2012年03月12日

【野田総理の「消費税増税」では日本は救えない〔供諭

無題2

【野田総理の「消費税増税」では日本は救えない〔供諭



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官僚の代議者で財務省の代弁者・野田佳彦氏は、持論の消費税の増税政策に固執して「乱心した」としか思えない。

野田氏のお粗末な提案では、消費税の増税はこれからズット続く法案なのに、公務員(官僚)給与は二年限定で削減率が七・八パーセント減では、全く上面(うわっら)だけのお茶濁しのアリバイ作りで、いとも可笑(おか)しな話である。

まぁこの公務員(官僚)給与減の二年限定は、人事院勧告の多過ぎ分を基に公務員(官僚)と打ち合わせた上のギリギリ出来レースの妥結額だった。

ついでに言うが、議員秘書の給与の削減率はたったのゼロ・二三パーセント減で、何処が「率先身を切る模範を示す」なのか疑問だ。

しかもお茶濁しの議員定数の削減は現状では実行が難しく、結果を見たら「消費税の増税の一人勝ち」みたいな「ヤルヤル詐欺」に成る可能性がある。

そしてこの野田政権の提案には、肝心の公務員(官僚)の無駄使い(天下り等の既得権益)には全く手を付ける素振りも無い。

野田佳彦氏に騙されないで欲しいが、つまりこの事は「何をするか」では無く「何をしないか」の手口で国民を騙す問題でなのである。

野田佳彦氏が肝心な部分(官僚の無駄使い)を秘したまま、「口先で国民を騙せる」と想って居るのなら、おおいに国民を愚弄する話である。


所で野田総理、一方で「庶民の孤独死」が相次ぐ中、貴方が不退転で臨む消費税の増税だけで本当に日本の危機的現状は解決するのだろうか?

野田佳彦氏は、財務大臣当時に財務官僚からレクチャーされたアンカリング効果に拠って、消費税の増税政策を植え込まれてしまった。

日本の現行消費税率(五パーセント)について世界ではまだまだ低いとしているが、公務員(官僚)が都合の良い数字だけ拾った単純な数字を基に、そんな単純比較で判断して良い物だろうか?

本来は、消費税の増税よりも内需拡大での景気回復を目指すべきで、増税は買い控えの要因だから施策の順番が前後しては居まいか?

消費税の増税で買い控えが強まって販売業が益々廃(すた)れ、売れなければ製造業が廃(すた)れ、益々「庶民の孤独死」が増える事はないのか?

消費税の増税は「社会保障の財源」と言っているが、公務員(官僚)は自分達が自由に使える財源にしか興味が無いから予算編成時に上手くやられて、結果は公務員(官僚)の食い扶持を増やすだけじゃないのか?

現に、政治家が何かを立法化すると、各省庁に拠ってその為の専門機関(行政法人や外郭団体)が設立されて長期に渡って予算をシャブリ尽くすようにシステム化している。

これが問題で、歴史上搾取階級である貴族・武士(現在の公務員)は、総人口の五パーセントくらいしか食べさせられない原則なのに、現代の公務員は中央・地方(地方公社等)ともに無制限に増殖している。

野田さん、日本の政経状況が此処まで行けば、官僚天国の「現体制維持は正義ではない」のですよ。

勿論国家の行く末を想うなら、その改革の本丸は小泉氏の「郵政民営化」でも野田氏の「消費税増税」でもない。

争点を「郵政民営化」や「消費税増税」に特化して「判り易い」と国民を騙す手法は、口が上手い小泉氏と野田氏の共通項だ。

だが、果たして「解散総選挙」と言うあれだけの経費を使って「郵政民営化」が国民に信を問うテーマだったのか?

つまり冷静に考えて、全体を見せないで「論点を単純特化」し、あくまでもそれが重大な事として選挙の争点にデッチ挙げた小泉氏の「郵政民営化」が国民に何をもたらしたと言うのだ。

過って小泉・竹中政権批判を展開していた小生は、「民主国家に於いて社会保障制度を守り育てるのは為政者の最大使命である。」と書き記している。

小泉・竹中政権は、無駄使いを指摘されている行政法人や外郭団体を野放しのまま「歳入不足(税収不足)だから」と言って社会保障制度費を切り詰めた。

結果、毎年自殺者が約三万人強、孤独死者が約三万人強の計六万人強の弱者の死・・・これが文明経済大国の政治なのか?

恐らくこの六万人強の弱者の死の中には、社会保障制度の充実で助けられたかなりの命が在った筈で、「歳入不足(税収不足)だから」と言って真っ先に切り詰める性質の予算では無い筈である。

他人事で「予算が足りないから仕方が無い」と社会保障制度を改悪して平然としている小泉・竹中政権は、本来なら己の命を持って償うべき責任がある。

今回の野田政権も公務員(官僚)の尻馬に乗って、「歳入不足(税収不足)だから」と安易に消費税増税に踏み切って良い物だろうか?

それで毎年の自殺者・孤独死者が、七万人、八万人と増えて行ったら、それでも野田政権は「予算が足りないから仕方が無い」と平然としているのだろうか?

例えば、誰でも承知している事だが、経済成長の根幹を為すのが人口で、少子化の回避は国家の存亡に関わる一大事で、消費税の増税よりも遥かに抜本的国家戦略である。

そうは言っても「国民が産んでくれない」と政府は言うだろうが、それは安心して子供を産み育てられない社会環境に日本が在るからだ。

従って子供を産み育て教育するのは日本の未来への最優先投資で、それなら生まれた子供は国家・国民が育て教育すれば良い。

「その為の原資に増税」をと言いたいのだろうがそれは本末転倒で、人口減が続く未来無き国家に、焼け石に水の投資を国民がするだろうか?

つまり税金の再分配について、天下り行政法人や外郭団体を潰して数をへずってでも「子供」への未来への投資を厚くすべきである。

それに子供が産まれ増えれば未来への投資ばかりかリアルタイムで金が動き、育てて教育するにも金が動いて経済学的にあらゆる分野で活性化する。

また、最近問題に成って居る親による子供の虐待は、小泉・竹中政権が推進した「行き過ぎた資本主義競争社会」の悪しき面が噴出しての事ではないだろうか?

本来、氏族支配の影に在った日本の庶民の九十パーセントは、マシュー・ペリーの黒船来航以前は共生社会を形成して二千年を暮らして来た。

その共生社会こそ、実は個人主義が跋扈(ばっこ)する現代に在って、私が確信を持って伝えたい未来の人類が参考にすべき精神の一つではないだろうか?

大体に於いて、少子高齢化や欧米資本主義の限界など多くの要因が変化しているのに、旧来の官僚体制と政治体制をそのままに、消費税増税だけで民主・自民両党のどちらかが政権運営しても上手く行く訳が無い。

戦後六十年を経てあらゆる政治経済環境が変化し、明治維新当時の江戸幕府のように国家体制が生き詰まってしまったのだから、思い切った抜本的改革が必要なのである。

政治家の役目は、既得権益を維持して甘い汁を吸おうとする公務員(官僚)をコントロールして国家の行方を決める事にある。

然るに、旧来の体制維持を図って改革を先送りしている公務員(官僚)に迎合する政治家は、その存在価値を自ら放棄している事になる。

もっと原則的な事を言えば、本来は昔で言う搾取階級(現在の公務員)は、国民の稼ぎ(税金)で中央・地方合わせて全体の五パーセントを食わせるのが精一杯な比率である。

つまり至近の例で、ギリシャが危機に陥ったのはまさに「公務員を雇うのが産業」みたいな構造に成って公務員の比率が五パーセントを遥かに超えてしまったからである。

しかしそのギリシャを笑えないくらい、日本の各省庁は天下りの外郭団体多数を擁して予算を垂れ流し、つまり公務員とみなし公務員で国民の稼ぎ(税金)を遥かに上回る額の浪費をしているのである。

これを是正させるにはかなりの強権が必要だが、それをやり遂げる根性が民主・自民の両党には無い。

国際的には、現在の日本円は為替レートの上では円高で、これを利用して今の内に海外投資をしても良いのだが、日本人くらい投資下手な人種は中々居ない。

驚いたのは或る著名なポンスケ評論家の言動で、消費税増税に踏み切った野田氏を「英断」と評価した。

しかし「今の日本には消費税増税こそが必要」と言うポンスケ評論家は、古く成った現体制しか頭の中に無い人物で、頭が固いからそう言う未来展望のない事を支持する。

官僚の無駄使いと言う「出る」を野放しにしたまま「入り」だけ増やす事が「大英断」と言うのは、余りにも一方的で可笑しいポンスケ評論家の言い分である。

そう言えばこのポンスケ評論家、小泉内閣の似非改革(えせかいかく)にも便乗して「改革は進めなければならない」などと大言して居た。

しかし彼のポンスケ評論家の言は総体論では無く「建前論」だったから、後の小泉内閣の結果検証では惨憺たるものだった。

あらゆる手段で取り上げた国民原資を、国民の為に使わずに隙有らば自分達の懐を肥やす官僚達の存在をポンスケ評論家は指摘せず、敢えてその問題を避けている。

つまりポンスケ評論家の、本当の核心部分よりも表面的な「建前論」しか言わない正義漢振りは酷い老害ものである。

ついでに言うとこのポンスケ評論家は、良く「常識、常識」と口癖にして居るが、常識を討論の武器にするような方に、けして新しい未来を論じる思考は無い。

つまり評論家もマスメディアも、公務員(官僚)も政治かも、あくまでも現体制から抜け出せないままの発想で、それでは座して沈み行く日本を見るしかないではないのか?

実はもぅ、政治家や公務員(官僚)が少しばかり身を切るくらいのポーズで消費税を増税したくらいでは小さな話で、根本的な解決策などには成ら無い状況に在る。

五パーセントや十パーセントの消費税増税など焼け石に水であるから、国債がまだ価値を持っている内に抜本策を講じないと、日本経済は手遅れに成るだろう。

そしてこの差し迫った現状を理解せず、単純に「社会保障の為なら増税止む無し」などと綺麗事を言って「良い子ぶって居る方」には、野田佳彦氏同様に狭義な事しか見えては居ないので猛省を願いたい。

一流の政治家なら現在の日本には抜本的改革が必要なのは明らかで、消費税増税は解決の先送り策以外の何物でもない。

三流の政治家と三流の公務員(官僚)が結託して財源不足を単純に増税で埋め合わせるだけなら、何で日本国民はそんな彼らに国家の運営を任せなければ成らない不幸な目に合わされるのか?

地球上の「IT化(インターネットの情報)」が進んで、日本国内はおろか日本を取り巻く情報環境変化も、世界に起こりつつある環境変化も、大きく変貌してしている現在にありながら、公務員(官僚)も政治家も新たな発想をするでもなく過去の体制を引きずって己の利権だけに走っている。

公務員(官僚)も政治家も、来るべき未来に対しての新たな青写真はおろか、それを予測・想像する能力さえないのではないか?

つまり野田佳彦氏はこの国家一大事の時に思慮浅く、己可愛いさに官僚の尻馬に乗って国家の選択肢を狭くして居るだけで、とても総理の器ではない。

野田佳彦氏は、自らが執念を燃やす増税政策の推進の為、国民の反発をかわす意図で議員定数の削減と公務員給与減の、子供騙しの小細工を始めた。

小選挙区五議席減、比例選挙区八十議席減の政府案は民主党と自民党など大政党有利で小政党に不利な案であるが、こんな事で「国民を騙せれる」と想っているのなら、随分と馬鹿にした話である。

これだけ民主・自民両党に人気が無い現在、果たしてそう計算通りに選挙結果が行くだろうか?

野田佳彦氏は消費税解散を視野に入れているようだが、国民は小泉政権・郵政民営化時の単純選挙の手法に騙されては行けない。

物事を狭義で見て正しい事でも、それを広義で見た時にはそれが必ずしも正しくは無い場合が多い。

だから「狭義で見て正しいから」と、野田佳彦氏の様にあらゆる想定をしないまま姑息に増税の行動を起こすのは表面或いは建前しか見ては居ない事で、余り「知恵が豊か」とは言えない。

マスメディアの論調も直面する狭義の部分(歳入不足)の報道だけで、けして消費税増税に拠って影響する広義の部分までスポットを当てる事は少ない。

物の判断をする時に、既成概念に囚われて結論を誤まってはいけない。

現に現行体制が疲弊しているからこそ多くの問題が噴出しているのであるから、この体制のままで税収だけを上げようとしても無理が在り、状況は改善されない。

つまり明治維新当時の坂本龍馬船中八策(新政府綱領八策)のごとく体制そのものを全く変える姿勢が大事である。

世の正論に迎合すれば楽に生きられるかも知れないが、世の正論が必ずしも正義では無く、「実態を勘案して結論を出すのが正義」と言う奥深い考え方を持たなければ成らない。
これだけ中央政界が頼りに成らないなら、一度既存政党の枠組みを壊すべきである。

少なくとも小生は、官僚に迎合して政権運営に失格の民主・自民両党の共倒れを願い、官僚と対決しても旧来の官僚体制と政治体制を大きく変えて行く改革勢力に政権を奪取してもらいたい。



それにしても、明治維新を為した志士達の平均年齢は三十歳前後と言われている。

当時よりも現代が成熟した社会で在る事を考慮しても四十五歳〜五十五歳に期待したい所で、今こそ政界再編の志士が「我こそは・・・」と数多く登場するチャンスである。

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★【またも鮮明になる建前上の「筈だ切捨て論」の絶望】が、日本行政の今最大の正すべき最優先課題である。

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