2019年03月24日
8年にもなって鉄道<本澤二郎の「日本の風景」(3264)
8年にもなって鉄道<本澤二郎の「日本の風景」(3264)
<東北復興の遅れを象徴する出来事>
モンゴル相撲とイチロウ旋風に徹していた安倍のNHKが、昨日は東北の鉄道が開通したという大報道に代わった。それをラジオで確認した。これこそが、東北復興の遅れを象徴する事件だった。
当初は耳を疑った。「今更なんだろう。開通式なら安倍の声も」と錯覚したほどである。
房総半島に住んでいると、三陸鉄道のことを知らないのだが、それにしても8年間も放置されてきた東北の民の辛抱強さに、改めて驚かされた。
<中国では無数の高速鉄道・高速道路が開通>
中国では、今年の正月に1日1000万人の人民を移動させる、日本だと新幹線が活躍していた。いたるところ高速道路網も。
この8年間で、中国の鉄道と道路は、ほぼ完成した感があるのだが、日本の安倍内閣は、たかが地方の鉄道に手を焼いていた。
おかしい。不思議な現象であるが、それもこれも政治の腐敗と関係している。東北棄民という言葉は、本当だったのだ。
<五輪利権に吸い取られた東北・東日本>
最近、発覚した100人ほどの除染会社の役員の給与は、3年間で77億円。これこそが東北復興の血税の行方を裏付けていた。
この会社から裏金を懐に入れた政治屋は極刑にすべきだと思うが、福岡の県民はどうだろうか。
77億円を地元に還元させよ、である。腹が煮えかえるような現実を、地元の人たちは、どう受け止めているのであろうか。
東北の復興資金は、除染と五輪利権事業に吸い取られてしまったのだ。自公政治の悪辣さに反吐が出てくる。
<JOC竹田逮捕?で止まるかどうか>
2020五輪は、犯罪五輪としてその名を後世につたえることになろうとか。「福島東電放射能の処理は終わった」という趣旨の安倍宣伝ともう一つは、安倍ー森喜朗ー石原慎太郎ラインによる、国際オリンピック役員に対する大がかりな買収事件の結果だった。
これは世界が周知の事実である。隠しようがない。フランス検察が「竹田逮捕」で満足するだろうか?
<東電福島の東芝3号機は核爆発>
「犯罪五輪」に大義はない。不浄なスポーツ大会を、人類は感動的に受け入れてくれるだろうか。そんなことはない。
ギリシャの人々は納得するだろうか。カネと犯罪にまみれただけではない。地球を破壊する放射能汚染について、到底容認できないだろう。
改めて言いたい。東芝製の3号機爆破は、水素爆発では断じてない。核爆発である。いかなる壁も貫き通す中性子が飛び散って、東北や首都圏の市民の健康を破壊している。
東芝と東電の責任は、永久に問われていく。そして政府・霞が関の責任である。さらに原発推進世論を形成することに貢献した読売以下のマスコミ人の責任も重い。
この始末、どうつけるか。日本政治の課題となって、後世に引き継がれる。安倍・自民党と山口・太田の公明党の責任も、きわめて重い。
<房総半島水源地に放射性廃棄物1万トン投棄!>
いまだに千葉県民は気付いていない。ごく一部の市民だけのようだ。
房総半島の水源地・大福山にある巨大な産廃場に放射性廃棄物1万トン投棄事件に関与した、業者と政治屋の責任について、である。
東電福島の放射能汚染が、茨城県を飛び越えて、民度の低い千葉県民をモルモットにさせるという大事態が起きている。
急ぎ撤去するしかない。見逃して、房総半島と東京湾を、死の世界にするわけにはいかないだろう。
<安倍・自公を叩き潰せ!>
まともな人間であれば、安倍・自公を叩き潰すしかない方法はない。彼らは人間ではない。人間であれば、決してしないことを、数多くしでかしてきた。
人間に譬えると、血も涙もないやくざである。魔物であろう。
4月の統一地方選と7月の衆参ダブル選挙で、完膚無きまで追い詰め、叩き潰すことが天の声・民意であろう。沖縄に負けないで、今度は東北・東日本が決起する番である。政治が変わ
らないと、国民生活は変わらない。
2019年3月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
三陸鉄道、つながって「リアス線」誕生 津波被災の区間復活 久慈−盛163キロ
(毎日新聞) 2019/03/23 10:37
釜石駅に入る三陸鉄道リアス線の記念列車=岩手県釜石市で2019年3月23日午前9時50分、喜屋武真之介撮影
(毎日新聞)
東日本大震災の津波で不通になっていた岩手県沿岸部のJR山田線宮古―釜石間(55.4キロ)が23日、第三セクターの三陸鉄道(三鉄)に経営移管され、8年ぶりに同区間での運行を再開した。同区間を南北に挟んで三鉄の「南リアス線」(釜石―盛)、「北リアス線」(久慈―宮古)とつながり、全区間を「リアス線」と改称。第三セクターでは最長となる全長163キロの路線が誕生した。
貼り付け元
<東北復興の遅れを象徴する出来事>
モンゴル相撲とイチロウ旋風に徹していた安倍のNHKが、昨日は東北の鉄道が開通したという大報道に代わった。それをラジオで確認した。これこそが、東北復興の遅れを象徴する事件だった。
当初は耳を疑った。「今更なんだろう。開通式なら安倍の声も」と錯覚したほどである。
房総半島に住んでいると、三陸鉄道のことを知らないのだが、それにしても8年間も放置されてきた東北の民の辛抱強さに、改めて驚かされた。
<中国では無数の高速鉄道・高速道路が開通>
中国では、今年の正月に1日1000万人の人民を移動させる、日本だと新幹線が活躍していた。いたるところ高速道路網も。
この8年間で、中国の鉄道と道路は、ほぼ完成した感があるのだが、日本の安倍内閣は、たかが地方の鉄道に手を焼いていた。
おかしい。不思議な現象であるが、それもこれも政治の腐敗と関係している。東北棄民という言葉は、本当だったのだ。
<五輪利権に吸い取られた東北・東日本>
最近、発覚した100人ほどの除染会社の役員の給与は、3年間で77億円。これこそが東北復興の血税の行方を裏付けていた。
この会社から裏金を懐に入れた政治屋は極刑にすべきだと思うが、福岡の県民はどうだろうか。
77億円を地元に還元させよ、である。腹が煮えかえるような現実を、地元の人たちは、どう受け止めているのであろうか。
東北の復興資金は、除染と五輪利権事業に吸い取られてしまったのだ。自公政治の悪辣さに反吐が出てくる。
<JOC竹田逮捕?で止まるかどうか>
2020五輪は、犯罪五輪としてその名を後世につたえることになろうとか。「福島東電放射能の処理は終わった」という趣旨の安倍宣伝ともう一つは、安倍ー森喜朗ー石原慎太郎ラインによる、国際オリンピック役員に対する大がかりな買収事件の結果だった。
これは世界が周知の事実である。隠しようがない。フランス検察が「竹田逮捕」で満足するだろうか?
<東電福島の東芝3号機は核爆発>
「犯罪五輪」に大義はない。不浄なスポーツ大会を、人類は感動的に受け入れてくれるだろうか。そんなことはない。
ギリシャの人々は納得するだろうか。カネと犯罪にまみれただけではない。地球を破壊する放射能汚染について、到底容認できないだろう。
改めて言いたい。東芝製の3号機爆破は、水素爆発では断じてない。核爆発である。いかなる壁も貫き通す中性子が飛び散って、東北や首都圏の市民の健康を破壊している。
東芝と東電の責任は、永久に問われていく。そして政府・霞が関の責任である。さらに原発推進世論を形成することに貢献した読売以下のマスコミ人の責任も重い。
この始末、どうつけるか。日本政治の課題となって、後世に引き継がれる。安倍・自民党と山口・太田の公明党の責任も、きわめて重い。
<房総半島水源地に放射性廃棄物1万トン投棄!>
いまだに千葉県民は気付いていない。ごく一部の市民だけのようだ。
房総半島の水源地・大福山にある巨大な産廃場に放射性廃棄物1万トン投棄事件に関与した、業者と政治屋の責任について、である。
東電福島の放射能汚染が、茨城県を飛び越えて、民度の低い千葉県民をモルモットにさせるという大事態が起きている。
急ぎ撤去するしかない。見逃して、房総半島と東京湾を、死の世界にするわけにはいかないだろう。
<安倍・自公を叩き潰せ!>
まともな人間であれば、安倍・自公を叩き潰すしかない方法はない。彼らは人間ではない。人間であれば、決してしないことを、数多くしでかしてきた。
人間に譬えると、血も涙もないやくざである。魔物であろう。
4月の統一地方選と7月の衆参ダブル選挙で、完膚無きまで追い詰め、叩き潰すことが天の声・民意であろう。沖縄に負けないで、今度は東北・東日本が決起する番である。政治が変わ
らないと、国民生活は変わらない。
2019年3月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
三陸鉄道、つながって「リアス線」誕生 津波被災の区間復活 久慈−盛163キロ
(毎日新聞) 2019/03/23 10:37
釜石駅に入る三陸鉄道リアス線の記念列車=岩手県釜石市で2019年3月23日午前9時50分、喜屋武真之介撮影
(毎日新聞)
東日本大震災の津波で不通になっていた岩手県沿岸部のJR山田線宮古―釜石間(55.4キロ)が23日、第三セクターの三陸鉄道(三鉄)に経営移管され、8年ぶりに同区間での運行を再開した。同区間を南北に挟んで三鉄の「南リアス線」(釜石―盛)、「北リアス線」(久慈―宮古)とつながり、全区間を「リアス線」と改称。第三セクターでは最長となる全長163キロの路線が誕生した。
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jlj001 at 08:16