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■テーマ: 【No. 1360 中国の人口、13億3900万人 10年国勢調査】

■今日のニュース:中国の人口、13億3900万人 10年国勢調査

・中国国家統計局は28日、2010年に実施した国勢調査の結果を発表した。香港、マカオ、台湾を除く総人口は13億3972万4852人で、00年の前回調査時から7390万人増えた。
・年平均の増加率は0.57%にとどまり、30年にわたる一人っ子政策の効果が鮮明になっている。
・年平均増加率は1990年からの10年間(年平均1.07%)と比較してほぼ半分に低下。統計局は「中国の人口増加は出生率が低水準にとどまる段階に入った」としている。
・65歳以上の人口比率は8.87%で、00年から1.91ポイント上昇した。出生率低下で高齢化が急速に進んでいる。

■戦略ポイント: 人口増加を抑制したが、結婚難や高齢化社会の問題も顕在化

■Skipper Johnのコメント
中国では、第6回人口センサス(中国語:「全国人口普査」、日本語:国勢調査)を10年11月から実施しています。この「全国人口普査」は10年に一度の大規模な調査です。中央政府だけでも7億元を拠出し、3年間にわたり調査指導員および調査員の計 600万人以上が動員されます。
中国 第6回国勢調査に巨額投資へ

「全国人口普査」では、単に人口統計だけでなく少数民族の人口や流動人口、就業人口、家電の普及率、不動産関連データなど、さまざまな分野で必要とされるデータを収集します。

今日のニュースでは、この「全国人口普査」の初期的な調査結果が明らかになったものを報道しています。中国の総人口は13億3972万4852人で、00年の前回調査時から7390万人増えたこと、65歳以上の人口比率は8.87%で、00年から1.91ポイント上昇したことなどを伝えています。

別のニュースでは、もう少し詳しい項目を報道しているので以下列挙します。

・1家庭当たりの人口は3.10人で、00年より0.34人減少しており、家庭の規模も縮小している。
・大学以上の学歴をもつ人口割合は、2000年の調査では人口10万人に対して3611人だったが、今回の調査では8930人まで増加した。
・非識字率は00年の6.72%から4.08%まで減少した。
・現住所と戸籍地が異なり、戸籍地を離れて半年以上たつ人の人口は2億6139万人で、00年より81.03%増加した。
・都市部の人口は6億 6557万人で、全人口の49.68%を占め、00年より13.46ポイント上昇した。
・男性の人口は51.27%、女性の人口は48.73%だった。
中国が国勢調査の速報値を発表、男性は女性より3%弱多い

また、こちらのニュースでは、「漢族は総人口の91.51%で2000年比0.08ポイント減、少数民族は8.49%で同0.08ポイント増だった。」と伝えています。25年ほど前は、漢族比率は93%でした。30年近い一人っ子政策の影響で漢族比率は低下傾向にあります。
総人口13億3972万人に、高齢化が加速―中国

最近では、「剰男剰女(sheng4 nan2 sheng4 nu3)」という言葉が流行しています。意味は、30歳を過ぎても未婚の人たちことを指します。特に「80後(80年代生まれ)」で、高学歴で高収入なのに、結婚できないという人が多くなっています。
新語のお話 “剰男剰女”

特に男性の独身者が多くいます。これは、一人っ子政策が始まった1979年以降、男児の出生率が増加した結果だと言われています。

こちらニュースでは、10年後の2021年には結婚できない35歳以下の男性が2400万人になること、なおかつ急速な老齢化で老後保障や医療などの社会保障制度、公共サービス体系を早急に整える必要があると伝えています。
10年後に結婚問題に直面する「剩男」は2400万人=中国

30年以上前から一人っ子政策を導入し、爆発的な人口増加を未然に防ぐことができたことは素晴らしいことです。しかし、結婚適齢期の男性が結婚相手を見つけにくくなったり、少ない若者が多くの高齢者を支えていくという社会問題も顕在化しています。