2009年11月20日

最近の不動産価格

不動産情報を提供するQVというウエブサイトによる10月現在のニュージーランド各地域の平均販売価格と年間の変動を以下のとおり挙げてみる。

ファンガレイ $311,755 -3.3%

ロドニィー $479,183 -3.0%

ノースショア $570,761 +2.3%

ワイタケレ $397,544 +1.2%

オークランド $571,599 +2.3%

マヌカウ $453,146 +4.7%

パパクラ $352,493 -4.3%

ハミルトン $342,853 -0.1%

タウポ $358,092 -2.5%

タウランガ $400,367 -1.4%

ロトルア $259,741 -0.9%

ギズボーン $261,424 -7.9%

ニュープリモス $325,015 +4.6%

ウェリントン $509,292 +1.7%

クライストチャーチ $352,962 +1.3%

クーンズタウン・レイクス $533,710 -9.4%

ダニーデン $268,253 +4.3%

全国平均 $389,198 +0.2%

都市部の需要には根強いものがあり価格帯も高いことが分かる。地方の物件において過去の不動産ブームで分不相応に値上がりしたが、全体の停滞とともに元の価格帯に戻っている。

ニュージーランドで家を買うなら都会にするか田舎にするかは、あなたの予算とライフスタイルで決まるというところか?Lokun 235


オークランドのmotorwayの傍の住宅地  

2009年11月13日

上昇する失業率

ニュージーランドの失業率が9月末で6.5%になり、9年来の高い数字となった。6月末では6%であったが、市場や中央銀行の予測6.4%を若干上回る結果となった。

失業者は12,000人増え150,000人にのぼり、これは1994年以来の高いレベルになる。このうち長期失業者は35,000人である。

中央銀行は失業率が最高6.9%まで行くと見ているが、市中銀行のエコノミストは最高7.5%まで行くと厳しい見方をしている。

労働人口は一応移民の増減で11,800人増加している。

失業が多い業種を見ると、製造27,000減、建築10,000減、小売及び不動産12,000減という数字である。

これに引き換え公的な分野では、医療及び福祉12,000増、公的サービス10,000増となっている。

つまり公的なものにかかわる方面で4.9%増加し、私的なものでは3.9%の減少ということである。

このようなことを受けて、より長い時間働きたいというパートタイマーが1年前では、その全体で16.5%いたが現在24.4%となっている。

明るい話題ではないが、現実はしっかりと直視しなければならない。Lokun 189


クライストチャーチの郊外の高原地帯


  

2009年11月06日

ニュージーランドで人気の中古車

車社会のニュージーランドでは多くの日本車をそこらじゅうで見かける。

そこで中古車市場で実際出回っている車のうちどのメーカーのものが多いか、ニュージーランドのネットオークションサイトや中古車専門情報サイトから調べてみた。

1位 トヨタ 9437台 
2位 ニッサン 5698台 
3位 ミツビシ 3806台
4位 フォード 3656台
5位 ホンダ 3605台
6位 マツダ 3380台
7位 スバル 2895台
8位 ホールデン 2711台
9位 BMW 2049台
10位 ワーゲン 1216台

やはりトヨタがダントツだよね。
それではトヨタ車のなかで人気の車種をあげると、

1位 カローラ 
2位 エスティマ
3位 ハイエース
4位 ハイラックス
5位 カムリ
6位 RAV4

このなかでカローラがダントツで多い。車の大きさと値段がお手ごろなので人気が高い。省エネ車のプリウスは今のところほとんど出回っていない。CHCHほか 148


スタイルのよい車は若者に人気!  

2009年10月30日

NZドル高、為替投機のチャンス到来?

ファイナンスにおいては、ある人は脅威ととり、ある人は好機ととらえる。現在ニュージーランドの外国為替相場は、輸出業や農業を脅かしているが、逆に輸入業や投資家にとっては魅力的となっている。

為替相場が活発に動きはじめるとそれに同調して為替投機も活発になる。Nippon 083


ニュージーランド的だが、これは宮崎県の日南海岸




最近のNZドル高傾向をにらみ、USドルや日本円を買い、小額であればキャッシュで持っていても良いが、安全な銀行に預けておいて時機を見てNZドルに両替するという、単純な方法ではあるが株式を買うより手っ取り早く投資ができるという醍醐味がある。お金のことであるから、株式のように最悪紙切れになる心配もない。

それでは為替の動きを検証してみよう。
日本円は1NZドル2009年2月に46円、7月では58円、現在70円となっている。
USドルは1NZドル2009年3月に49セント、7月では63セント、現在75セントと同じく右肩上がりとなっている。

聞くところによると、ニュージーランドの投資家の約40%はオフショア絡みのものであるということだ。Nippon 007



筆者の郷里、京都の相国寺  

2009年10月23日

肉が高くなり野菜は下がる!

この一年間で肉と他の食料品が値上がりしたが、野菜はかなり大幅に値下がりした。食料品全体では一年で3.3%の値上がりとなり、これは2007年7月以来の低い上げ幅となる。

それでは、次のデータを見てもらおう。

値上がりしたもの
ソフトドリンク 11.3%
パン      11.3%
ベーコン    18.2%
ソーセージ   20%

値下がりしたもの
レタス     37.2%
トマト     26.5%
ブロッコリー  43.1%
チーズ     27.2%

野菜についてみると昨年の値上がりが激しかったということもあるが、8月が例年に比べて暖かかったことが追い風となった。しかし、消費者物価指数を見ると9月四半期では1.3%の上昇で予測より0.8%高くなっている。

インフレ率は1.7%であるが、そのなかで押し上げているものを挙げると、食料品5.4%、電気料4.5%、地方税6.6%の上昇となっている。

家計と健康を考えるとベジタリアン化したほうが得策であるようだ。Lokun 111


広大な野菜畑がある風景  

2009年10月16日

輸出品価格が上昇

世界的な酪農製品の値上がりによりニュージーランドの輸出品の価格が6.8%上昇し、これは22年来の記録となっている。しかしながら、NZドル高が上昇分の3分の2を吸収してしまった。

ANZ銀行の消費者物価指数によると、昨年2月の最低時より20%も上昇している。そのうち酪農製品だけを見ると40%も高騰したということだ。

他のものを見ると、製材が7.2%、パルプが3.1%、ラム肉が2.3%、牛肉が2.2%、ウールが5.3%上昇しているが、原木は3%、アルミニュウムは4%の下落となっている。

このようにじわじわとインフレの影が忍び寄っているようでもある。

話しは変わるが、先週の木曜日から1週間オークランドの公共バスの運転手が賃上げと労働条件の改善要求でストライキをしたため、通勤は歩きとなってしまった。家から片道4.5kmなので往復9kmということになる。たまには良い運動であるかもしれない。
画像 070


牧場で草を食む牛たち  

2009年10月09日

不況が食料の買い物に変化を!

ニュージーランド人の3分の1が今までの夕食と違うものを選ぶようになった。
500家族を対象にオンラインで調査した結果から。

不況の影響で、各家庭の食卓がより質素なものに変わり、ファーストフードでのお持ち帰りも少なくなっている。全体の61%が2週間に1回テイカウエイする。

また、食料品の急激な値上がりもあり、特価品や冷凍品などをまとめ買いする傾向も。

トマト缶、小麦粉、お米、バター、食パンは常に安定した需要があるが、お魚や上等のお肉はどちらかというと見合わされ、野菜は肉類を買うと必ず購入される。

とくに家族として衝動買いを避けようと決意する傾向もあるようだ。
お母さんはお買い得品のチラシやウエブサイトから情報を得、買い物リストを作りショッピングをする。

あまりみすぼらしい食卓を見て、カミナリ親父がちゃぶ台返しをするなどという一幕も? ない!ない!強いニュージーランド女性に殺される!!!DSC00628


オークランドの蚤の市だが現在工事のため休止中  

2009年10月02日

オークランド周辺のMotorway延長

1億NZドルの調査費用と20億NZドルの土地買収費用をかけてオークランドの北へ続く有料Motorwayの延長が予定されている。

PuhoiからWellsford間34kmを結ぶ4レーンのMotorwayを10年以内に完成させたいとのこと。

まず今年度に調査を開始し、来年度から土地買収に取り掛かり、2012年から道路工事に入る。

別のプロジェクト、オークランドから西へ伸びるMotorwayと空港を結ぶルートの工事には14億NZドルがあてられ進行中である。

そのほかVictoria Parkを走るMotorwayのトンネル化工事も4億NZドルの予算が計上されている。

このようにオークランド周辺では、交通渋滞の緩和を目的としたMotorwayの整備が活発に進められている。しかし、住民運動と自然保護団体による厳しい注文をいかにクリアするかが一つの課題になることだろう。Lokun 154


北行きMotorwayのトンネル付近で  

2009年09月25日

仕事がなくなる10代の若者

ニュージーランドでは不況で熟練を要しない仕事が極端に少なくなり職にあぶれる若者が多く、手に職を付けるために公立の専門学校へ行く若者が増えている。

では就業者のこの1年間の変動を表すデータを見てもらおう。

年齢    男性(人)  女性(人)
15〜19  -10,600 -12,800
20〜29 +7,300 -7,900    
30〜39 -11,800 -3,900
40〜49 -5,300 +2,000
50〜59 +1,800 +3,300
60〜64 +5,100 +5,500
65+  +6,300 +2,400

合計 -6,700 -11,500

以上のとおり10代が23,400人も仕事を失っている。しかしながら注目に値するのは、50代から上が増加していることで、これは日本の現状と比較して考えさせられるものがある。不況になると高齢だが仕事が良くできる熟練者が好まれることが分かる。

気になることは30代の働き盛りが15,700人も仕事を失っていることだ。全体で差し引き18,200人が職を失っていることになり、業種でゆくと小売業と卸売業の割合が高く、つぎに農業、林業、漁業、交通、倉庫、通信、製造業となっている。

失業率は1年前では4%であったが、今年の3月に5%になり、6月には6%となっている。090828-u-2


自宅の庭に咲く花  

2009年09月18日

留学生が落としてゆくお金は?

ニュージーランドには毎年様々な国から留学生がやってくる。その留学生たちは一体どのくらいお金を落としてゆくのだろうか?

語学学校の学費として留学生が落としてゆくお金は、年間142百万NZドルになり、1年前と比べて21百万NZドルの増加で、3年連続の増収となっている。

学費にホームステイ代、住居費、生活費を含めると、284百万NZドルになり、これも1年前と比べて41百万ドルの増加になる。

なかでも中国からの留学生が一番多くお金を落としてゆき、続いて韓国の留学生となっている。残念ながら日本からの留学生が激減しているが、対照的に最近目立つのはサウジアラビアからの留学生が激増していることだ。

これらの留学生の平均就学期間は12週間である。

また、語学学校に大学、専門学校、高校、中学などを含め全留学生が落としてゆく一切合財のお金は、年間1,335百万NZドルになるが、1年前と比べて128百万ドルの減少となっている。

ニュージーランドの教育産業は観光産業とともに外貨獲得のための重要な産業であるため、今後の動向が気になるところではある。090828-u-1


牧場の向こうに海が見えるオークランド郊外にて