2009年07月12日

【高級官僚に見られる東大閥DNA】

【高級官僚に見られる東大閥DNA】


官僚大国に物申す。

我が国の「国家公務員上級職試験」は、明治維新政府が永く続いた氏族の血統支配体制を変え新しく公務職員を広く人材を登用する為、官吏制度(かんりせいど)を制定した事に始まっている。
維新政府で権力を握った勤皇の志士が氏族の血統支配体制に辛酸を舐めて来た下級武士だった事から「在野に優秀な人材が居る」と言う思いが強かった。
明治維新後に成立した戦前の公務員制度は「官吏制度(かんりせいど)」と呼ばれ、官吏(かんり)は武官と文官に分類される。
武官の大半は旧倒幕軍の中心だった薩長土肥の四藩出身者が多く、文官は帝国大学令を定めて東京大学を帝国大学とし、官吏養成機関(主として文官の養成機関)とした。
その後「文官試験試補及見習規則」を定め、これに基づく試補試験を実施して各省は試補として採用するべく、一応この試験は専門学校(後の私立大学)出身者にも受験資格を付与したしたのだが、帝国大学の法科大学・文科大学の卒業者はこの試験を経(へ)ずに各省の試補として採用されこちらの方が採用人数は多かった。
それらも在って、入省後は学士試補(帝国大学卒業者)が主流で試験試補(私学出身者)は傍流と言う実質的な差別待遇も行われ、後の官学・私学による待遇格差の遠因となる。
まぁ帝国大学(後の国立一期校)は最初から官吏(かんり)養成学校だった訳で、その流れが現在まで続いて居て、教える教官(教授)も採用する省庁担当者も採用される方も東京大学卒業者が圧倒的に多いのである。
ここで言って置きたいのだが、それでも旧帝国の入学試験には哲学思想を含む言わば人間としての資質に重点を置いていたのだが、戦後から現在の日本の「国家公務員上級職試験」は、どうも学力に偏重している感がある。

とにかく明治新政府の在野の優秀な人材登用は、この官吏制度(かんりせいど)に依って確かに血統支配体制を破壊させ新しい時代の担い手を育成登用する事には成功したが、一方で「帝大学閥(現東京大学)」と言う新たな利権と既得権益を独占する継承行為が歴然と続いていて、歴代国民の常識とは懸け離れた考え方を醸成しているから内部からの自浄能力に欠如している。
小生の日記に対しても、「官僚にも良い人は居る」と仰(おっしゃ)る方も居られ、確かに人間のひとりひとりは会えば皆良い人の側面は持っている。
しかしそれは綺麗事で、官僚と言う職責に関しては組織としての自浄能力が欠如している以上は全員同罪で、国民への行政サービスや無駄な予算削減よりも既得権益の確保が最優先の東大閥(旧帝大学閥)のDNAを受け継ぎ続けている官僚に良い人間など一人も居ない。
ところが困った事に「お上のする事に失敗は無い」と言う明治政府以来の建前の考え方が公務員制度には存在し、例え人命に関わる公務上の失敗でも直接的な違法行為で無い限り罪には問われない。
民間会社ではクビの失敗でも減給処分程度で済ませてしまう。
つまり公務員は、クビにも降格にも出来ない「身分保障制度」が制定されて守られているのである。
勿論彼らは、自らの襟は正す事無く民間での失敗に関しては省庁の職務権限で厳しく取り締まり厳しく処分する。

ご注意申し上げるが、東大卒業生が全て悪いと言っているのではなく、東大閥DNAを形成して省庁の権益を独占し、官僚政治の愚を犯している懲りない連中を叱りたいのである。

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