2019年03月19日

自民党猿軍団<本澤二郎の「日本の風景」(3259)

自民党猿軍団<本澤二郎の「日本の風景」(3259)


<西日本に集中したbossザル>
 不思議な夢を見た。国連総会の場だ。突然の山のような資料に関係者は悲鳴を上げた。そばでドイツのメルケルが、不満たらたら資料を開いている様子に気付いて、瞬間、声をかけた。「あなたは世界最高の政治指導者だ」といって握手して、目が覚めた。

 清和会OBが、あまりにも低能で、始末に置けない心臓に、腹を据えかねて、自民党派閥ならぬ自民党猿軍団の異変を知らせてきた。彼は自民党崩壊の前兆と分析した。確かにbossざるが西日本に集中している。関東から東北・北海道に一人もいない。
 もうじきおしまいの二階の後継者は、河村建夫で山口県だ。竹下と細田が島根県、石破が鳥取県である。岸田が広島県、麻生は福岡県といった具合で、まことに心臓に比例してレベルが低すぎる。
 2019年危機も推して知るべしだ。
  いつのころからか。それが清和会の森喜朗・神の国内閣からである。ついで、小泉が散々靖国参拝して隣国との信頼関係を壊し、郵政利権をワシントンに提供した。この小泉が、シンゾウ内閣を実現して、日本を大混乱の「危機の時代」へと追い込んだ。
 清和会内閣でまともだっだったのは、本家の福田康夫だけだった。
<政策=原発再稼働+まやかしの東北復興五輪>
 西高東低の自民党猿軍団の政策を取りまとめてみると、それは311を無視した原発再稼働である。
 ドイツのメルケルは、即座にやめた。彼女は世界最高の政治リーダーである。
 ついで、まやかしの五輪東北復興だった。東北は、311で破壊され、買収五輪でも翻弄され、復興は利権の渦中に叩き込まれ、人々は棄民でしかなかった。
 bossざるは、東北に一人もいなかったことも災いした。
<極め付きは改憲大軍拡で危機を呼び寄せ孤立化>
 極め付きは、偏狭な反共主義による改憲大軍拡路線の強行だった。中国敵視政策に変化は起きていない。
 企業も国民も分かっている。
 文化と伝統の中国観光へと足を向ける市民は少ない。企業人も中国駐在を好まないのか、日本人の姿は消えてしまっている。
 北京の床屋に入っても「日本人か」と問いかけるものは皆無だ。「韓国人か」が相場である。
 中国とは、平和友好条約がある。友好国だが、極右政権がそれを排除している。中国敵視政策でもって、改憲と大軍拡を正当化している自民党猿軍団と、下駄の歯の公明党創価学会ということになる。危機を呼び寄せる孤立化した日本だ。
 これの解体は、4月の統一地方選挙と7月の衆参同日選挙ということになる。東日本の有権者が覚醒すれば、それも可能である。
2019年3月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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