福井県出身の隊員から現地レポートが届きました。
皆様、こんにちは!もう7月も中旬。福井は梅雨が明けて、本格的に暑くなってくる季節でしょうか?マラウイは今、寒い季節を迎え、私の住むブランタイヤは標高が高いため(標高約1000m)晴れている日中は暖かいですが、朝晩は冷えます。(10℃を下回る)フリースを着て、毛布2枚をかぶって寝ています。
さて、今回の話題は、5月に私の住む街で行われた「日本文化紹介イベント」についてです。
私の住むブランタイヤでは、マラウイ最大の商業都市で、毎年さまざまな国の企業や団体が参加する国際的な貿易振興イベント「インターナショナルトレードフェア」が開催されます。この開催期間中の一日、マラウイ中の青年海外協力隊が集まり、隊員の活動についてと日本文化を紹介したのです。
オープニングのソーラン節から始まり、体育隊員による相撲の披露、剣道経験者隊員とマラウイ剣道協会のマラウイ人による剣道の披露、栄養士隊員によるクッキングデモンストレーション、医療系隊員によるHIV/AIDSワークショップなどなど内容盛りだくさん。私は、ビデオの記録係として、仲間たちの晴れ舞台をしっかりカメラにおさめることに徹しました。
日本紹介のプログラム たくさんの観客
野菜や豆をいれてアレンジしたマラウイアンスイーツ 「チコンダモヨ」の試食大好評
剣道パフォーマンス HIV/AIDSワークショップ
イベントの最後には、隊員全員で「上を向いて歩こう」を日本語、英語、チェワ語(現地語)で歌いました。楽器(ギター、ベース、キーボードなど)が得意な隊員が伴奏。協力隊は本当に多才な人が多いんです。
音響も隊員が担当 イベントの様子はマラウイ紙「The Dairy Timesに載りました!
隊員も参加しているOneVillageOneProductProject(一村一品運動)、収入向上プロジェクトのブース
私も石鹸とはちみつ、ビール瓶の蓋で作ったピアスを購入しました。
青年海外協力隊のマラウイへの派遣は40年以上続き、派遣累計は1600名以上で世界最多を誇っていますが、まだまだマラウイの人たちにとって日本、そしてJICAの事業について知られてないことは多いと思います。今回のイベントは、そういったことを知ってもらういい機会になりました。