2010年06月22日
サッカーW杯・グループリーグ2戦目5日日・結果
W杯・ポルトガル代表vs北朝鮮代表戦・結果
ポルトガル(勝点4)7-0北朝鮮(勝点0)
≪得点者≫
ポルトガル:メイレレス29、シモン53、アウメイダ56、チアーゴ60、リエジソン81、C・ロナウド87、チアーゴ89
ブラジル戦では自陣に引きこもって跳ね返すサッカーに徹していた北朝鮮だが、この日は立ち上がりから敵陣に人数をかける。
11分に左サイドでキープしたチョン・テセのパスはファーサイドへ流れるが、右サイドを猛然と駆け上がってきたチャ・ジョンヒョクが強烈なミドルシュート。
18分には右サイドからホン・ヨンジョがシュートを放ち、こぼれ球にフリーで飛び込んだパク・ナムチョルが頭で押し込もうとする。
さらに21分にもPAまで上がっていたアン・ヨンハのグラウンダーの左足シュートが、雨で濡れたピッチにより加速する。
北朝鮮は“意外な”積極サッカーで勢いに乗る。ただ、撃ち合いはポルトガルにとって望むところ。
7分にリカルド・カルバリョがポスト直撃のヘディングシュートを放ったほか、中盤、DFの選手も積極的に攻撃に絡んでくるなど、真っ向から撃ち合ったポルトガルは29分、チアゴ・メンデスがPAへ出したスルーパスに反応したラウル・メイレレスが右足ダイレクトで決めて先制。そして後半、一気に実力差を見せ付ける。
8分、ウーゴ・アルメイダのポストからラウル・メイレレスがPA内へスルーパス。走りこんだシモンがGKの股間を射抜き追加点を挙げると、11分にも左クロスをウーゴ・アルメイダが頭でゴールへと沈めて3-0とした。
北朝鮮は2選手を入れ替えて流れを変えようとするが、ポルトガルは15分にもスルーパスで左サイドを抜け出したC・ロナウドのラストパスをチアゴ・メンデスが右足で押し込み加点する。
試合後のインタビューでチョン・テセが「相手よりも自分たちのミスのせいでこういった結果になってしまった」と残念がった通り、北朝鮮は自らのミスで自滅した。
簡単にボールを失うと、ぽっかりと開いた中盤を自在に使われて背走する場面の連続。ブラジル戦で見せた粘り強さも失点を重ねたこの日は消え失せていた。
終盤、再び怒涛の攻撃を繰り広げたポルトガルは、36分に左クロスのクリアミスから途中出場のFWリエジソンが左足で決めて5-0。
そして42分にはリエジソンのインターセプトから抜け出したC・ロナウドが代表戦では実に1年4ヵ月ぶりとなるゴールを決め、44分にはチアゴ・メンデスが左クロスを頭で押し込みゴールラッシュを締めた。怒涛の後半6発。
コートジボワールとの初戦で沈黙した攻撃陣が大爆発したポルトガルが、悲願の初Vへ向けて素晴らしい形でリ・スタートした。
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W杯・チリ代表vsスイス代表戦・結果
チリ(勝点6)1-0スイス(勝点3)
≪得点者≫
チリ:ゴンサレス75
試合は前半31分、スイスはバロン・ベーラミが競り合ったジャン・ボセジュールに肘を振ったとして一発退場。10人での戦いを強いられるが、FWアレクサンダー・フライに代えてMFトランクイロ・バルネッタを投入するなど守備を固めて無失点で前半を終えた。
後半に入ると、チリはアルトゥロ・ビダルとウンベルト・スアソに代えてマルク・ゴンサレスとホルヘ・バルディビアを、さらに同20分にはマティアス・フェルナンデスに代えてエステバン・パレデスを投入。10人のスイスを攻め立てた。
しかし、スイスもGKディエゴ・ベナリオを中心とした堅い守備陣でチリの攻撃を跳ね返す。
後半11分には最終ラインでステファン・グリヒティングがボールを奪われピンチを招くが、アレクシス・サンチェスのシュートはベナリオが身体を張って防いだ。
そして迎えた後半23分、スイスはイタリアが持つW杯無失点時間記録の550分間を更新する快挙を達成した。
しかし後半30分、その無失点記録もすぐに途絶えることとなる。
チリはバルディビアのスルーパスに抜け出したパレデスが右サイドからゴール前にクロス。これをM・ゴンサレスがヘディングで叩き込み、チリが交代選手3人のコンビネーションで待望の先制点を奪った。
試合はその後、両チームともにチャンスを活かせず、チリが1-0で勝利した。
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W杯・スペイン代表vsホンジュラス代表戦・結果
スペイン(勝点3)2-0ホンジュラス(勝点0)
≪得点者≫
スペイン:ビジャ17、ビジャ51
試合は立ち上がりからスペインが主導権を握り、ホンジュラスを押し込んだ。
前半5分、ビジャの左クロスを受けたフェルナンド・トーレスのシュートはミートし切れず、GKがキャッチ。同7分にはビジャが思い切りよくミドルシュートを狙ったが、惜しくもクロスバーに阻まれた。同11分にも左クロスからセルヒオ・ラモスがフリーで決定的なヘディングシュートを放つなどチャンスを量産するスペイン。
前半17分、早くも先制に成功した。
自陣からのピケのロングフィードを左サイドでビジャが受け、そのまま中にカットイン。巧みなドリブルでDF2人をかわしてPA内に進入すると、最後は体勢を崩しながらも右足を振り抜き、ゴール右上隅に流し込んだ。
ホンジュラスは何度かカウンターからチャンスをつくりかけるが、スペインもブツケツが中盤のスペースを巧みに埋め、プジョル、ピケの両センターバックが集中力を切らさない。GKのカシージャスを脅かすような場面はなく、前半はスペインの1点リードで折り返した。
ホンジュラスはハーフタイムにエスピノサとFWゲオルゲ・ウェルカムを交代。なんとか流れを変えようとするが、後半立ち上がりの6分、スペインが貴重な追加点を奪う。
中央からドリブルで駆け上がったシャビが右サイドに展開。ヘスス・ナバスはPA外でフリーのビジャを見逃さず、丁寧なラストパスを送ると、ビジャのシュートはDFチャベスの足に当たって軌道が変わり、ゴールマウスへ吸い込まれた。
2-0とリードを広げたスペインは余裕の試合運びで中盤を支配し、面白いようにパスをつなぎながら、隙あれば3点目を狙いに行った。
そして、後半16分、ヘスス・ナバスがPA内で切り返したところでDFイサギーレに足を引っ掛けられる。
西村雄一主審はしっかりとファウルを取り、スペインにPKが与えられた。ところが、このPKをビジャがまさかの失敗。決めればハットトリック達成だったが、右足のキックはゴール右に外してしまった。
命拾いしたホンジュラスは後半18分、トゥルシオスに代えてFWラモン・ヌニェスを投入。なんとか反撃したいが、同20分のスアソのミドルシュートも左へ外れ、なかなか決定機をつくることができなかった。
スペインは後半20分にシャビに代わってMFセスク・ファブレガスがピッチに入る。すると、直後の21分、PA内に進入したセスクがドリブルでGKまでかわし、無人のゴールへシュートを流し込む決定機を迎えたが、DFチャベスがなんとかゴールライン上でクリアした。
終盤のホンジュラスの反撃にも落ち着いて対応し、逃げ切り態勢に入る。後半42分にはヘスス・ナバスの右クロスからビジャが再びハットトリックのチャンスを迎えたが、シュートはメンドーサがスライディングでブロック。
3点目は奪えなかったが、危なげない試合運びでスイス戦からの嫌な流れを食い止めた。