かえんだん

タグ:姫松

恭子「模試とはいえ緊張するなあ」

由子「きょーこは頭ええやん」

恭子「そんなことあらへんよ。普通や普通」

由子「まあ妙に意識するのはあるかもしれんねー」

恭子「そうやろ?」

洋榎「そんなもんさっさと終わらせて部活行こうや~」

恭子「アンタかてちゃんとやらな怒られるで」

洋榎「うーんまぁな…。これで成績出るわけやないのに厳しいわ」

由子「ぼちぼち頑張ろ~」



~日本史B~

洋榎(…さっぱり分からんな)

洋榎(藤原さん苗字変えてくれな誰が誰だか分からへんで)

洋榎(しゃーない、5角鉛筆使おか)コロコロ

洋榎(…2)ヌリヌリ

………

洋榎(一応全部埋めたな。…アレ?)

12221224433224

洋榎(マークの番号寄りすぎちゃう?こんな同じ番号続くか?)

洋榎(…いい感じに変えたろ)ケシケシヌリヌリ

13251454123254

洋榎(うん、ええ感じに散らばった)




キーンコーン

洋榎「っし終わった終わった、洋榎ちゃんは部活に行くで~」スタコラ

恭子「どうやった?」

洋榎「どうもこうも、考えてもわからんのばっかやしカンでやったわ」

由子「さすがというか何というか…」

洋榎「国語と数学はちっとは抗ったけどな」

恭子「全部抗わんかい」

洋榎「マークが偏ってたから適度に散らせたわ」

恭子「どういうこと?」

洋榎「12223222みたいになっとったから、1353…とかそんな感じに」

由子「根拠ないのよー」

洋榎「その元のマークも鉛筆で転がして決めたからな(笑)」

恭子「テスト受けに来とらんなもう…」




~数か月後~

洋榎「結果返って来たで~」

恭子「どうやった?」

洋榎「…日本史82点やった」

恭子「嘘やん!?」

洋榎「運も実力の内?」

恭子「ウチと8点差なんが何か腑に落ちんわ」

洋榎「うらやましい?」

恭子「べっつにー」

由子「きょーこ拗ねちゃったのよー」

恭子「拗ねてへん!」

~2年前~

郁乃「よろしくな~」

ザワザワ…

郁乃(そら動揺するわな~…ん?)

洋榎「何か緩そうな人やな」

郁乃(カニ?)

由子「厳しくはなさそうよー」

郁乃(団子?)

恭子「監督は大事にしとるやろか…心配や…」

郁乃(手提げカバンの持ち手?)


~1年前~

郁乃「今年も仰山入って来たね~。よろしくな~」

洋榎「頑張ろうな絹!」

絹恵「うんっ」

郁乃(タコさんウィンナー?)

漫(う、中学でもそこそこ有名な奴がごろごろおるやん…。どうしよ…)

郁乃(…アレは何やろ。例えられんなぁ)

郁乃「…髪型の阪急百貨店やないかー」

恭子「何をいきなり」

郁乃(ここでは奇抜な髪型にせんと入れてもらえんのやろか)

洋榎「お小遣い減らされてもうて」

由子「何か悪さしたんー?」

洋榎「しいて言うなら何もせえへんかった。勉強せえへんかった」

由子「自分のせいやないかーい」

洋榎「これっぽっちでこのいんふれを生き残れとかなぁ。世も末やわ」

恭子「え?呼んだ?」

洋榎「え?」

恭子「今『世も末原』とか何とか言うたやろ」

洋榎「言うてない!」

由子「きょーこ、世界征服したん?」

恭子「いやしてないけども」

洋榎「世の人全員恭子になってもうたらみんな慎重派になってまうで」

恭子「ええやん平和で」

由子「何も決まらなさそうなのよー」

恭子「ウチかてちゃんとグイグイ行くときあるよ」

洋榎「見たことないわー」

由子「ねー」

恭子「むむむ…」

由子「せやけど日本人束になって苗字を末原にしても、中国のリーさんには勝てへんのよー」

恭子「…何で急に人口の話になったん」

由子「手始めに日本から末原化していくとして、途方もない道のりやと思うて。全世界70億人よー?」

恭子「いやしないし、何やねん末原化って。人をウィルスみたいに」

洋榎「S-ウィルスや!」

恭子「何でバイオやねん」

洋榎「そういうことか!それで世界征服を…」

恭子「…末原さんってウチの親族以外で会うたことないな」シレッ

由子「きょーこが私の人生で初末原なのよー」

洋榎「しれっと話題変えんで!」

恭子「まあともかく、何かウチがナルシストみたいになってもうたな」

由子「世も末やわ、世も末にゃにゃ、世も末はや、世も末原…」

洋榎「無意識に聞こえてきたらまあ世も末原に聞こえなくもないな」

由子「私もようあるよー。『このマセガキ!』って言われたらビクッてするもん」

恭子「公共の場でようそんなセリフ出てくんなぁ。ゆーこは育ちええんやから反応せんでええで」

洋榎「『小銭が落ちた!拾え拾え!』とかウチ反応してまうわ」

恭子「それは小銭に反応しとるやろ、拾えの方やないやろ絶対」

~姫松高校麻雀部~

セーラ「…」ガチャ

泉「…」

漫「…?」

セーラ「……な、何…?」

漫「いや何やないですよ!こっちのセリフ!」

セーラ「ああ、そうか、俺らが入って来て『何?』はおかしいわな、そらそうやな。ハハハ」

泉「ハハハ」

セーラ「…何?」

漫「いや分かってませんやん!何の御用ですか」

セーラ「じょーだんじゃ~。そこにおる愛宕洋榎が俺んとこに借金しとんねん」

泉「それで取り立てに来たっちゅうわけですわ」

由子「借金!?」

恭子「それでいくらなんですか」

セーラ「元金利息合わせて30円や」

由子「30円!?」

恭子「30円!?」

絹恵「30円!?」

漫「30円!?」

洋榎「合わせて120円!?」

漫「いや何で合わせんですか!違うでしょ!」

セーラ「ええからとっとと払わんかい120円!」

漫「いや増えてますよ!?30円ですよね?」

セーラ「お、おおそうや30円や。その、洋榎が120円とか言いよるから、『120円ってええ数字やな、フフ』って思ってつられてもうたやないか!おい!」

洋榎「すんません!!」

セーラ「い、いいよぉ~」

漫「いいんですか」

セーラ「いいよいいよアイドルみたいなええ声で謝ってくれたからええよぉ~。誠意見えたよぉ~」

洋榎「すんません!!」

セーラ「あぁいいよいいよ気ぃ遣わせてごめんね?」

漫「謝ってしもうてますけど」

セーラ「まあ何にせよ借金は払ってもらわんと困るのう。払わんとどうなるか、俺がきっちり教えたろやないかい!」

アーーオッ!

セーラ「アオッ!」

You Know I'm Bad-You
Know-Hoo!

セーラ「アオッ!」クルクル

You Know I'm Big-I'm Bad-
You Know It, You Know

セーラ「ポウッ!」ムーンウォーク

And The Whole World Has To
Answer Right Now
Just To Tell You Once Again . . .

洋榎「あ、もしもし?」

一同「」ズッコケ

恭子「着信音やったんかい!」

洋榎「いや麻雀部とは思えん身のこなしやで」

由子「キレイなムーンウォークだったのよー」

セーラ「ちょっと洋榎!!」

洋榎「はい」

セーラ「何で途中で止めんの!」

洋榎「何でって」

セーラ「今着信音マイケルで俺マイケルめっちゃ好きやから気持ちよく踊ってたでしょ!」

洋榎「おお」

セーラ「最後Who’s Bad?のとこ決めポーズあったのに途中で止めちゃうから最後こけちゃったやんか!」

洋榎「ええ、決めポーズあったの!?」

セーラ「あったよー!!!」

洋榎「すんません!!」

セーラ「あ、い、いいよぉ~」

漫「いやええんかい!」

セーラ「いいよいいよちゃんと謝ってくれたらいいよ平和だよ~」

セーラ「…まあしゃあないな。すぐ戻ってくるさかい、それまでに30円きっちり用意しとけよ。行くで泉」

泉「へいっ」

洋榎「…あの後ろの改造制服の後輩何もしとらんで」

泉「…」

洋榎「予言しましょ。次来るとき彼女は自分から一発ギャグをやりたいと進言しますわ」

泉「余計なこと言わんでええねん!」ガチャ

洋榎「おい!」

セーラ「何や!」

洋榎「次また来るんやろな!」

セーラ「当たり前じゃ!」

洋榎「…ダンスさっきのよりスゴイの期待してええんか?」

セーラ「…」

セーラ「頑張るよっ」ガチャ

漫「借金取り立てに来たんとちゃうんかい!」

恭子「わけわからんな」

絹恵「30円くらい返したりや」

洋榎「ない袖はふれんわ」

由子「30円もないのー?」

ガチャ

憩「お邪魔しますーぅ」

一同「」ズッコケ

恭子「また何か来たで」

絹恵「けったいなあいさつはやめてーな」

7時23分 妹絹恵ちゃんと私邸発。

7時40分 駅の売店。プリッツを購入。

8時12分 学校到着。

9時    現代文を履修。睡眠学習。

10時   数Ⅱを履修。睡眠学習。

11時   保健体育。バレーボールで勝利を収める。

12時   自席にて昼食。

13時   日本史Bを履修。蘇我馬子について意見を述べる。

14時   世界史Bを履修。睡眠学習。

14時53分 体育館に移動。

15時1分  地元銀行の講師の講演を傍聴。

16時3分  体育館の清掃。

16時30分 部室に移動。

19時30分 部室を退出。

20時08分 上重漫ちゃんのお好み焼き屋にて会食。

21時3分  妹絹恵ちゃんと私邸着。

このページのトップヘ