淡「亦野先輩っ!」

誠子「おーどうした?」

淡「明日から旅行に行くんだけど何欲しいですか?」

誠子「えー何でも嬉しいけどな。どこ行くの?」

淡「宮城です」

誠子「そうなると萩の月とかか」

淡「先輩魚介系じゃなくていいんですか?」

誠子「別にいいよ(笑) そこまで魚バカじゃないよ」

淡「分かりましたー」

菫「…」


淡「たかみー」

尭深「なあに淡ちゃん」

淡「手っ取り早く読書感想文終わらせたいんだけどどうしたらいいかなー?」

尭深「またすごいことを聞くね」

尭深「やっぱり今まで読んだ本の中で1番スラスラっと読めた本を選ぶといいんじゃないかな?」

淡「私本読まないんだけど」

尭深「文庫本とか買わない?」

淡「買ったことないよ!」

尭深「そ、そうなんだ…それじゃあ本屋さんに平積みされてるのとか、オススメされてるわけだしいいんじゃない?」

淡「みんなが読んでる本なら私も読めるかもね!それで行こう!」

尭深「頑張ってね」ニコ

菫「…」


菫「淡はどうも私に質問しに来ない気がするんだ」

照「そうかな」

菫「そうとも」

照「いつも仏頂面だから恐いんじゃない?」

菫「お前に言われたくないんだが」

照「私は本気出してないだけ」

照「(*゚▽゚*)」

照「やればできる」

菫「急にやるのやめてくれ!ビックリするから!」

菫「うーん…。聞きにくいオーラを醸しているのかもしれないな…」

照「後輩の子達に聞いてみよっか、印象を」

菫「えっ、そ、そんな直接的に私の印象聞くのか?」

照「考えがある。任せて」



~数日後~

照「新聞部に頼んでイメージ調査をしてみたよ」

菫「そういうことか…。で、どういう感じだ?」

照「『一番かっこいいと思う先輩は?』……これについては、菫が1位だったよ」

菫「そ、そうか」

照「『一番気さくに話を聞ける先輩は?』……これは尭深と誠子が1位と2位」

菫「うっ」

照「菫は下から数えたほうが早かった」

菫「」ガンッ

照「ちなみに私もそんなに順位は高くなかったのでショック」

菫「それでも私より上なんだろ!」

照「」フッ…

菫「その顔やめろ!腹立つ!」

菫「まったく、何がいけないというんだ私の…」

照「やっぱり高嶺の花、って感じがありすぎるんだと思う。部長だし次鋒スタメンだしクールビューティーだし笑わないし」

菫「ど、どうしたらいいんだ」

照「フランクで快活な、そんなイメージを作ろう。そうすればみんな『菫先輩!質問です!』って来てくれると思うよ」

菫「なるほどな…」

照「早速試してみよう」



菫「淡!」

淡「んー?菫先ぱ…」

菫「」ニ゙ゴ

淡「あ、あ……」

菫「何か分からないことがあったら遠慮なく聞いてくれ」ニ゙ゴ

淡「ごめんなさい」

菫「なぜ謝る」

淡「だってそんな怖い笑顔で来られたら…」

菫「」

照「(*゚▽゚*)」

照「こうだよ、菫」

菫「う、分かってるよ」

菫「(*゚▽゚*)」

淡「うわあ…」

菫「うわあとは何だ!」