2009年11月19日

IMG_5824
















まいぼうさんが MOMA からモニュメントをパクって来たようです(笑)

パクって来たモニュは、現代的立体彫刻の傑作“Sapphire”、、

そう‥Dynaudioの30周年記念アニバーサリーモデル・Sapphireです。

IMG_5834










‥‥急に部屋がヨーロッパ風サロンになってますよ。
(写真ヘタクソですいません汗)
いや、Scepter5001の時も十分センスのいいお部屋でしたが。


まいぼうさんが悩んだ末、Scepterの後を継ぐスピーカーを導入されたと聞いたので、
ひでおサン邸に行った後、無理行って直接まいぼう邸へお邪魔しました。

そこで出会ったSapphire。変形12面体の独特な形状のキャビネットに、
20cmウーハー×2、14〜16cmミッドレンジ×1、ソフトドームツィーター×1の
3WAY4スピーカーです。


最初に聴いたのは、GLENN LEWISの「WORLD OUTSIDE MY WINDOW」

_SS500_
R&BとSoulをあわせたような楽曲で、全体に静かで落ち着く雰囲気が漂うアルバムです。

力強いビートとボーカルだけのシンプルな組合せに大人の雰囲気が漂います。





最初に掛けてまず、「うわっ低域底力あんなぁ〜〜‥‥」って思いました。
箱は思ったよりも鳴きを使って音作りしているような雰囲気で、
特に低域は余韻豊かでたっぷりした鳴りっぷり。
余り締まった感じではないんですが、決してブヨブヨとかフワッとだけで
終わらないところに、Dynaudioアニバーサリーモデルの気合を感じます。

20cm×2発のウーハーユニットは、面積だけだと10インチ(25cmウーハー)一発に
匹敵する振動板面積になりますが、単位面積あたりの駆動力は当然高くなります。

それを思い切り感じさせるような低域の切れで、豊かな量感の中に
アタックのインパクトがシッカリと立っていて、輪郭に鋭い立ち上がりを感じます。
凄いのは、ドラムの太鼓の張り具合や硬さなどを描く瞬発力がありながら、
ベース音などの持続的な低音の再現性も十分に重みがあって
非常に表現力があることかな。
聴いた感じでも40Hzあたりの空気をグリップする雰囲気が強く出てました。


帰ったあと、Sapphireについて調べていると、Sapphire自体のユニットの裸写真は
余り見ませんでしたが、ネオジウムマグ使用の20cmバランスドライブユニット‥
というと、多分このあたりと同じような構造のユニットなのかな?↓

mw1721%20copy






強力なネオジ磁石使用で逆に小さくなってる磁器回路と、
エアフローを考慮した細身のダイキャストフレームが超・現代的で
カッコイイ(・∀・)すね。いいなぁ。これは瞬発力ある訳や。。


この、厚みと瞬発力のある再現性は憧れますね〜。
自宅の1000では、アタックの瞬発力はともかく、持続的な低音の厚みと再現性は
今一歩の感が強いので。個人的には、B&Wを代表とする“締まった”低域表現よりも
ずっと好きです。

IMG_5842IMG_5843














サウンド全体としては、思ったよりも暖色系の音色で、
温かみと音像のしっかりした存在感を感じさせる中高域表現が、
キレと量感の備わった低域表現によくマッチしています。

ユニットが全体的に高い位置にあるからか、ボーカルなどはかなり等身大に
立ったような位置に定位する感触。(ツィーターの位置は多分床から120cm以上の
高さにありそうです)
スッと天地方向に広さを感じさせるボーカルが立ちながら、
声の質感自体は中低域の厚みにマッタリ系で嫌な音を出さないTWが合わさり、
充実したボディー感があり厚めの音像がガシっと前に出てきます。


それも関係あって、
音場は奥行き方向の再現よりも、高さ方向と横方向の拡がりが良好なようです。
まいぼうさんのオススメソースの合唱モノ(またソース忘れた><!)を掛けると、
サラウンド効果をONにしたようにとってもワイドに拡がります。

まいぼうさんによると、購入時試聴で比べた同じくDynaのコンフィデンスは
もっと音場再現が奥行き方向に特化しているようだったので、
この辺はキャビネットの奥行きの長さ(Sapphireは浅い)も関係してそう。


トータルで捉えると、普通に音楽を楽しむには非常にいいSPに感じました。

個人的な好みだと、低域表現は理想的でしたが、
あの立ち上がり感全開の反応の良さをミッド&ハイ以上にも求めたい感じ
(多分自分にはハード系TWが合っているっぽい)でしたが、
好みを超えて十分に納得できる高性能っぷりを体感しました。

冷たい空気感や、圧倒的な音の拡がり感や音離れなど、オーディオ的な要素の
アピールがもっと上手いスピーカーは沢山ありますが、
この暖色系の落ち着いた音色の中に感じる、確かなユニットの高性能を味わうのも、十分に通でベテランの楽しみに相応しいと思います。
(自分にはまだ相当早いかな‥)


現状、まだ導入したばかりで、音量を上げると若干耳に付く帯域があったり、
低域のディップは部屋の影響なのか変わらず観測されたので、
今後の追い込みが必要そうでしたが、ベースのポテンシャルとして、
とっても高いモノを感じました。



とまぁ、BLOG上では音について語ってますが、
一番感じたのはハイエンドオーディオの魔力だったりします笑

超綺麗な塗装や素人じゃ絶対無理な個性的な風貌・構造を見てると、
ハイエンドオーディオは音がいいのは勿論求められる要素ながら、
オーラのある特別な機器たちを眺めながら音楽を聴く“体験”そのものに
特別な意味があるように感じました。

彫刻のように美しい造形と綺麗な突き板の模様を眺めながら
Sapphireで音楽を聴く時間は、確かに他のものでは得がたいモノでした。


いいなぁ( ´ω`)つ
まいぼうさんの今後が楽しみです^ー^

まいぼうさん先日は夜中までありがとうございました!
めちゃ楽しかった&自作SP構想のいい参考になりました!!!!
またお邪魔させてくださ〜〜い





【おまけ】
ひでおサン邸訪問の直後で今回も測定機器を持ってたので、ちょっと測定させて貰いました。

以下、その結果です。
Saphia-Lch-PinkNoise










Saphia-Rch-PinkNoise










Saphia-Rch-TW30cm-PinkNoise










Saphia-Rch-MID30cm-PinkNoise










Saphia-Rch-Woofer30cm-PinkNoise










今回もリスニングポイントでの測定に加え、ユニットそれぞれの音をみるために
それぞれのユニット軸上30cmで測定しました(シングルワイヤリングなので
ユニット個々の音ではない)

殆どのドームツィーターが指向性の関係で軸上を外れたところではハイが落ちるので、
平行セッティングのリスニングポジションで特性上ハイ落ちになるのは正常っぽいです。
そう考えると、Scepterもフツーのだったわけですな^^

今回は聴いた感じでハイ落ち感を殆ど感じなかった事を考えると、
やっぱりミッドレンジの解像度や低域の表現などとの相関で
ハイのエネルギー不足を感じているケースが多い事がハッキリ分かりました。


部屋の影響で以前と同じく60Hz近辺と150Hz近辺にディップが出てますが、
SPの低域自体の力感や空気のドライブ能力がグッと上がったような感じなので、
聴感ではかなり低域不足が改善されて良いバランスになっていました。
(実際測定上でもScepterに比べると50Hz辺りの出方が5dB位上がってる)


これだけでもかなり満足で、正直特性はこれからの追い込み次第とは言っても、
聴いてて楽しいし、特に低域のポテンシャルなんかはバシバシ感じたので、
「正直全然いいじゃないっすか!」と何度も言ってました。


でもつい2〜3時間前ひでお邸で聴いたソースの低域の唸りっぷりが
余り感じられないソースがあったので、試しに低域のディップを補正する目的で
壁の距離による低域特性の変化を計るためLchSPのみ90度回転させて測定しました。

以下、その時のデータ^^


Saphaia-Lch90度向きがえ-PinkNoise










Saphaia-Lch90度向きがえ-20cm後退&リスポジ前進-PinkNoise










Saphaia-Lch90度向きがえ-20cm後退&リスポジ後退-PinkNoise











Saphaia-Lch90度向きがえ-20cm後退&リスポジ超後退-PinkNoise











SPは90度回転させた状態、その後壁に向けて20cm程近づけた状態を、
そしてリスニングポジションは30cm程度前進・後退させた状態と、壁際にギリギリに
後退した状態の計4パターンを計りました。

SPを壁に近づけて、自分もある程度壁よりに後退したほうが低域特性は良いですね。
特性最優先でセッティングするなら、ある程度壁に近づけた状態で、
奥行き感や空間表現は反射パネルを使って演出する‥‥てのが一つの手かも??

まぁこの辺は両chセッティングしてみて、実際に聴いてみないと分かりませんね^^


しかし、1日に2回もメーカー製の最新(に近い)作品を計れたのはちょっと感動です。
今後スピーカーを自作するに当たってのいいモチベーション喚起になりました!

よっしゃ、絶対音も見た目もいいSP作ってやるぞ笑


ひでおサン、まいぼうサンありがとうございました。




johnny_trio_lsr at 11:23コメント(2)トラックバック(0)訪問記Dynaudio この記事をクリップ!

2009年11月18日

IMG_5818

















今回も無理言って測定機器を持ち込んだので、
ひでおサンに測定させてもらいました。

ELACは300ラインから、キャビネット自体もアルミ製のキャビネットを
採用しています(200ラインは木製キャビネット)。
キャビネットの構造的には、ネジ穴や内部パーツ固定用のリブや突起を備えた
アルミ押し出し材の筒型成型物の前後にフタをする形で出来ています。

フロントはユニットのウーハー・ツィーター共にフレームを四角形状に拡大した
大型のアルミダイキャストフレーム(恐らく厚みは5〜6mm)でフタを、
リアはバスレフポートまで一体の樹脂成型物でフタをしています。

フロントバッフル自体を厚付きのユニットのフレームを拡げてカバーして構成する‥
というは、ウチのLS-1000とも思想的に似ていますね。

ひでおサンは既に内部を開けて、吸音材の交換作業(荒毛フェルト→シルク)を
していたので、その時の写真から内部構造を見ることが出来ました。
(出来たら今度写真頂きたいです^^)
ちなみにネットワークは写真を見る限りじゃ、ウーハー・ツィーター共に
-24dB/octのスロープで組んでいるようでした。
パーツは、コイルは全て空芯コイル、抵抗はALLセメント抵抗(5W負荷)、
コンデンサーは場所ごとにケミコンとフィルムコンデンサーを使い分けて
いるようでした。恐らく音作りでしょう。


ひでおさんのサウンドを聴いていると、
いかに繊細な音を出しながら聞きやすくするか‥というオーディオの至上命題の
ためにケーブルからセッティングから総力を挙げて追い込んでいる成果が伝わって
きますが、同じ投資をするなら、折角一度キャビネットを開けて吸音材交換まで
しているんだから、せめてセメント抵抗だけでも部分的に
(TWに直列に入るものなど)だけでも酸化金属皮膜抵抗や無誘導巻線に
変えてみたい気がしました。


NWパーツの交換は、恐らく吸音材以上に本当の意味でELACオリジナルの音から
変わってきます。セメント抵抗も悪くはないのですが、
セメント→酸金or無誘導への変更に伴う情報量のアップ具合ときたら、
文字通り目を見張るもの
があります。

勿論、それはキチンとチューニングしなければバランスが崩れることにも
なりますが、ライトチューニングであればオリジナルからそれ程変えずに
クオリティをUPさせることも十分可能です。

現状でもかなりのレベルで鳴っていたので十分‥って噂もありますが、
もし現状に限界を感じた時は‥


‥ご連絡下さい( ´∀`)つニヤリ

一緒に抵抗交換しましょう!ひでおさんw



測定から話が脱線しましたが、以下一昨日取ったデータです。
実測10cm(公称115mm)のコーン型ウーハーと、ELAC自慢のJETツィーター
(リボン型の一種)の2WAY型です。

以下リスニングポイントでの測定結果(L/R)
ELAC310JET-Lch-PinkNoise










ELAC310JET-Rch-PinkNoise










かなり綺麗な波形がいきなり出たので驚きました^^
気になったのは同じ入力を入れた時にマイクで拾うレベルが、右chの方が
特に中域以下で平均すると約1dB程度高かそうだったことです
ひでおさん曰く、多分右chのみ後方+右壁が近いので、
反射で音圧が高くなっているのだそうです。
かなり小さなエアボリュームでの測定だったので、反射の影響が出やすい
のかもしれませんね。自分としてもここまで部屋がダイレクトに音圧に
影響するのか‥(驚)と、意外な発見でした。

まぁ聴感で左右の音圧差や定位の偏りを感じなかったので、問題なさそうです。

特性的には大体FLATで、大きな欠落も無く、若干TW領域の5K以上が全体に対して
1dB程度高いのが特徴的
です。

流石にひでおさんが命を削って(笑)追い込まれているだけあって、
聴感にリンクした、かなり優秀な結果でした。
最初の頃の自分もそうでしたが、オーディオ姫始めの頃は、
部屋も対策無し、スピーカー自体にも問題あり(1000は問題山積みでした)だったり
して、何が問題でf特ガタガタなのか分からない位なんですw
おまけにそれが聴感にあんまりリンクしない(笑)

自分はそんな状態から昨年年末スタートしたので、追い込まれている
オーディオファイル宅にお邪魔すると、聴感の感想とリンクした結果になるので
面白いです。しっかり対策されたルームチューニングの成果なんでしょうね。

IMG_5827

















ちなみにELAC310はバイアンプ入力に対応しており、
それをひでおサンはAMP切り替え機能のあるAVアンプで鳴らされていたので、
今回はユニット単体の音(NW込み)を取ることが出来ました。

以下、ウーハー・ツィーター共に30cmの距離で取った特性の重ね図↓
Woofer-Tweeter-Cross










クロスオーバーは実測で3.5K程度でしょうか?
公称クロスオーバーは3KHzなので、この辺は素人測定の誤差範囲でしょう。
特徴的なのは、5K程度から落ち始めたTWのローの減衰が4K位で一度止まって、
3K辺りで凸型に盛り上がっていることくらいです。

NWは4次回路(-24dB/oct)のスロープとしては、自分が自作2WAYで試した結果と
それ程遠からずの切れ方で、一安心(って何がw)
特性的にはユニット軸上等距離(しかも至近距離)の測定なら、
TWの方がウーハーより3〜4dB程度音圧が大きいです。

やっぱり音色的にも抜け重視なのかな?

自分は軸上30〜50cm測定でウーハーとツィーターの音圧差を
±1〜2dB差程度に収めるようにした上で、聴感も含めて好みでNWを組むように
最近していますが、セプターではミッド・ツィーターのユニット軸上の音圧が
30cm・1m共にぴったり揃っていた事
(真面目〜〜w)を考えると、
ELACの小型SPの音作りなのかも?しれません。

まぁ想定するリスニングポジションでFLATに近い特性じゃなきゃ意味ないですしね。
最近測定しまくっていると、ユニットによって距離による音圧の減衰の仕方に
微妙に開きがあるっぽいので、ELACが想定している310の理想の
リスニングポジション
だと多分FLATなんだと思います。

実際、ひでおさんのリスニングポジションでも5K以下と以上の偏差が
気持ち盛り上がってる?(言えても1dB偏差程度)て位だったので。


続いて、軸上1mの地点で、ウーハーの軸上・ウーハーとミッドレンジの中間軸上、
ツィーターの軸上の3点でf特を測定しました。

Rch-軸上1m(ウーハー)-PinkNoise










Rch-軸上1m(ウーハー・ツィーター中間)-PinkNoise










Rch-軸上1m(ツィーター)-PinkNoise










なるほど‥‥
ウーハー軸上で聴いたほうが、全体のバランスは良さそうですね。

ひでおさんが追い込んでいたリスニングポジションは、背筋を伸ばして
丁度目線がウーハー軸上、
だらっとダラけた姿勢でウーハーを頭半分位上に
見上げる位置に設定していましたが、バッチリGoodな特性で聴いていたようです。

ちょっと気になったのは、さっきのJETツィーターの3K辺りを山にした凸が
ウーハーのハイカットが始まる帯域と重なって、軸上1m位だと全体の中でも
割合ハッキリ3Kを頂点にした山が観測されます。

試聴中、どうも自分はJETツィーターのローに少し癖があるような感じがしていた
んですが、f特だけで見るならこのあたりに起因するのかもしれません。

僕の場合、耳だけで周波数のピークディップを正確に言えるような精密機械みたいな
感覚は備わっていませんが、それでも感じたということはこの凸にはすこ〜し
聴感でも特徴的な響きがあるのかも。

1〜3Kって一番敏感な帯域でもあるし。

この辺は実際に自分で弄ってみて無くしてFLATにしてしまうと、
全然面白みの無い音になったり、その山を凹ませるための素子追加で
失うものの方が大きかったりする可能性があるので、
多分ELACの音作りのような気がします。


この後、左右SPの低域特性の差を是正すべく、左壁のないLchSP側に、
段ボールを仮想壁に見立てて立ててみたり、毛布をぶら下げてみたりして実験‥
その時のデータを見る限り、それほど変化ないところを見ると
やっぱり壁素材として見立てるにはある程度硬さや質量のある素材じゃないと
低域を反射してくれないようでした。



今回はユニットごとの音まで取れて、とっても実りの多い測定でした。
自分としては今後、LS-1000を卒業したら自作スピーカーにハシる(´∀`*)w
つもりですが、こうして現代のメーカー製のスピーカーを聴いて、
クロスオーバーを見て、ユニットの音を聴いて‥という経験を積めるのは
物凄く為になります。


今回は、ELACという個性的なユニットを積んだスピーカーの、追い込まれた状態の
音を聴けた上に、測定した結果と聴感がバッチリリンクした、
本当に勉強になる&楽しく聴けたOFFでした^^
最近ツィーター強めに使ったりした抜けを重視していた自分にとって、
最新のユニットを使って似たような音作りするとどうなるのか参考になちました。

ひでおさんご協力して頂いてホントありがとうございました!
今後の調整も期待していますね〜



【おまけ】
ひでおさんは、師匠と仰ぐオルフィさんからもらった、
スピーカー用のコンデンサーのようなパーツをつけていました。

付け方は簡単、スピーカーの入力端子+と-にブリッジするように並列に入れる
んですが、入れるとユニットの音が落ち着いて、中域が濃くなるような鳴り方
変化していました。

なんでしょう、これ。
詳細はオルフィ氏に聞いていないので分かりませんが、
逸品館のラジオウェーブ・カット、もしくはSPエナコムみたいなものでしょうか?

もしそうなら、内部構造は極小容量のコンデンサと抵抗を並列に繋いだ物のはずで、
MHz帯とかの超高周波のハイカットフィルターとして働くもののハズ(東海師匠によると)
で、極簡単なモノなので、自分も昔試してみた事がありました。

効果はというと、自分で試した時は何となくSNが上がるような感触は得たものの、
パーツの選定が難しく、変なパーツを選ぶと聴感で神経質さの方が目立ったりして、
選定のめんどくささも相まって、自分では結局使わなくなっていました。


その意味で、オルフィさんがコンデンサーメーカーの方から授かったというこの
パーツ、音色がしっとり暖色系になりながら聞きやすくなる感じが出ていて、
中々良好でした。
ただ、入れたほうのユニットだけが音が落ち着いて、入れるならウーハーも
ツィーターも両方入れたほうが良さそうな按配。
この手のパーツはSP自体の音色に直接作用するので、トータルの音色として
完成されたスピーカーであればあるほど、ユニットごとに入れたりすると繫がりに
影響が出るように感じました。


ちなみに、
ここまで音が変わるなら測定結果に出るのか??てな事で、
その時計ったのが ↓ になります^^(赤線コンデンサーアリ)

C有り無し










‥‥まったく変化ありませんねw

御疲れ様でした!

johnny_trio_lsr at 00:15コメント(2)トラックバック(0)訪問記ELAC この記事をクリップ!

2009年11月17日

IMG_5808















先週日曜日に、錦糸町のELAC使いこと、ひでおサンちに邪魔してきました。

ひでおさんと初めて会ったのは、先月初めてまいぼうさん宅にお邪魔した時。
僕の兄ソン=録音悪い??という思い込みを見事に打破してくれた、
兄ソンレコーディング通のその道の達人・その人でもあります。
(ってつい3週間前やんけ笑)

そんなひでおさんは秋葉原から3駅ほどの立地の5〜6畳位?のワンルームを
オーディオ・ヴィジュアルの男の城に仕上げています。

IMG_5809使っている機器は上段から、

プレーヤー類:
Esoteric SA-60(SACD専用?)
VICTOR XL-Z999
(メカ温存のため国内版CD専用??)
BOWのZZ-Eight(メインのCDP)
AMP:
Victor AX-V8000(150W×7chのハイエンドAVアンプ・THX Ultra2認定)
バイアンプとして4ch分?のパワーアンプ使用
Speaker:
ELAC310.2JET(バイアンプドライブ)

という布陣。

とここで機器の裏を見ると、そこはオーディオファイルのお約束(笑)

IMG_5812おびただしい数のケーブル類はどれもこれもブッとくてキラキラしてて、電源ケーブル・ラインケーブル共にハイエンドケーブルがギッシリ。

電源インレットと太さがあんまり変わらないんじゃないか??てな位の太さの電源ケーブルは流石にありませんでしたが、スピーカーケーブルも末端処理はシッカリとYラグ加工されていて、隅々まで気を張り巡らせて調整されていることが伝わってきます。

ここに関しては、知識がないので割愛しますね。



IMG_5815SPのセッティングは、クリプトンのAB1000の上にJ1のボードを重ね、
J1のスタンドを経て、J1スパイク(これも型番はご勘弁‥)4点指示でELACを支えます。


部屋に入った瞬間の印象は、綺麗に整頓された箱庭といった感じで、
SP後ろの白い絨毯と無機物系のマテリアルで構成されたELACがとっても現代的な
センスを出していて、男の趣味部屋臭がいい感じで中和されてました。



音の方で部屋に入って最初に聴いた音から感じたのは、
明るく軽快でありながら、華やかになり過ぎない絶妙なさじ加減。

ELACのスピーカーは200ライン・300ラインの小型2WAYをヨ○バシの店頭で
勝手に切り替え試聴した事がある程度でしたが、その時の印象だと、
妙に明るく刺々しく線の細いスピーカー‥ってな位のモンでした。
その時と変わらず感じた部分は、他のスピーカーと切り替えて感じた、
あの一風明るい質感や鳴り方くらいかな。

ひでおサンちのELACも、アルミコーンウーハーとJETツィーターの生み出す
独特の鳴りの明るさは健在でしたが、全域の解像度がすこぶる高く、
音の粒の一つ一つが物凄く緻密なので刺々しさが抑えられていました。

レンジバランスは、聴いた感じだとJETツィーターが若干存在を主張しますが、
その主張も物凄く立ち上がりと立下りが良く軽量な振動板が動いているんだなぁ‥
と思わせる解像度と音離れです。

特に低域は小型ウーハー2WAYを箱庭スケールで聴くメリットを
存分に活かしている印象で、ドラムの量感やオケのコントラバスの
ブンブン唸る帯域がしっかり厚みを伴って再現されていながら、
濁りや曇りを感じることが殆どありません。

音色も明るい一辺倒かと思いきや、見た目カチカチそうなアルミコーンウーハーの
中低域が、意外な程粘る粘る!メタルらしくない粘りある中低域に支えられて、
軽快なJETツィーターが端正に歌い上げるといった感じで、
華やかさも勿論ありましたが、それ以上に全域で端正で緻密な情報量が出ている
事が印象に残りました。


音場は前後方向の再現性に特に長けていて、横方向はそれ程広がりません。
これは音色とも関係していて、基本的にユニット・キャビネット共に
曖昧な鳴り方をするような“ゆるい”部分が殆ど無い為、
特に中高域以上で立ち上がりの明解なスパッとした音は前へ、
ハッキリしない持続的な音は後ろへ引っ込みます。

音が溶け合いながら縦横無尽に拡がっていく様な“拡がり感”よりは、
輪郭線の再現性を可能な限り緻密にしていったような“端正さ”
強く出ている音でした。


色んなソースを聴いていて凄いと思ったのは、10cmからは意外な程出る低域よりも、
むしろその上の帯域の中低域の粘りと透明具合。

持っていったソースの中で、POPS系の低音は不足を感じる事はあっても、
濁りと鈍さは全く感じませんでした。そんな中でよく鳴るなぁ‥と感じたのは、
メンデルスゾーンの交響曲第三番「スコットランド」の第二楽章。

1

ティンパニーやコントラバスの低音が、
これでもか!!という位に分解されながら、
曇りを感じさせない範囲で適度に厚みを
持って再現されます。



2

続くチャイコフスキーの
弦楽セレナーデ第一楽章も、
コントラバスのクリアネスと
主旋律の織り成す透明な音場が
素晴らしい耳触り。




ひでおサン曰く、オケや音数の多いソースの再現性には、
CDプレーヤー・BOWテクノロジーのZZ-Eightが多大に貢献しているようです。

IMG_5810












中身はフィリップスのPRO用トランスポート(トップローディング)
+BOWオリジナルのDACの様で、94年発売と古い機種ながら、
音のまとまりとレンジや情報量を意識させない自然な音色は秀逸でした。

比べると、Esoteric SA-60は情報量多いものの腰高で音に厚みが足りず、
Victor XL-Z999は暖色系の音色で解像度も比較的ありますが、BOWの様な
厚みと抜けのバランスのよさとは違った魅力で、両方使いたくなるひでおさんの
気持ちがよく分かりました。


総合してみると、
嫌なタイプではないものの癖(シャッキリし過ぎ?)とも美点(解像度の緻密さ)
とも取れる特徴のありそうなJETツィーターを破綻無くまとめながら、
圧倒的なクリアネスの中低域〜低域の表現を実現しているところに、
ひでおさんのストイックな追い込みっぷり & 箱庭環境の小型2WAYのメリット
物凄〜〜〜〜〜〜〜く感じました^^

大型のスピーカーでこの解像度の低域出そうと思ったら、
最低80Kgクラスの物量投資されたスピーカーに土台を固めるベース40〜50Kg、
っと、その前に部屋そのものの床強化とか根本的な対策が必要になって‥‥
泥沼必至なので。


そんなクリアネスを獲得していながら、
ギリギリ破綻しない(耳を塞ぎたくなるような状態にならない)ように
調整されているのはお見事!!!
ひでおさんのメインソースである兄ソンの中でも、かな〜り派手な音が入っている
ソース(まいぼうさん宅でも聴いたんですが、忘れましたw)さえも、
聴けてしまうのは、ひでおさんの追い込みの成果でしょう^^

ブッとい電源ケーブル始め、ラインケーブルやインシュレーター類などの
アクセサリまで含めてここまで調整されたひでおサンの努力を感じました。
自分は金銭体力がアクセサリまで回らない事も含めて、その辺りは疎いので
素直に感服しました。


ひでおさん一昨日はありがとうございました!
&DAC持っていけなくてごめんなさい!!
荷物が重すぎ&重装備が面倒臭くて挫折しましたorz

今度時間があるときに是非ウチにもいらして下さいね〜^^



johnny_trio_lsr at 16:01コメント(0)トラックバック(0)訪問記ELAC この記事をクリップ!

2009年11月07日

先週末にオーディオ喫茶カナン、そして東海邸のスキャンを聴きに、
まいぼうさんと埼玉県川越市界隈に行ってきました。


やっぱりOFF会をやればやるほど、色んな事が分かりますね。


ウダウダ長いポエム(笑)は1年前の自分に譲るとして↓
オーディオ喫茶カナン〜ハイエンド体験〜

1年ぶりに行ったカナンでは、Technics SB-M10000の“超”ワイドレンジぶりと
驚異的な分解具合、そして癖の少なさに改めて感動。
久々に聴くAmatiHomageも、ノリのいい厚さと神経質にならない分解具合は最高で、
深く芳醇でありながら、あっけらかんとした明るさも持つ響きを堪能できました。

続いて移動した東海師匠邸では、ソフトンモデル3をトランスポートに導入した
スキャンの3WAYを試聴。これまでで最高のナチュラルさでした。
芳醇で厚い音像感を全域で伴いながら、鈍さや解像度の悪さは微塵も無く、
たっぷりと倍音の含まれた響きが柔らかく拡がるスーパーナチュラリズム。。


昨年聴いた際も、経験が少ないなりに自分が感じたことを
何とか表現しようと言葉をつむいでいましたが、
今回はよりハッキリとスピーカーの“基本性能”の差を体感しました。

ユニットは時代分、着実に進化しています。
が、それよりも重要っぽいのは、そのモデルに投入された開発資源の物量や、
熟成具合な気もします。いつの時代も駄目なモノはダメ、良いモノはイイ‥
って事ですね。


これ以上を自分が目指すなら、もうスピーカーの交換は必須な気がしました。


一連の最新・ハイエンドスピーカーを聴いてやっぱり思ったことは、
あの厚みがありながら芳醇な響きがある音色、
解像度の実現はLS-1000ではムリ!!

という事です。

音離れは悪くないものの、乾いた音色で艶や柔らかさに欠ける素性の
ミッドレンジ&TWを持つ1000の場合、声や楽器単音の音色や質感に満足の行く
厚みと存在感を出す方向でチューニングすると、
フルオーケストラなど多くの音が重なるソースでの音離れが悪化します。


一方自分の好みとしては、結構音像の厚みはそれ程必要なくて、
誤解を恐れずに言えば、

柔らかめのドンシャリ

が大好物だったりします。
声や楽器の落ち着きや暖かさよりも
フルオケの各楽器の浮遊感やSEの飛び方、その距離感の方が大事で、
不自然になり過ぎない範囲で音離れが良いほうを重視します。

低域は芯があれば緩めで全然OK!逆に締めすぎた低域なんてダ〜メダメ!w
ある程度緩く拡がり感がないと、音楽が面白くない^ー^
ミッド&ハイは倍音強めの基音弱めで、存在感なくてもいいから浮遊感だけは
あってほしい‥‥でも痛いのは嫌
という変わった?趣向かも


ここ数ヶ月、まいぼうさんからコピらせてもらったボーカルソース(*アニソン含む^^)や
AZさんからコピらせてもらったボーカルモノで音色の調整に心血注いで、
それなりの音色は得られていたと思いますが、
その状態でフルオケやよく聴くPOPSを掛けると音離れに不満を覚えていました。


そこで今は思い切って、痛くならない範囲で、声がおかしくなり過ぎない範囲で
思い切り音離れを重視して、少しドンシャリ気味しています。
この状態だとコンプレッサーを多用して尚且つ音数の多いPOPS一部は少し痛い鳴り
ですが、オーケストラや音数のそれ程多くないPOPSは綺麗に飛んでいきます( ´∀`)つ

薄く細くシャープな音像がスラッと拡がるように鳴って、(←達成度90点)
直ぐに消えてしまう(←達成度50点‥ユニットの癖的に難しい)‥

という辺りで、足して平均70点‥割と満足できる鳴りです。


ユニットの性能的にこの辺がいい塩梅かな‥
長く聴くとやっぱり疲れますが、耳が痛くなるほどではありません。
30年落ちの国産3WAYとしてはまぁ鳴るようになったと思います。


と、今回の訪問で諦めがついたので、
よっぽどの事が無い限り、1000ネタはこれにて終了します。
以降オールドスピーカーネタは減ると思うんで、
BLOGタイトル変えようかな(笑)



今後は自作2WAYをウンと温かみのある音にでも育てようかな(´∀`)
と画策しときます。

johnny_trio_lsr at 14:00コメント(4)トラックバック(0)オーディオLS-1000 この記事をクリップ!

2009年10月23日

IMG_5804-1










cd3300r_011












CECのCD3300Rについて調べていたら、↑みたいな写真が見つかりました。

上がウチにあるCD3300R配線抜けたりクロック変わったりしてるのは秘密(笑))、
下がネットに転がっていたCD3300Rの内部写真です。



。。。





‥‥‥‥





内部構成が違うっ!!!((( ;゚д゚)))





ウチのはCDデコーダーやクロックが搭載された基盤とDAC基盤とが分かれていますが、
ネットで拾った画像の個体は基盤が一体になっています。

時期によって仕様が異なるのか、生産地によって仕様が異なるのか、
後期にコストダウンしたのか後期にヴァージョンアップしたのか知りませんが、
何らかの生産調整を受けたのかも。

ちなみに僕の購入は2006年の4月です。
CD3300R持ってる皆さん、あなたのCECはどっちのタイプ??

基盤一体型の方は電源らしい部位が基盤左端にしかないのに比べて、
基盤分離されているほうは、DAC基盤側にもケミコンと3端子レギュレーターが
あるので、電源分離されているのかな‥‥?
まぁトランスは一つなんで一緒ですし、おそらくどちらも巻き線自体は
デジタル系とアナログ系で分離してあるはずなんで、そんなに差はないでしょう。



ナカミ見ると違うもんですね〜(´・ω・`)

johnny_trio_lsr at 21:45コメント(2)トラックバック(0)オーディオCD/トランスポート この記事をクリップ!

2009年10月20日

久しぶりの、写真なし更新です


先週お邪魔した、「新宿のScepter使い」こと、

まいぼうさんがいらっしゃいました。


OFF会には、当BLOG技術顧問にして自作DACの師匠兼先輩の、

東海氏も来訪し、3人でワイワイ。

当初、まいぼうさんは我が家のLS-1000の低域の重量感に驚かれてましたが、
途中、我が家にある癖のあるBENDENケーブル類を撤去したりしながら(笑)、
最後は変なピークも無く聴くことが出来る音になり、
最後はまったりと終了しました。



まず、音楽・ソースの面では、今回は大きな収穫を感じました^^
まいぼうさんは大量の日本の女性ボーカルモノをメインに、
優秀録音のクラシックなどを少し持ち込まれました^^
持ち込まれたEmikoなどのボーカルモノをウチで聴いていると、
「ああ、このボーカルはまいぼうさん家だと“こう”鳴りそうだなぁ」
と想像できるシーンがチラホラ。

どこへ行ってもそうですが、
オーナーさんが普段聴いているソースは絶対いい感じで鳴るんですよね。
それを聴かせてもらったあと、改めて同じソースを自宅のシステムで鳴らすと、
その鳴り方の違いに驚きます。
調整の仕方も違うこともハッキリするので、参考になります。

OFF会のひとつの醍醐味ですね!
新しい音楽との出会いと、新たな課題の表出(汗
今回のOFF会も音楽の面で収穫がたんまりとありました(笑
(まいぼうさん大量のCDリッピングありがとうございました( ̄∠  ̄ )ニヤリ)



続いてオーディオ的な側面で驚いたのは、
まいぼうさんが持ち込まれたアクセサリーやインシュレーター類の音質でした。
基本的に癖が少なく聴きやすいにも関わらず、濁りや鈍さが少ない音
が出ており、長い間オーディオに携わりながら、基本中の基本でもある、

“耳”で徹底的にセッティングを追い込んできた過程で
選ばれた事が伝わってくるナチュラルさ
でした(*・ω・)ノ


普段、家族がリビングにいる状況では出しても中音量程度しか無理で、
その音量での試聴・調整が大半のため、多少癖があってもピリっとする
BELDENのケーブル類を選んでましたが、OFF会で家族を追い出して思い切り
大音量でカマすと、モロに癖が浮き彫りになりますね(笑

そこへ来て更に、自分でスピーカーの音を調整できるようになってからは、
AMPやCDPを繋ぐラインケーブルや電源ケーブルにはノータッチで、
以前の伸びきらない低解像度SPを鳴らしていた頃に選んでいた
ラインケーブル&電源ケーブル
をそのまま使用していたので、いい加減


その辺りの認識を一度新たにする必要性を感じました

自分ではその辺りを疎かにしていないつもりでしたが、
いつのまにか盲目になっている自分に気付くものです(´;ω;`)






それにしても相互OFF会を連続でやると、色々と見えてくるものがあります。
まいぼうさんは流石のキャリアの持ち主で、電源からの徹底した追い込みや
機器類の接続とセッティングの全てで自らの音を追及される姿勢は
見習わなければならない点多数。

逆に僕自身からおススメできるのは、
マイクを使用しての計測を含めてのセッティング位でしょうか。
お金掛からないですし、やり方も簡単なのでお勧めですよ〜
先週聴いた印象を思い出すと、それをやってf特の詰めをするだけでも、
当分機器への投資は必要ないらないくらいの音が出そうです。



気になるScepter5001のネットワーク製作・調整については、
もう少し様子見という感じで相合点しました。川 ̄_ゝ ̄)ノ

(‥RYOさん怒るかな??(・◇・)ゞ)
仮にまいぼうさんがScepter5001と心中(笑)する覚悟を決めたとしても、
僕にも相応の覚悟が必要そうな雰囲気ですし(爆)
その前に測定してセッティングを“微調整”したりするだけでも、
案外イケてしまいそうな感触はあったので。



個人的にはまいぼうさんが浮気(乗り換え!?)するスピーカーにも
興味があったりして‥‥( ̄ー ̄)ニヤリッ
(詳細は11月にUP予定)




まいぼうさん一昨日はありがとうございました!!!
短い時間の間に色々やって、スピーカーも計4・5種類聴いて、
DACとトラポなんか計6種類聞いたりして、記事にしにくいOFFだったと思います(笑
が、大変勉強になりました!
ようかん美味しかったです!ありがとうございました。




追伸:
出来たらウチの写真下さい
壊れデジカメでは最近上手くとれないので‥‥





johnny_trio_lsr at 02:13コメント(6)トラックバック(0)訪問記比較試聴 この記事をクリップ!

2009年10月16日

IMG_5788-2


















まいぼう邸訪問から1週間、
日曜日の週末OFFへ向けて、LS-1000のネットワークを最終調整しました。

現状だいたい満足かな〜〜( ´_ゝ`)ノ
というレベルまで煮詰めたネットワークの規模は↓の通り。

Size: 360×120×300(W×H×D(mm))
Weight: 4.5Kg(意外に重くなった‥)
Input: 2(Low/Mid&TW)
Output: 3(Low/Mid/TW)

前回更新からの変更点は、ウーハーに入る大きなコイルを、
TANGOのトランスコアからJantzen トロイダルコイルに変更した点です。
このパーツ変更に伴う低域と中低域の質感の変化に合わせて、
中高域以上の出力とパーツの組合せを若干変えました。

現状のNWの回路と定数は↓の通り。
LS-1000現在(081016)



















図の中で、赤文字の部分が前回から変更した部分です。
主に、ミッドレンジとウーハーのクロスオーバーを下げる方向に定数変更し、
ミッドレンジ・ツィーター共に3dB程出力を下げました

ミッドレンジとウーハーのクロスを下げる方向にチューニングしたのは、
まいぼう邸にてScepter5001(クロス400/3500Hz)を聴いた後自宅の
LS-1000を聴くと、やはりウーハーのハイが鈍い感じが拭えなかったからです。
そこで、厚みと解像度のバランスを見ながら、ウーハーとミッドレンジの
クロスを800Hz→650Hzに下げました。

また、前回コイルを2.5mH→4.8mHにしてウーハーの中高域を下げた状態に合わせ
ミッドレンジとツィーターに合わせていましたが、ウーハーのコイルを
TANGOトランス(4.8mH)からJantzenトロイダル(4.7mH)に変更したことで、
想定以上に中低域の濁り(分厚さとも言う( ´∀`)つ)が減ったことで、
TANGOトランスタイプの時よりもミッドレンジとツィーターの出力を
1dB程減衰させてようやくバランスが取れました。

トロイダルトランスは直流抵抗が極端に低いためか、
(ネットワークに使用している4.7mHと1.0mHを合わせても0.1Ω程度
かなり中低域が引き締まり、無駄なふくらみが殆ど無くなる感触です。
そのためウーハー帯域の音質が相当透明感を増したので、全域で曇りを感じにくく
なり、ミッドレンジとTW出力をより絞り全体に更に大人しく出来ました。

TANGOトランスタイプの厚みに合わせていたときも、
音像が前に来る落ち着いた音色で悪くありませんでしたが、

情報量だけならやっぱり


トロイダルコイルですね★




ちなみにネットワークの定数だけなら上記の図の通りですが、
実際の構成は↓のようになります。

LS-1000現在(081016内訳)

















実際にはコンデンサーは定数調整のためにパラリまくりです

音質と定数を厳密に定めるためにパラリまくる人もいれば、
出来るだけ素子数を減らしシンプルにワンパーツで構成したがる人もいますが、
この辺は好みでしょう。どうしても必要な箇所意外はできるだけ僕もワンパーツで
済ましたいですが、ちょっと難しい定数もあるようです。

ちなみに回路図のウーハーハイカットとミッドレンジローカットの見かけ上
ひとつの素子に使用しているケミコンとフィルムコンの比率は意外に大事で、

厚みと解像度のバランスに直結しています。



ちなみにこの状態での全体のf特とクロスはこちら↓

ALL-1016











スピーカー軸上1m測定↓
Ncross-1016Rch-PinkNoise











Rchリスニングポイント1↓
Ncross-1016リスポジ1Rch-PinkNoise











Rchリスニングポイント2↓
Ncross-1016リスポジ2Rch-PinkNoise














このへんは相変わらずですが、
聴力上ではかなり更に落ち着いた音色になりました。
ジャズベースのゴリゴリ感がハッキリ聞き取れます。
ついでにロックでも腰高にならずに聴けます。

低域強調気味のソースでは若干ボコボコしがちですが、
まぁ許容範囲内かな‥‥

とりあえず、週末に人様を呼べるレベルにはギリギリなったかな‥
という按配です^^

IMG_5794-1





johnny_trio_lsr at 21:14コメント(0)トラックバック(0)スピーカーLS-1000 この記事をクリップ!

2009年10月13日

IMG_5747






Scepter試聴記、第3弾は、測定編です。







OFF会当日、LSRは小旅行に行く位のバッグ+三脚を抱えてお邪魔しました。
中身は測定用の機材&PC&自作DAC(4397S2東海チューンスペシャル)。

まずは、Scepterがハイ落ちハイ落ち!といわれる件について、
実際に観測できるのか‥‥リスニングポイントにて検証開始〜。

素人レベルで扱える機材+部屋の特性の分からない
人様のリスニングルームでの計測故、どこまで信頼性のあるデータが取れたか不明
ですが、以下その時取ったf特です。

Scepter5001 Lchリスニングポイント@まいぼう邸
Scepter5001Lch-listengpoint-PinkNoise











Scepter5001 Rchリスニングポイント@まいぼう邸
Scepter5001Rch-listengpoint-PinkNoise











L/R重ねグラフ
LR












流石にまいぼうさんが拘り抜いてセッティングした結果、
左右CHの周りの空間条件が揃っているため、左右CHの特徴がよく揃ってます。
ウチは左右SP設置条件が結構違うのでLRがこんなに相関性のある関係になりません。
クロスオーバー帯域(3〜4KHz)が少しだけ凹んでいる以外は
なだらかで綺麗&よく揃っていて、流石にハイエンド機。

問題のハイ落ちですが、確かに10KHzからダラ下がりになり、
リスニングポジションでは18KHzポジションで10KHz比−10dB落ち位でしょうか。

18KHz以上でガクッと下がっているのは恐らくサウンドカードや
測定機器(マイクプリ)側の問題なのであしからず。
ただ30KHz超までFLATなTWユニットでも、この測定器では16・17KHz付近から
下がってしまうこともあるので、可聴帯域ギリの高域特性の信頼性は微妙ですが、
10Kから落ち始めるのはユニットの性格と見て間違いなさそう。


低域は左右で少しディップに差がありますが、
主に130〜180Hzくらいの中低域と、60〜70Hzの低域にディップがあるようです。

多分この60〜70Hzのディップが、ジェニファー・ウォーンズのバスドラムに
空振り感があった原因だと思います。
ちなみに自宅のLS-1000では、50Hz〜70Hz帯がSPユニット(パルプ)の性格的にも
かなり粘り強く厚みをもって再現されるので、その辺りの差に驚いたのかもしれません。

このディップはどうにかならんか‥ということで、
試しに測定位置の高さだけ変えて再測定。
それぞれリスニングポイントにて、高さのみTWの高さ位置での測定(赤線)、
高さをウーハーの位置にあわせての測定(黒線)です。

Lch-HiPosiion VS LowPosition
L-HiVSLow











Rch-HiPosiion VS LowPosition
R-HiVSLow











Lchは大して変化ないですが、
Rchは60〜70・150Hz帯両方のディップが少し埋まりました

他に大きな問題が見当たらないので、
こういう測定を繰り返して、SPのセッティングの位置とリスニングポジションを
詰めていけば、低域のディップは解消しそうです。
(部屋のサイズ上限界がありますが、その場合はルームチューンで追い込んで、
それでも駄目ならグライコ導入?←これは最後の手段です)



続いて、SP自体の音を計りたいので、
スピーカー軸上1mで測定しました。

スコーカー軸上1m地点での測定結果↓
Scepter5001Lch-1m-axis-PinkNoise











むむむ、距離が近いのでクロスオーバー帯域の凹むのはともかくとして、、、
コレだけじゃ分からないので、それぞれのユニット軸上30cmでの測定も
行います。

尚、気休めではありますが、それぞれのユニット測定時には他のユニットを
吸音材でカバーして測定しました。(ホントは箱空けて一つづつ測定したいけど、
朝までコースになるのでお預けしました( ´∀`)つ

TWユニット軸上30cm特性
IMG_5748











Scepter5001Lch-Tw30cm-onaxis-PinkNoise











素直な特性ですね〜。
インピーダンス補正無しでここまで急に低域が切れているのを見ると、
もう少し自分の1000ももう少し定数を追い込めば急に切れるんじゃないか?
と思いました。
まぁ特にTWはユニット自体の減衰カーブと合わせて
急に切っているのかもしれませんが‥‥

TWユニット自体の性格としては、8・9KHz中心になだらかな山を描きながら、
18KHz付近には小さなピークが観測されます。
この振動板、公称2.5cmとなっているものの、実口径自体はB&Wなどの2.5cmドーム
よりも完全に一回り小さい
です。代わりに振動板を支えるエッジが結構な
幅を取っていて、振幅で低域を伸ばしているっぽいです。


続いてミッドレンジの軸上30cm測定

ミッドレンジ軸上30cm測定結果↓
IMG_5749













Mid-30cm-onaxis-30cm-PinkNoise












これは結構難しくて、そもそも普通の吸音材はウーハー帯域の200〜500Hzくらいは
あんまり作用しないので、ハッキリしたユニットの音は取れませんでした。

ただ、TWとミッドレンジは実測でも3〜3.5KHz位でクロスしてそうな予感
M7なんかと比べると立派です (´▽`)



そして、最後にウーファーの測定↓
IMG_5750














Woofer-15cm-PinkNoise











この部分だけは、ウーハーからの音が拡散してしまって取りにくい&
ミッドレンジ以上の中高域の音が抑えきれないので、軸上20cm位まで近づいて
測定しました。
なのでAMPの音量は一定にしていますが、出力音圧レベルは全然当てになりません
(って他のユニットもそうか‥orz)

ただ、ウーファーが実測で250Hz台からNWで落とされ始めて、
ミッドレンジと400Hz(公称)で交わりそうな気配を感じます。

測定結果としては結構ハイ上がりっぽいユニットで、
リアバスレフなので、スピーカー軸上だけじゃなくてスピーカーシステム
トータルで40・30Hz台まで出ている
ものと思われますが、
前から測定しているだけだと、強力な磁器回路と軽量で剛性の高そうな振動板が
相まって、かなり前方軸上ではオーバーダンピング気味で
中高域のレベルが高く鳴る様です。


ただまぁ、低域の測定はやっぱり難しくて、それぞれのユニットを単体で
幾度も繰り返し測定して少しづつ判断して‥‥
というプロセスが必須なので、
あくまで参考程度という事で捉える必要がありそうです。



ちなみにバスレフポートからの放射特性は以下の通り↓
Woofer-bass-port-PinkNoise











箱の内部からの音は、30Hz台までFLATに放射されている模様^^
さすが内容積113Lは伊達じゃあないですね!
まいぼうさんも仰ってましたが、低域に拘る場合は、後ろのポートからの音を
壁に反射させない手は無さそうです




ここまでの測定で軽く40分位は経過していたものの、最後にわがままを言って
計測させてもらったのが、
TWユニットの水平軸上の周波数特性。

リスニングポイントでのハイ落ちが気になっていたので、
もしかしたら水平軸上30度とか60度の放射特性がよろしくないのでは?
と思ったからです。

まいぼうさんはスピーカーを平行セッティングを行っているので、
ユニット自体は真っ直ぐ前を向いて、20度あたりから放射された音が
リスニングポイントには届いている
はずです。

もしこの測定で軸を外れたところで極端にハイ落ちするようなら、
SPユニットをリスニングポイントに正対させた内振りの方がいいかもしれないので。

以下は測定風景と結果
測定は以下のようにユニットから30cmの距離をおいて、
1.軸上
2.軸上から10cm水平移動
3.20cm水平移動
4.30cm水平移動
という形で計測しました。
IMG_5755-1













まずは軸上30cmでの測定↓

軸上30cm結果
TW-30cm-onaxis-PinkNoise











水平移動10cm測定結果↓
TW-30cm-onaxi+10cm-PinkNoise











水平移動20cm測定結果
TW-30cm-onaxi+20cm-PinkNoise











水平移動30cm測定結果↓
TW-30cm-onaxi+30cm-PinkNoise











なるほど、極端とまではいかなくても、
やっぱり軸上を外れると10KHz以上のピークが観測されなくなる反面
一緒に出力レベルも減衰してしまうようです。

この感じだと、恐らく内振り設置でリスナーに左右SPを正対させたほうが、
ずっとレンジ感があるでしょうが、一緒にピークも届いてしまうので
キツイ音になるかもしれません


でもリスニングポイントまでの2m弱の距離の間で、
TWユニットのピークは観測されない位レベルが下がるかもしれないし
‥‥
てことで、、、
ここは心を鬼にして?



まいぼうさんにSPセッティングの内振り化を提案!!


内心ちょっとびくびくしながらの提案でしたが、
まいぼうさんはあっさり克まろやかに


快諾下さいました(笑


なんたる人柄‥。゜(´Д`)゜。
感謝・感激です。。

まいぼうさん曰く、「ちょっとキツイ音になるんで、平行にしてたんですよ」とのこと。
実際聴いてみると、、、、

ハイ落ち感、というかモワモワしてスコーカー帯域に感じていた曇りが減り
全域の解像度が一気に上がった感じがしました。
とにかく曇りや鈍さ、といった部分でどのユニットも存在を主張しなくなり
明らかに透明感とHiFi感は増したようなw

ただ、同時にちょっとキツイ音も目立つようになり、
特にシンバルの音やボーカルのサ行なんかが少し刺さります><
それがTWの仕業なのかどうかは分かりません(測定を忘れました涙)が、
確かに聴いていてリラックスする方向とは違うようです。


改めてもとの並行セッティングに戻すと、
確かにまいぼうさんが仰っていた通り、平行の方が遥かに聴き易い。。
ちょっと悩ましいと共に、まいぼうさんが苦労しながら
Scepter5001と付き合ってきた時間の長さを
感じました。




ただ、、

ただですよ‥(笑)



個人的に使いこなすなら、

SP軸上の優れたf特の領域の音を聴くためにSPは内振りに固定したうえで、
ネットワークを完全改造して耳辺りの良いパーツを選んで
好みの帯域バランスを作っていく‥‥

っていうのが一番良く鳴りそうだな〜〜〜


とか思ったりしてましたw

バレてました?(笑



以上で、まいぼう邸訪問記・全3部は終了です!

この後おまけで自作DAC/4397S2の勇姿を描く予定ですが、
今日のところは疲れたのでこの辺で終了!!!

明日以降にUP予定です^^

まいぼうさん、昨日は本当に長時間ありがとうございました!
ずっと年下なのに、真摯にお話を聞いて下さって、セッティング変更まで
応えて頂いたりと、本当にありがとうございました。
今後SPのNWを調整するかどうかは黒寄りのグレーゾーン?wでしたが、
必要とあらば協力させて下さい!
次回OFF会を楽しみにしています!

ひでおさん!チーズケーキ美味しかったです!
今度お邪魔させてくださいm(_ _)m


johnny_trio_lsr at 00:18コメント(4)トラックバック(0)訪問記比較試聴 この記事をクリップ!

2009年10月12日

200909_26_33_c0141933_21393952

















さて、期待のまいぼう邸、BLOGの方はのっけから全体写真が無いことに気付き、
借り物の写真ですが、、、(RYOさん写真借りましたm(_ _)m)

最初はRYOさんが言っていた、SarahBrightmanのScarborough Fairの虹、
約40秒前後に現れるその音の架け橋を確認するべく、サラさんの
再生から始まりました。
うーん、、綺麗にキラキラはいっているものの、


虹のように降り立っては来ません。
*ちなみにウチでもキラキラは言うけど虹までは行かないかなぁ‥てな按配です。


ちなみにまいぼうさん曰く、今日はちょっと虹が出ていない、とのこと。
どうやら電源事情やその日の鳴らしている時間・機器の慣れなどで結構変わるようです。

ちなみにRYOさんが置いていった高音質CDRと、僕の持参した
SarahBrightman 1990〜1999BEST版のScarborough Fairでは、
元の音源・ミックスが違うのか大分音の毛立ちが違いました。
大分CDRの方が情報量が多い、聴き方によっては荒れている、、、
BEST版の方が滑らかで柔らかい、聴き方によってはネムい‥‥
といった按配でした。



この最初の時点でまず驚いたのは、
ネットワークが純正であるにも関わらず、
やはり上段のハイエンド機器達が繰り出す情報量は半端無いみたいで、


カナ〜リクリアーな音場感、響き

が聴き取れたことです。( ´∀`)つ
最も、Scepter5001純正NW自体も、部品票を見る限りミッドレンジローカットのみ
ケミコン
をいれ、それ以上のミッドハイカット&TWローカットには
空芯コイル&フィルムコンデンサーを厳選して入れている
ようなので、
純正NWといっても普及価格帯の機種とは雲泥の差のようです。

ただそれでも、前段の機器達の顔ぶれを見ると、
もっと情報量が出てきてもいい印象はありました。
まいぼうさんもその事を気にしていましたが、
個人的には、ネットワークの中で特にミッドレンジの厚みを出すために、
ケミコンを入れすぎて情報量を潰してしまっている印象がありました。

ミッドレンジローカットの3次回路に入る大きいC、165μF
ケミコンとフィルムコンのパラレルの比率を不自然にならない範囲で調整すれば
もっと解像感と情報量が増えると思います。

現状でもSoulNoteのエッジのあるカッコイイ音作りが上手く全体の中で活きていて、
リスニングポジションではそれほどハイ落ち感は気になりませんが、
それでもソースの音数が増えてくると、鳴り方的にTWが大人しい感じはしました。
ただ鳴り方は当時の国産3WAYの水準としては圧倒的で、
しっかりセッティングした状態で、現代の最新のハイエンド機からの
溢れる情報量をブチ込むと、


これだけ鳴るんだ!!!


という事を再確認。



続いて、持参したソフトを試聴。

まず一枚目は、定番の歌手、チェック用のCD(笑)
ジェニファー・ウォーンズのSong Of Barnated

Jenifer












これの一曲目のロックっぽい始まりのイントロでの、
バスドラムの引き締まり感と重量感のバランス
サビ部分でボーカル+シンセサイザーのバック音が加わって音が派手になる部分
ハイ上がりになり過ぎないかキチンと分離しているかを聴きます。


‥‥あれ、軽い‥ バスドラが何とも軽い><

昔LS-990HGでコレが鳴らなかった時のことを思い出しますが、
それにしてもSPのサイズからして軽すぎます。
低域の一部にディップがありそうな鳴り方です。



確認するため、2曲目のイントロを再生。
このトラックには、バスドラムの大太鼓のリズミカルな打ち込みが、
多少ミックスされて結構な重量感で入っています。
おまけに録音音量が低いので、思い切りAMPのボリュームを上げて、
思いっっ切りパワーをぶち込んでやるのに最適なソースです(爆


‥‥んんん???


やっぱりディップがありそうな鳴り方です。
カーボンウーハーは確かに、パルプコーンウーハーのような
50Hz台の粘るような力強さはありませんが、鳴る時はキチンと精緻に鳴ります。



それならばと、今度は100Hz台もたっぷり入っているアニソン、
エヴァンゲリオンの10周年記念アルバム(From AZさんを掛けて見ますw

eva











このアルバム、J-POP、しかもアニソンとバカにする事なかれ。
全体を通して中々録音状態も悪くないですし、
3曲目などはJAZZっぽい雰囲気の範奏に沿って中々気合の入ったベースとボーカル
入っています。アメリカンポップスっぽい11曲目も中々聴き応えが‥以下略


これを鳴らしてみると、
レンジ感はしっかりとあって、空気の揺れるような雰囲気
非常に良く出ていました。
大きな振動板がよく動いて、大変な質量の空気を動かしているような
レンジの広い物量投入されたスピーカーだけが持ちえる低域の質感が
そこにありました。‥がっ、やっぱり重量感自体は軽めです。


IMG_5756

















一通り聞いた後スピーカーシステム単体として優れているなぁ〜
と感じた部分は、ユニット毎の出来の良さ

ミッドレンジ&TWユニット自体は、
メタル振動板としてはとっても癖が少なく、痛い音を出しづらいユニットで
よく出来ているなぁ‥とウットリ。
自宅のLS-1000では、もっと独特のピーク感が特にミッドレンジにあります。
純正のNWの部品点数でこれだけスンナリ鳴っているところを見ると、
ユニットの素性は本当に良さそう( ´∀`)つ
それだけに、ちょっとミッドレンジの厚みがありすぎて、TWの
出力が弱いように感じる現在のチューングは凄く心残りでした。

ウーハーユニットも、当時の国産メーカーが
心血を注いで高剛性化・軽量化した甲斐あって、
35cm口径にも関わらずウーハーの再生する高域、つまりボーカルの基音と
なるような300〜6、700Hz台は、確実にウチにあるパルプコーンウーハー達
よりも艶やかで透明感と臨場感がありました。



反面、難しそうだと感じたのは全域のサウンドバランスで、
ウーハーとミッドレンジ以上はボーカルなどを聴く限り綺麗に繋がっているものの、
低域の存在感があまり感じられないんですね。
どこまでが設置と部屋の影響なのか分からないので判断しづらいですが、
ウーハーの直近やSP周辺を鳴らしながらウロウロしてみて、
後ろのバスレフポートからの音なんかも聴いてみて、
ウーハーは自身の発する中域に対して、それ程量感のある低域を再生するようには
感じませんでした。

その為、設置の際は部屋との相性を踏まえて、
側壁や後壁の反射を活かして低域と中高域のバランスを取る必要がありそうですが、
難しいのは恐らく壁寄りになるだろうウーハーにとっての最適ポイントが、
中高域ユニットにとって音の広がりが最良になる位置とは違う事です。

そのため、量感と力感を求め壁寄りにすると、
ボーカルや高域が反射で荒れて汚いし、定位も散漫になってしまう‥
けれど、壁から離すとちょっと低域が物足りない‥‥
というジレンマに陥ります。

まいぼうさんはそれを分かった上で、それでもクオリティと質感を求め、
現代的なセッティングに邁進されていました。オトコですねぇ〜( ´ー`)つ
(僕は低域中毒なので遥かに低い追い込みレベルの途中で投げ出しましたw)





個人的な印象では、Scepter5001に
当時の国産ハイエンドならではの流石のクオリティは感じたものの、
自分が国産3WAYに感じていた問題点もやはり少し感じられたので、


これはもうNW改造をおススメするしかない♪
(゚∀゚)アヒャヒャ

と尻尾を振りながらゴリ押ししようかと
思いましたが、夕方にまいぼうさんのオーディオ仲間・ひでおさんが来訪。

ひでおさん持参のソースを聴いて見た所、



コレはこれでいいのかも( ´_ゝ`)ノ


と妙に納得しました。
ゲームの音楽の中には、録音が微妙なものもありますが、
中にはスッゴイ音源もあるんですね!

詳細は自分でググっても直ぐには見つけられなかったのでAmazonのリンクは
載せませんが(笑)、AIRのサウンドトラック、
あとカノンの声楽はかなり、というか相当良かったです!!
(帰宅した後真っ先に聴きまくりましたwまた教えてくださいひでおさん)


伸びがありながら温かみがある日本人女性ボーカルの声が、
中域の張り出したScepter5001の音作りに乗って、
独特の近接感と鮮度感のある音で鳴り出します。

これはちょっと本当にツボに嵌ったような鳴り様で、
ボーカルは前方定位で前に前に来るんですが、その輪郭の精緻さと情報量が凄まじい。
目の前で囁くように厚みがありすぎるくらい厚いのに、寸分の濁りもない。
ちょっとウチでは聴けない&他でも聴いたことのない魅力に溢れています。

低域も、前述の洋楽のドラムはあまり鳴りませんでしたが、
ここでは圧迫感こそないものの、雄大に拡がって音場感を支えます。
感覚的にはウチで良く鳴る50Hz台の低域よりも一回り低い周波数の低域が、
暑苦しくない程度にシッカリと下支えしている感じで
独特の音場感が光ります。

ここばかりは、サイズからくるレンジの広さと、
ソレを支えるべく投入された物量の成果を素直に感じました^^


流石に クラスが違う (;´Д`)感じです。


例えるなら、2.5Lターボのハイパワー車から、6L V12のハイエンドリムジン
乗り換えたような感じ?(分かり辛い?)
頑張っていないのに、完全に器が一回り以上大きいのが伝わってくるみたいな‥
しかしその器の大きさや凄まじさを、敢えて分かりやすい形でユーザーに誇示
してこない大人しさ、というか生真面目さ、というかアピールの下手さ具合みたいなものが、極めて日本的なんです。

フツー、外国人ならこれだけのサイズ使えば、もう少し「オラ、どうよ?」
的な主張を感じると思うんですが笑


そんな中庸な性格のScepterは、
そしてそのあと掛けた古い歌謡曲も、中々の鳴りっぷりの良さ。



今回は最初からお言葉に甘えて、自分の普段聞いているソースを持ち込んで
チェックしちゃいましたが、大体にしてOFF会では、オーナーさんが
普段聞いているソースを聞かせてもらうとシックリ来ると言うか、
上手く鳴る事があります。
今回もやっぱりそうでした。


そしてOFF会終盤まで聞き込むにつれて、
「気になるところもあるけど、いい所もある。」
「改造したら今のいい所は少しなくなる気もするし、バランスは取れているのかも」
と思える位鳴っているように感じました。


でも、、、でも!!!




もし改造するならいつでも協力しますよ!!!まいぼうさん(爆

Scepterはきっと、今より全然凄い音でなりますぜ〜〜〜〜




とも思っていたのは内緒です(バレバレ?)

とにかく素材が本当に優秀そうなScepter5001、
その音作りを多少作為をもって弄って「成功するのか否か」が不安要素ですが、
絶対に悪いだけ結果で終わる、、てことは無いと思うんですが。

もっと宜しくない癖のあるLS-1000を使って音作りに勤しんでいる自分としては、

              心の中で一言



もったいない!!!


と叫んでましたw

現状でも独特の魅力があるのが悩ましいところですが、
部屋との相性さえ嵌れば、純正NWでも相当いいバランスで鳴らせそうな雰囲気もあり、
まいぼう邸は既にその階段の8分目を超えていそうな気配がありました。



これにて試聴と感想編は終了、

次編、測定編です^^

johnny_trio_lsr at 00:05コメント(0)トラックバック(0)訪問記比較試聴 この記事をクリップ!

2009年10月11日

IMG_5755

















当ブログにリンクさせて頂いているRYOのオーディオ美音倶楽部のRYOさんの紹介で、
新宿のScepter使い、まいぼうさん宅にお邪魔しました。

まいぼうさんは知る人ぞ知る、
バブルに咲いた最後のあだ花・物量投入の名機
ONKYO Scepter5001
を、最新のデジタルAMPで鳴らされています。

IMG_5744
















機器構成はCD/SACDPがSONYのSCD-DR1
DACとしてSoulNoteのDC1.0、アンプにSHARP SM-SX300という布陣です。
雑誌の中のスーパーハイエンドが並んでいることに衝撃を受けましたが、
そのセッティングにも、J1ラックやセラベースなどのインシシュレーター、
そして独自に見出された紙積層の可也硬いベース
(ビリヤードのパーツ‥度忘れしましたw)を使用されていたりと、
拘り抜いて設置されていました。

が、これに電気を送り出す最上段?は更に凄いことに(笑

IMG_5745




















まいぼうさんはやるからには徹底した方で、
都内の悪い電源事情でオーディオをやるからには、まずは元から!!!
ということで、機器にエネルギーを供給する上段・電源に
徹底して配慮しており、玄関口のブレーカーに電線を直結にして、
200Vを直接部屋の中に引き込んでいます。

そこから200V→100Vの降圧トランス→クリーン電源を経て、
前述のハイエンド機たちへの電気の供給となります。
(オーディオ用電源商品については詳しくないのでこの位で
カンベンして下さい‥汗(´;ω;`))

IMG_5760




















スピーカーセッティングも相当な拘りを持って追い込んでおり、
セプターにピッタリサイズのスピーカースタンドは、
なんとACOUSTIC REVIVEの特注品!

このサイズのスピーカー使ってると、
丁度いいスタンドが無くて困るんですよねぇ。゜(´Д`)゜。
汎用品は剛性が無くてちょっと頂けないですし‥(自分は妥協して使ってますが)
スタンドを特注してまで鳴らしこもうとする
まいぼうさんの姿勢には圧倒されました(シミジミ)

スピーカーの空間配置も、現代オーディオの鉄則に習って
SP周りに空間をたっぷり確保した上で、
左右の壁への距離や広がりを均等にしてセッティングされています。

IMG_5746IMG_5747














ここも、リビングオーディオでSP間にブラウン管TVを挟みながら
片方壁の片方開放空間‥‥という妥協でやっているウチからすると、
見習うべき点は沢山あるなぁ‥と感じました。


そして、更にダメ押しのハイエンド構成で、SM-SX300からScepter5001への配線には
5,000円/mの線径2.0mmの銀線(((( ;゚д゚)))を使用した、

自作の銀単線スピーカーケーブル

を使用されています。





‥スピーカー以外はまさしく超現代オーディオの最先端といった按配で、
逆に言うと、スピーカーだけが80's、、
という何ともゴージャスな環境で鳴らされている訳です。




往年の国産名スピーカーを、マークレビンソンやアキュフェーズの最新重量級AMP、
またはSONYやSHARPの最先端デジタルアンプで思い切り鳴らしてやりたい!!!
というのは、当時を知っている方や、国産名機漁りからオーディオに入った人は
必ず一度は!夢見たはずの組み合わせで、それを実現して現代オーディオを
実践しているまいぼう邸への訪問は相当楽しみでした


特に自分の場合、国産大型SP漁りからオーディオに入って2年の丁度4年前、
グレードは雲泥の差で比べるのも失礼なものの、
大型国産3WAYであるKENWOOD LS-990HGを使って、
スピーカーの高さをある程度稼いで、壁から離すセッティングや、
空間を広めに確保して音場感を最重要視した鳴らし方
挑戦、挫折したホロ苦い過去が(゚`Д)゙w


なんだ、、、
1.鳴らないのはやっぱりAMPがショボイからなのか‥→弩級AMP導入?
2.セッティングも超重量級にしないと低音出ないのか‥→弩級スタンド導入?
3.部屋の低域特性が悪すぎるから音悪いんじゃ!‥→部屋探しから出直し?
4.いくらなんでも情報量少なすぎ!!!‥‥→最高級CDP&DACの導入‥‥


どれもこれも、
学生でそれほどアルバイト収入も潤沢でない
甲斐性のない自分には無理な事ばかりw

‥ということで、



スピーカーが悪いんじゃ!

サウンドデザインがウ●コなんじゃ!!!

ゴラァ!!!!(ノ`Д´)ノ





と逆切れし(爆)、スピーカーネットワーク改造に走りました
人間、自分の立場や環境に順応して、ある程度自己防御するものですよね( ´ー`)


とまぁ、そんな“超"個人的な経緯もあり、実は今回のまいぼう邸訪問は
久しぶりに前日少し眠れない位楽しみでした( ´∀`)つ


果たしてその音は‥‥

Scepter5001〜まいぼう邸試聴編〜 へ続く


johnny_trio_lsr at 14:26コメント(2)トラックバック(0)訪問記比較試聴 この記事をクリップ!
<<  November,2009  
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
livedoor プロフィール
livedoor × FLO:Q
  • livedoor Readerに登録
  • RSS
  • livedoor Blog(ブログ)