~IH期間中~

咲「ケータイ持たせてもらったのはいいけどやっぱり分かんないや」

咲「どれが何のボタンなんだろうね」

ポポン♪

咲「!? な、なに」

ポポン スミマセン、ヨクワカリマセン

咲「…」

周りの人「フフッ…」

咲「す、すすすみません!!///」ダッ

咲「もー、急に喋りだす機能があるなんて聞いてないよ!」タタターッ



咲「ということがありました!すっごく恥ずかしかったんですから!」

和「咲さん真ん中のボタン長押ししましたね…」

まこ「その喋ったんは音声ガイドなんじゃ」

ポポン♪

まこ「長野の今の天気は?」

ポポン ナガノケンナガノシハ タイヘンヨイテンキデス

まこ「こんな感じで教えてくれるんよ」

咲「ええー!すごい!」

久「これから道案内もスマホに任せちゃったら?」

京太郎「無理ですよ、まずこいつ地図読めないし」

咲「馬鹿にして!ガイドしてくれるなら分かるもん!」

京太郎「ホントかよー」

咲「何ならコンビニまでお遣い行ってきてもいいよ?この人に聞くから帰ってこれる!」

優希「無理だと思うじぇ」

咲「じゃあ全員分のシュークリーム買ってきますよ!見ててください!」バタン

久「行っちゃった」

和「お、お気を付けて…」




咲「さあ、早速やってみましょう。真ん中のボタンを長押しして…」

ポポン♪

咲「ここから一番近いコンビニに連れてってください」

ポポン ハイ、ミツカッタノハコチラデス

咲「おおー!すごい!」

咲「それじゃあ、そこまでの道順を教えて」

ポポン オシラベシテイマス…

咲「あ、地図が出てきた」

咲「今いるのは…このホテルだったっけ」

咲「行って帰ってくるだけならできる!ガンバレ自分!」

………

咲「」グスン

京太郎「暑い中よく頑張ったと思う、俺は」ポンポン

久「充電のこと伝えるの忘れてたわね」

咲「コンビニから出たときにはもう画面が真っ暗で…怖かった…」

まこ「お店の人から電話があったときは何かと思ったわ」

咲「調子に乗ってすみませんでした…」ペコリ

久「気にしない気にしない!それよりさ、道案内とかもできるんだけど、もっと楽しいこともできるのよ?」

ポポン♪

久「ダジャレを言って」

ポポン フトンガフットンダ

久「ね?」

咲「え!?すごい!!会話もできるんですか?」

和「会話というか、これも聞かれたことに答えるという機能の1つですね。ユーモアがあっていいと思います」

咲「へー。便利なケータイだねー」



~夜~

ポポン♪

咲「歌を歌って?」

ポポン キクニタエナイデショウカラヤメテオキマス

咲「そんなことないよ。歌って?」

ポポン ソレハムリデス

咲「じゃあじゃあ、好きな本は?」

ポポン ワタシハホンハヨメマセン

咲「あなたは何歳ですか?」

ポポン ヒミツデス

咲「えー」

優希「咲ちゃん…」

和「そろそろ寝ましょう?何だか色々と悲しいです…」

咲「もうちょっとだけ遊んだら!お願い!」

優希「このままじゃ友達いなくなっちゃうじぇ」