2016年04月26日

木更津レイプ殺人事件の真相<本澤二郎の「日本の風景」(2336)

<大悲劇!戦後70年を、生きて迎えられなかった戦争遺児>
 「現代の性奴隷」の存在を教えてくれた木更津レイプ殺人事件、その真相が被害者の3回忌目前に判明した。それは2年前の4月26日、被害者・馬山朋子(仮名)は、富津出身のやくざハマナによって”殺人的脅迫”を受けて、突発性の大動脈りゅう破裂で卒倒したもので、その2日後に病院で息絶えた。実は8か月余、レイプ・性凶悪犯罪を秘密にしてきた被害者が、殺害される直前に、犯人と共犯者の名前を信頼する友人に打ち明けていた。捜査協力のため、あえて3回忌(4月28日)を機会に真相の大筋を公表することにした。


<突発性の大動脈りゅう破裂>
 戦争遺児・馬山朋子は、極め付きという表現を使ってもいいくらいの健康婦人だった。木更津市の上総記念病院の主治医と彼女のカルテが、容易に証明してくれるだろう。

 彼女には大動脈りゅう破裂の持病など全くなかった。それでいて突発性の大動脈りゅう破裂で即死状態、二つとない命を2日後、木更津中央病院で失った。
 2016年4月28日は3回忌だ。いまも地獄で呻吟しているであろう戦争遺児のことを思うと、この悪逆非道な事件を千葉県警察本部と木更津署は、断じて迷宮入りさせてはならない。善は悪を憎む、これ人間の性なり。

 「病は気から」起こる。精神を病むと深刻・厳しい大病にかかる。突然、襲い掛かる精神破壊も命を奪う。朋子に突発性の大動脈りゅう破裂を引き起こした、強烈すぎる精神的な衝撃があった。それがわかれば、性凶悪犯罪は容易に解決する。犯人はやくざ・暴力団だった。別件逮捕を使えばいい。麻薬常習犯の容疑も濃厚である。人間の屑である。捜査をすれば、容易に事件の真相を解明できるだろう。鍵は、被害者使用のAU携帯電話(09044591637)の通話記録が、決定的な証拠を残している。1年以上前からこのことを警察に通告している。これが犯人のアリバイ工作を破壊する。さらに、共犯者の存在とその自供も加わることになる。
<犯人の名前を打ち明けていた被害者!>
 とはいえ、本事件はやくざのレイプ殺人である。被害者本人が、110番するどころか、徹底して秘密にしてきた性凶悪犯罪という得意な事件である。
 女性にとって、口が裂けてもいえない事件である。身近な関係者であるほど秘密にしなければ、被害者本人が生きてゆけない最悪の重罪なのだ。ここのところが、当初、事件の解明に時間がかかった理由である。

 やくざによる強姦・レイプ事件の、多くが迷宮入りすることにも、社会部経験の薄いジャーナリストには気付かなかった。「レイプするための麻薬・覚せい剤」という当たり前すぎる事実も、例の元巨人軍選手・清原事件が表面化して初めてわかったものだ。
 朋子は倒れる2日前に、信頼する友人に「やくざハマナ」のことを打ち明けていた。「ハマナはやくざ。脅されている」と口走っていた。 
<不運!しばらく気付かなかった友人>
 朋子の友人は、事態の深刻さをまるで分っていなかった。まさか彼女が「やくざの女」にさせられていることなど、天地がひっくり返っても信じられないことだった。
 「僕がついてるから心配ないよ」といった気休めの言葉を返して、すっかり忘れてしまっていた。それは彼女が2日後に倒れた場面でも変わらなかった。しばらくは「娘と大喧嘩して、その興奮で倒れてしまったのだ」と、愚かにも信じ込もうとしていた。

 朋子には二人の娘がいた。母親は子供のために生きて働く。アルバイトをしながら、大好きな音楽学校に行かせた。ピアノを弾く女性にあこがれる男性は多い。確かに二人の娘には、いい婿が見つかった。
 一人息子も理工系の大学院を卒業させ、大手の会社で勤務している。妻は薬剤師である。子供たちも母親のように賢く生きていた。

 ただ子供たちに心配の種も残していた。長い間の別居生活を経て、遂に両親は正式に離婚していた。そして再婚話も浮上していた。その場面での即死事件である。「再婚にからんでの親子喧嘩」という判断が、朋子の友人の判断だった。それも、しばらくは続ことになった原因であった。
 解決すれば、そのあらすじは簡単明瞭である。しかし、被害者本人の近くにいる関係者は、逆に冷静さを欠いてしまい、あらぬ方向へと走ってしまう。事情を知る、朋子の友人も同じ失敗を繰り返していた。

 「やくざハマナに脅されている」という1点に絞れば、即座にわかった事件であった。この朋子の最後の悲鳴に、真相が隠されていると気付くまで、悲しいかな数か月もかかったことになる。
<殺人的脅迫殺人の犯人は「やくざハマナ」>
 彼女はまじめな信仰者だ。母親は戦争未亡人の助産婦だった。最愛の夫の形見・宝物である娘を、大事に、大事に抱えて戦後を乗り切ってきた、母親の支えも信仰だった。
 この事実に、第三者があれこれいう資格などない。どうしても、というのであれば戦前の軍国主義者、最高責任者の天皇へと向かうしかない。戦争は犯罪である。「隣国が攻めてくる」などという屁理屈で、米軍の護衛に自衛隊を差し出し、平和憲法を破壊するいまの政府与党も間違っている。
 絶対平和主義が戦争遺児・朋子の信念だった。この信念が変わることはなかった。その戦争遺児が、亡くなる寸前に吐いた悲鳴を友人は、なかなか理解できなかった。「大工ハマナではない。ハマナはやくざよ」との叫びを、それでも友人は、背後の性凶悪犯罪を見抜くことが出来なかった。
<共犯者はヘルパーのヨシダフミエ>
 犯人はやくざハマナである。朋子はハマナを「親切な大工」と信じ込んで、自宅玄関の工事を任せてしまった。2013年の夏だ。やくざレイプ犯を自宅に呼び込んでしまったのだ。こんなことがあっていいのだろうか。
 事情を知らない第三者は唖然とするばかりだ。なぜ、こんなことになってしまったのか。
 朋子は事件については打ち明けようとはしなかったが、ハマナとの接点にヘルパーのヨシダフミエのことを、大事な友人に語っていた。
 真相を明かす点と点をつなげてゆくと、やくざのレイプ・性奴隷・脅迫殺人事件が見えてくる。ヨシダは共犯者だと断定したい。このヘルパーが事件の全てを知っている!
<事情を知る大工サクマとハマナの妻>
 このほかにも事情を知る人物がいる。ハマナは偽物大工だ。本物の大工を配下にしていた。大工サクマである。ハマナは55歳前後、サクマも同じか少し年配である。
 ハマナの妻は、介護施設を経営している。ヨシダもその仲間だ。実質経営者は、やくざハマナである。千葉県の認可をどうして取得したのか。ここにも重大な事件が隠されている。
 判明したことは、朋子もヨシダもハマナの妻も共に同じ信仰者仲間なのだ。朋子は、見事にこの巧妙な罠にはまってしまったのだ。同志的結合が、ハマナに格好の餌を与えたものだ。
 「いうことを聞け!いやならすべてを暴露してやるッ」
 戦争遺児・朋子は、無念にも非業の死を遂げてしまった。戦後70年を生きて迎えることが出来なかった。河野・国家公安委員長、金高・警察庁長官に対して、強力な捜査を要請したい。
2016年4月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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