2016年12月17日

二階幹事長動く!<本澤二郎の「日本の風景」(2466)

<中国封じ込めにことごとく失敗した安倍・自公外交>
 ロシアのプーチンの日本訪問は、出鼻からケチがついた。予定よりも2時間以上も遅れた。前例のないことである。安倍・プーチンの密談は、北京とワシントンの分析に集中したようだ。北京とモスクワの離反に賭けた安倍の目論見は、結局のところ、大失敗に終わった。大金を浪費しながらの北京封じ込めは、ことごとく失敗したわけだから、自民党本部の主・二階幹事長は「国民はがっかりしている」と本心をぶちまけた。




<ワシントンとモスクワ・北京に封じ込められる安倍・日本会議>
 中国を悪者に仕立て上げて、台頭する中国を抑え込むという敵視政策を、愚かなオバマをおだててきた安倍・日本会議である。借金で金がないのにもかかわらず、国民に負担させながら、中国の周辺国からアフリカにまで手を伸ばしてばら撒いて、中国の危険性を叫んできた安倍・自公内閣である。
 その留めを指すためのロシア外交だった。国民には「4島返還もありうる」という夢をばらく報道をさせ、浮かれさせたうえで、鳴り物入りでもって、地元にプーチンを招いたのだが、領土問題は日ソ共同宣言の2島返還にも届かなかった。
 安倍が狙った中ロ分断など論外だった。ワシントンの軍事的暴走を前にして、ロシアと中国の結びつきに変化など起きようはずがなかった。気が付いてみると、ワシントンに新しい政権が誕生した。従来のイデオロギー安保外交は姿を消すことが判明している。

 安倍・日本会議の思惑は、ASEAN・欧米からも見捨てられてしまった。安倍一人孤立してしまった。安倍を信じた馬鹿な自民党幹事長は、衝撃に打ちひしがれている。それが彼の口から「国民はがっかりしている」と評価して、さらに大馬鹿な公明・山口コメントとの違いを鮮明にさせた。この国民とは、自身のことを指しているのである。
<世界で一番危険な人物>
 二階だけではないだろう。自民党内のリベラル色のある議員の衝撃は、外交的失敗だけではない。世界から安倍・日本会議の正体を見抜かれてしまったことだ。
 ワシントンから届く「世界一危険な安倍・日本会議」という評価である。ソウルの「ワシントンの犬」は、余命いくばくもない。CIAも救命具を投げても助けようがないほどだ。既に英国のブレアは失脚、イラク戦争の過ちを認めている。今度はブッシュの番だ。

 安倍は大丈夫だろうか。戦後体制を破壊しようと、平和憲法に襲い掛かる自公政権に対して、かつての国連の創設者らが「安倍は危険人物」とレッテルを貼っても不思議ではない。自民党幹事長の耳には、国連筋やワシントンの声がガンガン届いているだろう。
<2017年は政局の年>
 「二階は安倍を見限った」という分析が、瞬時にして永田町を徘徊しているとみてよい。
 ワシントンの新政権は、ロシアや中国と軍事的対決をしないことがはっきりしている。米国務省はモスクワとトランプの知られざる仲を容認した。ワシントンとモスクワに二股をかけた安倍・自公外交は、完璧に破たんしたことになる。そのことを二階は察知したのであろう。

 ボンクラ外相の岸田にも、こうした情報が腐るほど届いている。むろん、石破はいち早く安倍の傘から飛び出した。残るは、新聞テレビがまともな世論調査を、実施すればいいだけのことである。2017年は政局の年となるだろう。
 博打経済のアベノミクス・博打外交の北京包囲網は、既に崩壊してしまっている。
 中国との友好関係を重視する政権実現の年にしなければ、国民生活が維持できなくなる。
2016年12月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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