2007年03月26日

公明支持層の安倍離れに救い:政治評論家 本澤二郎

 毎日新聞の最新世論調査によると、公明党支持者が安倍内閣を支持しなくなっている、という事実が判明した。これはいいニュースである。閣僚の腐敗とそれを容認・擁護する安倍に対する反発が考えられるが、それだけではあるまい。

 公明の支持層は、もともと中道である。どちらかというと、極端な左と右翼を嫌う。歴史認識はまともだし、平和憲法に対する対応もまともだった。自公連立も、一般には知られざる理由で強行してきている、と専門家は分析している。無理やり、権力の走狗にさせられている、といってもいいだろう。
 ご存知、森−小泉―安倍は、いうなれば岸信介人脈である。戦前の国家主義を引きずっている。自民党の最右翼の政治グループである。9条改憲による好戦派として定評がある。兵器財閥と深く結びついている。宗教右翼ともだ。
 しかも靖国参拝派なのだから、そりが合うわけもない。野党がここを突けば、自民党体制は崩壊することになる。
 安倍政治の歴史認識があぶりだされてきていることで、公明支持層もようやく目をさましつつあるのだろう。
 だとすると、都知事選挙の行方にも決定的な影響を与えよう。石原当選の目は遠のくだろう。7月参院選による自公圧勝による9条改憲は困難となり、安倍内閣崩壊は時間の問題となるのかもしれない。
 本来、公明党はこうした流れに掉さすべきなのだ。アジア・日本にとって好ましい傾向である。安倍に食らいつく公明幹部の責任問題も表面化することになろう。
             2007年3月26日記


jlj001 at 09:17評論  この記事をクリップ!
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