かえんだん

タグ:愛宕絹恵

~2年前~

郁乃「よろしくな~」

ザワザワ…

郁乃(そら動揺するわな~…ん?)

洋榎「何か緩そうな人やな」

郁乃(カニ?)

由子「厳しくはなさそうよー」

郁乃(団子?)

恭子「監督は大事にしとるやろか…心配や…」

郁乃(手提げカバンの持ち手?)


~1年前~

郁乃「今年も仰山入って来たね~。よろしくな~」

洋榎「頑張ろうな絹!」

絹恵「うんっ」

郁乃(タコさんウィンナー?)

漫(う、中学でもそこそこ有名な奴がごろごろおるやん…。どうしよ…)

郁乃(…アレは何やろ。例えられんなぁ)

郁乃「…髪型の阪急百貨店やないかー」

恭子「何をいきなり」

郁乃(ここでは奇抜な髪型にせんと入れてもらえんのやろか)

~姫松高校麻雀部~

セーラ「…」ガチャ

泉「…」

漫「…?」

セーラ「……な、何…?」

漫「いや何やないですよ!こっちのセリフ!」

セーラ「ああ、そうか、俺らが入って来て『何?』はおかしいわな、そらそうやな。ハハハ」

泉「ハハハ」

セーラ「…何?」

漫「いや分かってませんやん!何の御用ですか」

セーラ「じょーだんじゃ~。そこにおる愛宕洋榎が俺んとこに借金しとんねん」

泉「それで取り立てに来たっちゅうわけですわ」

由子「借金!?」

恭子「それでいくらなんですか」

セーラ「元金利息合わせて30円や」

由子「30円!?」

恭子「30円!?」

絹恵「30円!?」

漫「30円!?」

洋榎「合わせて120円!?」

漫「いや何で合わせんですか!違うでしょ!」

セーラ「ええからとっとと払わんかい120円!」

漫「いや増えてますよ!?30円ですよね?」

セーラ「お、おおそうや30円や。その、洋榎が120円とか言いよるから、『120円ってええ数字やな、フフ』って思ってつられてもうたやないか!おい!」

洋榎「すんません!!」

セーラ「い、いいよぉ~」

漫「いいんですか」

セーラ「いいよいいよアイドルみたいなええ声で謝ってくれたからええよぉ~。誠意見えたよぉ~」

洋榎「すんません!!」

セーラ「あぁいいよいいよ気ぃ遣わせてごめんね?」

漫「謝ってしもうてますけど」

セーラ「まあ何にせよ借金は払ってもらわんと困るのう。払わんとどうなるか、俺がきっちり教えたろやないかい!」

アーーオッ!

セーラ「アオッ!」

You Know I'm Bad-You
Know-Hoo!

セーラ「アオッ!」クルクル

You Know I'm Big-I'm Bad-
You Know It, You Know

セーラ「ポウッ!」ムーンウォーク

And The Whole World Has To
Answer Right Now
Just To Tell You Once Again . . .

洋榎「あ、もしもし?」

一同「」ズッコケ

恭子「着信音やったんかい!」

洋榎「いや麻雀部とは思えん身のこなしやで」

由子「キレイなムーンウォークだったのよー」

セーラ「ちょっと洋榎!!」

洋榎「はい」

セーラ「何で途中で止めんの!」

洋榎「何でって」

セーラ「今着信音マイケルで俺マイケルめっちゃ好きやから気持ちよく踊ってたでしょ!」

洋榎「おお」

セーラ「最後Who’s Bad?のとこ決めポーズあったのに途中で止めちゃうから最後こけちゃったやんか!」

洋榎「ええ、決めポーズあったの!?」

セーラ「あったよー!!!」

洋榎「すんません!!」

セーラ「あ、い、いいよぉ~」

漫「いやええんかい!」

セーラ「いいよいいよちゃんと謝ってくれたらいいよ平和だよ~」

セーラ「…まあしゃあないな。すぐ戻ってくるさかい、それまでに30円きっちり用意しとけよ。行くで泉」

泉「へいっ」

洋榎「…あの後ろの改造制服の後輩何もしとらんで」

泉「…」

洋榎「予言しましょ。次来るとき彼女は自分から一発ギャグをやりたいと進言しますわ」

泉「余計なこと言わんでええねん!」ガチャ

洋榎「おい!」

セーラ「何や!」

洋榎「次また来るんやろな!」

セーラ「当たり前じゃ!」

洋榎「…ダンスさっきのよりスゴイの期待してええんか?」

セーラ「…」

セーラ「頑張るよっ」ガチャ

漫「借金取り立てに来たんとちゃうんかい!」

恭子「わけわからんな」

絹恵「30円くらい返したりや」

洋榎「ない袖はふれんわ」

由子「30円もないのー?」

ガチャ

憩「お邪魔しますーぅ」

一同「」ズッコケ

恭子「また何か来たで」

絹恵「けったいなあいさつはやめてーな」

クリカーエシーナンテー ドコニーモナイードラマーティーック

キョウくん「千里山まで、移動してきました」

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淡「お腹すいたし吹田市~」

誠子「気に入ってんじゃないよ」バシッ


モヤモヤPOINT 電車内でのギャグ。


誠子「ていうか遠いよ!どこ!?」

淡「千里山地区へやってきました」

尭深「千里山女子が近いから?」

淡「そーゆーことですねっ」

誠子「ぶっちゃけここもあれでしょ、住宅地的なあれでしょ?」

淡「…まあそれは見てけば分かることだよ」

誠子「露骨に伏し目!」


モヤモヤPOINT 非観光地。


尭深「あえてこういう場所を選んでいくの私は嫌いじゃないかも」

誠子「混雑してないからな、確かにそこはいいかもね」


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淡「駅出てすぐ商店街なんだ」

誠子「やたら急な商店街だけど」

尭深「東京も坂道多いけど千里山もなかなか大変そうだね」

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誠子「でもちゃんと八百屋さんもあるし」

淡「シンプルイズベストなネーミングだよね」


モヤモヤPOINT 千里山の八百屋さん。


淡「見てく?」

誠子「いや白糸台の時も寄ったしいいや」

尭深「いちご食べたもんね」

誠子「何も買わないで出てくのもねえ?」

淡「アウェーだしね!」


モヤモヤPOINT 言い訳。

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淡「何か道路ぐるぐるしてる!」

誠子「TOYOTAのCMでこんなん見た気がする」

尭深「あ、中に噴水があるみたい」

セーラ「お!テレビやテレビ!こっち来ーい!」ブンブン

誠子「あからさまに関西人って人がいますけども」

キョウくん「ザ・関西人に目を付けられたみたいですよ」


尭深「いやいや、江口さんだから。大丈夫だよ?」

セーラ「珍獣やないんやから」

泉「いやでもあのガッツキはないですわ」

セーラ「カメラがあったら目立たな!」

泉「大阪の人みんながみんなこんなんやちゃいますからね?」


キョウくん「駅を出て坂を登っていくとぶつかる、この噴水公園」

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キョウくん「そこで千里山女子の江口さんと二条さんが休憩していたらしいっす」


淡「何してたの?」

セーラ「暑いからアイス食うとった」

淡「外で?」

セーラ「それがええんや」シャリシャリ

セーラ「」キーン

泉「皆さんは何されてはるんですか?」

誠子「ロケをね」

泉「高校生が?」

尭深「何かよくわからないんだけど、うん」

泉「白糸台ってすごいんすねえ」

淡「今小馬鹿にしたよね?」


モヤモヤPOINT 煽り。


泉「や、そういうんちゃいますて!」

淡「これは落とし前付けてもらわないといけませんね」

誠子「何その流れ!」

セーラ「お、麻雀か?」

淡「いや、サイコロです」

セーラ「サイコロ?」

淡「撮れ高サイコロ」

尭深「ここでやっちゃうんだ」



キョウくん「撮れ高が悪かった時のための撮れ高サイコロ。坂に投げて事故らないようにお願いします」


誠子「投げてもらっていいですか?」

セーラ「おう」ポイッ

ゴロゴロゴロ…

淡「『全員に野依プロ降臨。大阪名物を単語で説明する』」

セーラ「これがお題か?」

泉「いきなりすぎてついてけへんのやけど」

淡「書いてあるままのことをやればいいんだよ!いきます」

淡「太陽!塔!爆発!」=3

泉「(笑)」

セーラ「(笑)」

誠子「いやいやダメだろその建物の名前入れたら!」


モヤモヤPOINT 太陽の塔。


淡「アレにそこまで書いてないよ!答えは?」

セーラ「自分で言うとるやん!」

尭深「おお…本場のツッコミ。2回目」

淡「じゃあ次はあなたね」

泉「私ですか!?」

セーラ「おもろいの頼むで。ツッコめるやつ」

泉「無茶言わんといてください!」

泉「え、えー…。足!通天閣!アメリカ!」=3

セーラ「あービリケンさんな」

誠子「あーはいはい」

泉「何でそんな適当なんですか!?」


モヤモヤPOINT 冷ややか。


セーラ「ビリケンさんの笑顔までやっとき」

泉「ええー!?」

セーラ「3,2,1、はい」

泉「」ニッコリィ

誠子「くっふふふふwww」

淡「目ほっそいwwww」

尭深「(笑)」


モヤモヤPOINT ビリケンスマイル。


誠子「やっぱり二条さんって強いわ」

泉「変な印象持たれてませんか!?」

キョウくん「ビリケン二条さん、次会ったら願い事、叶えてください」






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キョウくん「関西大学前まで下ってきました」



尭深「このあたりまで来るとすごい学生街って感じだね」

誠子「なんてったって関関同立の関だからね!」

淡「どっちの関?」

誠子「いや、それは時の偏差値とか倍率で変わるでしょ」

淡「かんせい大学だっけ」

尭深「それは学院の方だよ」

誠子「これはそのまま かんさい大学」

淡「ややこしいね」

尭深「関東にいるとこのあたりの大学のことは分からないもんね」

誠子「あとさ、学校の中からすごいシャテンジが出てくるんだけど」

尭深「シャテンジ(笑)」

淡「何でギョーカイ用語にしたの(笑)」


モヤモヤPOINT 自転車。


尭深「敷地が広いからあると便利なんじゃない?シャテンジ」

誠子「坂の上の寮とか戻る時超大変そうだけどねシャテンジ」

淡「言いたいだけじゃん!」




尭深「ご飯にしよう?」

誠子「お、いいですねえ」

淡「より取り見取りだよ!お店いっぱい!」

誠子「昼飯大臣はどこがいいの?」

尭深「そんなに偉くないよ(笑) あそこのお店、唐揚げちょっと気になる」

淡「わたし唐揚げ好きー!」

キョウくん「唐揚げ屋さんに入ってみるみたいですよ」

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誠子「お邪魔します~」

洋榎「何や邪魔すんねやったら帰って~」

誠子「えっ」

洋榎「えっ」

絹恵「何や一般の人やないのお姉ちゃん!……というか し、白糸台の麻雀部の衆らやん!」

尭深「あぁ、愛宕姉妹さん」

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キョウくん「姫松高校の赤い彗星、愛宕洋榎さんと、青い巨星、愛宕絹恵さん」

キョウくん「2人も麻雀部で、かなり強いみたいですよ」



誠子「今日はどうされたんですか?」

洋榎「いやー休みやし唐揚げ食べたくなってな」

淡「わたしも唐揚げ好きっ!」

洋榎「そーかそーか。おじちゃんの唐揚げ1個持っていくといいよ」

絹恵「何でおじさんキャラや」

尭深「注文してないから、先に決めちゃお?」

キョウくん「っつーことで、注文。3人とも通天閣で調子に乗ったので、唐揚げ丼並です」

店員さん「お待たせしました~」ゴトッ

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誠子「並でも結構あるね」

淡「でもおいしそっ」

キョウくん「関大生御用達の唐揚げ丼。お味はどうなんすかね」

誠子「……んまいっ」

尭深「ね。たくあんとキャベツがくどくならないような絶妙な感じになってる」ポリポリ

誠子「唐揚げも味染みててご飯進むわ」

洋榎「…何やテレビやからかちゃんとコメントするんやな」

淡「TVスターですから」フフン

絹恵「旅番組的なそういう感じですのん?」

誠子「そうだね。ド王道なところは回らないけどね」

洋榎「そらオープンキャンパスでもなきゃ来ないわな、ここまで。あとはセーラとかいうタンパンこぞうしかおらん」

絹恵「いやもっとおるから。千里山3軍まであるから」

洋榎「ソフトバンクか!」

絹恵「使うてない選手ちょっと分けて欲しいな」

洋榎「うちじゃ御しきれんから無理やどのみち」

絹恵「まあ話は戻って千里山よ。浩子こないだ関大ん中1人で入ってって散策したらしいで」

洋榎「入ってもない大学になにしに行くん」

絹恵「さあなあ」

誠子「黙れよ!!」

洋榎「うぉお」

誠子「まだうちの子がご飯食べてるでしょうが!」


モヤモヤPOINT 北の国から。


誠子「番組乗っ取る気か!」

絹恵「つい盛り上がってもうてな」ハハハ…

洋榎「すまんな」HAHAHA

尭深「悪びれてないよ…」

キョウくん「うまから本舗さん、ろくな感想もしないでうるさくして、すいませんでした」



キョウくん「疲れたので、喫茶店です」

誠子「あぁ~。暑かった。お腹いっぱいだし」

尭深「今日はもう無理だねえ」

淡「撮れ高OK出ました!疲れたー」

誠子「ホントに。喋りも疲れた」

怜「今日のバイト代でケーキ買おうりゅーか、浩子」

竜華「迎えに来てそうそうえらいこと言うとるなこの子は」

浩子「まだ撮ってるみたいですよ」

怜「さっき終わったもん」

誠子「あーね」

尭深「清水谷さんたちに会わないと思ったらまず園城寺さんがADやってくださってたんだっけ」

淡「私にもケーキ!」

怜「唐揚げでいっぱいいっぱいやろ!ケーキはウチらのもんや!渡さへん!」

竜華「ちょっとくらいええやん(笑)」

浩子「ユズッテヤッタラ↑ドウヤ↓」

怜「(笑) 茂造やん(笑)」

絹恵「お姉ちゃーん」

洋榎「ん~」

絹恵「お風呂入れってさ」

洋榎「食後すぐに風呂は腰が上がらへん…。めんどくさい…」

絹恵「そう言われてもなあ。ウチが先入ろうか?」

洋榎「嫌や!ウチが一番風呂!何でも1番取るんはええことやからな」

絹恵「じゃあ早く入ってや」

洋榎「むー…しゃーない」ムクリ

洋榎「そういや」

絹恵「何?」

洋榎「お風呂入っとる時何かしたいねん」

絹恵「何かって何」

洋榎「暇つぶしになる何かよ」

絹恵「そうやねえ…。ウチなんかはスマホ持ってっとるけどな」

洋榎「落としたら一発退場やん」

絹恵「やからビニールで包んで持ってくんやで」

洋榎「なるほど。賢いな!」

絹恵「お風呂でやる美容法とかもそれでチェックしつつな」

洋榎「ほー」

絹恵「あとは本持ってくとか。これも濡れ防止カバーするんやけど」

洋榎「漫画じゃアカンか」

絹恵「漫画でも攻略本でも教科書でも何でもええけど(笑)」

洋榎「他には他には?」

絹恵「えー…あとは音楽聞くとかかなあ。もちろん本体のスピーカーで」

洋榎「色々あるんやな!ほな風呂スマホで今晩は過ごしてみようか!」







洋榎「スマホ、スーパーの小袋、準備完了であります!」

洋榎「この浴槽のふたを机代わりにすれば落とす心配もあらへんしな!」

チャポン

洋榎「はあ~ぁ。気持ちええな~」

洋榎「さて、代表戦のニュースでも見よ」


~数十分後~

洋榎「よし、そろそろ上がろか!」ザバッ

ツルン

洋榎「あっ」

ゴン ジャポン 

洋榎「あー!!!!!」


絹恵「どうやった?」

洋榎「…水中に落とした」

絹恵「嘘!?袋に入れてったんとちゃうん!?」

洋榎「入れとったで。ただ上がるときに手から滑って、ふたにワンバンして水にダイブしてった」

絹恵「ああ……」

洋榎「修理代自分持ちやこれ絶対!最悪や!」

絹恵(ビニールの口を何で閉じんかったのやろ…)

洋榎「缶が」

漫「何しょーもないこと言うとるんですか先輩」

洋榎「缶が空かんねん!」カシュッカシュッ

漫「しかもメロンソーダですね」

洋榎「雑にやったら風味を失ってまうけどはよ飲みたいんやウチは!漫!何とかしてくれ!」

漫「しゃーないですねえ…」カシュッ

漫「……あれ」カシュカシュッ

漫「…ダメでした」エヘヘ

洋榎「何でや!」

漫「昨日私爪切ったんでしたわ」

洋榎「ぐぬぬ…。あ、ゆーこきょーこ!」

恭子「栃木芸人みたいに呼ぶのやめてもらえますか」

由子「どうしたの?」

洋榎「このメロンソーダの缶、空かんねん」

恭子「何がアカンのです?」

洋榎「ちゃうねん、空かんねんて!」

由子「あー、ふたが空かんのねー」

恭子「ああ、そういうことか」

洋榎「2人のどっちでもええから空けてくれ!今メロンソーダがはよ飲みたくて仕方ないねん!」

恭子「はいはい。………」カチッ

恭子「あっれー」カチッ

由子「空かへん?」

恭子「ゆーこやってみてや」

由子「こういうのはコツがあるのよー」カスッ

由子「……こういうのはコツがある」カスッ

由子「………こういう」

洋榎「もういいっ…!休めっ…!」

恭子「もうこれプルタブ変形してるんじゃ」

洋榎「えー!諦めろっちゅうんか、メロンソーダを!120円を!」

漫「困りましたね…」

絹恵「あら皆さんお揃いで」

洋榎「おお絹!」

絹恵「どうしたんお姉ちゃん?」

洋榎「この缶を空けてくれ!全然空かんねん!」

恭子「4人がかりで行ったんやけどダメで」

絹恵「いいですけど…」カッッシュ!

絹恵「はい」

洋榎「おおー」パチパチ

由子「さすがサッカー部」

漫「馬力が違うわー」

絹恵「…何か空けられない方が良かった気がしてきた」

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