ALL JA0 3.5MHzコンテスト 参戦IC-275D 修理

2018年03月12日

IC-740S 周波数ズレ その4

2nd Loの周波数ズレの修理の続きです。

前回までの記事はこちら
その1 http://blog.livedoor.jp/jn4jgk/archives/9749698.html
その2 http://blog.livedoor.jp/jn4jgk/archives/9756907.html
その3 http://blog.livedoor.jp/jn4jgk/archives/9772787.html

アロー電子にて作ってもらった特注水晶をIC-740に組んでみたところ、どうもちょっと周波数が低めで、IC-740の回路の特性上、調整もできないという事態になっていました。

「作ってくれる水晶メーカーがあるんだから、納得いくまでやったら?」なんてコメントを貰ってしまったので、2回目の製作を依頼することにしました。

水晶屋さんはこちらが依頼した仕様通りに作ってくれた結果なので何の落ち度もないのですが、思ったような周波数で動かなかった旨を伝えると、「無料ですぐ作り直します!」なんて言われてしまいました。
もちろんそんな訳にはいかないので代金はきっちりと支払うと言いましたが、結局いくらかご配慮いただいてしまいました。

そして先日2度目の水晶が届きました。
IMG_3442
(右端が2回目に作ったもの)
周波数が前回のものより600Hz高くなるようにしてもらいました。

早速IC-740に組み込んで動作確認してみたところ、バッチリ合いました!
20000101_003522
(IC-740の周波数を10Hzピッチで高速に変化させたときの2nd Loの波形)
約30.720MHz~30.719MHzの間で動いています。

30.719010MHz~30.720000MHzの間で動くのが理想ですが、実際は30.718980MHz~30.719930MHzとなりました。これだけ合えば十分でしょう!

ただ、理想の周波数を書いてしまうと、ちょっとまた気になるところがありまして。
今回、周波数の切り替わり目がスムーズに切り変るように聴感で合わせました。
理想的には変化幅は990Hzですが、今回の調整後は950Hzとなっています。

それは??
20000101_013554
周波数の切り替わり目を行ったり来たりさせた時の波形ですが、切り変ってから安定するまでに少し時間がかかっています。これはD/Aからの電圧でバリキャップを制御していますが、バリキャップにかかる電圧が急激に変化したとき、バリキャップそのものと特性が安定するまでに時間がかかっているのではないかと思います。

このため切り変りの周波数をスムーズにしようとすると、変化幅を少し狭く調整しておいたほうが良いということになります。

こればっかりはこの機種のこの回路の特性なので、目を瞑るとしましょう。
バリキャップの代替なんて手を出したら、たぶん沼なので hi..

2nd Loの周波数ズレの件はこれにて完了です。
アロー電子さん、ありがとうございました。




jn4jgk at 21:53│Comments(0) アマチュア無線 | IC-740S

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
ALL JA0 3.5MHzコンテスト 参戦IC-275D 修理