2017年05月18日

政商・加計爆弾もさく裂<本澤二郎の「日本の風景」(2609)

<文科省内部文書が露見>
 安倍夫妻の息の根を止める爆弾が、相次いでさく裂した。今度は安倍のスポンサーで・政商の加計学園にまつわる重大犯罪である。金額にすると、森友の10億円の40倍以上になるようだ。アベノミクスで日本円を紙くずにするだけではない。国民の資産を次々とタダで払い下げるだけではなく、それに運転資金の手当てまで、自治体から支出させるという前代未聞の加計事件も悪辣で、声も出ない。安倍という極右人間は、何もかもが祖父の戦争責任者の遺伝子を、母親の方から受け継いでいるのだろう。安倍・官邸の指令を記述した文科省の内部文書を、朝日新聞がすっぱ抜いた、というよりも、怒り狂う文科官僚の一部が内部告発したに違いない。

<官僚の決起が安倍・官邸を包囲>
 物事には限度がある。一定の線を超えると、液体だと、外にあふれる。犯罪や悪政の場合は、内部告発者が現れる。東芝の粉飾決算も、内部告発で表面化したものだ。やりすぎると、必ず水は漏れて低い庶民の居場所に届く。
 権力者の嘘は、必ず暴かれるものだ。これはいかなる体制下でも起きる、人間社会のいいところである。嘘つきの安倍と菅は、今回の文科省の内部文書の露見に震え上がっている。その証拠が「怪文書のような」という菅の発言が裏付けている。
 背後での犯人探しに汲々としている悪人の様子を、多くの国民は目撃している。

 いかなる独裁政権といえども、官僚の力を動員しないと、政権は維持できない。官僚が良心に目覚めると、いかなる政権でも崩壊する。ワシントンを揺るがしたウォーターゲート事件もそうだった。
 いかなる為政者も、官僚の全てを奴隷にして、心を支配することは出来ない。

 言及するまでもなく、日本は行財政改革をしないと、政府機関は持たなくなっているが、それでも安倍内閣はそれに目をつむり、官僚群に高額報酬を与えて、内部告発を抑えてきている。しかし、それでも限度を超えた悪辣な犯罪には、内部告発が必ず出てくる。文科省内部文書の露見は、それのハシリである。「加計学園の新学部設置は安倍の意向」という内部文書である。
<特定秘密保護法・戦争法と共謀罪強行に危機感抱く善良な官僚が出てきた!>
 多くの官僚は、愚かな政治屋に従って、行政を粛々と行って、地位と報酬を手にして生きている。政治屋の指示に逆らうことをしない。逆らうと出世街道から、突き落とされるのを承知しているせいだ。特に、安倍内閣のような、自公による独裁体制では「沈黙が金」と思い込んでいる。
 しかし、それでも「もはや許せない」と怒りだす官僚も、霞が関には相当数いる。OBからの怒りの声も聞こえてくる。

 官僚は多くが、優秀に教育されてきている。日本国憲法を読んでいる常識人間だ。極右になじめない。極右に違和感を抱く。宗教票を武器に権力を壟断する公明党にも、内心違和感を抱いているとみて間違いない。
<霞が関の反乱>
 安倍内閣の5年間は、すさまじいほどの極右路線が爆走した。その典型が、特定秘密保護法であり、続く戦争法である。そして現在、悪法の最たる共謀罪まで強行しようとしている。いずれも憲法に違反する。
 「もう耐えられない」と思い詰める官僚が必ずいる。霞が関の反乱である。

 警察・検察内部にも、良心的な役人は必ずいる。安倍・官邸の最大の敵は、霞が関の中にいる。安倍夫妻は既に感じ取っているはずだ。
2017年5月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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