青年海外協力隊福井県OB会のblog

青年海外協力隊福井県OB会のblogです。 福井県の青年海外協力隊の情報、OB会の情報などを 発信していきます。

現地レポート

マラウイからの現地レポート5

昨日に続きまして、マラウイ/映像隊員の現地レポートをご紹介します。


活動の話~蚊帳配布キャンペーンの撮影~

これまであまり、私の協力隊活動について書いてこなかったので、今日は私がこのアフリカ・マラウイでどんなボランティア活動をしているのか、ご紹介したいと思います。  



私が活動するのは、アメリカに本部のあるNGOポピュレーションサービスインターナショナル(PSI)マラウイです。1994年にマラウイに設立され、現在スタッフは約160人。マラウイで名の知れた、実績のある組織の中で、外国人の上司やボランティアの仲間、優秀なマラウイ人の同僚たちに囲まれて活動しています。

image002image004
   同僚たちと            様々な製品


PSIマラウイはエイズ対策・マラリア対策、母子保健の改善・子供の生存のための様々なプログラムを実施し、男性用・女性用コンドーム、蚊帳、、経口補水液、飲料水消毒剤、ピルなどの製品を製造し、配布・販売をしています。
image005image006
    蚊帳の配布活動準備
image007image008
 HIV/AIDS予防啓発活動とマラリア予防啓発イベント

PSIマラウイは、マラリア・HIV予防啓発ビデオを制作し、各地でビデオ上映などをする、啓発広報事業にも力を入れています。こういったビデオを制作する部署、「ビデオ制作課」が私の所属する部署です。写真の彼は私と二人三脚でビデオを作るパートナーです。彼は15年ほど前に、JICAの研修プログラムで半年間日本でビデオ制作の研修を受けたことがあり、撮影・編集、何でも高い技術レベルでこなします。
image009    image011
PSIがこれまで作成してきたビデオ   優秀な同僚。技術的なことは私のほうが
                        教えてもらうことも多いです。
image013image014
  撮影の様子

そんな優秀な同僚と一緒に先月、1週間の出張ロケに行ってきました。撮影の内容は、マラウイ政府と共同で行なっている蚊帳の配布のキャンペーンについてです。PSIにとって蚊帳のプログラムは数ある取り組みの中でも代表的なもののひとつで、全国の公立の病院に蚊帳を配達し、妊婦と5歳児未満の子供を持つ母親に無料で支給しています。(ちなみに、マラリアはマラウイにおける主要疾患の第1位となっており、外来患者の3割、入院している5歳未満児の4割がマラリア患者であり、その3割が死に至っているとの指標。特にマラリア感染リスクの高い5歳未満児と妊産婦にとってマラリアは最も深刻な死亡原因、罹患疾病のひとつであるため、PSIはこういった人たちに蚊帳を支給する取り組みをしているんですね。私も毎晩蚊帳の中で寝て、マラリア予防薬を服用し、マラリアにならないように日々心がけています。)この蚊帳の配布の大規模キャンペーンが先月行われ(従来の対象者だけでなく、登録制でひと家族に2個まで蚊帳を支給する)、その様子を追ったドキュメンタリービデオの制作で一週間、首都のリロングウェに撮影に出かけました。    マラウイ副大統領やアメリカ大使館大使(取り組みの出資のほとんどはアメリカから)も参加するキャンペーンのオープニングイベントをまず撮影。


image015image016
オープニングイベントの様子。

私の後ろは、マラリア予防テーマソングを歌うバンド。トラックの荷台がステージです。
その後は、農村部へ蚊帳の配達に向かうトラックを追いかけ、3ヶ所のヘルスセンターを訪ね、蚊帳を受け取る人々の様子を撮影。村長、ヘルスセンター職員、村人にインタビューしました。

image017image018
村に向かうにはこんなオフロードを2時間ほど進みます。
image019image020
   ヘルスセンター       帳を受け取る村人たち
image021     image022
むらのご婦人たちと同じ格好で撮影   子供たちは大きなカメラに興味津々
image023image024image025
インタービューを受けてくれた人たちと記念にパチリ。

手に持つ蚊帳にご注目。転売を防ぐため、袋は破って支給されていました。あと、湖や川でのフィッシングに使わないように注意も促されていました。



今回のキャンペーンで、首都リロングウェ郊外だけで90万個もの蚊帳が支給されました。この蚊帳を確実に使用してもらうことで、一人でも多くの人のマラリア感染を防ぎ、マラウイの人たちが健康で幸せな生活を送ることを心から願っています。

★おまけ★配属先の私のID。

名前がイワタではなく 祝ったさん?になってますがこのまま使ってます。



ありがとうございます
次回も楽しみにしています


 


 

マラウイからの現地レポート4

2011年9月からマラウイに映像隊員として派遣されている
福井県出身の隊員から現地レポートが届きました。




 日本文化紹介イベントinマラウイ


皆様、こんにちは!もう7月も中旬。福井は梅雨が明けて、本格的に暑くなってくる季節でしょうか?マラウイは今、寒い季節を迎え、私の住むブランタイヤは標高が高いため(標高約1000m)晴れている日中は暖かいですが、朝晩は冷えます。(10を下回る)フリースを着て、毛布2枚をかぶって寝ています。

さて、今回の話題は、5月に私の住む街で行われた「日本文化紹介イベント」についてです。

私の住むブランタイヤでは、マラウイ最大の商業都市で、毎年さまざまな国の企業や団体が参加する国際的な貿易振興イベント「インターナショナルトレードフェア」が開催されます。この開催期間中の一日、マラウイ中の青年海外協力隊が集まり、隊員の活動についてと日本文化を紹介したのです。

 オープニングのソーラン節から始まり、体育隊員による相撲の披露、剣道経験者隊員とマラウイ剣道協会のマラウイ人による剣道の披露、栄養士隊員によるクッキングデモンストレーション、医療系隊員によるHIV/AIDSワークショップなどなど内容盛りだくさん。私は、ビデオの記録係として、仲間たちの晴れ舞台をしっかりカメラにおさめることに徹しました。

image003image005
日本紹介のプログラム   たくさんの観客        

image014image015
 野菜や豆をいれてアレンジしたマラウイアンスイーツ    「チコンダモヨ」の試食大好評

image017image010
 剣道パフォーマンス         HIV/AIDSワークショップ

イベントの最後には、隊員全員で「上を向いて歩こう」を日本語、英語、チェワ語(現地語)で歌いました。楽器(ギター、ベース、キーボードなど)が得意な隊員が伴奏。協力隊は本当に多才な人が多いんです。

image019image021
音響も隊員が担当          イベントの様子はマラウイ紙「The Dairy Timesに載りました!

image027image029
隊員も参加しているOneVillageOneProductProject(一村一品運動)、収入向上プロジェクトのブース

image023image032

私も石鹸とはちみつ、ビール瓶の蓋で作ったピアスを購入しました。

                        

 青年海外協力隊のマラウイへの派遣は40年以上続き、派遣累計は1600名以上で世界最多を誇っていますが、まだまだマラウイの人たちにとって日本、そしてJICAの事業について知られてないことは多いと思います。今回のイベントは、そういったことを知ってもらういい機会になりました。








生活紹介ビデオレター マラウイ 岩田早希代さんより

マラウイの映像隊員 岩田早希代さんより生活紹介ビデオレターが届きました

先日の3月24日のイベントの際に参加者に任地での様子がわかるといいなと思って
映像隊員の岩田さんにビデオレターを依頼しました。

イベントでは映像を使わせてもらいましたが、ほかの皆さんにもということでブログにアップしました。

                

皆様、こんにちは!福井は3月下旬だというのにまだ寒いと聞きました。こちらマラウイは雨季も落ちついたように見え、晴天が続いています。

 さて、今日ご紹介したいのは、私のマラウイ生活を紹介したビデオレターです。街の概要、食べ物についてなど、レポート①②ですでにご紹介した内容もありますが、ボランティア活動についてや私の家の中の様子など、まだご紹介していない内容も盛りだくさんの12分のVTRです。



maraui_yt

YouTube
に動画を投稿していますのでどうぞご覧になってみてください!

URLはこちら。
 
http://www.youtube.com/watch?v=620RcZxt370&feature=youtu.be



maraui_yu1
ちなみにこの写真は、ビデオ撮影をしている時の写真です。

撮影を友人にお願いするのは恥ずかしかったので、自分撮りをしました。しかし、3脚がないので、机の上にビンや塩の容器を積み重ねて、その上にビデオを置いて・・・夜な夜な試行錯誤しながら撮ったんだなぁと、温かい目で見ていただけると幸いです。




18-1前 マダガスカルOB 


 

マラウイからの現地レポート2 


2011年9月からマラウイに映像隊員として派遣されている
福井県出身の隊員から現地レポートが届きました。


マラウイでの年末年始in ブランタイヤ~都会と村を満喫~   H24.1.12

皆様、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

そちら福井はお正月に一度雪が降ったと聞きました。今も寒い日が続いているのでしょうか?

私は年末年始はたいてい休暇を取り、旅に出かけ、海外で過ごすことも多かったのですが、JICAボランティアでマラウイに来て初めての年越しは何だか同じ海外でも違うように感じました。

本当に家族と離れて、師走のあの慌ただしさ無く、正月気分も全く感じない毎日晴天のマラウイで・・・。ちょっと寂しかったですが、任地にて同じ協力隊仲間や現地の人たちと一緒に、良い年末年始を過ごしたので報告させていただきます。

の暮らすブランタイヤは人口66万人のマラウイ南部最大の都市で、商業の街です。街の中心部にはビルが建ち、道は舗装整備され、マラウイの中で一番洗練されている印象があります。


image002image003   

【写真:ブランタイヤ中心部の街並み】


ブランタイヤにはマラウイ唯一(?)の映画館があり、年末年始の休暇中に遊びに来た同期の隊員と映画を見に行きました。(実はこの時を合わせて休暇中3回も見に行ってしまいました)
映画の料金は大人600円、こども300円。毎週水曜日はサービスデーで半額です。
スクリーンは2つでアメリカやインドの映画を上映しています。ポップコーンも美味しいです。(一つ200円するのでぜいたく品ですが・・・)
image005image008
 

【写真:マラウイ唯一(?)の映画館。キレイです。】

image009image011

写真:街の一角。おしゃれなパン屋さんやジェラート屋さんがあります。
ちなみにジェラート1つ200円。ぜいたく品です・・・】
休暇中、せっかく時間もあるし、少しでも日本を感じたいと思い、たくさん日本料理を作ってみました。手に入る食材で、我流の創作料理ですが、日本で全く料理をしなかった私にしては上出来だと自負しています。写真中央のビーフカツは、本当は豚カツが食べたかったんですが、マラウイではチキンヤギの順が肉の主流なので豚肉はなかなか手に入らないんです。残念。ビーフカツと一緒にオクラも揚げてみました。オクラはマラウイの現地語で「テレレ」です。可愛い響きですよね。

     image015

【写真:ビーフカツ】



元旦は、ブランタイヤ中心地より車で15分ほど離れた村の新年パーティーにお邪魔してきました。

電気も水道も通っていない素朴な暮らしをするこの村で元旦の新年パーティーは毎年村の人たちにとって一大イベントのようです。(もちろんキリスト教徒の多いマラウイで一番大事なお祭りはクリスマスですが)

  image020image021image023
【写真:左から村の町並み、チテンジ初着用、めいっぱいオシャレして集まってくる村の女の子たち】

村の奥様がたの服装は、チテンジ(伝統的な布)を腰に巻きスカートのように着用するのが一般的。ということで私もこの日初めてチテンジデビューです。しかし上手く巻けず手伝ってもらいました。

image025image026
【写真左:伝統的な飲み物トーバ、 右:村中の奥様がたが集まって蒔・炭で料理】

村についてまずもてなされたのがthobwa(トーバ)というマラウイの伝統的な飲み物。これはとうもろこしの粉、砂糖、麦芽、水を混ぜ1日かけて作られるジュースで、この村ではお祝い事の時に飲まれるようです。日本でいう甘酒のようなものでしょうか?実際の味は酸味のあるきな粉味です。

  

image027image029image032
女の人たちは村中住人・ゲスト
200人くらい(?)の料理を協力して作っていました。鶏を絞めて羽をむしって、雨が降って蒔の火が消えるとまた火を起こして・・・大変そうなのに、笑顔を絶やさず、私にシマをかき混ぜる体験をさせてくれました。(シマはとうもろこしの粉を練ったマラウイの主食です)しかもこのシマがもちのように粘り気があって重くて混ざらない!マラウイの女の人たちは力あるなあ~と感心。



 image033image035

電気が無い地域ですがこの日は発電機・スピーカー・マイク・音響機器が設置され、音楽が村中に響き渡ります。音楽がひとたび流れ出すと子供たちは自然に踊りだす!さすが、音楽・ビートが体に生まれた時から刻まれてるんだろうなと思います。たくさん村の人と話して、美味しいご飯を頂き、村人手作りのステージで行われる歌や踊りのパフォーマンス、スピーチを鑑賞してあっという間に一日が過ぎました。マラウイの村で素敵な元旦を過ごせて、よい一年のスタートとなりました。みなさまにとってもこの2012年が良い年でありますように・・・。


ありがとうございました!!
次回、楽しみにしています★



 


 

2012年も よろしくお願いします

あけましておめでとうございます。

昨年は、東日本大震災という未曾有の災害が発生し、
多くの人が大切な人を亡くし、悲しんだ1年でした。

しかし、こんな状況の中でも、
多くの『優しさ』、『思いやり』、『絆』を感じる1年だったように思います。

2012年は、昨年よりもさらに、みんなで素敵な年にしていきましょう!!


2011年9月からマラウイに映像隊員として派遣されている
福井県出身の隊員から現地レポートが届きました。


はじめまして。今年の9月末より青年海外協力隊・映像隊員としてマラウイでボランティア活動をしています。マラウイってどこの国!?大洋州?ラテン?アフリカ??と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?私もこのJICAボランティアに応募するまで恥ずかしながら知らず、インターネットで「マラウイ」検索しました。マラウイはアフリカ大陸南東部に位置し、モザンビーク・タンザニア・ザンビアによって囲まれた内陸国です。面積は日本の3分の1、北海道と九州を合わせた面積に等しく、そのうち国の顔でもある美しい湖「マラウイ湖」が国土面積の20%を占めます。   
image002

主な産業は農業でたばこ・紅茶・砂糖などを生産していて、たばこは日本にも輸出されています。スーパーマーケットでも野菜や果物を買えますが、地元の市場で買うほうが新鮮で安いです。

image006image004

 
【市場の様子】

値段はマンゴー1個10円、玉ねぎ3個25円、人参・なす各3本25円、トマト4つ25円ほどです。
気に
なるマラウイの食べ物ですが、最も一般的な食事は「シマとチキン」です。シマは、とうもろこしの粉をお湯でといて混ぜた、おもちのような食感のマラウイの主食です。それに、フライドチキンかビーフシチューのような、牛肉の煮込みと野菜の炒めたものがワンプレートで出され、手で食べます。

 image008image010image012

ひと皿店によって違いますが、200円~300円くらい。マラウイ湖で捕れる魚「チヤンボ」もおいしいです。

(ちなみに都市部ではインドカレー・中華・イタリアン・タイ料理・巻き寿司を扱うお店も!と、外国料理レストランも多く、たまの贅沢で友人と食べに行くのも楽しいですよ)

人々の足はもっぱらバスです。バスといってもワゴン車に
20人以上ぎゅうぎゅうに乗るミニバスです。

たまに鶏やヤギと同乗することもあります。ワゴン車はほとんど日本の中古車。幼稚園や老人ホーム、クリーニング屋さんの車がマラウイで走ってるのを見るのは、最初は違和感がありましたが、今は慣れて(車のほとんどがそうなので!)「右へ曲がります」などの車の音声案内も心地よく聞いています。

ミニバスの値段は距離によって違いますが近距離で30円~80円くらい。

ミニバス代を節約したい学生さんなどは、写真のように、荷台に乗せてもらって移動するパターンもあるようです。あとはひたすら歩く!!

image014image016image018

マラウイはwarm heart of Africa、アフリカの暖かい心と言われている国で、人々は人懐っこいです。アフリカと聞くと灼熱の暑さを想像しますが、マラウイは標高が高いこともあり、気温は1035度で過ごしやすいです。この気候のおかげで、(私が想像していたよりも)豊富な種類の野菜が育ち、その路地栽培の美味しい野菜を安く買って食べることができて良かったなと思います。来る前の一番の心配事は食べ物だったのすが、日本に居る時よりもたくさん野菜・果物を自炊して食べています。是非今度のレポートでどんな料理を自炊しているのかも紹介します。ではまた次回までさようなら!





ありがとうございました。
次回を楽しみにしています♪
記事検索
プロフィール

jocvfukui

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ