2014年09月20日

本澤二郎の「日本の風景」(1750)

<日本も99%と1%の対決鮮明>
 朝早くから携帯電話が鳴った。電話の主は「これからの選挙は99%と1%の対決になる」と意気込んでいる。そのとおりである。アメリカでも一時、99%が立ち上がる気配を見せたが、いま消されてしまった。新聞テレビの世論誘導に押しつぶされてしまったのだ。日本はしかし、そうはなるまい。主権者の誰もが「99%のための政治が行われているとは思えない」からだ。明らかに1%のための政治である。ようやく99%が決起する時機到来だ。福島や沖縄を手始めに成果を上げる好機なのである。

<新聞テレビの世論誘導に負けるな99%>
 極右・自民党と、中道を叫んで平和を訴えてきたカルト教団政党との連立の正体が見えてきている。これに異論を唱える日本人がいたら、よほど日本政治に疎い人物だといわれかねないだろう。それとも安倍に連なる右翼人士に違いない。
 ただ安倍・自公政権に幸運なことは、新聞テレビによる世論誘導である。やや距離を置いてきた朝日新聞を、他の右翼新聞や右翼の週刊誌がたたいている理由もわかるだろう。
 朝日新聞がこの機会に原点に戻れば、読売化を回避するだろう。そう信じたい。自ら墓穴を掘るようなヘマはしないだろう。なぜなら99%は、国民に奉仕する公正・不偏不党の新聞を願っているからだ。1%のための報道を敵視しているからである。
 安倍・自公内閣を直視すれば、日々の生活からその正体を容易に知ることが出来る。新聞の世論誘導にこのままずるずると引きずりこまれることはないはずである。
<自民党壊滅を叫ぶ元自民党秘書>
 親類に大物政治家がいたことから、自民党本部職員になったコチコチの自民党員、正確には元自民党員が「これからの選挙で自民党をつぶそう」と叫んでいる。「庶民・国民いじめもひどすぎる」と悟ったためのようだ。
 自民党政治に夢を抱いていた党員の変身は、その政策のいい加減さにあきれ返っているからである。「ほとんどの重要政策が1%向けのもの。99%のための政策はひとつもない」からなのだ。

 筆者は早くから「財閥の傀儡政権」と分析してきた。筆者だけの分析も、その証拠となる政策、1%のための悪政が次々と表面化、他方で庶民の暮らしを押しつぶしていることから、容易にそれを裏付けている。もはや世論誘導など不可能なほど家計は破壊されている。
<1%のための規制緩和>
 安倍・自公内閣の手口は、国民のための規制を緩和、そこへと1%が参入、暴利を手に出来るようにすることである。99%のための防壁を次々とぶち壊して、弱肉強食の経済構造に変質させている。
 最近、都心でもシャッターを閉める店が相次いでいる。巨大資本のための店舗が、都心にも郊外にも出来ている。規制緩和の成果から、中小の小売店は弾き飛ばされている。
 新自由主義で、さらなる甘い汁を吸う財閥向けの政策である。
<円安でも輸出は伸びる!嘘だ>
 安倍ー黒田ラインによる急激な円安政策に、大衆もようやく目を覚ましてきている。輸入物価やエネルギー資源の高騰に悲鳴を上げているのである。
 多くを輸入品に頼っている日本である。円の価値の急落は家計を破綻させる。いまそうなっている。
 「円安で輸出が伸びる」という安倍政策は嘘である。海外に生産拠点を移してしまった日本ではないか。寝言もいいところだ。
<法人減税で海外から投資、これも嘘>
 安倍は必死で法人税を大幅に減税しようとしている。財閥を潤わせるためだが、そうはいえない。「海外から投資を呼び込ませるため」と大嘘をつくのだ。
 日本の企業は賃金コスト安を狙って海外移転している。高いコストの日本に投資などあろうはずもない。
<安倍は生まれつき嘘が得意?>
 「安倍は嘘つきの名人」と呼ぶ政界関係者は少なくない。それも遺伝なのかもしれない。政治家の多くがそうらしいのだが、安倍家は特別なようだ。祖父・岸信介そっくりと指摘する向きも、なんとなくわかろうというものだ。
 反対に彼を雇っている財閥は、なんでも言うことを聞いてくれる安倍は使いやすい。それは官僚も、である。役人の嫌う行財政改革はそっちのけ、は彼らにとって魅力的なのだ。

 ともあれ99%が決起する地盤は固まったと断言したい。1%に屈する日本から、99%の日本改造が、本当の市民革命なのである。それがこれから開始される。
2014年9月20日記
 


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