2012年02月09日

本澤二郎の「日本の風景」(981)

<ロン・ポールを報道しないNHK>
 アメリカの再生の鍵は、ワシントンに巣食う産軍複合体を退治できるかどうかである。国防総省・ペンタゴンこそが最強権力を維持している。歴代大統領は、こことの調整に苦労する。今のオバマがそうだ。産軍複合体の海外での先兵役をCIAが荷っている。沖縄基地問題もこの枠の中に存在している。それでいて日本人の一人として、この悪しき産軍複合体とCIAにNOを突きつけようとしない。腐っている。
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2012年02月08日

本澤二郎の「日本の風景」(980)

<東京電力の罪と罰>
 史上最悪の原発事件を引き起こした東京電力は、人類史に新たな1ページを記録したことになる。人類が操作出来ない核による電力供給ビジネスに踏み込んだ所に、そもそもの原因がある。その重大かつ深刻な責任は、東電関係者のみならず、原発推進に狂奔してきた日本政府関係者も同様である。
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2012年02月07日

本澤二郎の「日本の風景」(979)

<野鳥が姿を消した>
 数か月前に「鳥が姿を消した」という内容のネット掲示板を見たことが、気にはなっていたが、どうやら本当なのだ。2月3日付の英紙「インディペンデント」の記事を共同通信が流した。それによると、福島での欧米専門家チームの調査によって「原発周辺の野鳥の数が減少している」「鳥の脳が小さくなっている」「寿命が短く、オスの生殖機能が低下している」ことなどが判明した。
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2012年02月06日

本澤二郎の「日本の風景」(978)

<ワシントンの罪と罰>
 以前は、軽く認識してきた宇都宮徳馬の発言の数々が、今日において的中しているのに驚く昨今である。戦前の軍国主義の正体を父親の陸軍大将からも学んだ。戦後はリベラル派の頂点に立った政治家、というよりも思想・哲学者といっていい宇都宮だ。彼は戦後日本のありようを律したワシントンに乗り込むと、良心的なリベラル派の存在に安堵した。しかし、核軍拡派のレーガンが誕生すると、一転してワシントンの産軍複合体に批判の矛先を向けた。
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2012年02月05日

本澤二郎の「日本の風景」(977)

<電通の罪と罰>
 内部被曝研究会の設立記者会見に立ち会うことが出来て大いに安堵した筆者である。まだ日本の未来に希望を見出したものだが、これを新聞もテレビも、そしてNHKでさえも、このまともな会見を取材しながら報道しなかった。これぞ言論統制・報道管制の確たる証しである。俄然、マスコミの天敵である電通に目を向けざるを得なくなった。戦前回帰の日本を印象付けていまいか。
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2012年02月04日

本澤二郎の「日本の風景」(976)

<フランスの正論>
 フランスというと、筆者などは事実上、未知の世界である。昔、宇都宮徳馬が「改めてフランス革命を勉強する必要がある」と言っていたことを覚えている。中国の周恩来・小平はフランスに留学していると聞いた。政界随一の英語使いの宮澤喜一は、晩年になってもフランス語の家庭教師からフランス語を学んでいた。
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2012年02月03日

本澤二郎の「日本の風景」(975)

<アメリカの正論>
 日本もそうだが、アメリカも世界の孤児である。強いて米政府の友人を見つけるとすれば、それはイスラエルぐらいだろう。真からの信頼も尊敬も受けていないアメリカだ。オバマの苦闘も理解できるが、まとも人間なら、今のワシントンを評価できそうもない。とはいえ、日本人にとってアメリカが平和憲法をプレゼントしてくれたことを、決して忘れはしない。善良なアメリカ人はどこに行ったのか?なんと目下の共和党大統領予備選の候補者の中に存在した。
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2012年01月31日

本澤二郎の「日本の風景」(974)

<内部被曝研を報道しなかったマスコミ>
 台湾総統選挙についての勉強会があるというので、参考になるのかどうかは別にして日本記者クラブ(1月30日午後)に出かけた。途中、市政会館に寄って同僚の長沼節夫さんと久しぶり雑談した。先日の内部被曝研の記者会見のことが話題になった。彼はその記者会見に出られなかった。理由は「共同通信か時事通信が配信する筈だからと思い、他の日程をこなした」と言った。
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2012年01月30日

本澤二郎の「日本の風景」(973)

<政府の隠ぺい体質極まれり>
 「民は依らしむべし知らしむべからず」とは論語の“名句”で知られる。官尊民卑は依然として国際社会でも通用しているようだ。特に日本政治では、これが特徴的である。民意に反するような政権の暴走の背景だ。彼らは、事をなすにあたって、嘘をついて隠すことに長けている。近代国家の体をなしていない。
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2012年01月29日

本澤二郎の「日本の風景」(972)

<第五福竜丸乗組員の叫び>
 内部被曝研究会の設立会見に意外な人物もいた。第五福竜丸の乗組員である。失礼ながら大石又七といわても、第3者にとって初めて聞く名前である。この船が被爆したことを、当時の新聞報道で承知している。54年のことだから、ほとんどの若者は知らないだろう。筆者でも、幻のような生き残りの被爆者船員の発言に関心を持った。
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