小蒔「母の日なのですが、何を贈ったらよいものか…」

霞「基本はカーネーションとかよね」

小蒔「カーネーションというと…」

霞「こういうのね」

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小蒔「あ、見たことがあります!かわいいですね」

霞「贈り物でお花、って最近あまりないからかえっていいかもしれないわね」

小蒔「お花って自分で買いに行ったことないのでどうしたらいいんでしょう…」

霞「明日一緒にお花屋さん行く?」

小蒔「ホントですか!?せっかくですし他にも何かあげたいです」

霞「そうねえ…。百貨店まで行ってそこでお花もギフトも探しましょうか」

小蒔「わー。楽しみです!」



~翌日~

小蒔「お母様は何を贈ったら喜んでくださるでしょうか…」

霞「何かこれが欲しいとかっておっしゃってた?最近」

小蒔「五本指ソックスが欲しい!とこの間話していました」

霞「……贈り物ぽくはないわね…」

小蒔「…あ、そういえばいつも使っている扇子がかなり古くなっていた気がします」

霞「うん!扇子、いいんじゃない?3階にあるみたいだから見てみましょうか」

………

小蒔「水墨画模様の渋いものもいいですし…、こっちの緑がいっぱいのものも癒されますし…。うーん」

小蒔「……いえ、やっぱりかわいいものにしましょう。この桜模様のものにします!」

霞「あら、いつもより早かったのね」

小蒔「いつまでもこういう扇子が似合いそうなお母様ですから、案外迷わずに決めることができました」

霞「それじゃあこれと、カーネーションを買って帰りましょう」

小蒔「はいっ」


………

~帰路~

小蒔「霞ちゃんは」

霞「ん?」

小蒔「お母さんに何か差し上げるんですか?」

霞「ええ。さっき買って来たわ。最近紅茶にはまっているらしいから良さそうな葉をいくつか。それから、私は毎年手紙も付けているわね」

小蒔「手紙?」

霞「なかなか実家に戻ることもないから、感謝の気持ちと、『元気でやっていますよ』っていう報告の意味も込めて、ね」

小蒔「なるほど!霞ちゃんは優しいですね」

霞「照れるけど、親からしたら嬉しいみたい」

小蒔「私もやりたいです!」

霞「小蒔ちゃんは、お母様と一緒にお出かけしたらどう?」

小蒔「お出かけ?」

霞「まだ明日もお休みだし、1日一緒にいてくれるだけでも喜ばれると思うわ。年が上がっていくにつれてそういう機会も減っていくし」

小蒔「そういうものでしょうか」

霞「たぶんね」ウフフ

小蒔「それでは明日もお出かけします!2人で遊んで、帰ってきたらプレゼントを渡します!」

霞「楽しい1日になるといいわね!」