城北オラトリオ合唱団

「城北オラトリオ合唱団」は、1980年に私立城北学園高校のOBが中心となって発足した混声合唱団です。同12月22日、第一回演奏会。以降、幅広く参加者を募り、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーベン、ブラームスなど、オーケストラ伴奏の宗教曲を中心に活動。ほぼ一年に一度のペースで演奏会を開催しています。

2/24の練習

昨日の練習の概要です。

昨日は、3曲めをざっと通した後、
6曲めのAnd He shall purifyの音取りと言葉付けを行いました。


【3曲目】
 ・Lord、Gloryなどのあたまの子音をしっかりと。


【6曲目】
 ・purify Leviなどは頭にアクセントなので、そのように歌う。
 ・untoは、「アントゥ」というような発音。
 ・And Heは、Heに重心。また「アンヒー」とはしない(dも発音)
 ・21小節目のthatは強め
 ・シンコペーションの長い音(12小節目Ten、16,42小節目Alto、44小節目Bas)は、
  一発目を強く、二発めは中くらい、最後は小さく。
  また、the、ofなどの音は小さく。


≪その他≫
 ・アルト 近いうちに居残り練習をやりたいそうです。
  (下の音をしっかり出せるようにしたいとのこと。
   …確かにメサイアのアルトは低音が多い。
   あの時代のアルトは、男声のファルセットでよく歌われたものです)

 ・オペラ「いのち」のチケットを頼んだ覚えのある方、
  そろそろチケットが届くそうです。
  もしチケットの日程を変更したい場合は、団員間で調整して下さい。
   http://nopera.web.fc2.com/36inochi.html


メサイアの歌詞の特徴

 昨日は練習を休んでしまったので、当ブログでの報告はありません。

 その代わりといってはなんですが、メサイアの歌詞について長文をアップします。

 ただ、いきなりメサイアの歌詞の具体的内容を考えるのもハードルが高いので、まずはメサイアの歌詞の特徴・特質ではないかと、私が個人的に考えるところをまとめてみたいと思います。


 以前、先生がオラトリオについて説明されました。オラトリオとは、宗教的な題材を歌詞にした音楽劇だと。メサイアの場合も例外ではなく、歌詞を聖書からとっていて、救世主キリストの生涯を描いています。

 しかし、聖書からの取り上げ方がすごい。例えば、第1部だと、次の部分がとられています。

 ・イザヤ書40章(1~3曲め)
 ・ハガイ書2章(4曲め)
 ・マラキ書3章(5~6曲め)
 ・イザヤ書7章(7曲目)
 ・イザヤ書40章(8~9曲め)
 ・イザヤ書60章(10曲め)
 ・イザヤ書9章(11~12曲め)
 ・ルカ福音書2章(14~15曲め)
 ・ゼカリヤ書9章(16曲め)
 ・イザヤ書35章(17曲め)
 ・マタイ福音書12章(18~19曲め)

 同じ「メサイアの第1部」なのに、聖書のあっちゃこっちゃから引用されています。イザヤ書からの出典が比較的多いですが、40章、7章、40章、60章、9章、35章と章が戻ったりしています。

 全くわけが分かりません。

 これが例えば、マタイ受難曲だと、基本、マタイ福音書に沿って物語が展開するのでスッキリしていますが、メサイアの場合、上記の通りです。これ、本当に「一続きのストーリー」として成立しているのでしょうか?


 答えは「成立している」です。

 すなわち、聖書のあっちこっちから題材を持ってきて、パッチワークのように組み合わせ、一続きの流れを再構成しているのがメサイアの歌詞なのです。

 聖書は大変に分厚い書物であり、非常に多くのフレーズからなっています。そのため、ストーリーをあらかじめ想定し、場面場面に合う聖書のフレーズを抜粋して、歌詞を展開していってしまう、なんてことが可能な訳ですね。

 そのため、単一の章をなぞるよりも、独自のストーリー展開をすることが可能になります。一方で、メサイア専用に書かれた詩でないので、各場面の説明や場面間の繋がりが漠然としていて、歌詞の理解が難しい、という難点があります。


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 このようにメサイアの歌詞は聖書の様々な場面から引用し、キリストの生涯を描いている訳ですが、その割には、新約聖書の福音書からの出典が少ないです。福音書はイエス・キリストを主人公とした具体的な伝記物語であるので、ここから引用するのが手っ取り早いし、聴衆にも分かりやすいと思うのですが、実際はそうではありません。

 それでは、聖書のどの部分から引用されているのか?

 まず、第1部・第2部の大部分は、旧約聖書の預言書や詩編です。これらは断片的な預言・暗示だったり、文学的なポエムだったりします。一方、第3部では、新約聖書の「コリント人への書」「ローマ人への書」からとなっていますが、これら「書(簡)」からの引用部分は、要は「救世主ということについての評論文」です。何れにせよ、キリストの生涯について、物語的な・演劇的な描写はほとんどありません。

 つまり、メサイアにおいては、単純に「キリストの生涯を音楽劇で表現したもの」ものにはなっていないのです。「救世主とはいかなる存在か」というより大きなテーマを、救世主キリストの生涯に沿って論ずるものなのです。そのため、具体的な場面演出は最小限に抑えられていて少し読んだだけでは分かりにくいのですが、読めば読むほどに深い味わいが出てくると感じます。


メサイアの歌詞について

メサイアやレクイエムなど、通常のミサと違うものは、
「歌詞に何が書かれているんだろう」と好奇心が旺盛になります。

そこで、最近、メサイアの歌詞を勉強しています。
(10年前にメサイアを歌った際も勉強した筈なのだが全て忘れていた)

メサイアの歌詞および訳はインターネットを検索すればすぐ出てきますが、
それらを読んで「よく分かった」という人は少ないのでは?
やはりキリスト教の背景を踏まえていないと、
外国語を機械的に訳してもチンプンカンプンな訳ですね。


と、偉そうなことを書きましたが、私もキリスト教について詳しい訳ではなく、
ごくごく最低限の知識を持っているだけです。
逆に言えば、信者でもない私ごときの知識で、歌詞が言わんとしている
アウトラインを知ることが出来る、ということです。
(細かい部分はともかく)


ということで、今後、自分が把握した歌詞の内容について、今後書いていこうと思います。
(どうせ、次回の演奏会でもプログラムの曲目解説を担当するだろうから、その元ネタとしても有用。
 あまり見てくれる人はいないでしょうが)

記事は今後以下の順でアップしていく予定です。
 ・メサイアの歌詞の特徴
 ・キリスト教予備知識
 ・各歌詞の解説


城北オラトリオ合唱団のホームページ
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今後、当合唱団の広報は、ホームページを中心に行っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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