2009年07月12日

【判ってくれない症候群事件】

【判ってくれない症候群事件】


今時の社会に物申す。

ヒット曲を分析して、「曲を作るならこう言うテーマだったら必ず共感を得てヒットする。」と言う情報を得、小生はある恐ろしい事を思いついた。
情報の趣旨は、あくまでも商業的にトレンド(時代の趨勢、潮流、流行)を追う事で「成功を勝ち取れる」と言う内容だったが、小生は違う角度からこの情報を受け取った。
その情報の内容だが、この二十年間くらい、日本の若者達が最も共感する歌のテーマは「判ってくれない」だそうだ。
つまり、「判ってあげたい」でも「判り合おう」でもない自己を中心とした「判ってくれない」が共感する歌のテーマである意味が、恐ろしいのである。
この傾向が始まったのが凡(おおよ)そバブル崩壊後の混乱した社会情勢とも一致している時期ではあるが、この二十年間の若者達の多くが一方的に「自分を判れ」と要求し、それが満たされない事に不満を持っていて、それ故に現代社会では孤独感や疎外感の芽が十代から既に芽生える社会に成っている事になる。
それにしても、その「自分を判れ」と言うトレンドが二十年間も続けば、十五歳から四十歳くらいまでの年齢層が該当する。

つい最近四十一歳の男が「誰でも良いから殺したかった」とパチンコ店にガソリンを撒いて火を着け、多数の死傷者を出した。
こうした傾向の無差別殺人は「土浦無差別殺傷事件」や「秋葉原無差別殺傷事件」、「大阪個室ビデオ店放火殺人事件」、「八王子の京王八王子ショッピングセンター内・書店殺人事件」などと共通していて、キーワードは「誰でも良いから殺したかった」で、恨みの対象は「世間」である。
そして第二の共通キーワードは「派遣」か「無職」であり、そこから派生して嫌になったのが「世の中」であり「人生や生きる事」と言う典型的な「格差社会」の現状・・・つまり自分に孤独感や疎外感しか与えない「世間」への恨みである。
「判ってくれない世間」が恨みの対象だから、恨みを晴らす相手は無差別で、「誰でも良いから殺したかった」と言う事に成る。
こうした事件を「悪い奴の単なるイレギラー程度」に捉(とら)えていると、これをお読みの諸氏や親族がいつこの繰り返される惨劇に巻き込まれないとも限らない。
然るに政界は自分達の政争に明け暮れて、何ら政策的な手を打たないばかりか「自己責任論」に終始した責任逃れに終始して居るのである。

こうした「判ってくれない症候群事件」の遠因は多様複合型であるから、親の教育、学校教育、社会環境整備と多様な所に改善が求められるが、既に成人した該当者に目先早急に対処しなければ成らないのは何と言っても安定した職を得られる環境で、孤独感や疎外感を生む環境である「派遣」と「無職」、それに「格差社会の改善」である。
小生は、「夫婦共働き」を強いる社会環境と、「男女機会均等法」の
歪んだ解釈
と運用が「判ってくれない症候群事件」の根っ子に在るような気がして成らない。

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