2014年01月27日

本澤二郎の「日本の風景」(1514)

<面白いNHKの都知事選報道>
 「NHKのニユースが面白くなってきた」というと、驚く向きもあろうが、今の都知事選報道は本当にそうなのだ。NHK の偏向ぶりが誰にでもよく見えてきて、実に面白いのである。それを1月26日午後7時のニュースで、再確認できた。この時間帯のNHKニュースを多くの都民は見てしまう。日曜日のこの時間は、家族団欒の時だから、情報操作・宣伝効果は抜群である。世論操作しやすい時間帯なのだ。


<反原発の共産党支持候補を一番手に取り上げる>
 恐らく代々木は笑いが止まらないだろう。共産党が応援する候補者を、官邸よりのNHKが一番手に扱っている。こんなことも珍しい。届け出が一番なのか不明だが、反自民の候補を最初に大きく報道するNHKにとって、従来では考えられないことだ。
 同党の都知事候補擁立はひたすら党勢拡大がお目当てだ。党利党略そのものである。東電福島原発事件捜査にも不熱心で、頬かぶりしてきた、と専門家は指摘している。
<原発再稼動派を宣伝>
 石原慎太郎が支援する自衛隊出身者は、反原発論に異論を唱えるのだが、NHKはそこの発言を突出して報道するのである。そういえば、NHK経営委員の何とかは、この候補を支持していると語っている。
 NHK経営委員の意向も反映させる現場なのだ。「泡沫にさせない」というNHKの意向なのか。
<反原発票の分断がNHKの狙い>
 反原発は天の声である。どんなに福島事件に蓋をしても、原発を受け入れる国民などいない。今でも子供を持つ都民家庭では、水道水を子供に飲ませていない。神経をすり減らして生きている。NHKが天の声を報道に反映させれば、都民の80%が反原発候補を支持するだろう。
 だが、NHKはその反対の報道に懸命なのである。それは要するに、反原発票の分断を図っていることになる。それが判明した以上、社民党は共産党と袂を分かつしかないだろう。どうする社民党よ。自民党に塩を送り続けるのであろうか。
<自公候補の福祉をPR>
 自公候補の宣伝は、NHKに限らない。さすがに安倍・自民党の悪政を知り尽くしている日刊ゲンダイ・東京新聞・朝日新聞は、NHKとは違うはずだ。だからといって朝日や東京が、原発ゼロ候補を突出させることは無理だろう。
 NHKは自公候補の福祉政策を大々的に紹介している。「自民党と福祉」を信じろ、と言う方がおかしい。五輪利権を取り上げるべきではないのか。それは都民感情に反するので、突出させることはしない。NHKはやはり官邸向け宣伝に徹している。
<極右のNHK会長>
 ネット新聞にNHKの新会長の会見が掲載されている。それによると、彼は安倍に輪をかけた極右人士なのだ。従軍慰安婦を質問されると、なんと「どこの国でもやっていることだ」とうそぶいた。安倍人事を裏付けた形である。
 NHK料金不払い運動が拡大するような都知事選のNHK報道なのである。そこに公平さはない。ナベツネ新聞レベルのNHKなのである。
2014年1月27日記


jlj001 at 07:30 この記事をクリップ!
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