鵺の影人検索キーワードダイジェスト集/>にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ <=このブログのランキング順位確認できます。


この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/jiyoudanslb/51543944