ニュージーランド人は、食事、特に夕食のことを「tea」と呼びます。
例:What shall we have for tea tonight?
「食事の前にお茶でも飲む気?」と思ってしまいますが、正しい意味は「今夜の夕飯、何にしようか?」
この単語、日本人にとっては、ものすごくややこしい。。。「飲む」んだか「食べる」んだか曖昧な動詞「have」を使われた日には、さらに悩んでしまいます。
ジーニアス英和辞典にだって、そんな用法は載っていません。米国のスラングでは、「マリファナ」の意味があるようですが、この国では健全にも「ご飯」。もちろん、普通の「お茶」にも「tea」を使います。
一般的なニュージーランド人の食事は、以下の5回といえるでしょう。
breakfast=朝食
morning tea=午前10時ごろに食べるおやつ
lunch=昼食
afternoon tea=午後3時のおやつ
tea=夕飯
ここで思い出すのは、『ロード・オブ・ザ・リング』のホビットたち。朝食を2回取るという点でも、ニュージーランド人はホビット族と似ています。幼稚園から一般の現地企業で働く社会人に至るまで、10時になると皆いっせいに「morning tea」の時間を取ります。
ダイエットには、栄養バランス良く一日5食、少量ずつ取るのがよいといわれますが、圧倒的に肥満体型の人が多いニュージーランド。。。ポテトチップスやチョコレート、アイスクリームなど、高カロリーのおやつを一日2食、というのは、やはりいけないようですね。
とにかく、ニュージーランドで「tea」に誘われたら、飲むお茶なのか、食事なのか、よく確認することが大切です。
外では紅茶よりコーヒーを飲む人が多いニュージーランド
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