~東京~

はやり「もう3月になったんだし、出る準備しないとね!」

はやり「4年も住んでるとなかなか離れたくないけど……」

はやり「断捨離だよ!」


はやり「家電はいるでしょ、家具もいるでしょ、」

クッションたくさん「」

ぬいぐるみたくさん「」

はやり「う、うーんと、これもいる」

はやり「漫画とDVDはー…。また見るかもしれないし、いる」

卒論の資料「」

はやり「これは…、思い出いっぱいだし、いるよね」

はやり「机とイスは…向こうでも買えるし…」

机「」

イス「」

はやり「で、でもなぁ~…。一応持ってってもらお」

はやり「鏡もいる、化粧品もいる、…」

はやり「うわー!!」

プルルルル

慕『もしもしはやりちゃん?』

はやり「はやー。お久しぶり慕ちゃん」

慕『どうしたの?』

はやり「引越が進まないの!どうしよう!!」グスン

慕『あらら』

はやり「家事マスターの慕ちゃんなら何か知恵をくれるんじゃないかって思って!」

慕『確かに子どものときは引越多かったけど』

はやり「でしょ!」

慕『でも私が仕切ったわけじゃないし…』

はやり「だよねー」

慕『はやりちゃんが詰まってるのって、たぶん捨てる捨てないのとこでしょ』

はやり「はや!そうそう!」

慕『涙そうそうみたいだ。うん、で、そこをどうするかだよね』

はやり「思い出があったり、まだ使うかもって思ったりでねー…」

慕『ふふ、そうだと思った』

慕『寮に行くんだっけ?』

はやり「うん、1年目は強制だって」

慕『じゃあ、思い切って家具家電以外は捨てちゃおう!』

はやり「えー!!??無理だよ~!!」

慕『でも部屋に入れれるのも限りがあるでしょ?』

はやり「そ、そうかもしれないけど」

慕『また寮を出るときにさ、新しくそろえて思い出も作り直せばいいんだよ!別れと出会いの季節!』

はやり「あー、そういう考え方」

慕『…ホントは東京から通えればいいのにね』

はやり「あはは。ホントに!」

慕『近いんだもんね』

はやり「うんうんっ」

慕『私に言えるのはこれくらいかなぁ』

はやり「ありがとー!参考にするね☆」

慕『また遊びに来てね!私も行くかもしれない』

はやり「うん、時間作るね」

慕『じゃあね~』

ピッ

はやり「…よしっ、向こうでもそろえられるものはここで手放そう!」

はやり「高校と大学の思い出は、持ってこう!」

はやり「ちょっと進みそうじゃないかな☆」