2012年01月27日
No. 1633 自動車社会到来で教習所に人が殺到=新米ドライバーの増加で事故が多発
■ Skipper Johnからのお知らせ:
【メルマガ 「Skipper Johnの中国ビジネス・チャンス!」 毎日配信中!】
無料登録はこちら 「まぐまぐ」
■ テーマ: 【No. 1633 自動車社会到来で教習所に人が殺到=新米ドライバーの増加で事故が多発】
■ 今日のニュース:自動車社会到来で教習所に人が殺到=新米ドライバーの増加で事故が多発
・中国ではモータリゼーションが急速に進み、2011年末現在、自動車やオートバイなどエンジン付き車両の保有台数が2億2500万台に達し、うち自動車が1億600万台で、運転免許取得者が2億3600万人に達した。
・この5年間に保有台数が急増し、年平均1591万台増加し、昨年は1773万台増えた。
・全国で保有台数100万台以上の都市は23あり、そのうち北京、重慶、成都、上海、広州、杭州、天津の7都市は200万台を超えた。
・昨年は自動車が1493万台、オートバイが260万台それぞれ増え、自動車の保有台数は1億台を超えた。小型・軽型マイカーが急増し、全国で6100万台を超えた。
・この5年間に運転免許取得者は年平均1986万人増え、昨年は2269万人増えた。現在、免許取得者数は2億3000万人を超え、うち運転歴1年未満が11.09%となっている。女性は18.96%で、昨年より1.37ポイント上昇した。
■ 戦略ポイント: ドライバーの質を担保するため、免許センターでの実技試験が必要
■ Skipper Johnのコメント
筆者は上海で日本の免許を中国の免許に切り替えました。切り替えでは実技試験が免除され、筆記試験のみ受験します。事前に日本語の試験問題100問がプリントで渡され、試験日が指定されます。この100問の答えを暗記して試験に臨みます。
試験当日は試験会場でコンピュータでの受験でした。100問のうち合格ラインは90問以上の正解です。黙々と試験に回答していたら、あと9問くらい残っている時点で自動的に終了してしまいました。すでに90問以上正解したということのようでした。その後煩雑な事務手続きがあったものの、当日に免許が交付されました。
上海の免許の有効期限は交付した日から6年間です。日本の場合は一般免許の場合3年後の誕生日の一ヵ月後まで有効です。日本は更新を忘れにくいように工夫されているなと感じます。
さて本題に入ります。2010年の中国の自動車生産台数は1826万4700台、販売台数は1806万1900台で、前年比でそれぞれ32.44%と32.37%増加しました。また、乗用車の生産台数は1389万第、販売台数は1375万7800台で、前年比でそれぞれ33.83%と33.17%増加しました。
2010年の中国の自動車生産・販売数が世界一に
このような自動車販売の伸びが、リーマンショック後の中国経済の成長を少なからず後押ししたことは間違いありません。上記のとおり2010年度の中国の新車販売数は32%も伸び、急激な成長を見せたので2011年も同様の成長が期待されていました。
ところが、2011年の新車販売台数は1850万5100台で、前年比わずか2.5%しか増加しなかったこと、12月単月の販売数は1.4%増の170万となり、3カ月ぶりにプラスに転じたと伝えています。
米GMとフォード、11年の中国自動車販売が過去最高−日本勢は苦戦
新車販売数だけではなく、自動車の保有台数も急速に増加しています。今日のニュースでは、2011年末現在、自動車やオートバイなどエンジン付き車両の保有台数が2億2500万台に達し、うち自動車が1億600万台で、運転免許取得者が2億3600万人に達したと伝えています。
国家安全生産監督管理総局の王徳学副局長は、2006年から10年までの第11次5カ年計画期間中に、全国の交通事故による死亡者数が年平均で7万6000人だったと公表しています。
中国、交通事故の死者が年7万6000人に
2010年だけでも報告された交通事故は390万件、死亡は6万5225人、負傷者は25万4075人に達しています。急速に自動車が普及している中国では交通事故が多発しています。運転免許取得者が2億3600万人に達し、ドライバーの技能や教習所の質が問われています。
自動車社会到来で教習所に人が殺到=新米ドライバーの増加で事故が多発
北京豊順教習所では、年間1万人前後の生徒が教習を受けています。ドライバーの粗製乱造が交通事故増加の一因です。北京などの大都市では自動車の運転が生活に欠かせないものになっていて、生徒が急増しています。
ただ、中国の自動車学校は無許可のところが多かったり、正規の自動車学校でも袖の下を払えば教習を終えたことにしてくれるなど、質の悪いドライバーをどんどん世に送り出す悪いしくみがはびこっています。
教習所での厳格な実技学習の徹底だけでなく、米国のように免許センターでの実技試験を義務化してドライバーの実技確認を行なうことで、ドライバーの質の向上を図る必要があります。
【メルマガ 「Skipper Johnの中国ビジネス・チャンス!」 毎日配信中!】
無料登録はこちら 「まぐまぐ」
■ テーマ: 【No. 1633 自動車社会到来で教習所に人が殺到=新米ドライバーの増加で事故が多発】
■ 今日のニュース:自動車社会到来で教習所に人が殺到=新米ドライバーの増加で事故が多発
・中国ではモータリゼーションが急速に進み、2011年末現在、自動車やオートバイなどエンジン付き車両の保有台数が2億2500万台に達し、うち自動車が1億600万台で、運転免許取得者が2億3600万人に達した。
・この5年間に保有台数が急増し、年平均1591万台増加し、昨年は1773万台増えた。
・全国で保有台数100万台以上の都市は23あり、そのうち北京、重慶、成都、上海、広州、杭州、天津の7都市は200万台を超えた。
・昨年は自動車が1493万台、オートバイが260万台それぞれ増え、自動車の保有台数は1億台を超えた。小型・軽型マイカーが急増し、全国で6100万台を超えた。
・この5年間に運転免許取得者は年平均1986万人増え、昨年は2269万人増えた。現在、免許取得者数は2億3000万人を超え、うち運転歴1年未満が11.09%となっている。女性は18.96%で、昨年より1.37ポイント上昇した。
■ 戦略ポイント: ドライバーの質を担保するため、免許センターでの実技試験が必要
■ Skipper Johnのコメント
筆者は上海で日本の免許を中国の免許に切り替えました。切り替えでは実技試験が免除され、筆記試験のみ受験します。事前に日本語の試験問題100問がプリントで渡され、試験日が指定されます。この100問の答えを暗記して試験に臨みます。
試験当日は試験会場でコンピュータでの受験でした。100問のうち合格ラインは90問以上の正解です。黙々と試験に回答していたら、あと9問くらい残っている時点で自動的に終了してしまいました。すでに90問以上正解したということのようでした。その後煩雑な事務手続きがあったものの、当日に免許が交付されました。
上海の免許の有効期限は交付した日から6年間です。日本の場合は一般免許の場合3年後の誕生日の一ヵ月後まで有効です。日本は更新を忘れにくいように工夫されているなと感じます。
さて本題に入ります。2010年の中国の自動車生産台数は1826万4700台、販売台数は1806万1900台で、前年比でそれぞれ32.44%と32.37%増加しました。また、乗用車の生産台数は1389万第、販売台数は1375万7800台で、前年比でそれぞれ33.83%と33.17%増加しました。
2010年の中国の自動車生産・販売数が世界一に
このような自動車販売の伸びが、リーマンショック後の中国経済の成長を少なからず後押ししたことは間違いありません。上記のとおり2010年度の中国の新車販売数は32%も伸び、急激な成長を見せたので2011年も同様の成長が期待されていました。
ところが、2011年の新車販売台数は1850万5100台で、前年比わずか2.5%しか増加しなかったこと、12月単月の販売数は1.4%増の170万となり、3カ月ぶりにプラスに転じたと伝えています。
米GMとフォード、11年の中国自動車販売が過去最高−日本勢は苦戦
新車販売数だけではなく、自動車の保有台数も急速に増加しています。今日のニュースでは、2011年末現在、自動車やオートバイなどエンジン付き車両の保有台数が2億2500万台に達し、うち自動車が1億600万台で、運転免許取得者が2億3600万人に達したと伝えています。
国家安全生産監督管理総局の王徳学副局長は、2006年から10年までの第11次5カ年計画期間中に、全国の交通事故による死亡者数が年平均で7万6000人だったと公表しています。
中国、交通事故の死者が年7万6000人に
2010年だけでも報告された交通事故は390万件、死亡は6万5225人、負傷者は25万4075人に達しています。急速に自動車が普及している中国では交通事故が多発しています。運転免許取得者が2億3600万人に達し、ドライバーの技能や教習所の質が問われています。
自動車社会到来で教習所に人が殺到=新米ドライバーの増加で事故が多発
北京豊順教習所では、年間1万人前後の生徒が教習を受けています。ドライバーの粗製乱造が交通事故増加の一因です。北京などの大都市では自動車の運転が生活に欠かせないものになっていて、生徒が急増しています。
ただ、中国の自動車学校は無許可のところが多かったり、正規の自動車学校でも袖の下を払えば教習を終えたことにしてくれるなど、質の悪いドライバーをどんどん世に送り出す悪いしくみがはびこっています。
教習所での厳格な実技学習の徹底だけでなく、米国のように免許センターでの実技試験を義務化してドライバーの実技確認を行なうことで、ドライバーの質の向上を図る必要があります。
- 共通テーマ:
- 中国社会 テーマに参加中!