2012年05月07日

トラオム株式会社

開拓時代_ロゴ



会社が好き、仕事が好き。
その気持ちの強さが
成長を加速させていく

「じゃんぼ焼鳥 鳥貴族」を中心としながら、およそ60店舗を展開するトラオム株式会社。そのエリアは関西のみならず、静岡、神奈川、そして東京に迄及ぶ。1号店のオープンから十数年で成し遂げた成長の原動力と今後の展望を、営業部  部長の中園博志氏に伺った。

421toraom_mainトラオム株式会社
営業部 部長
中園博志氏(34才)

学生時代にトラオム株式会社が運営する1号店でアルバイトとして勤務。他社に就職していたが、28才のときにトラオム株式会社に転職。店長やエリアマネージャーを経て2011年10月から現職。店舗の営業統轄から人材育成迄幅広く担当し、「トラオムがより良い会社になるために必要な、あらゆることを形にするのが仕事」と語る。


メガフランチャイジー戦略を
軸に自社ブランドも積極展開
 トラオム株式会社の創業は1998年。大阪市住吉区の「鳥貴族 千躰店」からその歩みをスタートさせた。その後、毎年のように鳥貴族の新店舗を出店。この過程で同社特有の「メガフランチャイジー戦略」が生み出されていった。
 創業時の同社は、FC形式でチェーン展開する飲食店ではよく見られる「加盟店(フランチャイジー)」の1つでしかなかった。しかし新店舗を相次いで成功させることで、本部からは「トラオムに任せておけば大丈夫」という絶大な信頼を得るようになる。勿論、仕入れなどではスケールメリットも生まれてくる。これにより、単なる加盟店という枠組みを超え、本部と共に鳥貴族の将来像を描き、実現するという欠かすことのできないパートナーとなった。これがメガフランチャイジー戦略だ。今や同社が運営する鳥貴族は40店舗を越える。鳥貴族の関東進出にあたっては、本部と共に市場を切り開くという役割も果たしてきた。
 一方で自社ブランドの開発にも力を入れているのが同社の特徴。鳥貴族で培った低価格均一業態のノウハウを応用した「にっぱち居酒屋 どやどや」「にっぱち海鮮 どやどや」は、大阪で合計8店舗を展開する迄に成長している。
 更に2011年からは、イタリアンバル業態である「釜焼ピザファイブ」もオープン。新たなマーケットの開拓に努めている。「釜焼ピザファイブは、本格的な窯焼きのピザをワンコイン(500円)で楽しんでもらえるお店です。地域の主婦層やファミリー層のニーズに応えられるお店を、という狙いで業態開発を行いました。」
 そう教えてくれるのは、営業部部長を務める中園博志氏。同店は現在、メニューや運営ノウハウをブラッシュアップ中で、それらが固まれば他地域への展開を視野に入れているとのことだ。

421toraom_sub人材力があってこその
システムやマニュアル

 中園氏は学生時代、トラオムの1号店でアルバイトをしていた経験を持つ。卒業後は他社へ就職してトラオムからは離れていたが、28才のときに社長の堀江新一氏と再会し、入社を勧められる。この時期はちょうど、同社が加速度的に出店数を伸ばしていた時期。会社の成長を最前線で体験し、新たな組織や仕組みを作っていく仕事に魅力を感じて転職を決意した。その後は現場スタッフから店長を経て、新規出店の責任者やエリアマネージャーの職を歴任。現在迄の成長をけん引してきた、トラオムの理念やノウハウを最も理解したメンバーの1人とも言える存在だ。そんな中園氏が考える同社の強みとは「運営力」であり、それはすなわち「人材力」であると言う。
 「フランチャイズによるチェーン展開という経営の仕組みは、仕入れや調理、接客、そして情報とお金の管理などが高度にシステム化、マニュアル化されています。じゃあ、システムとマニュアルがあるから誰がやっても同じ結果になるかというと、決してそんなことはない。システムもマニュアルも、それを使いこなす運営力がないと機能しないのです。そして、運営を行うのは人に他なりません。私達がこだわるのはそこです。」
 接客や調理の仕方をアルバイトスタッフに説明するとき、相手がきちんと納得する迄説明できるか。不安や悩みを抱えているスタッフに対して、先輩や上司はさりげない一言をかけることができるか。そんなわずかな差が、システムやマニュアルを機能させるかどうかのカギを握っていると中園氏は言う。だからこそ同社では、実務面の研修だけでなく、人間力を向上させるための取り組みに力を入れている。マネージャー職が集まっての夢をテーマにしたディスカッションや、他社の経営者を招いての講演会がその代表例だ。
 更に同社では、「会社が好き、仕事が好き」という気持ちこそが、人間力の向上とその結果としての運営力の強化に欠かせないと考えている。そのための取り組みとして、全社員が集まり、取引先も招待しての運動会を実施した。
 「親睦を深めるという狙いもありましたが、それ以上に考えていたのが、社員の家族にトラオムの姿を見てもらうことでした。夢に向けてチャレンジしているトラオムという会社、その中で個々の夢を実現しようとしている社員。その一端を運動会という場で見てもらい、家族のみなさんにトラオムを好きになってもらいたかったんです。家族が会社のことを好きになってくれたら、本人の誇りや愛着は更に強まります。その気持ちをどこまで集めていくことができるか。私達の成長はこの一点にかかっているとも言えます。」

年内にまだまだ新規出店予定。
マネジメント層の強化を図る

 今後も新規出店計画が相次いでいる同社。その多くは関東でのものだが、関西地区の店舗には、関東の新店舗へ店長を送り込むという役割が期待されている。また、店舗数が増えることに伴って、エリアを統括するマネージャーの育成も重要課題になっている。それらの人材育成の根底にあるのは、「思いを共有した人と共に成長していきたい」という考え方だ。
 「私達はこれからも成長を目指します。そのための仕組みや組織は変わり続けるでしょう。だからこそ、『会社を作る楽しさ』を味わえるのがトラオムです。そんな中で、スタッフの一人ひとりが自分なりの夢を見つけ、実現に向かって進んでいってほしい。もし、今の時点で夢が見つかっていないなら、『とにかく飛び込んでおいで』と言いたいです。夢を見つけるお手伝いをすることにかけては、私達は絶対の自信がありますからね。」


421toraom_naikan■企業プロフィール
1998年、大阪市住吉区に「鳥貴族 千躰店」を出店。2002年に有限会社トラオムを設立。2008年には株式会社化し、現組織へ。同年からは「にっぱち居酒屋どやどや」で自社ブランドの展開も開始。2010年からは関東での展開も加速させている。



■トラオム株式会社の展開ブランド
8ブランド59店舗
・イタリアンバル 釜焼ピザファイブ ・にっぱち居酒屋 どやどや ・にっぱち海鮮 どやどや
・じゃんぼ焼鳥鳥貴族 ・漁港直送海鮮七輪焼 ワイヤ ・沼津発漁師天ぷら とらてん 
・焼肉べこ家 ・浪花屋 鳥造

お問い合わせ:06-7494-5995(本社)


「グルメキャリー2012年4月12日号」掲載




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編集:グルメキャリー   

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