2009年03月04日

ワタケン伝説「内向型営業マンの売り方にはコツがある」







「おお、カンセツ久しぶり!」

「おお、アイアン!元気だったか?」

アイアンがカンセツの肩をポンポンと二回叩き、二人は握手を交わした。

アイアンとカンセツ・・・
あの、レイコ伝説から、もう、二十年が過ぎていた。

待ち合わせの居酒屋の暖簾をくぐると、二人は一番奥のテーブル席に腰を掛けた。
若い定員が持ってきたビールを手にすると、アイアンは喉を鳴らして一気に飲み干した。

「うまい!やっぱり一杯目はビールに限るな・・・」

「相変わらず、アイアンの飲みっぷりは見ていて気持ちがいいね。」

カンセツは、早くも二杯目を店員に頼んでいるアイアンを目を細めて見つめた。

「で、あれからお前はどうしたんだ?」

二杯目のグラスを顔の上に掲げたアイアンにカンセツは尋ねた。

「俺か?俺はあれから製鉄所勤め。
 サラリーマンになって、この時代を生きてきたよ。
 で、お前は?」

「俺か?俺は就職情報誌の会社に入った・・・俺もサラリーマンだよ。」

「就職情報誌?
 裸族の戦士だったお前が、就職戦線の旗振り役か?」

「お前こそ、裸族の宮廷料理人だったお前が鉄の料理人か?」

二人は顔を見合わせて、お互いに笑った。


「で、二十年ぶりに俺を呼び出した訳は?」
カンセツが、少し真顔になってアイアンに尋ねた。

「うん、実はな、製鉄所勤めの後、
 俺はひょんな事から会社を任される事になったんだ。」

「え、社長かよ?凄いな!」

「いや、会社と言っても従業員三人の小さな会社なんだけどね・・・」

「それでも凄いよ!どう、景気は?」

「うん、それなんだ。今まで、何とかやってきたんだけど、
 ここに来て、百年に一度の大不況だろ?
 うちは従業員三人と言っても三人ともが職人なんだ。
 だから、営業は俺がしないといけないんだ。」

「ふむ。」

「でもさ、俺って、ムッツリ、いや無口だろ。営業には向かなくってさ。
 で、悩んでる時にたまたま、お前が『営業のカンセツワザ』って、
 メルマガを出してるのを知ってさ・・・
 で、力を貸して貰おうと思った訳だ。」

「なるほど。」

そこまで、アイアンの話をいっきに聞くと、カンセツは少し押し黙った。
そして、静かに口を開いた。

「アイアン。俺も無口だ。」

「むっつりだ!」

「まあ、聞け!
 その無口で内気な俺が、実は就職情報誌の会社で営業をしてた。
 最初は、苦しんだ。でも、ある日内気な方が営業に向いていると気付いたんだ。
 それから、俺はその会社で営業成績№1になった。
 何万人もいる社員の中でだ。」

「内気な方が営業に向いている?ほんとかよ?」

「ああ、そうだ。もっと正確に言えば営業に性格の向き不向きは関係ないんだ。」

「本当か?カンセツ!是非俺にそのことをもっと詳しく教えてくれ!」

「アイアン!じゃ、これを読んでくれ!



kansetu

















「アイアン!
 俺はこの本で、『自分は内気で営業に向いていない』と悩んでいる、
 多くの営業マンたちを救ってあげたいんだ。
 それが、俺の義務だと思っているんだ・・・」

カンセツは思わず立ち上ってそう叫んだ。

「カンセツ・・・
 お前は、やっぱり裸族の戦士だ!」

アイアンも立ち上がり、そう言ってカンセツを抱きしめた。


めでたし、めでたし・・・



と言うわけで・・・

この本のキャンペーンが、3月5日と6日にあります。

ここからは、著者の渡瀬謙(カンセツ)さんのコメントです。

↓ ↓ ↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新刊本■「内向型営業マンの売り方にはコツがある」(渡瀬 謙/著)
     →  http://www.pictworks.com/contents/sonota/amazon.html

★「内気な性格だから売れない」と悩んでる人にはぜひオススメです!
 (→売れない本当の理由は、性格とは関係ないところにあります)

★コツさえつかめば、自分の性格を変えなくても「売れる」!
 (→いまのままの性格で売れる営業になるための本です)

★内気、口ベタ、人見知り、あがり症の超内向型の営業マンである著者が、
 あの営業の猛者たちが集まるリクルートでトップ営業になった理由とは?
 (→このコツさえつかめば「トップ営業」にだってなれます)

★自分は営業に向かないと思っている人、またそれを理由に営業になるのを
 ためらっている人に読んで欲しい内容です!
 (→これ知れば、未経験でも売れる営業になれます)

本書の構成■
・なぜ、超内気なダメ営業の私が急に売れ出したのか?
・これが、内向型のままでも売れる「ステップ営業法」だ!
・もう冷たく断られない、ストレスがかからない!−[アポ取り]
・なぜかお客さまの「心のガード」が自然に下がる!−[訪問]
・この単純な質問で、お客さまが自らしゃべりだす!−[ヒアリング]
・ほとんど話さずにお客さまの「納得」が得られる!−[商品説明]
・いっさいに売り込まないのに「YES」を引き出せる!−[クロージング]
・だから内向型営業マンには無限の可能性がある!

著者からのコメント■
 私自身、ずっと長い間、自分の内向的な性格で悩んでいました。
 人とのコミュニケーションがうまくとれない自分がイヤでした。
 売れない営業の頃は、自分の性格を変えることばかり考えていました。

 そんな私でもあることをきっかけに、
 自分の性格に対するコンプレックスが無くなり、
 素の自分のままでいられるようになりました。
 そして内向的な性格のまま客先に行っても売れるようになったのです。

 この本はかつての「売れずに悩んでいた」自分に対して書きました。
 そしてあの頃の私と同じようなことでカベにぶつかっている人に、
 ぜひこれを知って欲しいと思っています。
 「営業成績と性格はまったく関係ない」ということを!

※3月5日(木)・6日(金)でキャンペーン中です!
 (「5秒であなたの前に人が集まる自己紹介の極意」テキストPDF)
 →  http://www.pictworks.com/contents/sonota/amazon.html──────────────────────────────────

内向的云々に関係なく全ての営業マンに読んで欲しいです。!

素晴らしい一冊です!!!(たむたむ)









jobplanning at 22:21|PermalinkComments(7)TrackBack(0)「ワタケン伝説」 

2008年08月19日

「ごめんよ裁断機」


お盆前、裁断機が突然故障した。

油圧式の二段階上下動する振り子部分が二段目に上がらない。
いや、最初は時折上がったりする事もあったのだが、
数時間後には、まったくあがらなくなった。

慌てて、メーカーに電話した。
買ったのはミシン屋を通じてだが、もう十五年以上も前のこと。

直接メーカーに問い合わせるほうが早いと判断し、電話した。


「機種はなんですか?」
症状を報告すると、メーカーの電気部門という方が丁寧に応対してくれた。
機種を言うと、電話の向こうの声が曇った。

「その機種は、もう製造されていなくて、
修理が出来る人も今はもう、うちにもいないんです・・・」

「故障の原因が電気系統でないとするともう修理は不可能です。」

祈るような気持ちで指示どうり電気系統のボックスを開けて、
続きの指示を待った。

「テスターを用意してください。」

「テスター?持ってません。」

「テスターがないと調べようがありませんね。
 では、メモをお願いします。
 オムロン、リレーLY−2。200v。4個を、電気屋さんに行って買ってきてください。」

何の事かわからないが、大急ぎで電気屋に走る。
だが、どの電気屋に行ってもそんなものは売ってはいない。
それどころか大手電気量販店は店員の誰一人、その部品のことさえ知らない。

とりあえず、テスターのみ購入して会社に戻り、
又すぐに電話をした。

「リレーを交換してからの方がいいのですが・・・」

裁断機が壊れたら、うちの仕事はどうしようもない・・・
メーカーさんの言葉を制して、原因を調べる事をお願いしてみた。

「では、危険ですがやって見ますか?」

「はい!」

電気系統の故障であることを確認して、
安心した気持ちで、次の手をうちたい・・・
そんな必死の気持ちで、危険を覚悟でテスターを近づけた。

ところが、指示どおりの場所に棒をつけているつもりなのだが、
テスターはピクリともしない。
「おかしい・・・」
そう、思った瞬間、

バリ、バリ!!!

と火花が飛び散った。

周りにいたスタッフが、慌てて私を制した。
「社長!やめたほうがいいです。200ボルトですよ!」

結局、リレーという部品が手に入ってから、再び電話をすることになった。

裁断を中断すると仕事の全体の流れが止まるので、
すぐに、以前うちにいて独立した浜ちゃんにTEL。

「浜ちゃん!裁断機空いてたら貸してくれ!!!」

気持ちよく了承してくれたので、
大量の革と生地を車に積み込んで、浜ちゃんの工房へ・・・


その晩、まずオムロンにメールを送り、
近隣で購入できる店を教えてくれるように頼んだ。

それから、ネット検索でリレーという部品が買える店を探した。
ところが、リレー自体はあってもその品番の物がなかなか見つからない。
数時間後、ようやく購入できる店を見つけてすぐに注文した。

だが、届くまで3日かかるとの事・・・

次の日も、その次の日も浜ちゃんの工房通い。
その間、オムロンからは担当者から丁寧な電話があり、
購入場所を教えてくれたが、それでも数日かかるという事なので、
最初に注文した店から届く事を待つ事にした。

その間、頭の中はメーカーさんの、

「故障の原因が電気系統でないとするともう修理は不可能です。」

という言葉ばかりがぐるぐると回る。



うちで、一番高価な機械の裁断機。
うちで、一番大きくて重たい裁断機。
震災で、炎に巻き込まれても焼けなかった裁断機。
消防の水を大量に浴びせられてもびくともしなかった裁断機。
この工房に搬入するにも、大勢の人の力が必要だった裁断機。


故障するなんて、思っても見なかった・・・




3日後、部品は無事届いた。

4個の部品を手を震わしながら交換した。

メインスイッチを入れた。

二段目のスイッチも入れた。

その瞬間、以前のように、力強い「ゴワン」という音が響き、
振り子が持ち上がった。


その晩、みんなが帰った工房で、裁断機を抱きしめた。

「ごめんよ、動く事が当たり前だと思ってたよ・・・」











jobplanning at 22:19|PermalinkComments(21)TrackBack(0)鞄職人 

2008年06月06日

チーム「花男」メンバー募集!!!


それは、先月のゴールデンウイーク。

唯一休暇を取った4日の日曜日。

久しぶりにリアルタイムで、
『たかじんのそこまで言って委員会』を見終えた私は、
何気なくチャンネルを変えた。

そこには、制服を着た少女がみんなにいじめられ、
水をかけられるシーンが映っていた。
そして、一人のイケメンが少女に向かってこう言った。
「許してほしけりゃ、俺様の靴を舐めろ!」

なんじゃ、こいつ!と思っていたら、もう一人イケメンが出てきて、
少女を助けた。

「おおっ、こいつら二人とも知ってるぞ。
確か、『ごくせん』に出ていたやつらだ。」
テーブルに置いてあった新聞のテレビ欄を見ると、
『花より男子』ゴールデンウイーク特番とある。

こいつが松潤だ!
こいつがsatoちゃんが言ってた小栗旬か!
これが、かの有名な、『花より男子』か!
と、そのまま見てたら・・・






はまった!


結局、ゴールデンウイーク中の再放送と、
翌週の最終回を全てDVDに撮って見終えた。

「あー、面白かった。」と満足していたら、かおりんが、

「続きもあるよ・・・」

「にゃにお!はよ見せんかい!」

と催促すると、かおりんが取り出したDVDは第三話から。

「それでも、かまわん!」

と見出したら、いきなり知らない女が松潤にキスして、

「婚約者だからいいでしょ!」だと。

「にゃにお!いかん、いかん!やっぱり最初から見る!」

と、ダダをこねてかおりんにビデオ屋に借りに行ってもらった。

ところが同じような立場の者が世の中には一杯いるらしく、
何日経っても、ビデオは空かない。

それでも、かおりんが仕事帰りに毎日ビデオ屋に通ってくれて、
とうとう、全てを見終えることが出来た。

気分は、すっかり花沢類。

そんな頃、愛読しているメルマガで、

「今、『花より団子』にはまってまーす。」と宣言した女子が一人。
尼僧、ミィ〜♪。

「『団子』じゃね、『男子』。食ってどうする?」とメールを送ったら、

「たむたむさんも、『花より男子』にはまってるの?
 うちは、やまさんも、はまってるの。
 そうだ、かおりんもはまってるなら、チーム『花男』を結成しよう・・・」

と、相成りました。

「おお、いいじゃないか。」と思っていたら、




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そうそう、「チーム花男」の会長はやまさんがするらしい。

で、会員を募集するんだって。若干1名だけ。

なぜかというと・・・・

道明寺司・・・やま ←リーダーだから。

花澤類・・・ミィ〜♪ ←今が旬の小栗旬好きだから。

西門さん・・・かおりん ←いつも冷静だから。

つくしちゃん・・・たむたむさん ←女装が似合うから。

こんな具合に配役が決まっているのだけど
あきら君だけがいないのよ。



------


だと。

いかん!いかん!

やはり、F4はイケメンの男子でないといかんだろう!

仕方がない。せっかく『神戸のヨン様』で親しまれてきた私だが、
ここは、心を鬼にして『神戸の花沢類』と名乗ろうではないか!

苦情は受け付けん!

が、恐いんでミィ〜♪ちゃんには『浪速の花沢類』の称号を与えよう。

さぁ、みんな『花男』のメンバーになろうではないか!!!






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2008年05月05日

弁当の詩

毎朝、私とかおりんは自分達の弁当を一緒に作っています。

朝、私を起こすのはアッシュの仕事です。
目覚まし時計が鳴ると、アッシュは寝ている私の顔をペロぺロと舐め始めます。
それは、私が起きるまで続きます。

目覚めた私は、アッシュを散歩に連れて行き、新聞に目を通します。
その間に、かおりんは既にアッシュのご飯作りに取り掛かっています。

新聞を読み終えると、私は台所に向かいます。
で、二人揃って弁当作りに取り掛かります。

冷蔵庫を開け、最初に作るものを決めた後はほとんど会話をしなくても、
調理は進んでいきます。

かおりんが野菜を切ると、私が炒めます。
私が鍋を洗うとかおりんが煮付けます。
かおりんが肉を解凍すると、私が焼きます。
私がダシ巻きを作っていると、かおりんがトマトを切ります。


お互いが相手の考えていることが手に取るように判るので、
それは、それは見事な連携プレイです。

弁当は、毎朝の忙しい時間の中、二〜三十分で出来上がります。
そして、毎日お昼に会社で頂きます。

私が、お弁当を作るのは、おいしいからです。
コンビニの弁当は、只お腹を膨らませているだけ・・・
という気がしてどうしてももったいなく感じるからです。

そして、それ以外にも私がお弁当を作る理由があります。

丁度、愛読している「ビッグコミックオリジナル」に、
素晴らしい詩が載っていたので、皆さんにも紹介したいと思います。

詩は「玄米せんせいの弁当箱」というコミックに載っていました。

ある、小学校の校長先生が、
「生徒がお互いに自分で作った弁当をもちより、それをみんなで食べる」
という「弁当の日」を始め、
その「弁当の日」を卒業した最初の六年生に贈った言葉です。


「弁当を作る」

あなたたちは“弁当の日”を二年間経験した最初の卒業生です。
だから十一回“弁当の日”の弁当作りを経験しました。
「親は決して手伝わないでください」
で始めた“弁当の日”でしたが、どうでしたか。

食事を作ることの大変さが分かり、
家族をありがたく思った人は優しい人です。

友達や家族の調理のようすを見て、
技を一つでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。

こまやかな味の違いに調味料や隠し味を見抜いた人は、
自分の感性を磨ける人です。

旬の野菜や魚の、色彩・香・触感・味わいを楽しめた人は、
心豊かな人です。

一粒の米・一個の白菜・一本の大根の中にも「命」を感じた人は、
思いやりのある人です。

食材が弁当箱の納まるまでの道のりに、
たくさんの働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。

自分の弁当を「おいしい」と感じ、「うれしい」と思った人は、
幸せな人生を送れる人です。

シャケの切り身に、生きていた姿を想像して、
「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。

登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを嬉しく感じた人は、
慈しむ心のある人です。

“弁当の日”で仲間が増えた人、友達を見直した人は、
人と共に生きていける人です。

家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、
独り立ちしていく力のある人です。

「いただきます」、「ごちそうさま」が言えた人は、
感謝の気持ちを忘れない人です。

家族が揃って食事をすることを楽しいと感じた人は、
家族の愛に包まれた人です。

谷宮小学校の先生たちは、
こんな人たちに成長してほしくって2年間取り組んできました。
おめでとう。
これであなたたちは、“弁当の日”をりっぱに卒業できました。


         松下義男(魚戸おさむ・北原雅紀・著「玄米せんせいの弁当箱」より)



全てのもの作りに通じます・・・


さあ、連休が終ったら、また弁当作るか!!!




bentou




jobplanning at 18:20|PermalinkComments(15)TrackBack(0)愛犬アッシュ 

2008年03月07日

幻の「下玉利忠殺人事件!」

先月の始め、杉山弘道氏から

「たむたむ。新聞に何か書く?」

とメールをもらい、最近ガス抜きが出来ていない私は、二つ返事で、
「書く!書く!」と返事を出しました。

杉山さんの発行しているHTML新聞は今年に入って、
砂漠の住人も執筆に参加する、新しい展開を見せていて、
とっても楽しそうだったからでした。

で、何を書こうと迷っていた所、
下玉利氏のブログで「謎のブローチ」という題の記事が掲載されていて、
ググッと私の創作意欲が湧いて来ました。

早速、下玉利氏にスカイプで連絡をとりました。

「シモちゃん、殺していい?」

「ええっ、死ぬんですか???」

私は、下玉利氏の「謎のブローチ」という記事から、
「下玉利殺人事件!」というストーリが思い浮かんだので、
それを、杉山氏の新聞に連載で載せたい旨をお願いしました。

詳細を知った下玉利氏は、

「どうぞ、何べんでも殺してください。」

と笑って答えてくれました。


「で、例の謎のブローチの事なんだけど、75歳のおばあさんって誰なの?」

「実は・・・」

そこから、下玉利氏の話が始まりました。

現在、下玉利氏の住む愛知県知多郡東浦町では、
町おこしの一環として、
同町出身の徳川家康の母、「於大の方」にまつわる催しがいくつかなされています。

下玉利氏もその一つとして、
「於大の方」を主人公にしたオペラ演劇を開催する事を計画しているということ。

「その、資料を揃えるためにそのおばあさんにお話を聞いてたんです・・・」

下玉利氏はそう話してくれました。

「ヘー凄い!!!」

私は感心して、スカイプを切りました。
次の日、早速、「於大の方について調べました。
すると、これがおもしろいんです。

私の脳裏にすぐに「下玉利殺人事件!」の全容が出来上がりました。

で、第一話を書いて杉山氏に送ったところ、

「出来るだけ続き物はしたくない・・・」と言うことで、ボツになりました。

せっかく、一話だけでも書いたので、皆さんにお見せします。


「下玉利殺人事件!」(第一話)




で、杉山氏の新聞には別の企画を連載します。

【たむたむの「カバンを開けたら日本が見えた」】というタイトルで、

毎回、一つの種類のバッグを取り上げ、
それにまつわる私の体験から、日本の世相を考えようという企画です。

早速、杉山氏に原稿を送ったところ、

「たむたむ。

 下記の企画、素晴らしいです。

 はじめてたむたむを素晴らしい人間だと思った。。。

 これで行きましょう!」

という返事。

で、連載決定!!!


たぶん・・・



杉山氏のHTML新聞は、月額¥1000で購読できます。
お申し込みはこちらから! 

 ↓ ↓ ↓

http://www.sugiyama-hiromichi.com/html_shinbun/index.php#form







そういうことで、シモちゃんごめんね!

せっかく、ヘアヌードまで披露してくれたのに・・・








katanoke









シモちゃんは、頭の代わりに肩に毛が生えてます・・・

「下玉利殺人事件!」では、これが最大のキーポイントになるはずだった!!!





jobplanning at 21:20|PermalinkComments(16)TrackBack(0)鞄職人 

2008年02月12日

かおりんの誕生日に思う・・・


毎年、1月17日になると電話をくれる人がいる。
須田ハンプの須田栄一氏だ。

1月17日は、言わずと知れた阪神大震災の日。

今年も、須田さんはその野太い声を聞かせてくれた。

「あんた幾つになった?」

「今年48です。」

「俺と一回り違うのか・・・俺は今年60だよ!」

「60になったらちっとはまともな大人になるかと思ってたら、
 ちっともならねえよ!」

と、ハハハと豪快に笑う。



「丁度あんたの年だな、俺が『我家我家』を作ったのは・・・」

『我家我家』とは、須田さんが田舎の一軒家を改装して作った集会所である。

時にコンサートを開いたり、展示会をしたり、みんなで集まって飲み会をしたりする、
所謂大人の秘密基地みたいなものである。

須田さんは、僕に「物作りは自分が楽しまないと駄目」と教えてくれた大切な人。

その須田さんが、今の自分と同じ歳に『我家我家』を作った事を知り、

「ああ、まだまだ僕はこの人には叶わないな・・・」と痛感する。


「あんたも人一倍苦労したんだから、これからは楽しんで仕事しなくっちゃ!」

そう言ってまた豪快にハハハと笑う。




そんな須田さんが数年前に話してくれた事を思い出した。

「田村、今娘にさ、鞄に絵を書かせてるの。百本。」

「百本?手書きで?大変じゃないですか!」

「そう、トートバッグに年間百本だよ。そりゃ大変だよ!

 でもな、それを十年続けるの、

 そしたら、十年後には千本だよ!


 田村、想像してご覧よ、千本の手書きの鞄が壁一面にずらっと並ぶんだよ。

 おりゃ、それ想像するだけで、十年後が楽しみで仕方ないんだ・・・」






昨年、内職を募集したところ、一人78歳のおばあさんがやってきた。
革の淵にコバを塗る簡単な作業だし、
おばあさんは震災前まで自分でブティックを経営していたぐらいだから、
大丈夫だろうと雇ってみたが、どうしてもコバをはみ出して塗ってしまう。
本人はきちんと塗っているつもりなのだが、
どうやら、どうしても目が駄目みたいだった。

すっごく、一生懸命で手に職を得たいという気持ちも伝わっていたので、
何とかしてあげたかったのだがこればかりはどうしようもなかった。


人間は老いては失うものがあることは仕方が無い。

でも、それを恐がっていても仕方が無い。

失う代わりに得るものをいっぱい見つけたい。

須田さんの娘さんの絵のようなものを、毎年一つずつでも見つけて貯めていきたい。



僕は須田さんのようにまだまだ楽しんで仕事は出来ない。

でも、少なくとも仕事をただのお金を稼ぐ手段だけだとは思いたくない。


そして、もう一回りして60才になった時こういうのさ、


「60になったらちょっとはまともな大人になるかと思ってたら、
 ぜんぜんならへんわ!」








jobplanning at 21:48|PermalinkComments(29)TrackBack(0)鞄職人 

2008年01月29日

「それでもボクはやってない!」


今朝起きて、アッシュを散歩に連れて行こうと準備をしていると、
寝室で布団を畳んでいたかおりんが、

「ぎゃー。おとうさん!パンツ濡れてない?」

と、叫んで聞いてくる。

「えっ、濡れてないけど・・・なんで???」

そう答えると、

「いゃ、おねしょうしてるから・・・」

との返事。











「・・・・・・・。」










「ちょっと、まて!

 それおかしいやろ・・・

 なんで、一緒に寝ていたアッシュを疑わず、まず俺やねん?


 ・・・・・。



 いや、そもそも何で『パンツ濡れてない?』って聞くねん!

 わたしゃ、おねしょうしても気付かんほどボケてるんかい!!!」





「いや、アッシュにしたら量が多いから・・・

 昨日、酔っ払って寝たのに夜中にトイレに行けへんかったし・・・」



「・・・・・。」






 
ええ、そりゃ、夜中にトイレに起きて、
押入れの襖を開けてしそうになったことはありますよ・・・


ええ、そりゃ、トイレの向かいの息子の部屋に入った事もありますよ・・・


ええ、そりゃ、便器から大量にこぼした事もありますよ・・・





そやけど、こんな俺でも、

やったら気付く!!!



それに、


パンツも濡れてない!!!



「ごめん、ごめん」と笑いながら謝るかおりん



けど、さいごっ屁。。。。。


「おとうさん!






 パンツ脱いでやってない???








ごめんちゃい!






「とうちゃん、かあちゃん、ごめんチャイ!!!」





jobplanning at 20:09|PermalinkComments(20)TrackBack(0)「たむたむ伝説」 

2008年01月15日

2008年コスプレカラオケ大会!優勝者決定!!!

皆様、お待たせいたしました!

何度もブログを覗きに来て頂いてありがとうございます。

去る、1月13日、大阪は福島で開催された、2008年コスプレカラオケ大会!

優勝者が決定いたしました。


参加者は結局14名。

まずは、武田ちゃんのこれで幕は開けました。

takeda











ご存知、「千と千尋の神隠し」のキャラクター「カオナシ」です。

予算はなんと五十円・・・

考えさせられました。
やはり、コスプレカラオケはアイデアと歌唱力です。


開始早々、武田ちゃんの携帯がなり、
息子さんが救急車で運ばれたとの連絡が入りました。
けれども、武田ちゃんは、この格好で、天童よしみの「珍島物語」を見事に歌い上げ、
風のように去って行きました。

コスプレカラオケ選手の鏡です!



で、順番に全てをお見せしたいのですが、
例によって、

公開禁止令がでました。


ひどすぎました・・・


エントリーしたのは、

塩ちゃん・・・・・歌舞伎座裏にたむろしているロンゲのおっさんおかま。

ヤスミン・・・・・ルルル、ラララとしか歌わないネズミ。

かおりん・・・・・暴れ狂う、にしおかすみこ。

あっちゃん・・・・にしおかすみこにムチで打たれるブタ野郎。

いしともちゃん・・・いかりや長介が乗り移った福山雅治。

スエツグさん・・・・いかりや長介にキスをせまるバカ殿。

レイコ先生・・・・・西城秀樹の服を着た狂った郷ひろみ。

ビクアム・・・・・・安スナックのママ。

龍馬・・・・・・・・ネコ娘の服を来たネズミ男。

ナル・・・・・・・・セーラー服を着た変態のおっさん

ミィ〜♪・・・・・・ぐれた「ど根性がえる」のひろし。






どれもこれもひどすぎました・・・

笑いすぎて死にそうでした・・・


そんな中、やはり美しかったのはやはり私とやまさんが扮した、

丸山明宏と美輪明宏のダブル明宏でした。






tamutamu&yama 3

「丸山明宏よ!」「美輪明宏よ!」









tamutamu&yama2

「ちょっと。ちょっとちょっと。」











素晴らしい芸でした。

皆、爆笑の渦の中優勝は間違い無しと思っていました。




・・・・・。




けれども優勝は伏兵のレイコ先生に奪われてしまいました。


理由がわかりません・・・


敗因はなんだったのか・・・


納得できません・・・






ちくしょう!

安いレンコンに負けた!!!


くやしい!!!五十円にも負けた!!!



レイコ先生!武田さん!リベンジするんで来年も必ず参加するように!!!





reiko &ryouma















reiko2



けど、ほんとおもしろかったね!

レイコ先生おめでとう!!!



jobplanning at 20:49|PermalinkComments(32)TrackBack(0)

2008年01月03日

あけましておめでとう!

nenngajyou






皆さん、新年おめでとう!

実は、昨年身内に不幸があったので今年は年賀状が皆さんの所に届いていないと思います。

連絡の葉書も出さずにごめんなさい。

で、既に送って頂いた方、本当にありがとうございます。

新年のお祝いの言葉はかけませんが、本日この葉書を皆様のところにお送りさせて頂きます。

本当に、ありがとうね!


さ、明日から仕事だ!

今年も、頑張ろうぜ!!!



jobplanning at 16:54|PermalinkComments(10)TrackBack(0)鞄職人 

2007年12月12日

2008年コスプレカラオケ大会!優勝者は誰だ!!!

いったいこんな事態になろうとは誰が想像したであろうか・・・

思えば、2年前の夏、
私が、しも玉先生のお面を作ったのが始まりだった!

その日、宴会の後、
メルマガ仲間のミィ〜♪ちゃん、しもたま先生、龍馬、#やまちゃん、かおりんの6人で
カラオケに直行。



710fbee4.jpg







そこで、写真のしもちゃんズ結成!
左から乱(たむたむ)・吸う(しもたま先生)・御酒(龍馬)のトリオ結成!

振り付きでキャンディーズの「春一番』を尾披露目。

誰もがはまってしまいました。



そして・・・




13e18e09.jpg

ちっちゃい松田優作!








ジュリー〜〜〜!

なりきりジュリー!








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やったもん勝ち、桜塚やっくん!





と次々と芸域を広げる私・・・

だが、私以上に盛り上がり、次々と表れる新手のライバル。

だって、ここで写真をアップできないぐらい凄いんだよ!

で、とうとう、

2008年1月13日。大阪で、総勢17名が参加して、
大コスプレカラオケ大会が開かれる事に・・・
(新たに参戦する方はいしともちゃんにメールしてね!)

そこで、2008年コスプレ大賞が選ばれる事になりました。
もちろん、賞品も出ます。

当然大賞は、一番笑いをとった人に贈られます。
全員、放送コードぎりぎりで頑張るように!!!



さぁ、参加する諸君!
決戦はおよそ一ヵ月後だ!
今からネタを繰って、練習に明け暮れるように!!!

あっ、あっちゃん!
モト冬木はコスプレじゃないからね。
まんまだから却下!

わかった?








パー子

僕も参加する!!!









jobplanning at 21:54|PermalinkComments(34)TrackBack(0)コスプレカラオケ 

2007年11月21日

メルマガの舞台!

これからお見せする写真は、
現在、私のメールマガジン「関学出て鞄職人?」で連載中の、
「つばめ」の舞台となっている、
震災から一週間が経って仕事を再開した時の私の工房の写真です。

当時、震災を記録しておく意識が乏しく、
撮影したのは残念ながら、ここに写っている数枚しかありません。






kyuujob




  


写真に写っている白とグレーのテントで覆われた部分が私の工房でした。
左側が倉庫、右側角が工房です。







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マンション西側の写真です。
これより西側全て、焼け野原です。







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マンション北側の写真です。
これより北側も全て焼け野原です。

つまり、このマンションの南東角の私の工房以外、
この一角で無事だったところはありません。



--------



震災直後、工房に駆けつけると既にあたりは火の海でした。
既に、街の人たちが井戸水を汲んでバケツリレーをしていました。
私も、もちろんそれに参加します。
けれど、それも焼け石に水。
炎は獣のように街を包みました。

「消防まだか!」

そんな怒号が飛びかう中、
一時間ほどしてやっと、消防車が駆けつけてくれます。

けれども水はでません。

その為、消防の人たちも井戸水で消火活動をしていたのですが、
わずか、二〜三時間で井戸水は底をつきます。

なす術が無くなった消防隊は燃え盛る街を尻目に他の場所に去って行きました。

一人の消防士の、
「ちくしょう!ちくしょう!」
という叫びが、虚しく街に響きました。

2日目になって、このマンションの西北側にとうとう火が入ります。
西北側には当時入っていたパン屋の工房があり、
火が入るや、プロパンに火がついたのか、
凄まじい爆音がしました。




pannya













爆発したパン屋内部です。



--------



3日目になると、辺りは全て燃え尽き、
明々と炎が上がっているのは私のマンションだけになります。

数時間ごとに、一部屋、叉一部屋と轟音と共に炎が燃え移ります。
私は、指を加えて私の工房に火が燃え移るのを待つだけでした。

そして、とうとうわたしの倉庫に炎が燃え移ったとき、

「田村さん、ミシン出そ!」

一緒に火の番をしていた町内会長さんがそう言って、街の若者を避難所から集め、
皆で工房にあったミシンを運び出してくれました。


その数時間後、

「水が出たぞ!」

という、消防士の声と共に何台もの消防車が現れ、
滝のような水がマンションにかけられ炎はあっという間に鎮火しました。
















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燃えた倉庫の入り口です。

新しい手作りの工房はここに作りました。
このテントの代わりに、私は赤、黄、グリーンのラスタカラーのテントを張りました。
入り口の扉はそのまま利用しました。







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入り口前の天井です。
排気口が燃え落ちています。
















keikoutou







奥の壁右側と天井です。
この壁に、かおりんが大きな、大きな南国の花を画きました。
天井に、私が星を一つ画きました。










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奥の壁左側と天井です。
この右手に、かおりんがどでかいパインツリーを画きました。





写真は、これだけです。

メルマガはいよいよ佳境に入っていきますが、
私は1月展のサンプル作りに突入!

大丈夫か自分???

えっ、こんなことしてる間に続きを書けってか?

ずびばせん・・・




















jobplanning at 22:03|PermalinkComments(12)TrackBack(0)メルマガ補佐 

2007年11月14日

「赤ちゃん誕生!」

今年の二月までうちにいたスタッフのFちゃんに、
先月待望の男の子が生まれました!

で、お祝いを何にしようか悩んでいたんですが・・・




たむたむ:「お花贈ろうか?」

かおりん:「お花?うーん・・・」

たむたむ:「じゃ、ベビー服でも贈る?」

かおりん:「服なー。うーん・・・」

たむたむ:「゚*☆*☆*゚ ひらめいた!!!

      これにしよう!」

これとは、絵本の中の登場人物を自分の大切な人に置きかえれるという、
文字通り、世界で一つのオリジナル絵本です。


たむたむ:「どう?」

かおりん:「いい、これいい!!!」


で、選んだのが、



赤ちゃん誕生

赤ちゃん誕生!」









私が選んだ、この「赤ちゃん誕生」の場合、
赤ちゃんの生まれた日、時間、身長、体重、
お祝いに来てくださった方のお名前、
病院名や取り上げて下さった先生の名前まで入ります。




たむたむ:「身長や体重は、もらった葉書に書いてあるけど・・・
      生まれた病院や先生の名前、
      それに「生まれてきた赤ちゃんに伝えたい事」なんかは聞かんとあかん!
      かおりん、聞いて!!!」

かおりん:「えー、そんなん気付かれずによう聞かん!」



えーい、面倒くさい!!!




たむたむ:「Fちゃんおめでとう!
      で、質問です!」

Fちゃん :「えー、何ですか?」

で、色々質問するも、

Fちゃん :「???」

全く、気付かれずに全てを聞き出すことが出来ました。





3日後、絵本が届いたFちゃんが早速お礼の電話をくれました。

Fちゃん :「うーーー感動しました!!!大事にします!」

Fちゃん、ちょっと、ウルウルしてました。


服や、お花だったら、一時的なものだけど、この絵本は一生残ります。

Fちゃんの子供が大きくなって、字が読めるようになったら、
叉もう一度感動できます。

そして、大きくなって何かがあった時、
自分がどれだけ望まれて、愛されて生まれてきたか・・・
それを改めて知ることができます。



絵本は、店長の杉山英美さんが手作りで作ります。(これにはびっくり!)
元幼稚園の先生らしく、
絵本以外にも手作りの折り紙や手紙が添えられています。(これが可愛い!!!)
叉、メールのやりとりもとっても、心がこもった素晴らしい対応でした。


最後に、メールのやりとりでこんな素晴らしい英美さんが砂漠王にいじめられている事が判明しました。
砂漠王!英美さんをいじめるなんて許せん!!!


英美ちゃん!
今度いじめられたら、「天誅!」と叫んで、
砂漠王の額をひっぱたいてやりなさい!

それで、何か言われたら、
「越前屋俵太が乗り移ったの・・・」
と泣き叫んでください!

完璧です!!!










jobplanning at 22:29|PermalinkComments(12)TrackBack(0)

2007年10月15日

「動くたむたむ!」



いよいよ、動くたむたむが見れるよ!!!



でも、しょっぱなからかんでるし・・・

髪の毛ボサボサだし・・・

襟、曲がったまんまだし・・・


でも、まっ、いいか・・・

宇宙人の声聞いてちょ!!!




あっ、金子さん、このブログまでリンクしてくれてる・・・

「ちあきなおみ」消そうかしらん・・・




jobplanning at 21:44|PermalinkComments(20)TrackBack(0)鞄職人 

2007年10月02日

続・告白!

「田村さんですか?」

電話の声は、若々しい青年のものだった。

「はい、そうですが・・・」

私が訝しげにそう答えると、青年はさらに話を進めた。


「実は、ラジオの出演のお願いにお電話させて頂きました。」

「どういう事でしょう?私の事をどうして・・・」

驚く私に、青年は、明るい声でこう答えた。

「個人的に、良く存じあげております。」



・・・何を知っているというのか?・・・

私の心に不安がよぎった。


「概要をFAX致しますので、確認して頂けますでしょうか?」

青年は、明るい声でそう話し、電話を切った。


そして、送られてきたのが・・・





utyuujinnnokoe












ばれた!!!

いや、そんなはずは無い!
あれほど、慎重に行動していたはずだ。


ジュリーも完璧だった。

ちあきなおみも笑いを取った。

やっくんもそこそこ、うけてたはずだ。


これは、罠だ。
もしここで、私が出演を断ればますます疑われる事になる・・・


私は、何事もないかのように出演を快諾した。



そして、今日工房で収録が行なわれた。

朝、10時を過ぎた頃、プロデューサー氏、ディレクター氏、ラジオ関西のスタッフさん、
司会の荒牧氏がやってこられた。

打ち合わせも何もないまま、収録は進んでいった。

その間、私は、粛々と地球人の宇宙人を演じきった・・・

きっと、誰も私の正体はわかるまい・・・





・・・・・・



でも、何でばれたんだろう?












tiakiutyuuujinn





















番組放送は

ラジオ関西(AM558KHz)
10月14日(日曜日)
PM4:45〜5:00

『fls 宇宙人の声』

です。

収録の模様も番組終了後、flsさんのホームページでご覧になれます。

お時間と、お暇のある方、是非ご覧になってください。






jobplanning at 21:50|PermalinkComments(12)TrackBack(0)「たむたむ伝説」 

2007年09月26日

「告白」 お友達!

ちょっと、一休み・・・



私の、地球でのお友達を紹介します。















トーコ星人












トーコ星からやってきたトーコリンです。


特徴:空ばかり見ています。
 
特技:お寺の朝食を頂くこと。

性別:多分女性です。

年齢:そんな事いえません。

好きな色:サーモンピンク(鮭です!鮭!)

情報源:イタ飯屋のオーナーシェフ

スリーサイズ:知りたい方はメールください。


※イラストへの反論は受け付けません。
 だって、顔知らんもん!!!



もう誰も登場したいなんていわないで下さい。
絵書くだけで、大変なんだから!!!



jobplanning at 21:17|PermalinkComments(14)TrackBack(0)「たむたむ伝説」 

2007年09月24日

「告白!」



三連休の最後、皆様はどうお過ごしでしたでしょうか?

私は、残念ながら今日もこうして事務所に来て仕事をしています。

そんな、今日私は皆様にある告白をしなくてはいけません。









実は、私がこの地球に来たのは、
皆様が生れるずっと前なんです。




私はこれに乗ってこの地球にやってまいりました。












enbann











拡大してみましょう・・・












UPennbann

窓から私が覗いているのが伺えます。









そう、私は宇宙からやってきた地球外生物なんです。






最初、私は自らの正体を隠し、
地球に紛れ込み、地球人としてこの国を調査していました。

そんな私の正体がばれたのは、
第二次世界大戦後のドイツでした。

私は、地球人の子供の姿で、イワン・スコベッティと言う名でベルリンで暮らしていました。
けれども、宇宙と度々通信を重ねるうちに、
その発信源を旧ソ連のKGBに発見され、囚われの身となりました。


これが、その時の写真です。


ryoute




















両サイドにいるのがKGBのゴルチョフ大佐と、ストベリリッチ少佐です。
後ろに立っているのが、私の母親として一緒に暮らしていた、エレナです。

今思い出しても涙が出ます。



この後、私の身柄は遠くNASAに預けられる事となります。

NASAでは、私は身体の隅々まで調べ上げられました。
けれども、さすが自由の国USA。

調査が済んだ後、私は正式に宇宙人として歓待を受けました。

私は宇宙人代表として、地球人代表と歴史的会談を行なう事に成功しました。



これが、その時の写真です。



akusyu



















その後、私は再び正体を隠し、
この日本にやって来て、鞄職人として、ひっそりと暮らしていました。


その正体がばれないように、

時には、ちあきなおみに化け、

時には、ジュリーに変装し、

時には、桜塚ヤックンになりきりました。



ところが、とうとうその正体がばれてしまいました。


先日、会社にいっぽんの電話がありました。

「私は、あなたのことをよく知っているのです・・・」

電話の主は、意味ありげにそう私に告げました。


・・・続く






jobplanning at 13:50|PermalinkComments(15)TrackBack(0)「たむたむ伝説」 

2007年09月08日

もう一度・・・


ここ最近、死ぬほど忙しくてメルマガも勝手にお休みし、ブログの更新も怠っていました。

例年なら、バギーポートの展示会は6月と11月と1月の三回でしたが、
今年は、8月末にもOEM展(アパレル向けの別注の展示会)が突然入り、
ニッチもサッチも行かない状態が続きました。

人手が足りないので、就業時間中は工房の商品作りに明け暮れ、
夜に、サンプル作り、デスクワークと、自分の時間が全く取れない状態になってしまいました。

二ヶ月間休みが無く、
休んだのはお盆の15日のみ、
その日も、私の実家の堺と家内の実家の茨木市へのお墓参りで一日潰れました。

ここに来て、少し落ち着き、先週やっと久しぶりの休みが取れました。


そんな今日、愛読しているメルマガが一つの素晴らしいページを送ってくれました。

↓ ↓ ↓

▼ひとこと!いただきます。【野知 律子さん】
 http://www.keiko-takeuchi.com/impression/nochi_ritsuko.html



読み終えると、私の頬にはひと筋の涙が流れていました。

そして感動すると共にその中のある文章が私の心にぐさりと突き刺さりました。


--------

「指導する人が、舞台の上で演奏したくて演奏して、感動したくて感動して、
 楽しみたくて楽しんで、寝食を忘れるほど打ち込んでこそ人はついてくる。


 指導者は、自分が相手のために『演奏させてあげたい』だけじゃダメなの。
 先ず自分。」

--------



ここ最近、私は鞄作りを楽しんでいたのだろうか?

仕事なので愚痴をこぼしたり、いやいやする事は無いけれど、
生き生きとした目で物作りをしていただろうか?





いつのまにか、忘れてた・・・





「もっと自分から情熱を持って自分の物作りをしなさい!」
とスタッフ達にいくら言ったところで、
そんな私を見て、彼らが楽しんで物作りが出来るわけが無い!

野知律子さんが竹内圭子さんに投げかけた言葉はそのまま私自信への叱咤激励になりました。





もう一度・・・

自分の為に・・・




のっち。圭子お姉さま。とっても素敵な文章をありがとう。


皆さんも、是非読んで見てください!

↓ ↓ ↓

▼ひとこと!いただきます。【野知 律子さん】
 http://www.keiko-takeuchi.com/impression/nochi_ritsuko.html








jobplanning at 21:20|PermalinkComments(18)TrackBack(0)鞄職人 

2007年08月06日

「まだ、神戸には着いてないんよ!」



先週の土曜日、かおりんと近所の本屋さんに砂漠王の本を探しに一滴ました。

そこは、兵庫区では一番大きな本屋さんでしたが、
二人でいくら探しても砂漠王の本は見つからない・・・

「まだ、神戸には着いてないんよ!」
とかおりん。

「そんな、あほな!」

と、まだあきらめずに探している私に、

「店員さんに聞いた方が早いんちゃう?」
と、またかおりん。

「いや、本の名前を覚えてないねん。」

私はそう呟きながらもレジにいる店員の前に歩み寄った。
「すみません。本を探しているのですが・・・」

私がそう話し掛けると、
眼鏡を掛けた今風のアンちゃんがニコリともせず、聞き返してきた。

「何という本ですか?」

「会社が砂漠になるとかなんちゃら・・・」

「会社が砂漠になるんですか?」

「いえ、はっきりと覚えてないんですが、
 会社の砂漠がオアシスになる方法とかなんちゃら・・・」

「著者名はわかりませんか?」

眼鏡を掛けたアンちゃん、怪訝そうにそう聞き返してきた。

「きっと砂漠王です。」

「外国の方ですか?」

「いえ、岐阜の方です・・・」

真面目に答えているのだが、アンちゃんは見る見る機嫌が悪くなっていった。

「砂漠王では発刊されていませんが・・・」

アンちゃんは面倒くさそうにモニターから目を離し、そう答えた。

「じゃ、杉山弘道!」

「スギヤマヒロミチですね!」

アンちゃんは最初からそう言えとばかりにじろりと私を睨んだ。

「杉山弘道では二人いらっしゃいますが・・・」

「偉そうな杉山弘道です。」

「じゃあ、こちらですね。新潟大学医学部卒業の杉山弘道さん。
 「老人性痴呆患者の問題行動を推理する―老人性痴呆は老化の延長線上に』
 この本ですか?」

「だから、偉い杉山弘道じゃなくて、偉そうな杉山弘道!」

私も段々腹が立ってきました。

「じゃあ、こちらですね。
 『会社という砂漠がオアシスに変わる100滴』
 あっ、こちらの本は出版社の関係で当店には置いていません!」

「にゃにを!!!」

私の拳は怒りでわなわなと震えたがそこは私も大人。
「ベストセラーになるのに・・・」

そう、小声で捨て台詞を吐いてやった。



レジを離れるとかおりんが近寄ってきた。

「どうやった?」
とかおりん。

「どうやら、まだ神戸には着いていないみたい・・・」

「なっ!言ったとおりやろ!」
かおりん、おお威張り。



で、仕方が無いのでアマゾンで買いました。



百滴本

『会社という砂漠がオアシスに変わる100滴』






で、読みました。

いいです!

10ページほど読み終えて、私は「おおっ」と声をあげました。

全くと言っていいほど一般読者に媚びを売っていない!

きっと杉山弘道をまったく知らない人がこれを手にして読み始めたら、
「なんや、こいつ!」と呟くに違いないほど、
一般読者を突き放すところから書き始めている。
まるで、「これを理解できなきゃ、杉山弘道を理解しろ!」と言わんがばかりに・・・

最初から、本を売ることを目的にしていたら、
とてもじゃないが、こんな書き出しは出来ません。


住民放送を聞いているときからそうですが、
私の意見は、杉山さんのそれと時にして違いがあります。

例えば、私は常に最善の努力をする事を信念にしていますが、
杉山さんは、「60点合格主義」を唱えます。

一見すると全く違う考えのようですが、
杉山さんをよく理解していくと、
その差異が、感じられなくなっていきます。

全てにそうなのですが、杉山さんの思想には、ある前提があります。
それは、先の「60点合格主義」でもそうです。
杉山さんは、既に最善の努力を尽くした人に向かって、
60点合格主義を唱えます。

「頑張らなくてもいい」「夢や目標を持たなくてもいい」
もそうです。
既に、頑張った人、夢や目標に疲れた人。
そういう人に向かって杉山さんはそう語りかけます。

きっと、最初この本を手にした人は戸惑うでしょう。
けれども、読み進むに連れて、杉山氏の言葉の奥にある優しさに気付き、
最後は、生きる勇気さえ与えられるに違いありません。

至極の逸品です!


で、砂漠王。
ベストセラー作家になったら、村上龍みたいにテレビ番組を持って、
私をゲストに呼びなさい!!!






jobplanning at 22:24|PermalinkComments(16)TrackBack(0)甘党 | 甘党

2007年07月19日

アッシュとサバン

  

「アッシュ君、アッシュ君、いるダスか?、ワフ」

木曜日の昼下がり、アッシュが居間でくつろいでいると、
パソコンの電源が入り、スカイプが鳴った。

発信源は北海道の建コンさんちのサバン君だった。

サバン3








「やぁ、サバン。久しぶり!」

アッシュがパソコンに駆け寄り、返事をした。

「誰もいないダスか?」

「ちょっと、待って。」

きょろきょろ
きょろ、きょろ







「うん、お父ちゃんもおかあちゃんも仕事に行って今は誰もいないよ。」

「そうダスか。じゃ、いつものようにゆっくりとおしゃべりできるダスな。」


アッシュと、サバンがスカイプで話をするのは、昨日今日のことでは無い。

アッシュも、サバンもお互いのご主人様がパソコンをいじるのを、いつもじっと見ていた。
そのうち、操作する事を覚え、
アッシュもサバンも、皆が留守の隙に連絡を取り合うお友達になった。


「どうダス?アッシュのお父さんは相変わらずコスプレに夢中ダスか?ワフワフ。」

「うん。最近は『新ネタだっ』て、美輪明宏を練習しているよ。」

「そうダスか。「オーラの泉」ダスな。全く困ったお人だ。」

「そう、困ったもんだ。この間なんか僕にまで『林家アッシュだ!』って言って、
 こんな事までさせられた。」


パー子









「まだ、ましダス。ワシのトーサンなんか、自分のブログの笑いを取る為に、
 ワシに、こんなことまでさせたダス。


サバン








「全く、困ったトーサンだ!」

「全く困ったお父ちゃんだ!」

アッシュと、サバンはパソコンの前でお互い笑いあった。




「ところで、サバン。病気の方はどうなの?」

「そうそう、それダス。大事な用を忘れてたダス。
 アッシュ君、驚かないで聞いてくれ。
 ワシは一昨日亡くなったダス。」

「サバン。亡くなったって、今目の前に写ってるじゃん。」

「ちょっと、忘れ物をしたんで戻ってきたダス。
 アッシュ君にしか見えないダス。

 ワシは一昨日、トーサンとカーサンに看取られて本当に死んだダス。」

「サバン・・・」

アッシュが悲しく呟いた。

「アッシュ君。ワシは本当に幸せだったダス。

 最後の、最後までトーサンとカーサンが一緒にいてくれたダス。
 だから、ちっとも恐くなかったダス。」

「サバン・・・本当に死んだの?」

「本当ダス。でも一つだけトーサンに伝えるのを忘れたダス。
 だから、アッシュ君。アッシュ君のお父さんを通じてトーサンに伝えて欲しいダス。」

「わかった。何?」

「アッシュ君。ワシには夢があるダス。」

「夢?死んじゃったのに夢があるの?」

「死んじゃったから、夢があるダス。
 
 その夢をトーサンに伝えて欲しいダス。」

「どんな夢?」

「生まれ変わったら、トーサンとカーサンの本当の子供になりたいダス。」

「でもサバンのトーサンもカーサンももう子供は作らないんじゃないの?」

「だから、いつになってもいいんダス。

 百年経っても、二百年経ってもいいんダス。」

「でも、トーサンがもう一度人間に生まれて来るかはわかんないよ!

 オラウータンかもしれないし・・・」

「オラウータンでも鳥でも魚でも何でもいいんダス。 
 とにかく、トーサンとカーサンの本当の子供に生まれたいんダス。」

「本当の子供になってどうするの?」

「トーサンとカーサンを今度はワシが看取ってあげたいダス・・・

 それが、ワシの夢ダス。」


その時、パソコンの画像が乱れ、サバンの姿はノイズと共に消え去ろうとした。

「アッシュ君。そろそろお別れの時みたいダス。

 それじゃ、頼んだダス。ワフワフ。」

「サバン!サバン!」

アッシュが何度もパソコンに呼びかけたが、もう返事は無かった。





-------




平成19年7月17日午後6:35、
お友達の建コンさんの愛犬サバン君が永眠いたしました。
(2007年07月18日 建コン一擲ブログ)



昨日、私は自分の事のように大泣きしました。

サバンよく頑張ったね。そしてありがとう!






jobplanning at 22:03|PermalinkComments(26)TrackBack(0)愛犬アッシュ | 愛犬アッシュ

2007年07月13日

ビジネス・ハードボイルド

 
楽しみにしていた、
杉山弘道氏の著書「ビジネス・ハードボイルドな一言」が届いた。

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毛筆で宛名が書かれた封筒を開けると、 
そこには、お礼の手紙と、「砂漠に水」と書かれた短冊。
そして、何故か、アールグレイのティーパックが入っていた。




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私は戸棚の奥から、とっておきのブランディー、ブッカーズを取り出し、
それを持って、夕日の沈んだベランダに出た。
かすかな灯りが照らす電灯の下で、
私はブッカーズを口に運びながらページをめくった。

そこには、住民放送でいつも聞きなれている杉山氏の言葉の数々が並んでいた。
住民放送で聞きなれているとは言っても、
やはり、縦書きの活字の魅力は叉違ったものだった。

全てを読み終わると、辺りはすっかり暗闇に包まれていた。

映画「蒲田行進曲」を見終わった後、銀ちゃんになりきったように、
小説「龍馬が行く」を読み終えた後、土佐弁が抜けなかったように、
すっかり、私の心はハードボイルドに染まっていた。

私はボギーになっていた・・・



--------



次の日、私は箪笥の奥から、高校時代に着ていたトレンチコートを取り出した。
かび臭かったが、我慢した。


┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・ハードボイルドの道は厳しいぜ!


コートを羽織ると、やはり初夏。
身体中から、汗が噴出した。

私は、ブリーフ一枚になり、その上からコートを羽織った。


どこから見ても変態だった。
でも、ハードボイルドはそんな事を気にしていてはなれない。


┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・ハードボイルドの道は辛いぜ!


私には、世界に杉山氏の「ハードボイルドな一言」を広める使命がある。

私はそのまま街に出た。



--------



まずは、腹ごしらえだ!

街を歩くと、近所で評判のラーメン屋が私の目に飛び込んできた。
相変わらず、店の前には長々と行列が出来ていた。

「ここだ!」

私はコートの襟を立て、行列の最後尾に並んだ。
三十分もして、ようやく行列の先頭に立った時、
私はまだ続く、後ろの行列に向かって大きな声で叫んだ。





usiro















































ラーメン屋の親父が飛び出してきて、私を追い返した。



┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・ハードボイルドの道は険しいぜ!




--------



次に私はコートに合う帽子を買う為に、人ごみでごった返す某デパートに行ってみた。

私は、7階の帽子売り場に行く為にエレベーターに向かった。
エレベーターの前も人ごみで溢れていた。

「ここだ!」

私は、叉杉山氏のハードボイルドな一言を、
私の前に屯っている人々に向かって叫んだ。





mae




































私の言葉に恐れをなしたのか、
開いたエレベーターに次々と人が飲み込まれていった。



┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・ハードボイルドの威力は凄いぜ!


満足して、エレベーターに乗り込もうとしたら、
満員のブザーが鳴った。

私は、階段で7階に向かった。



┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・ハードボイルドの道は遠いぜ!












jobplanning at 21:57|PermalinkComments(25)TrackBack(0)甘党 | 甘党