Ambition、竹内譲次選手のブログの管理人をしている者です。
いつも竹内選手への応援、そして心温まるメッセージをありがとうございます。6月24日よりアメリカに渡り精力的にトレーニングに励んでいる竹内選手に代わり、近況をご報告させていただきます。

今回の渡米における最大の目的は、日本にいては得られない海外での「経験」を積むということ。それはコート内のバスケットボールに限らず、現地の人々とのコミュニケーションや車の運転も含めて、コート外でもできるだけ自分で色々なことにチャレンジしてみるというものでした。渡米前に決まっていたことは、アトランタで行われるNBA D-League Pre-Draft Campへの参加だけでしたので、その後の予定は何も決まっていない中での出発となりました。

6月24日深夜、アトランタに到着。時差ボケやコンディショニング調整を考え早めに現地入りした竹内選手ですが、翌朝からダウンタウン近くのジムでウェイトトレーニング。また午後にはAtlanta HawksやNew York NicksのNBA選手、そしてACCカンファレンスの大学選手に交じってのピックアップゲームを行いました。

6月27日〜29日は、200名の選手が参加したNBA D-League Pre-Draft Campへ。当然、英語で行われるチームミーティングや、ホテルで相部屋となったアメリカ人選手との会話に戸惑いながらも、ひとつひとつの体験がとても新鮮だったようです。キャンプに関しては次のように竹内選手からメッセージが届きましたので、そのまま掲載させていただきます。



 『今回無事にNBA Dリーグのトライアウトを終えることができました。今までこのようなキャンプに参加したことがなかったので不安な面もありましたが、大きな経験になったのは間違いありません。

 トライアウトといってもゲームが主で練習はほとんどありませんでした。そのため、選手のアピールする場所がゲームに限られました。色々と予備知識はありましたが、アメリカの選手はボールをほとんど回しません。それは彼らが「いかに自分が目立つか」ということを前提に考えているからです。ゲーム中でもフリーになっている自分に毎回パスは回ってきませんでした。日本のバスケットボールはフリーの選手にボールを集めるのが基本だと思いますが、ここでは違います。では私自身はどうしたかというと、日本で培ってきたバスケットボールを忘れ、ボールを持ったらフィニッシュに行くことだけを考えました。こうすることで彼らと同じスタートラインに立てたと思います。

 一度のオフェンスでチームがフロントコートに入ってからパスをする回数は平均3〜4回でした。つまり、毎回ボールを触ることができません。私はアウトサイドもこなせるということをアピールしたかったのですが、チームメイトは私のことをインサイドプレイヤーとして認識していたので、アウトサイドでボールがもらえませんでした。そのため、私はリバウンドを取ってドリブルで運んでそのままフィニッシュへ行くことを試みました。これについては失敗もありましたが、チームメイトにも自分のプレースタイルを認識させることができてよかったと思います。その結果、後の試合ではアウトサイドでもボールをもらえるようになりました。

 今回のトライアウトで一番苦しんだのがボールの感覚でした。NBADLの試合球はFIBAの公式球ではないので、自分の持っている感覚と違って何度もキャッチミスをしてしまいました。フリースローも最悪で初日の確率が1/7でした。

 昼休みに薄暗い別のフロアで入らなかったフリースローの練習をしていたら、チームメイトのJAMESが一緒にシューティングをしようと言ってきたのでやりました。JAMESは175センチくらいのポイントガードです。彼はバスケットが大好きで常に片腕にボールを抱えていました。もう一試合あったので軽く打つのかと思っていたら、本気のミートシュートを100本インしました。かなり息が上がりましたが、充実感でいっぱいになりました。彼のようなバスケットに取り組む姿勢が素晴らしい人間に出会えてよかったです。

 トライアウトの全体的なレベルは私が思っていたより低かったです。しかしバスケットをしたいという気持ちはひしひしと伝わってきました。今まで当たり前のようにプロ選手として生活していましたが、今回のトライアウトを経験して競争意識の大切さを学ぶことができました。アスリートとして、プロ選手としてどうあるべきかをもう一度見つめなおしたいと思います。』



キャンプ最終日の6月29日、渡米前からコンタクトをとっていたNBA Golden State Warriorsから急遽、明日(30日)の朝のワークアウトに来られないかという連絡が入りました。アトランタからWarriorsがあるサンフランシスコまでは空路で6時間以上。この日はアトランタでの滞在を決め、すでに翌30日のロスアンゼルス行きのチケットを手にしていた竹内選手だったのですが...

この続きは次回のブログでお伝えいたします。

※ 写真1:アトランタのダウンタウン近くのジムで。
※ 写真2:ピックアップゲームなるものを初めて体験しました。
※ 写真3:身体能力のある選手ばかりでした。
※ 写真4:NBA D-League Pre-Draft Campでの模様。






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