2019年03月20日

小泉と安倍の仲<本澤二郎の「日本の風景」(3260)

小泉と安倍の仲<本澤二郎の「日本の風景」(3260)

<出馬のさい、カネがなかった総裁候補>
 安倍晋三を自民党総裁・首相に持ち上げた張本人は、誰もが知る小泉純一郎である。二人の接点は何だったのか。カネということになるのだが。それも300万円。
 日本政治をダメにした元凶は、清和会である。特に森喜朗が、小渕恵三内閣の幹事長になっていた関係である。森は在任中に「日本は天皇中心の神の国」と公言して、政権を沈下させて、辞任に追い込まれた。
 清和会を指揮する小泉に金がなかった。その時、助っ人役を買って出たのが、副幹事長の安倍だった。
<安倍が300万円を調達>
 彼は300万円を懐に入れて調達した。むろん、安倍の金ではない。清和会OBは、当時の小泉の金庫に詳しかった。姉の信子と親しかった関係である。
 離婚して独身生活に大満足の小泉の女性遍歴は有名だった。カネはその方面に回していたようだ。新橋芸者事件もその一つである。この一件で、秘書の飯島勲が台頭する機会を手にした。秘書がオヤジを超える点では、安倍の父親・晋太郎の場合もそうだった。晋太郎が元気なころ、夫人の洋子は相当苦労させられた。
<事務所経費も不足していた純一郎>
 慎太郎が亡くなった時、自宅奥の金庫に大金が眠っていたことは、知る人ぞ知る、である。その金をはたいたものであれば立派だが、シンゾウは他から調達した。
 「小泉は、総裁選の事務所をつくる経費もままならなかった」という清和会OBの指摘は、当初は確かだったろう。安倍はこの金で、小泉に貸しを作った。
<清和会のタニマチ鯉渕某>
 茨城県に鯉渕という、当時、大金を自由に動かすタニマチがいた。元町議の鯉渕は、不動産売買で大金を作っていく。丸紅の先兵となって、破格の利益を手にしてゆく。
 当初は、茨城の実力者・橋本登美三郎の支援者となった。そして、いつのまにやら清和会と結びついていた。この鯉渕から300万円を調達した安倍は、すぐさま官房長官秘書官に就任した。
<田中真紀子応援で人気浮上>
 小泉人気は、彼の破天荒な発言を新聞テレビが報じたことで、急浮上する。「自民党をぶっ壊す」はその典型である。
 さらには田中真紀子の応援演説である。彼女の舌鋒は、父親を上回るもので、総裁選を盛り上げた。
 筆者は小泉とは仲良しの同世代、彼の結婚式にも出ている間柄だ。引き出物のちゃちな時計は、今も我が家の玄関先で動いているから不思議である。
 彼を支援するコメントを、当たり前のようにしていた。まさか彼が靖国派とは知らなかったし、郵政民営化の信者などということも知らなかったものだから。
<森喜朗・神の国人脈継承=国家神道=神社本庁=神道政治連盟(靖国派)=侵略=聖戦=日本会議=反共主義=改憲大軍拡>
 いま冷静に分析してみると、安倍の300万円は表面的な現象の一つでしかなかった。森喜朗の「神の国」人脈をしっかりと継承していた。
 現在の日本会議である。不気味なこの極右勢力の本体は、神社本庁である。その政治部門が、神道政治連盟である。
 靖国派だ。その関係で、小泉は繰り返し靖国神社に参拝して、隣国と国際社会に怒りといら立ちを巻き起こした。彼は忠実な「神の国」の実践者となった。

 この神道と連携する勢力が、死の商人・日本の軍需産業・1%財閥・改憲軍拡派ということになる。したがって歴史認識は、アジア解放戦争・聖戦という、過去を正当化する、時代錯誤の立場を貫いて恥じない。
 隣国との従軍慰安婦・徴用工問題は、こうした背景から再発したものだ。ドイツとの落差とはこのことである。メルケルと心臓の落差は、天と地ほどの開きがあろう。
2019年3月20日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

以下は、掲示板「阿修羅」に掲載された小泉認識の一部。

24. 2010年3月10日 03:36:22
出自は問題ではないと思います。
しかし、首を絞めながらの行為が好きだからといって、殺してしまったのではしゃれになりません。それを隠して総理になってはいけません。(らしいです)
出自は問題ではないと思います。しかし血は争えません。顔を見ればわかります。
お父さんとそっくりです。ということは・・・
25. 2010年3月10日 03:51:51
単に「出自」の問題ではすみませんよ。「現在進行形」なのですから。彼の靖国参拝時にヤクザが大挙して境内でガードしていたのを目撃しました。腰抜けマスコミのどこがそれを報じましたか? それに比べたら、いじめられっ子の小沢の一ちゃんなんてカワイイものです。
26. 2010年3月10日 04:15:54
清和会ならば小泉くらいの政治家は普通なのではないでしょうか?
そもそも田中派の度重なる分裂後も完全な反主流派に甘んじた清和会が表舞台に舞い戻ったのも5人組の密室会談にある。総裁選を経ずに総裁となった森のアンポンタンを甘く見ていつでも引き摺り下ろせると考えた野中や青木の主流派と「森さんで・・・」と水を向けた村上正邦の責任は重い。亀井さんはさぞかし後悔しただろう。
一旦主流派に戻ってしまえば裏の組織は強力なんだから息を吹き返しても仕方がない。麻生以降反主流派に転落したら今日のよな悲惨な構成員しか残っていないのだから、清和会とはそもそもヤクザ紛いの組織であることが分かる。

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