2015年06月13日

黒い人脈<本澤二郎の「日本の風景」(2014)

<岸人脈を継承する安倍家>
 60年安保騒動に当時、この悪法を強行するために岸内閣は、盟友の右翼のドン・児玉誉士夫の力を借りた。自衛隊を動かそうとしたが、赤城防衛庁長官が反対して、市民に銃口を向けることを封じた。岸には反共産勢力の宗教団体・統一教会と配下の勝共連合が味方した。この人脈が安倍家にも継承されている、と指摘されている。事実だろう。

<戦争法特別委員長にやくざ人脈?>
 「戦争法特別委員会の委員長はやくざのせがれ」との指摘も浮上している。これは飯島参与が詳しい。彼は小泉純一郎の選挙を手伝う過程で、やくざの実態を知ってしまった。
 やくざと政治の関係である。戦争特別委員長にやくざ代議士のせがれを起用したことが事実であれば、これも岸内閣以来、国家主義の伝統的な人事なのかもしれない。千葉県警・警視庁も注視している、と聞く。
<政治屋の背後にやくざ>
 筆者の処女作品は「塀の上を歩く金バッジの面々」(ぴいぷる社)である。よくぞ書いたものである。同僚記者がずいぶんと誉めてくれた。要するに、政治屋の裏を取材したものである。
 ごく親しい自民党秘書から、表に出せない秘話を明かしてもらい、それを書いたものだ。国民の代表も、その実、悪事を働いて金を集めている。腐敗構造を暴露したものだから、本来であれば勲章モノであろう。
 選挙運動にやくざは付き物なのだ。
 この「ぴいぷる社」は週刊文春記者が立ち上げた出版社である。編集者の勇気にはあきれかえる。担当者の河田君は今も年賀状をくれる。
<木更津レイプ殺人事件と宗教団体・福祉施設>
 身近な世界で発生した木更津レイプ殺人事件は、犯人はやはりやくざ、地元のチンピラやくざだった。こんな屑野郎に事実上、殺害された被害者の無念・不憫はいかばかりか。
 それでも、遺族・身内も相手がやくざだと逃げる。みな卑怯者たちばかりだ。
 「善は悪を憎む。これ人間の本性なり」との古来の伝統が、泣いてしまっている日本である。ここにやくざが跋扈する日本を印象付けている。
 余談だが、江戸時代の方がましだった。レイプ・性奴隷・脅迫による殺害を受けて急死した被害者は、江戸期の任侠映画が大好きだった。悪いやくざを退治する、正義の渡世人に興味を抱いていた。
 悪人を退治するやくざの存在に、庶民大衆は拍手する。いまは全てを警察力に頼っているが、任侠道にあこがれるグループが現れる、現在の日本の土壌である。犯罪者を野放しにする社会では、悪人を退治する私刑人が登場するかもしれない。
 それよりも警察力整備に政府は、力を注ぐべきであろう。金高警察庁長官は、このことを分かってくれるだろう。正義の特別警察隊の訓練とこれの実践で、悪を滅ぼすのである。これに手を挙げる若者はいっぱいいるだろう。
 ペーパー試験ではなく、正義の警察官を採用して、悪人退治に当たらせる。無論、相応の報酬と待遇も与える。考えてほしい。
 木更津レイプ殺人事件は、やくざが宗教団体にもぐりこんだ事案である。宗教団体から、さらに手足を福祉行政・介護施設(デーサービス)に伸ばしていた、という稀有な事案でもある。宗教と福祉行政に首を突っ込んだ3本指の刺青やくざは、市民向けには「親切な大工」「安くする大工」という甘い蜜を振りまいていた。
 年齢よりも10歳以上も若く見られた、瀟洒な家に一人住まいの質素節約を旨とする健康美人が、この蜜に誘い込まれて性凶悪事件に巻き込まれてしまった。被害者を誘惑したのも同じ宗教仲間だった。
 この事件を見えなくさせた仕掛けに筆者も、この方程式を解くのに時間が掛かった。今では正義のジャーナリストが注目してくれている。全国の女性の関心の深さは、ブログ・アクセスで確認できる。
 迷宮入りはさせない。
<110番出来ない女性>
 レイプは日本語で強姦である。新聞は「婦女暴行」と軽く報道しているが、実際は女性の尊厳を奪う凶悪事件である。これについての認識が、甘すぎる日本人である。
 従軍慰安婦に対する安倍政府の対応にも現れているが、これは河野談話が当然、正しい。訪韓した宮澤喜一首相が、韓国政府から調査を強く依頼された。宮澤はそれを約束、当初官房長官だった加藤紘一、途中から河野洋平に代わって作業は進められた。外政審議室で徹底調査したものが河野談話である。
 宮澤内閣だから出来たもので、宮澤政権の隠れた善政である。高く評価したい。それにしても、日本人の女性認識が低すぎる。木更津レイプ殺人事件取材で感じたことである。
 なぜ110番しなかったのか。なぜ8ヶ月もの間、殺されるまで110番しなかったのか。これがずっと謎だったが、3本指の刺青やくざにレイプされて、即座に110番するという質問に応じる女性は一人も現れない。
 被害者の対応は、平均的日本女性そのものだった。
 女性は最悪の人権侵害を受けても、それに抵抗しない。自立していない日本女性なのである。こうした被害者はたくさんいる日本なのだ。それに気付かない日本男性ということになる。
<殺人的脅迫に大動脈破裂>
 レイプされても110番しない。その先には性奴隷で自由を奪われる。本人が隠すため、犯人と被害者の間で傷はどんどん深くなっていく。水商売で止まらない。
 売春・麻薬・ばくちへと深みにはまっていく。千葉県警が捜査を開始した住吉会でも、構成員8500人だ。周辺に無数の予備軍がいる。被害女性は無数にいるのである。
 レイプ・性奴隷によって深くなる傷は、犯人の脅し・暴露戦術を飛躍的に高めることになる。この事件では、被害者の再婚相手をも巻き込んでしまった。死んでも隠したい秘事を「ばらす」というやくざのドーカツに、健康女性の大動脈も切れてしまった。
 ドーカツ殺人・脅迫殺人だが、恐喝も当然付随している。「家宅地を売り飛ばして金をつくれ。そうしたら自由にさせてやる」という恐喝も推論可能である。
 やくざハマナと、被害者を誘惑して連れ込んだヘルパーYを、徹底して絞り上げれば、自白するだろう。逃げれば、被害者が急死する寸前の、AU携帯への長時間通話記録がモノをいう。
 やくざは携帯電話で被害者の自由と体を奪ったものだが、その携帯で墓穴を掘ったことになる。感じでは、県警はこの通話記録を入手したようだ。
<木更津も横須賀もやくざの街>
 安倍側近の飯島参与の説明から、横須賀も木更津もともに「やくざの街」である。永田町を飛び回っているうちに、すっかり忘れてしまっていた木更津人であったが、今ようやく目を覚ました。
 正義には、行く先々で嵐が襲い掛かるものらしい。これが人生なのだろうか。それにしても、地獄に突き落とされたままの被害者は哀れ過ぎる。この事件解明は、全ての日本女性の今後にも影響するだろう。
<突破口を開いた千葉県警>
 警察庁も千葉県警も、この事件の大きさを正しく認識してもらいたい。単なるレイプ事件ではない。女性の人権問題なのだ。
 声を出せない女性は犯罪である。そのことを知らせる効果がある。その力が警察にある、と証明するのである。
 千葉県警は第2のハマコーを退治している?福岡県警に続け、である。そして木更津レイプ殺人事件解明で、日本女性の自立を促すのである。その期待は大きい。かくして日本から黒い人脈も叩きだせる。
2015年6月13日記(ジャーナリスト・日本記者クラブ会員)

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