2018年05月30日

加計・日本会議事件の核心<本澤二郎の「日本の風景」(2990)

<作戦会議だった柳瀬・招集会合>
 愛媛県が作成した加計・獣医学部新設についての内部文書発覚が、安倍・日本会議犯罪を見事に暴いている。同じ内容の文書は、今治市にもあるだろう。同市長はビビっているが、それでも喚問を恐れてか、加計と安倍の極秘会見を容認した。事件の核心は、柳瀬が招集した会合で、それは単なる打ち合わせではなかったことである。加計の獣医学部新設に向けた官邸主体の作戦会議だった。したがって、柳瀬の証人喚問で、安倍はお陀仏となろう。


<招集者が特区担当の首相秘書官>
 安倍と加計は、血のつながりがあるというのが、公然の秘密となっている。加計は安倍の金庫番ともいえるスポンサーであることを、安倍自身が認めている。ふたりとも、熱心な神道信者の日本会議メンバーである。
 加計・愛媛県・今治市の関係する三者を招集した人物は、特区担当の柳瀬首相秘書官・現経産省審議官である。
 当初、記憶にないととぼけていた柳瀬は、愛媛県の内部文書公開で、嘘をつくことは出来なくなった。会合の事実を渋々認めた。こうした対応は、犯罪者特有の対応である。官僚として失格、罷免の対象である。柳瀬も佐川同様の国民を裏切った悪人である。
<場所が官邸>
 それにしても、手口が大胆すぎる。普通であれば、証拠が残る首相官邸を避けるものだが、堂々と官邸に召集をかけた。
 監視カメラに映像が残っている。入官記録も残っているが、廃棄したのか、誰かがこっそりと残しているかもしれない。衛視は、この事実を承知している。首相官邸での三者による密会を、誰が計画したものか。暴利を手にする加計孝太郎である。

 加計と安倍は、携帯で24時間、自由に連絡が取れる「おい、お前」の間柄である。加計が安倍に要請、安倍が柳瀬に指示したものであることが分かる。
<柳瀬が「首相案件」>
 「これは首相案件」という言葉が、柳瀬から飛び出した。
 愛媛県・今治市・加計の三者は、この柳瀬コメントを覚えている。愛媛県の文書に記録されていた。これは官邸主導で進めているプロジェクトという事実を、安倍が間接的に仲間の加計に、しかと伝達したものである。「加計案件は官邸が関与したものではなく、主導した」という事実を三者、特にスポンサーの加計に印象付けたものだ。してやったりの日本会議メンバーの加計である。神風が吹いたと信じたのだろうか。
<「死ぬ気でやれ」とハッパ>
 柳瀬の「死ぬ気でやれ」というハッパをかけた事実も記録されていた。役人は、普通は正直である。余計なことは記録しない。柳瀬の発言を素直に記録したものだ。
 おそらく三者は、小型の録音機で声も残しているだろうが、これを提出する勇気は、愛媛県にもないだろうが、この発言からも、単なる打ち合わせでないことが理解できる。

 加計の陰謀案件を、安倍官邸が前面に出て、指揮しているものである。日本会議の安倍・総指揮官が、現場指揮官の柳瀬に指示したのだ。柳瀬は首相案件として、関係三者を官邸に呼びつけて、しっかりと対応せよ、と言明したものであることを、小学生でも理解できる。
<「藤原に会え」と具体的指示>
 柳瀬は具体的な段取りまで指示していた。「内閣府の藤原に会え」という指示に、関係者は従って、藤原にも会った。ことは、とんとん拍子に進行した加計の獣医学部新設問題、岩盤にドリルで穴をあける作戦は、安倍が自ら主導したことで具体化、実現したものだ。疑いの余地などない。
<安倍への謝礼の行方>
 かくして、加計のために、獣医師会・農水省・文科省の岩盤に、安倍官邸がドリルで穴を開けたことになる。日本会議の暴政が可能にしたものだ。国民は、改憲軍拡や靖国参拝もそうだが、神主団体の日本会議の暴政であることに、しかと目を向ける必要がある。結果、間違いなく贈収賄事件成立だ。抵抗した前川前文科事務次官を斬り捨てたが、彼は倒れなかった。愛媛県は、新知事が誕生していた。安倍犯罪にNHKや一部官邸新聞テレビは蓋をかけているが、それでも多くの国民は、恐ろしい売国的首相犯罪を知ってしまった。

 贈収賄事件の成立による安倍への謝礼の行方も注目を集めている。
<今治市長のリコール運動へ>
 哀れは、財政規模の少ない今治市だ。善良な市民の怒りは想像を超えている。どうするか。
 腐敗にまみれた市長と市議会を解散・罷免させないと、今治市と市民は地獄に落ちることになろう。

 善良な市民は決起するしかない。国民はそのことを期待している。憲法は卑しい犯罪公務員の罷免を求めている。リコール運動が表面化することになろう。正義の士は少なくない。
 主権者は、安倍官邸と今治市の腐敗役人を排除するしかない。日本の民主主義を死守するために!
2018年5月30日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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