採用面接は誰もが緊張するものですよね。

「相手との会話が全くかみ合わなくなる」
「何を話しているかわからなくなる」

といったことが多々発生するのは全て緊張するからです。

そうした緊張する場では、普段通りの自分を出すことは
簡単ではありません。

「緊張をしないようにすること」は難しいことですが、

面接のコミュニケーションにおいて、
常に「型」を意識して受け答えすることで、自分のペースを
保つことが可能となり、緊張も緩和できます。

緊張を緩和させることを意識したテクニックをいくつか紹介します。

■緊張を緩和させるテクニック(その1)

緊張していることを口に出してしまう。

面接する側も学生が緊張していることくらいは理解しています。

であるので、

「とても緊張していますが、頑張ります。本日はよろしくお願いします」

といった内容を冒頭の挨拶に織り込んでしまうのは1つの手段です。

過度に緊張してしまう人は特に、冒頭から自分のペースを
つくってしまうことが大切です。

さらには、相手から質問される前に、
自己紹介を先に切り出してしまうのもいいでしょう。

受け身に回ると、ペースを掴めず緊張が増してきてしまいます。

思い切って

「先に、簡単に自己紹介させてもらってもよいでしょうか」

と切り出してみましょう。NOという面接官はあまり居ません。
ただ、この時気をつけなければならないのは、

「簡潔な自己紹介にする」ことです。

名前、生年月日、出身、所属に加えて、
その後の面接のやりとりで質問して欲しいネタを少し散りばめておく、
例えば、趣味特技や、将来の夢目標などですね。

そして、スパッと志望動機も入れてしまうのもよいでしょう。

「◯◯なので、御社への入社を希望しております」
「入社したら、◯◯として頑張りたいと思っております」

といった具合ですね。

面接冒頭で主導権を取れるように思いっきって話すこと。
これは緊張を回避する1つのテクニックです。


■緊張を緩和させるテクニック(その2)

面接が進むにつれ、様々な質問が面接官から出てきます。

それに対し1つ1つ回答していくわけですが、

面接で緊張し上手くいかない人は、

どうも初めはよくても徐々に自分自身で話している内容が
ごちゃごちゃになって、それが原因で緊張する
いわゆる「テンパッてしまう」状態になることが多いようです。

それを回避するテクニックは、

「質問内容を確認してから回答する」

です。

質問の種類は2つに大別できます。

1つは、「イエス/ノー」を聞く質問、
もう1つは「考えや経験」を聞く質問です。

質問された内容が、「イエス/ノー」を聞いているのか、
「考えや経験」を聞いているのかを、まずは落ち着いて判断しましょう。

例えば、

「自身が望まない仕事を会社から指示されたらどうしますか?」

といった質問。

これは、「考えや経験」を答える質問ですが、

答えるにあたり、まずは質問を繰り返す。

「自身が望まない仕事を会社から指示された場合、どうするか?ですが」

と、まず繰り返し一呼吸いれましょう。

そして、

「自分ならば◯◯◯◯という対応をします」

という形で、「どうするか?」という答えをまずはっきりさせます。
そして、「それは何故ならば」という形で理由や背景を答えます。

テンパってしまう多くの場合は、
質問された内容にどう答えるか考え、固まってしまい、
慌てて答え出して、まとまりのない回答になることに原因があります。
 
落ち着いて、相手の質問を繰り返すことで気持ちに余裕が生まれ、

最初に、質問に答えてしまうことで、その後の話が多少ぶれても
まとまりのある内容になります。

緊張しがちな人は、質問を確認して結論から答えることを
意識して面接に望んでみてください。


■緊張を緩和させるテクニック(その2)

採用面接で緊張する最大の理由

それは、「今回も落とされるのではないか」

という皆さん側の「心の持ちよう」にあります。

この時期になると「次はない」という焦りがより一層
皆さんを緊張させることになります。

採用面接は、「企業に選んでもらう」場であると同時に、
皆さんが「企業を選ぶ」場でもあります。

お互いを確認する場であり、過度に「選んでもらいたい」と
気負う必要はありません。

皆さん自身を過度に良く見せようとする必要はありません。

基本的なスタンスとして

「入社したら誰よりも頑張ります、努力します」

という気持ちを持って、面接に臨み、

聞きたいことをちゃんと質問することが大切です。

目の前に座っている面接官も、入社したら一緒に働く仲間と
なるかもしれない人であるのです。

「こんな質問したら落とされるかな」

などとビクビクしていてはいけません。

「聞きたいことを思い切って聞く」

これが対等の立場になる第一歩です。

ゆえに、思い切って聞く質問を2~3準備しておきましょう。

ただこの時、休日や残業といった内容は避けておきましょう。

そうした労働実態はあとから確認していけば良い事項であり、
面接初期においては、入社を前提でポジティブな質問が良いですね。

例えば、

「これまで新卒で、最年少で昇進した人はどんな人ですか」
「どれくらい成果を出せば、給料があがりますか」

といった、働いて頑張ったらどうなるか、といった類が好まれます。

「何か質問はありませんか?」

と振られて、「特にありません」が一番やってはいけない対応です。

聞きたいことを準備しておく。
これが、緊張を回避する1つのテクニックになります。