やっとたどり着いた2位の座を死守しつつ最終節で3位に転落、昇格プレーオフでまさかの惨敗、来年もJ2で戦うことが決まったサンガ。10月からは天皇杯の試合も入り、アウェイ遠征も増え、気が付けばもう12月も半ば。JODANS的忘年会(この1年を忘れるものか!)も終わり、私の今年のサッカーは終わった。。。

いや、終わってない!Bundesliga があるじゃないか!我が Hertha BSC はシーズン前半と1試合を終え、18節終了時点で首位と勝ち点差1の2位につけている。第2節で Frankfurt に負けて以来、なんと16試合負けなしという記録を更新し続けて、このまま勝ち続けて1年で再昇格をしようと、応援にも熱が入ります!

ドイツのサポーターたちがDFB(ドイツサッカー連盟)や警察勢力にいかに厳しく監視され、取り締まられ、それに反発しているかは前にも書きましたが、今回もそんな話題です。まぁ、こんなことやってるよ、ってことで。。。

そんな 2.Bundesliga の第17節、Hertha は同じ Brandenburg 州にある元東ドイツのチーム、Cottbus とのアウェイの試合。同じ地域の一応ダービーと称される試合で、普段はかなり敵対心を強く持っているチームです。この日に行われたサポーターの活動が「Aktion 12.12」。12.12は12分12秒のこと。この12分12秒の間に何をしたか。何もしなかったんです。試合開始からこれだけの時間は太鼓も歌も旗も、一切の組織だった応援はしない、という活動でした。勝てないチームに喝を入れるための応援ボイコットではなくて、スタジアムでの自由な応援を規制しようとする警察たちに対する抗議運動。応援のない試合なんて試合じゃない、サポーターのいないスタジアムなんてスタジアムじゃない!というわけでその時の様子の動画です。まとまった応援はなくてもいろいろと声は出るし野次も飛ぶ。けっこう賑やかにやってるやん、こういうスタジアムの空気も悪くないやんと思い始めて試合開始から12分13秒目で応援が始まる。うぉ~~~!何だ、この迫力!鳥肌!これだ、これがサッカーだ!





発煙筒の是非じゃない、自分たちがしたいこと、するべきだと思うことはどこまでも主張し行動する、その力が素晴らしいと思うし、たかだかサッカーの応援にここまでの情熱を注ぎ込めるのも素晴らしいと思う。私もその端くれとして京都でささやかながら活動ができるのを嬉しく思うし、誇りに思う。この活動は両チームのサポーターが共同で行っていて、しかもこの試合だけじゃなくこの週に開催された Bundesliga の1部から3部までの(多分)ほとんどの試合で行われたらしい。普段は乱闘騒ぎまで起こしてしまうようなサポーターたちが共同でこういう企画を実行に移してしまう、それもまたすごいなと感心するのです。




Dortmund でも


Kölnでも




Borussia Mönchengladbachでも



待ちに待った12分と12秒。ああ、歌いたかった、跳びたかった、叫びたかった!そんな心の底からの渇望がいやというほどわかります。Jリーグ開幕までの3か月、そんな気持ちを温めながら力を蓄えて待つことにします。




次はJodans女子部新人の清美さんと能(よしこ)さんにお願いしようと思います。。