2009年11月26日
No. 840 都市のゴミ処理能力限界 中国、年10%の増加ペース
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■テーマ: 【No. 840 都市のゴミ処理能力限界 中国、年10%の増加ペース】
■今日のニュース:都市のゴミ処理能力限界 中国、年10%の増加ペース
・国営中央テレビ(CCTV)によれば、中国は近年の経済発展に伴い、都市部を中心に毎日発生する生活ゴミの量が急増している。現在、約400の都市の毎日のゴミ発生量はその都市の処理能力を超えており、このままでは数年以内に多くの都市がゴミに包囲される可能性もあるという。
・同テレビによると、北京市で毎日発生する生活ゴミの量は約1万8400トンだが、市内の全16カ所のゴミ処理場でリサイクルや焼却などで無害処理できるのは1万300トンに過ぎない。残り約8000トンは埋め立てなどで簡単に処理されるものの、北京市周辺にはすでに埋める場所がなくなりつつある。
・また、全国のゴミ総量はここ数年連続して年10%のペースで増えており、現在は年間1.6億トンで世界ゴミ総量の3分の1を占める。しかし、無害処理できているのはその66%だという。
・ほとんどの都市のゴミの処理能力は限界に達している中、最近、地方政府が推進するゴミ処理場の建設計画は、地元住民の反対で難航するケースが広東省広州市をはじめ各地で相次いでいる。
・処理能力はゴミ増加のペースにますます追いつかなくなっているのが現状だ。「ゴミ問題は今、未曾有の状況となっている」とCCTVは結論付けている。
■戦略ポイント: ゴミの分別をすすめ、水分を減らすなどゴミの質を変えることが先決
■Skipper Johnのコメント
今日のニュースでは、中国では年間1.6億トンのゴミが出て、そのうちの三分の一は無害処理されていないと報道しています。
中国環境保護省の張力軍副部長は、中国では現在、82・7%のゴミが埋め立てられ、焼却処理は15%にとどまることを明らかにしています。
世界を脅かす中国のゴミ処理
また上記ニュースでは、雑誌時代週報によれば「ゴミの分別収集を行えば、現在、ゴミとされているものの30%が回収・再利用可能だ。そうすれば埋め立て場の寿命は30%延びる」としています。中国でゴミの分別を徹底するとゴミが30%減り、生ゴミを分別するとゴミの含水率が減って処理し易くなります。
つまり、先ずは水分を飛ばしたり有機処理をすることが先決で、そのあと燃え易いゴミに変えるという、ゴミの質自体の変化を起こす必要があります。そうしないと燃やしにくく、ゴミをそのまま埋め立てるしかなくなるわけです。
中国には「緑色餐飲」と呼ばれる、食品や飲食環境の安全性、環境保護を推進する動きがあります。「緑色餐飲」の主な特徴は、1)食材の安全性、2)飲食環境の安全性、3)環境保護を唱えています。
「緑色餐飲」・百度百科
上海では食べ残しや残飯の問題が顕著になっているため、「緑色餐飲」の一環として食べ残しなどを出さなかった客に対して料金を割引する制度を設けて実施しています。これも生ゴミを減らす一つの工夫です。これは日本ではまず見かけません。
また、中国の都市部ではスーパーやコンビニのレジ袋はほぼ全て有料化され、コストに機敏な買い物客がエコバックで買い物をする姿がとても多くなってきました。日本ではまだまだフリーハンドでレジ袋を渡していますので、このあたりは中国のほうが進んでいます。
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■今日のニュース:都市のゴミ処理能力限界 中国、年10%の増加ペース
・国営中央テレビ(CCTV)によれば、中国は近年の経済発展に伴い、都市部を中心に毎日発生する生活ゴミの量が急増している。現在、約400の都市の毎日のゴミ発生量はその都市の処理能力を超えており、このままでは数年以内に多くの都市がゴミに包囲される可能性もあるという。
・同テレビによると、北京市で毎日発生する生活ゴミの量は約1万8400トンだが、市内の全16カ所のゴミ処理場でリサイクルや焼却などで無害処理できるのは1万300トンに過ぎない。残り約8000トンは埋め立てなどで簡単に処理されるものの、北京市周辺にはすでに埋める場所がなくなりつつある。
・また、全国のゴミ総量はここ数年連続して年10%のペースで増えており、現在は年間1.6億トンで世界ゴミ総量の3分の1を占める。しかし、無害処理できているのはその66%だという。
・ほとんどの都市のゴミの処理能力は限界に達している中、最近、地方政府が推進するゴミ処理場の建設計画は、地元住民の反対で難航するケースが広東省広州市をはじめ各地で相次いでいる。
・処理能力はゴミ増加のペースにますます追いつかなくなっているのが現状だ。「ゴミ問題は今、未曾有の状況となっている」とCCTVは結論付けている。
■戦略ポイント: ゴミの分別をすすめ、水分を減らすなどゴミの質を変えることが先決
■Skipper Johnのコメント
今日のニュースでは、中国では年間1.6億トンのゴミが出て、そのうちの三分の一は無害処理されていないと報道しています。
中国環境保護省の張力軍副部長は、中国では現在、82・7%のゴミが埋め立てられ、焼却処理は15%にとどまることを明らかにしています。
世界を脅かす中国のゴミ処理
また上記ニュースでは、雑誌時代週報によれば「ゴミの分別収集を行えば、現在、ゴミとされているものの30%が回収・再利用可能だ。そうすれば埋め立て場の寿命は30%延びる」としています。中国でゴミの分別を徹底するとゴミが30%減り、生ゴミを分別するとゴミの含水率が減って処理し易くなります。
つまり、先ずは水分を飛ばしたり有機処理をすることが先決で、そのあと燃え易いゴミに変えるという、ゴミの質自体の変化を起こす必要があります。そうしないと燃やしにくく、ゴミをそのまま埋め立てるしかなくなるわけです。
中国には「緑色餐飲」と呼ばれる、食品や飲食環境の安全性、環境保護を推進する動きがあります。「緑色餐飲」の主な特徴は、1)食材の安全性、2)飲食環境の安全性、3)環境保護を唱えています。
「緑色餐飲」・百度百科
上海では食べ残しや残飯の問題が顕著になっているため、「緑色餐飲」の一環として食べ残しなどを出さなかった客に対して料金を割引する制度を設けて実施しています。これも生ゴミを減らす一つの工夫です。これは日本ではまず見かけません。
また、中国の都市部ではスーパーやコンビニのレジ袋はほぼ全て有料化され、コストに機敏な買い物客がエコバックで買い物をする姿がとても多くなってきました。日本ではまだまだフリーハンドでレジ袋を渡していますので、このあたりは中国のほうが進んでいます。