爽「何で高校生にもなってたかしくんは池の周りを同じ速度で何周もしてんだよ」

爽「暇か」

誓子「高校生にもなって何でそんな問題やってるのかしらね」

爽「童心に帰るというかさ、そんな感じ」

誓子「今の数学に目を向けなさいよ」

爽「数学も大概だよな~。赤玉と白玉が出る確率なんかてめえで考えろって言うね?」

誓子「解かさせるのが目的なんだからそれを言ったらダメでしょ」

爽「だってさー自分でやったら分かるじゃん」

誓子「じゃあ爽がやればいいじゃん」

爽「……」

誓子「グダグダ言ってないで少しは進めたらー?」カリカリ

爽「あとあれだ!たかしくん関連で」

誓子「何よ」

爽「『忘れ物をしたので取りに戻った』ってやつ!忘れ物すんなよ!」

誓子「あーあるわねそういうの」

爽「しかもたかしくん行き徒歩だったのに家帰ってから自転車使いだしてさあ!」

誓子「統一してほしいってこと?交通手段を」

爽「自転車あるなら最初から使えしー」

誓子「何か事情があったんだよきっと」

爽「むー」

誓子「それに忘れ物した挙句集合場所分かんなくなったとかバス乗り過ごしたとかわけわかんないこと言って誰かさんをほっとくような人が言えたことじゃないよね」

爽「ごめんなさい」

誓子「何か怒れてきたから後で白くま1本ね」

爽「おいおい!それはそのとき埋め合わせしたろ!?」

誓子「勉強分かんないから付き合ってくれーって言ってるのに愚痴ってる分も込み」

爽「…くそう」

誓子「納得したならよろしい」カリカリ

爽「しゃーないやるかっ」カリカリ

爽「……あっ」

誓子「今度は何?」

爽「この『ただし摩擦は考えないものとする』ってやつ!考えろよ!」

誓子「何物理やってんの?」

爽「手元にあったからさ。摩擦のない世界なんかないだろと言いたい」

誓子「高校レベルではできない、ってだけでしょたぶん。摩擦考えて計算してみたら?(笑)」

爽「小馬鹿にしたろ!どうせできませんよできませんよ!」

誓子「今できることをしましょうね爽ちゃん」テキストツキダス

爽「もうテストなんて嫌だあ…」