怜「この子はまた何言うとんねん、かっかせんと、ほら、サイダー飴食べや」

泉「あ、どうも…」ペリペリ

泉「そうやなくて!」コロコロ

泉「お三方みたいな、三文字の苗字ってかっこええなあって思うんですよ」

竜華「そうかな?」

泉「だって親戚以外に会うたことあります?清水谷さんとか園城寺さんとか船久保さんとか」

竜華「あー、確かにないかも」

浩子「その理論でいうと二条もなかなかおらんけど」

泉「ま、まあ確かにですけどね、でも三文字苗字ってとにかく強そうでしょう?」

怜「そんなに?」

浩子「逆に泉はこの中の誰が一番強い名前やと思うん?」

泉「うーん… バランス的には清水谷先輩ですかね」

竜華「いえーい」ブイ

怜「あ、何か今のイラッとしたで」

浩子「先輩のは竜が入っとるからとちゃいます?」

竜華「そうなん?」

泉「いえ、そういうわけでは…。こう、説明が難しいんですけど、縦に書いても横に書いてもバランスいいでしょ?」

浩子「まあ確かに清いの字以外はほぼ線対称やな」

泉「それとあの、3+2っていうんが私の好みなんですよ」

竜華「結局好みの問題になってくるんやね(笑)」

怜「えーなんやじゃあ次に強いんフナQやーん。お姉さんやる気なくなったわ~」グデン

泉「と思うでしょ、実はですね、2番目は園城寺先輩なんです!」

怜「お」

泉「3+2は王道で好きなんですけど、3+1っていうんも逆に趣があると言いますか」

浩子「何の逆やねん、ていうかどの点を取って王道邪道が決まるんや」

泉「それでこの『園城寺』!って来て」バンバンバン

泉「『怜』って締めるんが…ええんですよ」スッ

怜「…りゅーか、こんな分からん世界持った子ぉやったっけ泉は?もっとしっかりしてた思っとったけど」

竜華「あはは」

浩子「モーション激しいな。で、ウチが最弱なのは何でなん」

泉「船久保先輩はまた流れの違う三文字苗字ですからね」フフン

浩子「聞かせてもらおうか」

怜「何でちょっとドヤっとんの」

泉「清水谷先輩も園城寺先輩も、清水に谷、園城に寺がくっついてますよね?でも船久保先輩は船に久保なんですわ」

浩子「ほう」

泉「十分素晴らしいんですけど、なかなかこのお2人には勝てませんね…」

浩子「私の知らんところで勝敗決まるの嫌やわ~、何なんこれ?」

泉「でも、とにかく三文字が良かったです、私も!」

竜華「うちの子になる?」カモン

怜「うちおいでや、毎食プリン出したるで」カモン

浩子「うちはええわ」

泉「流れ!船久保先輩も呼んでくださいよ!」

浩子「そんなん言うて、うちより他のとこの苗字がええ思うてる子に来てもらったら、複雑な四角関係になるし」

竜華「浮気はいかんな~」

怜「ちゃんとうちらとの関係清算してや」

泉「何でちょっと怪しい言い方するんですか!」

セーラ「二条泉……贅沢な名だね」

泉「げ、江口先輩!いつから!?」

浩子「二文字苗字の相方やん」

セーラ「今日からお前の名は二条城泉だよ!」

竜華「いや増えてるよ!セーラ婆増えてる!」

セーラ「誰が婆さんや!良かったな泉、二条+城やで、待望の」

泉「二条城は露骨すぎて嫌ですわ~!」

怜「もうええやん後三条みたく、後二条泉で」

泉「何か高貴すぎて恐れ多いですって!」