今日は久々にFC岐阜について
取り上げようかと思っていたが
内田篤人の"残念な記事"を
見つけてしまい予定変更。

昨日のガンバ戦で
引退試合をした鹿島の内田篤人選手が

何を思ったのか
欧州CLとJリーグを引き合いに出して

"全く違う競技"と思えるくらい
世界との差は広がった

みたいなコメントを発していた。

自身が"引退"試合として途中出場した
昨日のガンバ戦でそこそこ"見せ場"を
作れた事で、Jのレベルを低いと
感じたのかも知れないが

わたしが見た限り

明らかに内田篤人選手に対して"だけ"
激しさ、プレッシャーの"強度"は
"緩く"なっていた。

対戦相手のガンバも
やりにくかっただろうなと思う。

引退試合で"大怪我"をさせる
ワケにもいかないし

どうしても彼に対してだけは
厳しく行けないシチュエーションだった。

そもそも、本当に内田選手が
Jリーグでまだまだ活躍出来る力が
あるのならば、辞める必要など無いし
鹿島が今の順位に沈んでる事も無い。

本来、引退試合を公式戦でやる事自体
どうなのかなと思う。

怪我がち、怪我持ちの選手であれば
尚の事だ。

遠慮なくやってくれ
と言われても

対戦相手は無意識に
気を遣ってしまう。


五輪で怪我をしていた
柔道の山下の弱点を攻めなかった
対戦相手しかり

同じく大怪我をしていた
貴乃花に厳しく行けなかった
かつての横綱・武蔵丸しかり。


また

仮にテレビを観て
そう感じたのだとしても

"不要"な一言だった。


ハリルがJリーグの
スピードやフィジカルの弱さ
"だけ"に着目していたのと同じで

JリーグにはJリーグのスタイルがあり
それが欧州サッカーの特徴である
フィジカル云々とは違う
というだけの事で

コンビネーションや連動性
局面に置ける俊敏性(アジリティ)など
欧州サッカーとは違う面白さが
Jリーグにはある。


イニエスタ選手だけで無く
ジェイ選手や欧州サッカーを経験
している多くの外国人選手たちも
Jリーグに対する欧州の"偏見"に対して

決して
"レベルが低いリーグ"なとでは無い

と言っている。


内田選手がどう感じるかは
個人の自由なので

彼がそう思ったのであれば
それについてまで
否定しようとは思わないが

それを公の場で発するとなれば
話は違ってくる。


"影響力のある人物"の不要な発言によって
Jリーグをそういう風に思う人達が
大勢出て来る。(案の定、ヤフコメでは
そういったコメントで溢れていた)

こういう事の"積み重ね"が
必要以上にJリーグのブランド価値を
下げてきた要因の1つである事に
早く気付くべきだと思う。


そもそも
欧州CLと比較する意味など
全く無い。


メキシコリーグは
欧州CLよりもレベルが高い
とかに関係なく

地元のサッカーファンたちの間で
熱狂的に盛り上がっている。


世界一にならないと注目されない
のであれば

サッカーというスポーツが
世界中で人気になる道理が無い。


この手の話は過去に幾度となく
書いているように思うので
この辺にしておこうと思うが

影響力のある人達は
配慮を欠いた発言には
くれぐれも気を付けて欲しいなと思う。


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