ガチャ

美月「いらっしゃいませ~」

耕介「」ペコ

耕介「ちょっと土産物を探してるんですけど…」

美月「はーい、どなたにお渡しします?」

耕介「ちょっと仕事関連で」

美月「上司の方ですね?じょうしきのあるものでないといけませんねえ」ウフフ

耕介「え、ああ、そうっすね」

耕介(え、何でこんな美人なのにいきなりダジャレ放り込んできたの)

美月「いつごろ渡すんですか?」

耕介「えっと、明日にでも上京しようかと思ってたのでそこで…」

美月「へぇ~。お早いんですねえ」

美月「そうしたらこのフィナンシェなどいかがでしょうか?明日にアススメです」

耕介「オススメ、ですか…」

美月「ちょっと食べてみます?」

耕介「あ、いいんですか?」

美月「どうぞどうぞ」

耕介「すみません、一口だけ」パクッ

耕介「!! うまい!」

耕介「つい次の手が伸びちゃいますね、これ」ニッコリ

美月「あら」ジーッ

耕介「な、何でしょう?」

美月「もしかして、白築慕ちゃんのご家族の方じゃ?」

耕介「え、そうですけど…。何で分かったんですか?」

美月「笑った時の顔が慕ちゃんそっくりだったんですもの」

耕介「それだけでよく分かりますね…」

美月「印象的な笑顔だったから」ウフフ

耕介「あ、そういえばお邪魔させてもらったことありましたっけか」

美月「ニコニコしながらそれをニコ食べてましたよ~」

耕介「…」

耕介「ま、まあその節はお世話になりました」ペコリ

耕介「まさかこんなところでお礼できるとは」

美月「いえいえ、うちの娘も喜んでいましたから」

美月「いい子ですね~、慕ちゃん」

耕介「麻雀を友だちとやるようになってからどんどん成長してるみたいで。いいものを吸収できてるのかな」

美月「まあ、じゃんじゃん友だちができますね」ニコニコ

耕介「…ちょいちょい放り込んできますね」アハハ…

美月「??」

耕介「いや、何でもないっす」

耕介「じゃあその、フィナンシェください」

美月「はーい、ありがとうございます♪ 何個入りにしましょうか?」

耕介「16個ので!」

美月「じゆうらっかで?」

耕介「自由落下では入れないでください!普通に入れてください!」

美月「」ニコニコ

耕介(なんつーか、捉えどころのない人だ…)

美月「はい、お待たせしました」

耕介「ありがとうございます。これからも仲良くしてやってください」

美月「こちらこそ」ペコリ

美月「自由に12歳できるように見守っています」

耕介「ははは…」







~白築家~

耕介「ただいま」

慕「お帰りなさいませ」パタパタ

慕「東京の準備は大丈夫?着替えとか」

耕介「おう、あとちょっとで終わると思う。お土産も買えたしな!」バサッ

慕「あ!これはやりちゃんちのお菓子!」

耕介「たまたま寄ったらお母さんに会えてさ」

慕「どうだった?」

耕介「ダジャレばっかり言ってたな」

慕「こないだもそうだったよ」

耕介「あと慕とオレ似てるって」

慕「えー、そうかな?」

耕介「嫌?」

慕「全然!」ニッコリ

耕介「良かった(笑)」