発症後22年、内科学を学んで6年。



時々、急に体温上がると体が痛くなる時もありますし



時々、便が硬くてケツも切れます。



まだ完全に終わりともいえません。



でも、効かない抗ヒスタミン薬も、



便秘薬も、喘息の吸入薬も、



たくさん試したサプリも、



低フォドマップ食も、



もうほとんど私には必要ないものです。



今はNADとビタミンAを考慮してサプリと食事を摂ってますが



いずれ減らしていけると考えています。



真皮組織がリモデリングするのは年単位ですから



もう1,2年は今の生活を続けてみたいです。







5,6年かけて論文を何千何万と読み漁ってきましたが



もうこれ以上、深く追い求めるつもりはありません。



私の中でほとんど解決しました。



これからはむしろ研究のために時間を使います。



体温が上がると体が痛いということは



ずっと隠して生きてきましたが



最近、友人や職場の人達に言うようにしました。



みんなすごい驚くけど、いつも通り接してくれます。







宇野先生へは複雑な気持ちで



内科学を学ぶきっかけとなったことや、



私の病気を治せるだろうと言ってくれたことに



本当に心から感謝しておりますが、



数年前から意見が合わないと思うことが多くなりました。



私がもう少し早くNAD代謝の重要性に気づいていたら



結果は少しでも違っていたのかなと思っています。



ブログを続けていたのは感謝と申し訳なさ故でもありましたが



先日述べた理由もあり、一旦節目とさせていただきます。







私のブログ訪問者は多くても十数人程度でしたが、



誰かの役に立てていれば光栄です。



基本的に更新しないと思いますが、



面白い論文を見つけたら、誰かに言いたくてあげるかもしれません。



皆様大変お世話になりました!お元気でお過ごしください!








海の彼方には もう探さない


輝くものは いつもここに


わたしのなかに 見つけられたから









実験で色んなNAD前駆体試してみた



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NMN 150mg リポソームカプセル



販売中止となった150mgのものと大差ない



高すぎてもう買いたくない



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ニコチンアミドリボシド150mg



ちょっと効きすぎな印象、気持ち悪くなる



便秘にはNMNの方が効いてる気がする



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安価なNMN 175mg 



安いものは信憑性疑わしいって意見多いけど



意外としっかり効いてる感ある



どれが効くかは人によって違うと思うし



そもそも効かないって人もいるでしょう







ビタミンAの経過



明らかに手も唇も荒れにくくなった



保湿剤使わなくても



3,4日程度なら持つようになった



わたし小学生くらいから踵がガサガサですが



なんか良くなってきてる気がする



あとなんか眉毛が濃くなった



慢性掻痒にはまだ効果感じない







炊飯器で米粉パンつくってみた




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うーん、正直イマイチ



フライパンで作るほど柔らかくならない



正直フツーのパンももう無症状で食べれるけど



小麦って腹持ち悪くてねー



結局、低フォド寄りの生活です







すごく髪が伸びました



見た目だけは若返ってます



精神年齢は14歳のままです









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わたし、昨年秋頃から左肩が外転できなくなりました



いわゆる、インピンジメント徴候です



もともと、小学生から猫背で



ずっと肩こりがありました



内科的な治療がほぼなくなったので



この際、この辺をしっかり治すことにしました



肩の専門的な話は伝えるのがむずかしーので



猫背に関することをお伝えしましょう







職場の肩専門のPTさんにも診ていただいたら



とにかく、かたい!といわれました



特に硬いのは、後方組織という場所です



https://note.com/nori_labo/n/n5d9a0285468d

https://vaselinex.hatenablog.com/entry/2021/05/25/081428



とにかくこの辺りをガンガンほぐしました



ストレッチは、以前にご紹介したこれですね



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自分、流し台でやると一番高さちょうどいい



あと、肩挙上位で側屈するとすごく楽になります



https://fujino-seitai.com/archives/1685



そして愛用してるのが、以下の商品です



https://www.atex-net.co.jp/event/lourdesgun/



マッサージガンの一種で、背中まで届くのが大変助かります



とりあえずこれで様子みてましたが



よくならないんですねー笑



ほぐすだけではダメだ!と思い



もっとpassiveよりactiveな運動を取り入れることにしました



筋肉は収縮入れた方が、その後しっかり弛緩するんですよ



まずは、キャットアンドドッグです








次に、猫背は基本的に肩甲骨が外転しています



簡単に言えば、肩甲骨が背骨から離れてるんです



なので、肩甲骨を内転させる運動を取り入れました



胸を張って肩甲骨を背骨に近づけるイメージです



わかりやすいのがオードリー春日さんの動きです







暇な時はこの動きを100回くらいやってます



あと、最近は枕を使わないで寝てみています



枕使わない方が頭が前に行かないかなーと。



ただし起きると高確率でうつ伏せになっており



あんまり意味ないかもです






最後に論文の話を少し。



猫背とGERDが関連があるのではいか、という論文があります


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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22370926/

Influence of lumbar kyphosis and back muscle strength on the symptoms of gastroesophageal reflux disease in middle-aged and elderly people

Shiro Imagama, et al. Eur Spine J. 2012 Nov;21(11):2149-57.

中高年者の胃食道逆流症の症状に対する腰椎後弯と背筋力の影響


目的: 本研究の目的は、脊椎アライメント、肥満、骨粗鬆症、背筋力、経口薬の摂取、喫煙および飲酒歴を評価して地域住民をスクリーニングし、胃食道逆流症 (GERD) の症状に関連する因子を特定することにより、脊柱後弯症と胃食道逆流症 (GERD) の関係を明らかにすることです。GERD は加齢とともに増加し、約 30% の人に発生すると推定されています。GERD の危険因子には、加齢、男性、肥満、経口薬、喫煙、飲酒などがあります。また、脊柱後弯症が GERD の頻度に影響を与える可能性も示唆されていますが、脊柱後弯症と GERD の関係は明らかではありません。

対象と方法: 245名(男性100名、女性145名、平均年齢66.7歳)を対象に健康診断を実施し、SpinalMouseによる矢状面バランスと脊椎可動性の評価、GERD症状頻度スケール(FSSG)質問票によるGERD症状、BMI、骨粗鬆症、背筋力、1日当たりの経口薬服用数、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)摂取量、ビスフォスフォネート摂取量、喫煙量およびアルコール摂取量を調べた。

結果: すべての変数を含む多変量ロジスティック回帰分析の結果、腰椎前弯角、矢状面バランス、1日あたりの経口薬の服用数、背筋力がGERDの存在に有意な影響を及ぼすことが示された(OR、1.10、1.11、1.09、1.03、95% CI、それぞれ1.03~1.17、1.02~1.20、1.01~1.18、1.01~1.04、p = 0.003、0.015、0.031、0.038)。その他の因子はGERDとの関連を示さなかった。

結論: この研究は、腰椎後弯、矢状面バランスの悪さ、1日に服用する経口薬の数の増加、背筋力の低下がGERD症状の発症の重要な危険因子であることを示す初めての研究である。したがって、整形外科医と医師は、脊椎変形のある高齢患者のGERDに注意を払う必要がある。




https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31839665/

Impact of spinal kyphosis on gastric myoelectrical activity in elderly patients with osteoporosis


Hiroyuki Tsuchie, et al. Biomed Res. 2019;40(6):215-223.

近年、脊椎後弯症と胃食道逆流症(GERD)との関連が報告されている。しかし、脊椎後弯症が胃の運動機能に影響を及ぼすかどうかは不明である。高齢骨粗鬆症患者における胃電図(EGG)による筋電活動の変化を評価した。骨粗鬆症の治療が予定されている患者18名を本研究に含めた。食前と食後の筋電活動を評価するため、EGGを記録して解析した。胃の電気活動の強さを表す優位パワー(DP)と頻度を表す優位周波数(DF)を5分間のブロックで解析した。患者を胸腰椎後弯症(TLK)群と非TLK群の2群に分け、比較した。背景データに2群間に有意差はなかった。非TLK群では、チャネル1と3で、0~5分後のDPが5~0分前のDPよりも有意に高かった(P < 0.05とP < 0.01)。TLK群のDF偏差は、食後10~15分で非TLK群よりも有意に高かった(P < 0.05)。HRVで測定した交感神経系の活動を反映する低周波/高周波活動は、TLK群では食事中に非TLK群よりも有意に低かった(P < 0.01)。脊椎後弯変形患者のEGGはGERD患者のものと同様の変化を示しており、脊椎後弯変形自体が胃の電気活動に影響を及ぼしている可能性がある。



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個人的にストレッチ頑張ると快便になるので



何らかの消化器との関連はあると思います



この分野の研究に一番力を入れてるのは



実は日本の整形外科の先生方なんですよねー



日本の整形外科の研究は世界的にものすごくレベル高いです






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