Daily Sly Legend on December 31st
1975：ロッキーがアポロとの対戦の前日に試合会場へ行く
1980：年明けを目前にしてディーク・ダ・シルバ刑事が囮捜査で女装して犯罪者を逮捕する（『ナイトホークス』での出来事）
2003：『Taxi3』がスウェーデンでDVDリリースされる
ROCKY WEDNESDAY
“ROCKY II DIRECTOR’S CUT”
第14回： エイドリアンがロッキーのアパートに入った時のこと
エイドリアンを抱きかかえたロッキーは、近所のジュークボックスたちに会い、祝福の歌を歌ってもらいます。ここまでは映画にも含まれているシーンですが、そこからロッキーたちがアパートに戻るまでの会話で映画にないセリフがあるのでご紹介しておきます。エイドリアンがロッキーに質問します。
エイドリアン：「ねぇ、この道を初めてふたりで歩いた日のことをおぼえている？」
ロッキー：「もちろんさ。十一月の二十七日、感謝祭の晩だった。時間は、そうだいたい十時半頃、音頭だっておぼえているんだから」
映画ではエイドリアンがかなりの数のセーターを着ていたというロッキーのセリフがありますが、原作本ではこのように初めてエイドリアンがロッキーのアパートを訪問した時の思い出話で盛り上がるのです。よってこの場面をディレクターズカット版として或いは別パターンのシーンとして登録したいと思います。
さてエイドリアンのことが大好きでたまらないロッキーですが、映画でもエイドリアンがロッキーの気持ちをわかってくれるまで相当苦労しています。原作本ではロッキーがある一定の期間が来たらエイドリアンとの人生をあきらめて別の計画を立てるつもりであることが記述されています。それはロッキーが40歳になるまでということです。それまではどんなことがあってもエイドリアンに自分の気持ちを分かってもらおうと努力する、しかしそれが40歳になってもダメな場合は、別の生き方（恐らく誰とも結婚しないで生きていくという選択肢）を選ぶつもりだったのです。
★次週予告：眠れないアポロ
今週の『ロッキー2』メモラビリアは、トレーディングカードNo.68です。ロッキーの攻撃的な瞬間のショットです。
さて今年のメモラビリア紹介は、これにて終了です。どうぞ皆様2015年もシルベスター・スタローンのメモラビリアブログをよろしくお願いいたします。
