2018年02月17日

 最近、私にとって、新たな発見があった。
 
 1つは、以前”マシュマロ”の、上不さんから聞いていた、ロニー・シンガーという、幻のギタリストの事。
 ユー・チューブで、1950年頃の、ニューヨークに於ける、ライブ録音を4曲("Tea For Two","Indiana","Shine","All The Things You Are")、聴く機会を得て、この素晴らしい、ギタリストを確認できた事。(彼は、1953年9月12日、ヘロイン中毒の為、25才で亡くなっている。)

 もう1つは、同じくギタリスト、ビル・ディラードの事。
 前々回のブログ、ジャック・モントローズについて書いたとき、30年以上前からレコード棚に入っていて、本当に久し振りに、聴いた、リバティの、レッド・ノーヴォ"Vibe-Rations"。
 ここに参加している、30年以上の間、ほとんど、気にもしていなかった、"Bill Dillard"について、今回、改めて聴き直して”良いギターだな”と感じ、、他に、どんなアルバムに入っているいるのか、調べてみると、ない!
 インターネット検索してみると、1954年8月21日に、ハリー・ババシンの"The Jazzpickers-1st Time Out" Jazz Chronicles JCS-103(released:1978)5曲に、参加しているのが分かり、探すが、CD化されている様子もなく、あきらめかけていたところ、ユー・チューブで、この5曲中"Making Whoopee"だけは、聴く事が出来、やっぱり”良いギタリスト”だった事を確認した次第。
 ビル・ディラードは、レッド・ノーヴォとのレコーディングの3週間後に、焼死している。(寝タバコが原因らしい)

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"VIBE-RATIONS /Red Norvo In Hi-Fi" Liberty LJH-6012
 (rec.May 21&28, 1956)

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 因みに、Ronnie Singerは、ジミー・レイニー、ジミー・ガーリー系。
       Bill Dillardは、タル・ファーロウ、ジミー・レイニー、ジミー・ワイブル系
 とされている様だ。

 

jojo1950 at 20:59コメント(0) 

2018年02月12日

 ベツレヘムの歌姫たち。
 最初に、お断り。私感によって、BCP-23,BCP-6028,BCP-6041は、私のレコード、CD棚に入っていない。2017年12月3日の私のブログ"I Was Dazzled By Her Charm"と、BCP-6017のコメントを見ていただくと、この番号の事が分かる仕掛けになっている。

 ベツレヘムのヴォーカル・アルバムは、確かなベツレヘム・カラーがある。アレンジャー、演奏者によると思うが、私には、ピッタリ、フィットしている。ここに入れたもので、ほぼ、ベツレヘム・ディーバのアルバムは、網羅していると思う。

BETHLEHEM
10inch

BCP-1001 "Sings Lullabys Of Birdland" Chris Connor
(rec.Aug.9&11,1954/NYC)
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 ”バードランド”のボブ・ガリディのスピーチがA-1の前に入っているのは10インチのみと思われる。
 クリス・コナーのファースト・リーダー・アルバム。ファースト・リーダー・レコーディングは、1953年12月17日と18日。シングル2枚分4曲。これは、12インチLP"Sings Lullabys Of Birdland"BCP-6004に3曲、"Chris"BCP-56に1曲収められた。

BCP-1002 "Sings Lullabys For Lovers" Chris Connor
(rec.Aug.21,1954/NYC)
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 セカンド・リーダー・アルバム。より洗練された感じがする。

BCP-1023 "Carmen McRae"
(rec.Oct.6&Dec. ,1954/NYC)
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CD:Avenue Jazz R2 75990(released:2000)
 CD7曲目(LP B-3)"Misery"は、トニー・スコット作曲で、カーメン・マクレエとクラリネット奏者トニー・スコットのピアノとのデュオ。
 CDには、未発表1曲と、別テイク5曲(内4曲はステレオ)が収録されていて、貴重。
 ステレオで収録されている、別テイクのバック・バンドのメンバーが判らない。フルートはハービー・マン、クラリネットはトニー・スコット以外、トランペット、サイド・ギターの音が聞こえるが、情報がない。明らかにマスター・テイクとバンドが違う。
 A-1から4は”マット・マシューズ・クィンテット”。B-1から3は”トニー・スコット・カルテット”。(A-4でハービー・マンのテナー・ソロあり。)
 CDの8,9は、フルート、ピアノ、ベース、ドラム。
10 アコーデオン、フルート、ヴァイブ、ギター、ベース、ドラム。
11 ピアノ、トランペット、クラリネット、ギター、ベース、ドラム。
12 トランペット、ピアノ、クラリネット、ギター、ヴァイブ、ベース、ドラム。
13 トランペット、フルート、ピアノ、ギター、ベース、ドラム。
 ステレオ・バージョンは、どうも、後から右サイドにヴァイブ、ギター、トランペットをオーバー・ダビングしている様に私には思われる。


BCP-1027 "Down In The Depths On The 90th Floor" Helen Carr
(rec.June 5,1955/LA)
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 A-2"I Don't Want To Cry Anymore"は、私の大好きなアニー・ロス"Gasser!"と聞き比べがお勧め。ズート・シムスとチャーリー・マリアーノのソロは、どちらも優劣つけがたい。


BCP-1028 "Max Bennett Quintet" Max Bennett
(rec.June 27, 1955/LA)
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 全8曲中2曲でヘレン・カーのヴォーカルが聴ける。
 12インチ化されたとき(BCP-50"Max Bennett Plays")も、そのまま収録されている。

BCP-1036 "Lost Love" Paula Castle
(rec.1954 or 1955)
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CD:"The Girls Of Bethlehem Vol.1" Bethlehem 20-40052(released:1992)
 ”BCP-1039 "Joe Derise Sings" のジョー・デリーズのサジェスチョンによって、このCDは、35年ぶりに出来た”と、ライナーにある様に、ポーラ・キャッスルは、このアルバムしか作っていない。
 このCDは、10インチBCP-1039と12インチBCP-6010"The Voice Of Audrey Morris"を収録している。

12inch

BCP-13 "Mr. & Mrs. Jazz" Sue and Ralph Sharon
(rec.Nov. 1956/NYC)
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全11曲中5曲で、ラルフ・シャロンの奥方シュー・ライアンのヴォーカルが聴ける。このLPでの聴き所はJRモンテローズ。


BCP-20 "This Is Chris" Chris Connor
(rec. April, 1955/NYC)
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 クリス・コナー3枚目のリーダー・アルバム。
 J&K の参加曲は、特に聴きもの。私としては、"I Concentrate On You"がお気に入り。
 ジャケット裏面のベツレヘムのレコード・リストは要注意。このBCP-20が発売された時の10インチ、12インチ、EPの発売状態が分かる。


BCP-45 "Why Do I Love You" Helen Carr
(rec.Nov. 11, 1955/LA)
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 何とも粋な。ギター、ベース、トランペットによる滅多にないトリオ編成がバック。
 A-3"Symphony"を聴いて、Jazzzレーベルのリッチー・カミューカのアルバムを思い出し、カミューカの唯一のヴォーカル"'Tis Autumn"が聴きたくなった。


BCP-47 "Songs Of A Woman In Love" Terry Morel
(rec.late, 1955/Long Island)
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 モンクレア・サパー・クラブでのライブ録音。
 嫌味のない、いつ聴いても、古さを感じさせないアルバム。
 (You Tubeで、60年代初め頃の、テリー・モレルのテレビ出演時、"What Is There To Say"を歌っている動画が見れる。


BCP-53 "Peggy Connelly"
(rec. Jan. 16-18, 1956/LA)
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 バックのラス・ガルシア・オーケストラのメンバー、マリアーノ、ビル・ホルマン、ピート・カンドリらのソロが聴けるが、珍しくアル・ヘンドリクソンのガット・ギター・ソロがA-3できけるのは貴重。特に、バースから歌っている"It Never Entered My Mind"は、ガット・ギターの音が効果的に使われている。
 B面ラストの"Alone Together"を聴くと、昔、心斎橋”阪根楽器”の、今は亡き渡辺さん(彼は45年前、私の結婚式に参加してもらった。)の、この曲の入っている、”ハーブ・ゲラー・プレイズ”を購入するか迷っている時「”アローン・トゥゲザー”の入っているレコードに愚作はない。」という言葉で、当時、エマーシーの10インチ盤を購入したことが思い出される。


BCP-56 "Chris" Chris Connor
(rec. Dec.17&18,1953.Aug.9&11,21,1954.April 1955/NYC)
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 このLPは、4つのセッションから出来ていて、ここで初めて収録されたのは、A-2~4、B4~6の全12曲中6曲。(A-2~4はEP初出。B-4~6は"This Is Chris"の残り5曲中の3曲。)

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CD:Avenue Jazz R2 75988(released:2000)
 CDは、全曲別テイク(12曲)が追加されている。


BCP-62 "Relaxin' With Frances Faye" Frances Faye
(rec.March,1956/NYC)
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 このアルバムは、私にとって、3曲でソロをとっている、アレン・イーガーを聴く為だけにある。


BCP-64 "Take The "A" Train" Betty Roche
(rec.April, 1956/NYC)
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CD:Avenue Jazz R2 75992 (released:2000)
 ベツレヘムのヴォーカルとしては珍しく、スキャットが聴けるアルバム。
 CDは、2つの別テイク追加。


BCP-73 "Moody Marilyn Moore" Marilyn Moore
(rec.Feb.-March, 1957/NYC)
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 ”アル・コーンの奥様”、”ビリー・ホリディのそっくりさん?”がマリリン・ムーア。
 ジャケット写真の後ろ向きのテナー奏者は、勿論”アル・コーン”。
 2016年1月24日のブログ"LADY LIKE/LIKE LADY"も参照ください。


BCP-76 "Somebody Loves Me" Jerri Winters
(rec.Feb.-March, 1957/Chicago)
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 A-1,A-4,B-6は、バック・コーラス付。
 レイ・ブラウンが、4曲に参加しているが、特にフィーチャーされているという事はない。
 ”ベツレヘム・ブック”には、”デビュー作”となっているが、1955年にデビュー作を出していて、1962年チャーリー・パーカー・レコード"Winters Again" と合わせ3LPが、ジェリ・ウインタースの全アルバムとなる。


BCP-6004 "Sings Lullabys Of Birdland" Chris Connor
(rec. Dec.17&18,1953. Aug. 9&11,21, 1954/NYC)
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 このアルバムで初LP収録曲は全14曲中A-6~7,B-1の3曲のみ。(この3曲はEPで初出)。あとは、10インチ2枚から。口を開けているクリス・コナー、口を閉じているクリス・コナー。どちらが先発か、私は知らない。
 私の持っている2枚は、共に2nd,3rdイシュー盤。


BCP-6006 "Bethlehem's Girl Friends"
 Chris Connor,Julie London,Carmen McRae
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 クリス・コナーの4曲は、全て既発売LPで聴けるが、カーメン・マクレエの4曲は、10インチでしか聴くことが出来ないし、ジュリー・ロンドンの4曲は、ここでしか聴く事が出来ない為、このLPは貴重である。ジュリー・ロンドンのディスコグラフィーをあたっても、このベツレヘムへのレコーディング・データが出てこない。


BCP-6007 "The Pat Moran Quartet" Pat Moran
(rec.May, 1956/LA)
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A-1.コーラス A-2.ピアノ・トリオ A-3.ベヴ・ケリー A-4.ピアノ・トリオ A-5,A-6.コーラス
B-1.コーラス B-2.ピアノ・トリオ B-3.べヴ・ケリー B-4.ピアノ・トリオ B-5,B-6.コーラス
 リバーサイドに2枚と、他に5枚のリーダー・アルバムがある、ベヴ・ケリーが2曲でフィーチャーされている。
 フォー・フレシュメン、ハイ・ローズ風ジャズ・コーラスと、ベヴ・ケリーのヴォーカルに、ピアノ・トリオと3つの楽しみを提供してくれるLPである。
 女性ピアニスト”パット・モラン”については、2016年11月6日のブログ"Three Ladies Of Jazz Pianist②"も御覧ください。


BCP-6009 "Squeeze Me" Sallie Blair
(rec.March, 1957/NYC)
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 バックのベツレヘム・オーケストラには、バーニー・グロウ、フランク・ソコロウ、アービー・グリーン、フランク・レハック、サル・サルバドール、ミルト・ヒントン等の名前が見える。
 A-5"You Make Me Feel So Young" は、シナトラの歌を聴いて好きになった、私のお気に入り。


BCP-6010 "The Voice Of Audrey Morris" Audrey Morris
(rec.July, 1956/LA)
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 マーティ・ペイチのアレンジで、ストリングスの入ったバックで、同じストリングス入りでも、上記”サリー・ブレア”とは正反対の雰囲気。スチュ・ウィリアムソンのトランペット、ビル・ピットマンのガット・ギターが良い味を出している。ピアノとセレステは、マーティ・ペイチ自身が演奏。


BCP-6017 "Sings Folk Songs" Frances Faye
(rec.Feb.&March, 1957/LA)
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CD:Avenue Jazz R2 75807(released:1999)
 私は、どうしても、このフランシス・フェイの伝法な歌が好きになれないでいる。バックのラス・ガルシア・オーケストラについては、文句は無いのだが。
 このCDは、別テイク5曲追加され、全17曲となっている。


BCP-6018 "While At Birdland" Pat Moran Quartet
(rec.March&April, 1957/NYC)
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 パット・モラン・カルテットにナット・ピアース指揮のオーケストラが、ジャズ・コーラスのバックで参加。
 A-1,2,6,B-1,2,6がジャズ・コーラス、A-3"Lover Man"は、ベヴ・ケリーの歌のバックは、パット・モランのピアノのみ。A-5"It Never Entered My Mind"は、ソロ・ピアノ。B-3”言い出しかねて”は、ピアノ・トリオ。B-4”木の葉の子守唄”は、ベヴ・ケリー+ピアノ・トリオ+サム・モストのフルート。B-5”四月の思い出”は、ピアノ・トリオとなっていて、オーケストラのソロイストは、A-1とB-6で、アルトの鬼才、アンソニー・オルテガのソロが、B-2でサム・モストのフルート、B-6でアール・スウォープのトロンボーン、そして、パット・モランのピアノは、A-1,B-2,B-6で、ソロが聴ける。


BCP-6058 "Sings In A Tender Mood" Betty Blake
(rec.late 1958/NYC)
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CD:Fresh Sound FSR-CD 821(released:2014)
 ズート・シムスとケニー・バレルの参加が、このアルバムの価値を高めている。
 CDには、1957年録音、ゴールデン・クレスト・レーベルの4曲がボーナス・トラックとして収録されている。


*reference:"Bethlehem Book" Jazz Critique Books (issued June 20,2000)

 昔、1970年代、まだ、このジャズ批評決定版”ベツレヘム・ブック”がなかった頃、オリジナル盤ジャッケット裏の、レコード・リストを基に、自分でリストを作り、レコード屋さんで、探した事を思い出す。


jojo1950 at 17:50コメント(0) 

2018年01月28日

 Jack Montrose と JR Monterose。
 t の後に e が入っているかいないかで、未だによく間違われる二人。
 人気は、圧倒的にJR Monterose。しかし、私にとっては、二人共、同じ位人気者。

 ウエストコーストのジャック・モントローズは、非常に個性的で、一般的なレスター・ヤング影響下の白人テナー奏者とは、少々違ったトーン、フレーズで、独自の世界があり、アレンジも、また然り。すぐ、それと判るジャズマンであるところが、私を魅了する。恐らく、ハード・バップ命のジャズ・ファンが一番苦手とする処に、ジャック・モントローズは居るように思う。
 最良の相方”ボブ・ゴードン”については、2012年12月24日のブログ"The Track Of Bob Gordon"を参照してください。この素晴らしいバリトン・サックス奏者も、私の心を射止めた一人である。

*As Leader

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"Jack Montrose With Bob Gordon"  Atlantic 1223
 (rec.May 11&12,1955)

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"Jack Montrose Sextet"  Pacific Jazz PJ-1208
 (rec.June 24/July 6,1955)

 一般的には、アトランティック盤を代表作としているが、私にとっては、なんと言ってもパシフィック盤。
 35年ほど前、A面1曲目"Listen, Hear"、続くRalph Penaのベースが、テーマを弾く”ビウィチド”で、このモントローズの世界に引き込まれてしまった。丁度、フレディ・レッドの”セスピアン”で、フレディ・レッドの世界に引き込まれた時の様に。このパシフィック盤こそ、ジャック・モントローズの真髄と、私は今でも変わらず思っている。"Listen,Hear!"である。


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"Arranged By Montrose"  Pacific Jazz PJ-1214 (released:1956)
 (rec. Side1 May 6,1954/Side2 July 12&Aug.13,1956) 

 元は、"Meet Mr. Gordon" Pacific Jazz PJLP-12と"Clifford Brown Ensemble" Pacific Jazz PJLP-19の2枚の10インチ盤から各々6曲と5曲を裏表に12インチ化したLP。従って、オルジナル盤は、ボブ・ゴードンとクリフォード・ブラウンのリーダー・アルバムとなっている。
 A面、ボブ・ゴードンのセッションは、オリジナル盤と曲の配列が違っていて、かなりイメージが変わっているし、B面クリフォード・ブラウンのセッション然り、特に、12インチ化時、このセッションとは全く関係のない、1959年3月25日録音、ズート・シムス”チョイス”レコーディング時(元は、アーニー・ロス"Gasser!"のセッション)のテイクを、表記もなしにB面3曲目に持って来てしまっている"Jazz Immortal"Pacific Jazz PJ-3などは、論外。

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"Meet Mr. Gordon" Pacific Jazz PJLP-12


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"Jazz Immortal" Pacific Jazz PJ-3


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CD:Pacific Jazz CDP7243 4 93161 2 6
 このCDは、12インチと、”ミート・ミスター・ゴードン”を曲順そのままで、最後に"Two Can Play"の別テイクを収めた優れもの。

"Meet Mr. Gordon" と "Clifford Brown Ensemble" の其々の曲順を見ると、

"Meet Mr. Gordon"
A-1 Meet Mr. Gordon                          B-1 Tea For Two
    2 Modus Operandi                              2 Two Can Play 
    3 What A Differrence A Day Made     3 For Sue
    4 Onion Bottom                                  4 Love Is Here To Stay

"Clifford Brown Ensemble"
A-1 Gone With The Wind                    B-1 Tiny Capers
    2 Joy Spring                                        2 Bones For Jones
    3 Finders Keepers                               3 Daahoud
    4 Blueberry Hill


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"Blues and Vanilla" RCA Victor LPM-1451
 (rec.Nov.13,Dec.24&26,1956)


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"The Horn's Full" RCA Victor LPM-1572
 (rec.Dec.24&26,1956/Sep.10&11,1957)

 前作から1年ちょっとしか経っていないのに”何これ?”と初めて聴いた時思った2枚。
 面白くない。ボブ・ゴードンが居ない事だけが原因ではないと思うが、緊張の糸が切れたような内容。各々ソロは、ちゃんととっているが、緩い。このレッド・ノーヴォがボブ・ゴードンであったなら、全く違ったアルバムになっていただろうに。


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"Better Late Than Never" Slightshot SSR 1001
 (rec.1985)
 ピート・ジョリー、チャック・バーグホーファー、ニック・マーティニスのトリオをバックにワン・ホーン・カルテット・アルバム。79年、80年のボブ・クーパーがトレンド、ディスカバリー・レーベルに残しているテナーのワン・ホーン・アルバムの様に、Goodなアルバムになっている。

"Spread A Little Joy" Slightshot SSR 1002
 (rec.1987)
 未聴

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"Let's Do It !" Holt HRCD-3304
 (rec.Sep.10&11,1990)
 トロンボーンのビル・ワトラスと2ホーンがフロントのクインテット。アレンジは入るが、昔のように凝ったアレンジではなく、リラックスした良盤。


"Live at Capozzoli's" Hindsight
 (rec.1999)
 未聴


*As Sideman

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"Live In Hollywood" Al Haig  Xanadu 206 (released:1985)
 (rec.Aug.4,1952)
 モントローズの初期のソロは、全7曲中A-1"There Will Never Be Another You",A-2"Bernie's Tune",B-2"How High The Moon"の3曲で聴ける。


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"Grey December" Chet Baker Pacific Jazz (CD:CDP 7 97160 2)
 (rec.Dec.14&22,1953)
 1から4は、55年2月レコーディングの別セッション。
 オリジナルは、"Chet Baker Ensemble" Pacific Jazz PJLP-9 。
 初リーダー・アルバムに先立つ1953年に13曲、全アレンジをジャック・モントローズが担当。ソロは、リーダー、チェット・ベイカーを中心にボブ・ゴードン、ハーブ・ゲラーがとり、ジャック・モントローズは、"Little Old Lady"のマスターと別テイクで聴けるのみ、しかし、この1953年のチェット・ベイカーのアルバムは、正しく、ジャック・モントローズの世界である。特に、"Goodbye"のハーモニーの美しさは傑出している。

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"The Trumpet Artistry Of Chet Baker" Pacific Jazz PJ-1206
 オリジナル"Cket Baker Ensemble"は、12インチ化されず、"Moonlight Becomes You"と"Goobye"のみ、このLPに、そして"Bockhanal"の別テイクが、JWC 500に収録されただけであった。

上記、CDは、10インチ全部と、5曲の別テイクを収録しており、必聴である。


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"Chet Baker & Strings" Columbia CL-549
 (rec.Dec.30&31,1953)
 ジャケット写真に写っているがモントローズのソロは無し。"You Better Go Now"と"A Little Duet"、2曲のアレンジ担当。他のアレンジは、ジョニー・マンデル、ショーティ・ロジャース、マーティ・ペイチ。

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CD:Columbia CK65562 (released:1998)
 ジャック・モントローズ、アレンジの2曲の別テイク収録。


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"Vol.1:The Quintets" Lennie Niehaus  Contemporary C3518
 (rec.July 2&9,1954)
 メンバーは、ジャック・モントローズ、ボブ・ゴードン・クインテットのピアノが抜けレニー・ニーハウスが加わった編成。

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"Zound!" Lennie Niehaus Octet!  Contemporary C3540
 (rec.Aug. 23,1954)
 7月のセッションに、スチュ・ウィリアムソンのトランペット、ボブ・エネヴォルセンのバルブ・トロンボーン、ルー・レヴィのピアノが参加した編成。全12曲中8曲がこのメンバー。

上記2枚のアルバムは、レニー・ニーハウスがリーダー。”ジャック・モントローズ・カラー”は薄い。


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"Art Pepper Discoveries" Savoy SJL2217 (released:1977)
 (rec.Aug.25,1954)
 1954年のセッション8曲で、ペッパーと共演。
 ペッパーの”ストレイト・ライフ”のテーマをペッパーと難なく吹き切るモントローズのテナー奏者としての実力が証明されたアルバム。このサボイの2枚組LPには、"Deep Purple"以外の曲の別テイクが全て収録されている。
 このモントローズのテナーのトーン、フレイズを聴くと、レスター・ヤングの影響が、他のウエストコーストのテナー奏者に比べて少ない事が判るし、モントローズが特異な事がよく解ると私は思うのだが。
 (この2枚組LPのジャケット裏のパーソネル欄にミスがある。"A1-4,B1-4"ではなく、"A1-4,C1-4"が正しい。


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"Modern Sounds From California" Fresh Sound FSR2202(2CD)
オリジナルは、"Blow Hot Blow Cool" Marty Paich Decca DL8130
 (rec.March 17&18,1955)
 CD2の1-4曲目が、このセッション。
 2曲目"Speak Easy" は、パシフィック・ジャズ"Sextet"のB面1曲目に入っていたジャック・モントローズの曲。リーダー・アルバムの3ヶ月前に、レコーディングされていた事になる。


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"Jazz Studio 4" Jack Millman CD:Lone Hill LHJ10146
 (rec.May 18,1955)
 オリジナルは、Decca DL8156
  12."Ballad For Jeannie",19."Cathy Goes South",20.Bambi"で名前がクレジットされているが、ソロは無し。


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"With The Marty Paich Dek-tette" Mel Torme  Bethlehem BCP52
 (rec.Jan.16,17&18,1956)
 ジャック・モントローズのソロは、A-4”ファッシネイティング・リズム”で聴ける。

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"Sings Fred Astaire" Mel Torme  Bethlehem BCP-6013
 (rec.Nov.10&11,1956)
 ソロは、ハーブ・ゲラー、ボブ・エネヴォルセンが多くとっているが、B-4”チーク・トゥ・チーク”でモントローズのソロ有。

 (ジャック・モントローズが参加した、メル・トーメの2枚のアルバム。ジャズ批評の”ベツレヘム・ブック”(2000年6月20日発行)の、この2枚の項には、両方ともテナーが、"JR Monterose"となっており、大きなミステイクである。)


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"Vibe-Rations" Red Norvo  Liberty LJH6012
 (rec.May 21&28,1956)
 このアルバムで、ジャック・モントローズはテナー以外にクラリネット、フルートも吹いているが、他に、テナー以外の楽器をふいているアルバムを、私は知らない。


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"Jazz Lab 1&2" John Graas  CD:Lone Hill LHJ10148 (released:2004)
 オリジナルは"Jazz Lab 2" Decca DL8478 (rec.June 19,1956)

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"Westlake Bounce" The Music of John Graas
 Fresh Sound FSR-CD508 (released:2004)

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"West Coast Tenors" Xanadu FDC-5151 (released:1988)

 この3枚のCDを、改めて比較してみた。
 
 Lone Hill盤は、"Jazz Lab 2"と同日録音の"French Horn Jazz" Kapp KPL1046(orig.Trend)から3曲収録。他の2CDには、入っていない。

 Fresh Sound盤のCD全13曲中5曲目から10曲目までと、Xanadu盤3曲目から8曲目は、曲名、曲順の違いはあるが、全く同じ内容。但し、音は圧倒的にフレシュサウンドが良い。それに加え、フレシュサウンド盤は、デッカ”ジャズラボ2”に収録されている1957年1月21日録音の4曲に(内1曲はポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズのデュオ)1月22日録音の2曲、1月23日の7曲(内1曲は、ポール・ムーア、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズのトリオ)と、全13曲に比べ、ザナドゥ盤は、7曲。但し、ザナドゥ盤は、リッチー・カミューカ・クインテット1957年4月17日のライトハウスでのライブ録音が(音は悪いが)2曲入っているので外せない。
 順を追ってみてみると
"Jazz Lab 1&2" Lone Hill
June 19,1956
John Graas(fhr),Jack Montrose(ts),Gerald Wiggins(p),Buddy Clark(b),Larry Bunker(ds)
11.Love Me Or Leave Me
14.Three Line Blues
15.Chuggin'
16.Trio(G.W.,L.B.out)
 "French Horn Jazz" Kapp KPL1016(orig.Trend)
19.Lady Like
20.Sequence
21.Blue Haze

Jan. 21,1957
John Graas(fhr),Jack Montrose,Bill Perkins(ts),Paul Moer(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)
12.Cluster = 1.( "Westlake Bounce" Fresh Sound)
13.Mood(B.P.out) = 2.( "         "             "         "    ) 
17.Canon-Friar(J.M.out) = 3.( "             "         "    )

"Westlake Bounce" Fresh Sound
4.I'm Confessin' (Paul Chambers+Philly Joe Jones only)

Jan. 22,1957
Jack Montrose,Bill Perkins(ts),Paul Moer(p),Paul Chambers(b),Mel Lewis(ds)
5.Westlake Bounce = 3.Montrose ("West Coast Tenors"Xanadu)
6.Mulliganesque = 4.The Mouse Hop (  "       "         "            "     )

Jan. 23,1957
Jack Montrose(ts),Bill Perkins(ts,brs),Paul Moer(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)
7.Motif = 5.Jazz City (Xanadu)
8.My Buddy = 6.Sweet Saxophones (Xanadu)
9.Canon Ball = 8.Two Visitors (Xanadu)
10.Mood = 7.Early Morning Smog (Xanadu)
Jack Montrose(ts),Paul Moer(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)
11.There Will Never Be Another You
Bill Perkins(ts),Paul Moer(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)
12.The Song Is Ended
Paul Moer(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)
13.Neat Foot = 9.Cute(Xanadu)


070071072








"Big Shorty Express" Shorty Rogers  RCA Victor LPM1350
 (rec.July 5,1956)
 A-1~2,B-1~2に参加。A-1"Blues Express"で、短いソロが聴ける。

073074075








"Plays Richard Rodgers" Shorty Rogers  RCA Victor LPM1428
 (rec.Jan.30,Feb.1,1957)
A-1,A-3,B-2,B-4 に参加。ソロは無し。

076077078








"Portrait Of Shorty" Shorty Rogers  RCA Victor LPM1561
 (rec.July 15/Aug.11,1957)
 全8曲中3曲でソロあり。ありがたい事にジャケット裏にソロ・オーダーが明記されている。



001002








"Affair" Abbey Lincoln  CD:American Jazz Classics 99036(released:2011)
 (rec.Nov.5&6,1956) (orig.Liberty LRP3025)
 12曲中3曲アレンジのみ担当。

 

079080081








"Jazzmantics" John Graas Nonet  Decca DL8677
 (rec.Sep.24,1957)
 B-1~3と5に参加。テナー・ソロ有。


082083084








"Stringin' Along" Andex A3001
 (rec.Nov.5,1957)
 Jack Montroseは、アレンジャーとしてのみ参加。全13曲中8曲を担当。
 ボブ・キーン(cl)、ポール・ムーア(p)、バディ・クラーク(b)、メル・ルイス(ds)+ストリングスの演奏曲をアレンジ。

085086087








"The Stepper" Frank Butler  Xanadu 152
 (rec.Nov.19,1977)
 長い間レコーディングがなかったジャック・モントローズの復帰作。トーン、スタイルは、かなり変化している(ビル・パーキンスの変化を思い出す)が、ワン・ホーン・カルテットで、A-1,B-3は、リーダーのドラム・ソロは長いが良しとしよう。A-2は、ピアノ・トリオ。


088089








"One Day With Lee" Lee Konitz  CAPRI 74064-2(CD)
 (rec.April 21,2002)
 全7曲中2曲でソロ有。
 このアルバムが、ラスト・レコーディングか?

 ジャック・モントローズのテナーを聴くなら、ビル・パーキンスとのテナー・バトルや、ポール・チェンバース、フィーリー・ジョー・ジョーンズがバックに入っている、フレッシュ・サウンド盤がお薦め。



jojo1950 at 00:39コメント(0) 
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