2010年07月05日

トラオム株式会社

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夢を提供し続けることで
人材の成長を促し
店舗展開を加速させていく

低価格均一業態が人気を集める焼き鳥店「鳥貴族」のFC加盟店として、28店舗を運営するトラオム株式会社。一方で昨年からはオリジナル業態にも進出を果たした。今、勢いに乗る同社でフランチャイズ部門をけん引する、営業部部長の合田恵一氏に話を伺った。
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トラオム株式会社
営業部部長 合田 恵一氏(40才)
20代前半はフリーターとしてさまざまな仕事を経験。25才頃から飲食業に携わり、結婚を控えた30才のときに正社員に。トラオムには34才で入社。以来、一貫して鳥貴族に携わる。店長、マネージャー、マネージャーの統括役を経て、昨年より現職。東京出店に伴って現地へ赴任し、陣頭指揮を執る。

メガフランチャイジー戦略を
基盤に猝喚瓩鮃げる
 トラオム株式会社の創業は平成10年。大阪市住吉区に鳥貴族を出店したことに始まる。飲食業で起業するにあたり、フランチャイズ加盟店としてスタートするのはよくあることだ。しかし同社はここからが違った。1号店が軌道に乗ったと見るや、コンスタントに年間2〜3店舗ペースで出店。しかも大半を鳥貴族のFC加盟店として展開した。その数は現在、28店舗に及ぶ。出店数が増えることでFC本部との関係はより緊密になり、対等なビジネスパートナーとしての関係も構築できる。それが自社のビジネスを展開するうえでのエネルギーとなり、更なる拡大を呼び込む。これが同社特有の「メガフランチャイジー戦略」だ。
 また、FC加盟店として数多くの現場を知ることは、来店者のナマの声を拾い上げるチャンスを増やすことにもなる。これを基にして昨年からは、自社開発の業態「にっぱち居酒屋どやどや」と「にっぱち海鮮どやどや」の展開にも乗り出した。低価格均一という時代をとらえた価格設定と手作りへのこだわりが支持され、わずか1年で10店舗を展開するまでに至っている。
 そして今年6月、いよいよ東京進出を果たす。1号店となるのは鳥貴族。陣頭指揮を執る合田恵一氏は、東京出店の理由を次のように語る。
 「まずはFC本部が東京進出という方針を掲げ、一足先に実践していること。私達も一体となって鳥貴族の知名度を高めることが、本部と私たち双方にメリットとなるからです。2つめは市場性です。東京の中ではローカルエリアでも、大阪で言えば都心部ほどの市場規模がありますからね。」
 更に合田氏が付け加えたのが、同社の経営方針である「選択肢の多い会社でありたい」という点だ。店舗が増えれば店長やエリアマネージャーなど、ポストが増える。これは、「頑張れば昇進できる、新たなポストについて新たな仕事ができる」という目標の提示に繋がる。
 「社名であるトラオムは、ドイツ語で“夢”という意味。スタッフに対して夢を提示し、その実現をサポートするのは会社や上司の使命です。出店や新市場への進出はその具体的方法であり、夢を持って頑張ってくれることが、次の出店を生むという好循環をもたらすのです。」

1年をかけて管理層を強化。
次は現場への落とし込みを
 東京での出店にあたり同社では、「今年中に3〜4店舗にまで増やしたい」という目標を掲げている。また、「将来的には関西と同規模にまで育てる」と意欲を見せる。関西においても、「条件さえそろえばいつでも出店できる」とのことだ。これだけのチャレンジができるのは、実は、昨年来の人材育成に手応えを感じているからだ。
 人材強化の第一段階となったのがマネージャー層の強化だ。エリア内の複数店舗を管理・指導するマネージャーは、現在12人。経営層の代弁者であり現場との調整役でもあるこれらのメンバーが成長することで、店舗増やエリア拡大にも対応できる。マネージャーの成長の結果、「会社としての枠組みは整ってきた」と合田氏も目を細める。
 そして第二弾となるのが、「現場への理念の落とし込み」だ。合田氏自身、これまで以上に現場に足を運び、店長や現場スタッフと直接対話するようにしている。店舗が忙しいときなどは厨房やホールを手伝い、現場スタッフと同じ目線で悩みや改善策について話し合う。また社長が全社員と個別に面談する機会も設けた。
 「アルバイトスタッフも含め、1人ひとりが『自ら進んでやる』仕事へと高めていく必要があります。それには、なぜ自分はサービス業をしているのか、なぜこの会社で働くのか、という根本的な問いかけが必要です。一朝一夕にはいきませんが、全員がこの問いに対する答えを共有できたとき、とてつもないパワーが生まれるはずです。」

traum_sub時間がかかってもいい。
やり抜くことが大切
 出店を続けていく中で「もっと人がほしい」と、うれしい悲鳴を上げる合田氏。期待するのは、何事も一生懸命になれる、素直、人のせいにしない、という3つの要件だ。
 「素直とは、きちんと人の話を聞ける人のこと。人のせいにしないとは、誤りがあれば認めることができ、感謝の気持ちを忘れないこと。そして一番大切なのが、一生懸命になれることです。」
 合田氏の考えはこうだ。業務の習得自体は、時間が解決してくれる。ところが、お店は1人では運営できない。周りの協力が必要だ。このとき、一生懸命な人になら自然と周囲からのサポートが集まる。「店長があんなに頑張っているんだから、自分も頑張らないと」という気持ちが生まれるのだ。
 「こればっかりは気持ちの問題なので、本人の自覚なしにはどうしようもないんです。」
 スタッフに対して夢を語りかけ、夢に向かって努力する楽しさを説く合田氏。だが実は、「20代のころはずっとフリーターで、夢なんて何もなかった」と言う。同社に入社した34才のときも、明確な目標は持っていなかった。
 「そんな私が社長や上司、先輩達と出会うことで、夢を見つけてきました。そして1つずつ実現してきました。私が今、スタッフに語りかけていることは、全て自分自身が体験してきたことです。夢は見つかるし、実現できるんです。3年かけて実現できないなら、4年やればいいだけ。諦めない限り、夢は叶います。」
 夢を持って入社した仲間や夢を持たずに入社した仲間が夢を持てるようになり、トラオムの社員でいる限り夢を持ち続け、トラオムで仕事をすることを通じて夢を実現する─。同社の会社案内冒頭に記された一文だ。合田氏の経験と言葉が重なり合う。東京での同社と合田氏の活躍が、今から楽しみだ。


traum_tennai■企業プロフィール
平成10年創業。大阪市住吉区に鳥貴族を出店する。以来、鳥貴族を核に複数のFCに加盟。「メガフランチャイジー」として独自の存在感を発揮する。昨年から自社業態の展開を開始。今年には関西で相次いで鳥貴族を新規出店するほか、東京へも進出。
■トラオム株式会社の代表ブランド 5業態44店舗
・鳥貴族 ・にっぱち居酒屋どやどや ・にっぱち海鮮どやどや
・浪花屋 鳥造 ・焼肉 べこ家
お問い合わせ:072-338-6380(本社)

2010.5.13掲載


”飲食求人サイトグルメキャリー”

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編集:グルメキャリー   

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