2016年08月03日

自民正常化?<本澤二郎の「日本の風景」(2437)

<派閥抗争の再燃へ>
 「自民党の寿命は長くない」という指摘が、永田町で聞こえてきている。「今が頂点、あとは滑り落ちるだけ。驕る平家そのもの」と,確かにいえる。8月3日の内閣改造の顔ぶれが、政権の行く末を暗示している。これまで必死であべ・自公内閣を、良くも悪くも支えてきた腹心を閣僚に据えたための論功人事が、見事に裏付けている。「黒子は谷口雅春の狂信的信者のみ」と見られるありさまだ。極端に右翼にぶれた体制は、間違いなく傾く。それを見抜いた石破は、留任をけ飛ばして、安倍打倒路線へと舵を切った。本来の永田町政治・正常化した自民党になった!


<これからは坂道を転げ落ちてゆく>
 野党の無能をあざけるような安倍・日本会議人事でもあろう。「先がない」と見込んだ腹心がこぞって入閣した今回の人事である。論評に値しない極右片肺政権である。

 何事も均衡が肝要である。それなのに、極右の秘密結社・日本会議一色の自公内閣を象徴している。
 70人余の入閣待望組は、哀れ弾き飛ばされてしまった。「安倍の元家庭教師・警察官僚の入閣可能性は100%ない」ということもわかった。反安倍派閥の誕生で、永田町はある意味で活性化することになろう。
 したがって、一見強固な安倍・日本会議好みの憲法改悪路線の強行は無理である。
<側近を引く抜く石破つぶし>
 安倍の閣内取り込みをけ飛ばした石破は、阿修羅のように怒り狂っている。側近の山本を引き抜かれたためだ。
 弓を引くものに容赦しない安倍の性格は、続いて石破派閥つぶしへとまっしぐらだ。果たして成功するのか。どっこい石破は、そばで安倍の健康も観察してきた。安倍政治の限界を悟った。そうして決起したものだ。
 入閣待望組70人の反乱はいつでも起きてくるだろう。足元から揺さぶられる安倍・自公内閣である。金の裏付けのない28兆円の景気対策に対して、早くもクレームがついている。騙しの黒田・日銀も打つ手はない。
<入閣不能者・70人も怒り>
 入閣待望組は、安倍の目線に映らない。入閣不能者と判断されてしまっているためだ。
 「なぜ稲田だけ重用するのか。理由は極右というだけなのか」「高市の留任も怪しすぎないか」などのやっかみも聞こえてきている。

 IOC委員買収事件と311福島放射能事件を、蓋したまま五輪を進めることが出来るのであろうか?第二のリオ五輪にならないのか?朝日・毎日の読売・産経化は、本当なのか。前者が少しでも覚醒すると、いつでも政局になりうるだろう。
<二階の裏切り人生>
 自民党幹事長に二階を起用した安倍である。二階を知る自民党関係者は「二階は裏切り専門で、ここまでたどり着いた政治屋。安倍を小ばかにしている。北京を手玉に取る二階ということを、よくよく知っておく必要があろう」との分析もある。

 政治屋としてもっとも信用されない人物という、そんな二階を起用しなければならない安倍の末路を予言する向きも、筆者の携帯電話に届いてきている。
 安倍の神経は、これからきつくなるかもしれない。
2016年8月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

jlj001 at 13:07 この記事をクリップ!
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
Recent Comments
Recent TrackBacks
livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)